2013年4月アーカイブ

 

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 1回目の質疑                

DSC03550.JPGおしどりマコ

ニコニコの七尾さんの質問に関連して。
全βを測定しているのは南放水口付近の以前濃縮塩水が漏れた可能性のある、所のあたりだけで毎日測定している発電所付近の海水と、1、4号の取水口付近の海水は全βは検査されていません。
私も何故この海水の全βを検査しないのかという事を質問したかったのですが、いかがでしょうか。

この南放水口付近は去年の3月辺りだったと思いますが濃縮塩水が配水管から漏れた可能性があるので全βも加えて検出・検査し始めているんですね、ですので他の海水は毎日検査されてますが、全βの検査はされてないのですか。
 

 

東京電力:尾野氏

確認をしたいと思いますが、南放水口において全βの測定をしていると云うのは申し上げた通りです。

 

 

おしどりマコ

そうですね、南放水口付近はかなり斜めの距離で貯水槽1、2、3の辺りからずれますので、そのすぐ海側辺りの海水の検査されておられないのは何故かという事をお聞きしたかったのです。

 

 

東京電力:尾野氏

元々全βの測定をしてたのは仰るような状況も含めてやらしていただいてます。
 

 

 

おしどりマコ

わかりました、今回まあ同じ濃縮塩水が漏れた可能性がある、という事で他の付近での海水も全βを是非解析していただきたいと思います。

で、先ほどから最終的な水の処理を「関係省庁の理解で」と云うお言葉を使っておられますが、少し海洋に投棄する可能性も出てきているように思うのですが、あの、ALPSの処理水を蒸発濃縮して体積を小さくして保管して行くと云う事は選択肢としてあがってないのでしょうか。
 

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東京電力:尾野氏

ALPSの処理水をどの様にしていくか、と云う事については様々なお知恵をいただく必要があると思いまして、そうした事を踏まえて今後、関係機関の了解を得た上で、考えていくと云う事ですので、以前から申し上げてる通り「関係機関の了解の無い状態で放出はしない」と明快に申し上げてますので、この中で、しっかりと対処していきたいとおもっております。

 

 

おしどりマコ

わかりました、では、ALPSの処理水は蒸発濃縮をして体積を小さくして保管する、と云う事も一応選択の課題にはあがってると云う事ですね。
 

 

東京電力:尾野氏

ALPS処理水の最終的な処理の方法についてはしっかりと検討してまいりたいとおもっております。


おしどりマコ

わかりました、この貯水槽の分析結果を見ますと貯水槽1のドレン孔から以前まで全βは検出限界地未満でしたが、昨日から全βが検出されてますが、これは、漏えい検知孔と同じ北東側のドレン孔より昨日から出ていると云う事で、これについてどう評価されてますか。ベントナイトシートから外側に出た兆候ととらえてるんでしょうか。


 

東京電力:尾野氏

可能性としては様々あろうかと思いますが、現時点においての値と云う事で言いますとまあ、バックグラウンド近辺の値と云う事ですので、はっきりした事を申し上げる段階にはないと思います。何れにしてもサンプリングは継続してまいりますし、今後のボウリング調査の結果で更に周辺のデータを増やしていきますので、そうした物を見て影響を確認して行きたいと考えております。
 

 

おしどりマコ

分かりました。

3月の半ばぐらいに全βが貯水槽2の検知孔から検出された辺りも同じ様な値だったと思いますが、福島県の土壌で汚染が酷い所のストロンチウムの、、まあこれは水ではなく土壌ですが、そのバックグラウンドから見ても少し高いように思いますが、サイト内ではこれがバックグラウンドと云う事ですか。

 

 

東京電力:尾野氏

サイト内は他と少し状況の違う所もあるのかもしれませんが、先ほどもご指摘がありましたが、まだ入れてない所の付近のドレン孔の値なども似たようなものが出ておりますし、そうした事からこの程度のバックグラウンドと考えております。
 

 

おしどりマコ

わかりました、貯水槽1のドレン孔から今回、アンチモンやルテニウムも検出されていますが、これは淡水化装置に通した濃縮水のそのまま同じ同程度のアンチモンやルテニウムが検出されており、貯水槽2よりかなり濃度が高いのですが、これはどう評価しておられますか。


 

東京電力: 尾野氏

個別の細かい評価については今後精査してまいりたいと思っております。
 

 

おしどりマコ

わかりました、ではベントナイトシートのスペックはまだ出ませんか。
 

 

東京電力: 尾野氏

すいません、また確認いたします。

 

 

おしどりマコ

わかりました。
ベントナイトシートが中にポリエチレンのシートが挟まっていたり、表面でもいいのですが、そのポリエチレンの養生シートが挟んであるか、、、何と云いますか、要は確実に水を通さない物が1枚挟んであるかどうかという事を知りたいのですが。

 

 

東京電力: 尾野氏

えー、仰ってる意味はそういう事でしょうか。

ベントナイトシートと地盤の間にポリシートがありますか?と云う事ですか。

 

おしどりマコ

違います、ベントナイトシートのスペックとしてポリエチレンのシートが挟んである物も遮水シートとしてたまにあるのですが、ふせん布の間にベントナイトシートがあるタイプや、確実に水を通さないポリエチレンのシートがどこかに挟んであるタイプなど様々あるのですが、ベントナイトシートは確かに遮水シートとして確かに使われますが、全て吸水した場合、何と云いますか吸水量の上限に達したら放出して行きますので中と外が行け行けになっているかどうかを知りたいのです。
 

 

東京電力: 尾野氏

そう云う事ですね、すいません今、確認さしていただきましたけれども、ベントナイトシートの上面についてはポリプロピレン製の織布が入っております。
咬めん

下面については、ポリエチレンのシートが入っているタイプでございます。

下面の方はポリエチレンのシートそれから、ポリプロピレン製の不織布がついていると云う事ですので仰るようなサンドイッチのタイプの物です。
 

 

おしどりマコ

 

わかりました、そのポリプロピレンとポリエチレンの水の透過性はどの程度ですか。
 

 

東京電力: 尾野氏

ポリエチレンですから、水の透過性は低いですが、全体の遮水性能と云う事で云いますと。透水係数で5×10の?9乗cm/sec という値ですのでベントナイトシートのスペックとしては遮水性能が優れているものと考えます。

 

 

おしどりマコ

わかりました、以前からフェルトやベントナイトシートがフィルターとしての役割を果たしているのかどうかを聞いてましたが、チェルノブイリ原発事故の研究文献を見ますとゼオライトでセシウムを。ベントナイトでストロンチウムを吸着させて事故終息作業にあたったと云う事で、今回ベントナイトがかなりストロンチウムを吸着してるのではないかと思われますが、以前尾野さんも仰っておられましたが、内側と外側で4ケタ落とす事も可能なほどの吸着率はありました。
そこで今回汚染水の移送計画はありましたが、このベントナイトシート撤去計画は考えておられますか。

 

東京電力:尾野氏

その後どうするかというのはと云う所まで確定してませんので今後の調査結果を見てその後の事は考えていと思います。
 

 

 

おしどりマコ

わかりました。
えー、あの、ご存じの通りゼオライトもベントナイトも吸着した後、少しずつ放出しますのでゼオライトやベントナイトの吸着剤の使い方として、吸着させた後直ぐに撤去しないと同じ様にずーっと環境中に出っぱなしになりますので、今回の漏えいを最小限に食い止めようと思うと、ストロンチウムもたっぷり含んだと思われるベントナイトシートを早く撤去する計画があるの物とは思うのですが、今の所ベントナイトシートの撤去は計画にはあがってないのですね。

 

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東京電力:尾野氏

今後の対応と云う事ですので、そちらについては状況等を踏まえた上で判断して行く事になろうかと思いますが、何れにせよ的確な対応を検討したいと思います。

 

おしどりマコ

わかりました、では貯水槽2が3月半ばごろに、漏えいの兆候が見られ、4月頭に外側に確実に出だしたと云う事で、ベントナイトシートのスペックとして数週間の猶予があると思われるのですが、貯水槽1のベントナイトシート内側の物が外側に出てくるまで、どの位の猶予があるのか、と云うのは東京電力は評価しておられますか。

 

東京電力:尾野氏

現状、マテリアルバランスとか、濃度勾配の関係と云った事については評価検討をしている所ですので、そうした評価の上でお答えしたいと思います。

 

おしどりマコ

貯水槽1の移送計画がゴールデンウィークめどで終わる、と云う事ですが、それはベントナイトシートのスペックの猶予を見て、と云う事でしょうか。

 

東京電力:尾野氏
移送と云うのは、最速で行いたいと考えておりますが、移送先の確保と移送能力の関係で最速を目指していると云う事ですので、そうした対応でございます。

 

おしどりマコ

分かりました「猶予ではなく、最速で」と云う事ですね。

 

東京電力:尾野氏
可能な限り早く対応して行くと云う考えです。

 

おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。


 2回目の質疑                

東京電力:石橋氏
おしどりさん、簡潔におねがいします。

DSC03551.JPG おしどりマコ

簡潔にいたします。

貯水槽の1、2、3のサンプリング計画についてお聞きしたいのですが、1、2、3についてはドレン孔も漏えい検知孔も全αとトリチウムの分析もすると云う事ですが、大体全αの結果が出てくるのはどれくらいの目どでしょうか。


 

東京電力:尾野氏
全αの方は少し時間がかかるかもしれませんが、確認させてください。

 

 

おしどりマコ

わかりました、α核種はかなり時間がかかると思いますが、1ヶ月後に出てきても少し遅いと思いますので速報値としてどのくらいの目どで出るか教えて頂けたらと思います。
先ほど18時前にいただきました、東京電力からのメールで揚水井戸の1?4までのサンプリング結果が出てますが、このサンプリング計画でNo.1?4の揚水井戸と云うのはどれにあたるのか教えて頂けませんでしょうか。この季節観測孔と同じと云う事でしか、又は別の所でしょうか。

 

 

東京電力:尾野氏
お手元の資料(資料3の2ページ)で、モニタリング計画を示している2ページですね、こちらの方のグリーンで書いてある所に緑の丸で1、2、3、4と書いているこちらです。

 

 

おしどりマコ

わかりました、これはかなり近い所ですが、塩素濃度にかなりバラつきがありますがこれはどう評価されてますか。最小が9ppmで一番高い所が65ppmです。

 

 

東京電力:尾野氏
これは、現時点でどうこうという所ではございませんが、個々のその場所のバラつきが出てるのではないかと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました、この地図だとかなり近いように見えますが、それぞれどれくらいの距離離れてるのでしょうか。

 

 

東京電力:尾野氏
井戸の距離ですね、それは、上の方に発電所建屋の寸法が書いてますが、例えばタービン建屋の上辺というのは大体80mから100m位の間隔ですので、それとほぼ同等ぐらいの所と思います。

 

 

おしどりマコ

なるほど1?4までの距離が80m?100mぐらい。

 

 

東京電力:尾野氏
そのぐらいのスケール感と思っていただければよいかと思います。

 

 

おしどりマコ

別件ですが「ソーシャルコミュニケーション室」について伺いたいのですが、これは「リスクコミュニケーターが、原子力リスクを経営層等に提言する」と云う事で、これは社内向けのリスクコミュニケーションをする部署何でしょうか。

 

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東京電力:石橋氏
本日、社長直轄のソーシャルコミュニケーション室を新たに設置しております。
ソーシャルコミュニケーション室は平常時は、立地地域或いは社会に寄り添って行動する事を社内で徹底するための活動、或いはリスクの収集・分析など、或いは必要に応じて情報開示に関する改善指示等を行います。
また、非常災害時等の場合は経営層に対して対応方針等を提言すると云う社長直轄の組織です。

 

おしどりマコ

わかりました、このリスクコミュニケーションと云うのはその、住民の方々にリスクコミュニケーションするのではなく、経営層や車内に向かってと云う事なんですね。

 

東京電力:石橋氏
いえ、地域方々へのお話なども積極的にさせて頂く事になると思います。

 

おしどりマコ

「させて頂く事になると思います。」
あー、はいわかりました。
で、「日常的に立地地域や社会の気持ちに寄り添って行動する」とありますが、その例えばこの「リスクの収集・分析」住民情報のリスクの収集・分析などの情報収集はどうやってされるのですか。

すいません、そのソーシャルコミュニケーションのもう少し具体的な方策なり、施策なりどう云う事をやるのかと云う事を例示していただけるとありがたいのですが。

 

東京電力:石橋氏
まだ協設置したばかりで室長もまだ決まってません状況ですので、具体的な方法というのはまだこれからになると思いますけれども、基本的には会社にとって潜在的なリスクを常日頃から収集・分析してそれに応じた対応策の検討をこのSC室(ソーシャルコミュニケーション室)で行っていくと云う事です。

 

 

おしどりマコ

これはコミュニケーション、、、リスクコミュニケーションでの潜在的なリスクと云う事ですか。

 

 

東京電力:石橋氏
いえ、通常、会社として可能性のある潜在的なリスクと云う事です。

これは、3月29日に公表させていただいています、原子力改革プランの中ですでにお示ししている物で、それに沿って、今日設置になったと云う事ですので、もしあれでしたらそちらの資料を併せてご覧いただければと思います。


おしどりマコ
見ます。
ありがとうございます。



 3回目の質疑                

おしどりマコ
ソーシャルコミュニケーション室について少しお伺いしたいのですが、先ほど石橋さんに教えて頂いた物を読みますと、情報開示についてかなりの決定権を持っておられるのですが、この方々は会見には出ていらっしゃるのでしょうか。

IMG_4978.JPG 東京電力:石橋氏
今のところは、そこまで決定しておりませんが、必要に応じて検討したいと思います。
 


おしどりマコ
ではまず、情報開示を徹底して行くと云う事が何度も書いておられますが、以前、記者会見で情報開示を度々要望していた物で、開示されなかった物、例えばテレビ会議映像などは、今後も検討課題にあがるのでしょうか。
若しくは、ソーシャルコミュニケーション室の方々に外部の人間が接触する・話をできる、と云う様なルートはあるのでしょうか。


東京電力:石橋氏
本日設置したばかりですので、そのSC室に配属になるコミュニケーターの人たちもまだ全員発令が出てない状況ですので、どう云う物が具体的に検討訴状にあがるかというのは、すいません、まだこれからと云う事になります。


おしどりマコ
わかりました、では最後に、「リスクコミュニケーターは原子力リーダーの考え方を理解し」とあるのですが、その原子リーダーというのはどう云った物なんですか。


東京電力:石橋氏
原子力部門のリーダー・幹部と云う事です。


おしどりマコ
東京電力の原子力部門のリーダーと云う事ですね。


東京電力:石橋氏
はいそうです。


おしどりマコ
わかりました。
具体的にいうと、どう云う役職の方々ですか。


東京電力:石橋氏
原子力本部の例えば、役員ですとか部長とか。


おしどりマコ
原子力本部の役員・部長ですね。
すみません、今具体的に役職名や、お名前を挙げていただけませんでしょうか。


東京電力:石橋氏
すいません、ちょっと沢山おりますので、原子力の部門は沢山ありますので、具体的な役職と云う事出れば改めて。


おしどりマコ
わかりました、宜しくお願いします。

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(原子力規制庁広報窓口からのメール、13:04)

報道関係者 各位

昨日(18日)、東京電力柏崎刈羽原子力発電所第7号機の電源盤内に焦げ跡が確認され、公設消防が現場確認したところ、本日(19日)9時30分火災と判断された旨の連絡がありました。(18日18時43分頃から順次受信)

本件は、公設消防により、既に鎮火が確認されています。
外部への放射性物質による影響、人的被害もありません。

○昨日(18日)14時48分頃、7号機において電源切替作業中に、電源盤の故障を示す警報が発生。
○現場確認の結果、コントロール建屋(非管理区域)にある常用系の直流充電器盤内に焦げ跡を確認したが、火や煙は認められず。
○18時03分に公設消防消防へ連絡し、公設消防が昨夜現場確認を実施。その後焦げた部分の材質確認を行い、本日(19日)9時30分に火災と判断。
○今後原因調査を行う。
○本件によるけが人及び設備への影響はない。また、外部への放射能の影響もない。

本件について、現地の保安検査官が現場を確認しています。

以上



 


やっぱり福島第一の震度を一番に気にしてしまうけど
(先日、作業員の方からいろいろお話を伺ってから特に!)
こんなに、日本のあちこちで、震度5強の地震がたくさんあると、
古い原子炉はやっぱり心配ですね。

原子力規制庁事故対処?室からのメール、21:25

 

報道関係者各

本日(17日)21時3分頃に宮城県沖で発生した地震による原子力施設への影響について、お知らせします。(21時20 分現在)

(現在、各施設ともに異常情報は入っていません。)

1.原子力発電所

<東北電・女川(BWR)>
宮城県:最大震度5弱
石巻市:震度5弱
女川町:震度4
1から3号機:定検停止中
○プラントの状態に異常なし。
○排気筒モニタ、モニタリングポストに異常なし。

<東京電・福島第一(BWR)>
福島県:最大震度3
大熊町:震度2
1から6号機:停止中
○プラントの状態に異常なし。
○排気筒モニタ、モニタリングポストに異常なし。

<東京電・福島第二(BWR)>
福島県:最大震度3
富岡町:震度3
楢葉町:震度3
1から4号機:停止中
○プラントの状態に異常なし。
○排気筒モニタ、モニタリングポストに異常なし。

以上



 


 

DSC03558.JPGおしどりマコ
この部分の配管は昨年12月に設置した時のものを使ったという事ですが、 これはろ過水の水圧試験もされてませんが、風圧試験もされて無かったのですか。

 

 

東京電力:小野氏

ええ、してございません。

 

 

おしどりマコ

風圧試験もしていない、ということですね。

 

 

東京電力:小野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

この辺りのエリア〜G6エリアまでALPSの処理水の移送用2PE管が元々当時から設置されてたと思いますが、その時のPE管を転用したという事ですか。

 

 

東京電力:小野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

ではそのフランジが100πくらいだということですが、パイプも100πぐらいですか。

 

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東京電力:小野氏

今寸法を確認してますが、配管は10cmです、フランジはそれより大きいのですが、それは今確認中です。

 

 

おしどりマコ

分かりました。

こおの繋ぎこみをしているボルトの軽はm何位ですか。

 

 

東京電力:小野氏

寸法関係については別途確認させてください。

 

 

おしどりマコ

分かりました。

ではその時にどれ位の耐力でしめているか、何ニュートンかも出して頂けませんか。

 

 

東京電力:尾野氏

トルク管理では有りませんので、面間寸法管理ですので、トルクでは示しておりません。

 

 

おしどりマコ

何ニュートンかは出てこない。

 

 

東京電力: 尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

分かりました、ではシートパッキンではなくゴムパッキンでフランジを閉めていた理由を教えていただけますか。

シートパッキンの方が確実性が高いと思いますが。

 

 

東京電力: 尾野氏

当該の配管に使っているタイプからフランジの材部ということによって、使用するパッキンが適合してまいりますので、それに適合したものを使用しています。

 

 

おしどりマコ

ゴムパッキンで。

はい、ゴムパッキンは割と劣化が早いと思いますが、まあゴムパッキンということですね。当該の場所の雰囲気線量は先ほどから出ておりますが、β線ですので、濃縮塩水の表面線量を1センチ位、若しくは表面線量を教えて頂けませんでしょうか。

 

 

東京電力: 尾野氏

濃縮塩水そのものですか。

 

 

おしどりマコ

はい。

 

 

東京電力: 尾野氏

ちょっと確認をさせてください。

 

 

おしどりマコ

分かりました。

あと、今回の移送計画は東京電力が検討して計画を立てていたのか。

工程表や管理要領などは東京電力が作ったのか、メーカーに投げたのか、業者に投げたのかも教えて下さい。

 

 

東京電力: 尾野氏

通常、運用管理については私共でしています。

 

 

おしどりマコ

東京電力が管理要領などを作成したということですか。

 

 

東京電力:尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

分かりました。

ありがとうございます。

 

 

東京電力:尾野氏

仰ってる事は、面間で対応するという事ですね。

 

 

おしどりマコ

いいえ、違います。

今回の移送計画についての加入、、、。

 

 

東京電力:尾野氏

今回の移送、最後の段取りという事ですか。

それは当社です。

 

 

おしどりマコ

はい、そうです、そうです。

東京電力が作成下という事ですね。

 

 

東京電力:尾野氏
はい。

 

 

おしどりマコ

分かりました、ありがとうございます。

でももし、出来ればそのもの、濃縮塩水の表面線量などは、淡水化処理装置と同等の物がもし、出ていれば教えて下さい。

よろしくお願いします。

 

 

東京電力:尾野氏
はい、確認いたします。

 

 

おしどりマコ

よろしくお願いします。

 

 

 

       回答その1                        
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東京電力:尾野氏
先程、漏えい箇所の表面線量、或いは漏えいした後の現場の雰囲気線量のご質問があったかと思います。

表面線量‥28mSv/h

雰囲気線量‥0.08mSv/h

 

 

おしどりマコ

濃縮塩水そのものの表面線量は?

 

 

東京電力:尾野氏
今確認中です。

因みに今程申し上げた値はγ線の値です。

β線込みで申し上げますと。

表面線量はβ線込みの値ですが、雰囲気線量につきましては。

β線込みで0.2mSv/h

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IMG_4872.JPG<1回目の質疑>
おしどりマコ
地下貯水槽の品質確認、試験の内容のご回答ありがとうございます。
依然した質問の回答が出ていませんでしたので、前田建設に取材をしてきましたが、前田建設は東京電力に回答した以外の事は独自で答えれない」という事でしいたので、要望なのですが、前田建設のこの工事をされた方でも広報の方でなくても、回答をお持ちの方、専門の方を会見に呼んでいただく事はできませんでしょうか。


東京電力:石橋
前田建設の方を、、、、。


おしどりマコ
たとえば、品質検査、満水時の水はり検査についてのご回答はいただきましたが、満水時の地盤沈下量を測ったのか、若しくは満水時に蛍光剤や染色剤によるトレーサーによる探傷検査はしたのか、等の回答はこのご回答では載ってませんので、本日改めて質問しても「確認します」になってしまいますので、ご回答をもった方を会見に呼んでいただけないか、という事です。


東京電力:尾野氏
ごめんなさい、そう云う質問であれば私から回答するのが良いと思います。
「満水時の確認項目として確認した物はこちらでございます」という事で本日お示しいたしました。


おしどりマコ
わかりました「満水時の地盤沈下量は測定していない」という事ですね。
「トレーサーによる探傷検査もしていない」という事ですね。



東京電力:尾野氏
はい。


おしどりマコ
あと、前田建設に聞いてみて、回答できないと云う事だったのですが、例えば、危険物取扱いタンク等は消防法によって検査されますよね。
でその、原子力関係の施設は耐震設計審査指針や安全設計審査指針に基づいて造られますが、この地下貯水槽はどの様な法律に基づいた検査をされたのでしょうか。
まあ、例は無いので難しいと思いますが。


東京電力:尾野氏
福島第一の状況は通常とは違っておりましたので、取り扱いについては個々規制庁等に対応を相談しながら進めてます。設置等についても規制庁の意見聴取会の様な所でご説明、応対しながら進めてます。具体的な設置に当たっては実施計画などで書類化して提出してる、という様な事ですので、そうした対応はとらしていただいてます。


おしどりマコ
わかりました、意見聴取会などで、評価したと云う事ですが、ではその何らかの法律に基づいた準拠した検査という意味では特にないのですね。


東京電力:尾野氏
福島第一の状態が通常の法律の適用対象の状態と違ってますので、その時にこう云った対応をとって運営してます。

IMG_4875.JPG おしどりマコ
はい、この地下貯水槽に関する意見聴取会の議事録も全部読んだというか、全部傍聴に行きましたが、この地下貯水槽は耐震Bクラスとされてますが、接合部は耐震Bクラスの検査がされてない様に思いますが、いかがですか。
接合部も含めこの地下貯水槽での満水時の実験も含めです。


東京電力:尾野氏
地下貯水槽の遮水シートの評価という事で、地震時にかかる力という事で遮水シートに損傷等の生じる恐れはないであろうと云う事は確認してますが、、、。


おしどりマコ
そうです、遮水シート自体は耐震Bクラスの検査はされてますが、それぞれの設備や接合部についての耐震検査です。
遮水シートの接合部やタンクその物についてです。


東京電力:尾野氏
タンクの性能保持という事でシートの能力という所で保持しておりますので。


おしどりマコ
そうですね。
すいません繰り返しになって。
あのー、議事録を何度も読んだんですがシートに頼っているのでタンクその物は耐震検査やその他の検査はされていないんです。


東京電力:尾野氏
そこは、制度上の整理として性能保証と、性能を担保すると云う事で遮水性能を担保してますから、シートの確認という形になってます。


おしどりマコ
そうです、耐震Bクラスと指定された設備の事は尾野さんの方がもちろんご存じだと思いますが、耐震設計審査指針で、全ての耐震検査をされますので、今回この貯水槽が遮水シート頼みという事で、タンクその物の耐震検査は全てされていないと云う事で、それは原子炉の汚染水の設備であれど、耐震設計審査指針はもう、、、それでよかったと、、、。
そこの意見聴取会でされたからもうそれでいったと云う事なんですね。


東京電力:尾野氏
そうですね、耐震評価という事でいえばそう云う事になります。
それから、通常の強度評価という事になれば枠材の評価や、必要な事は指していただいてますが、その辺りについては、ご出席されて見ていたのであればお話も伺ってるんじゃないかと思います。
何れにしましても、我々だけでない判断の中でこうした設備の設置についてはご説明、ご相談させていただき許可をとっている、という事です。


おしどりマコ
わかりました。
では、以前から聞いてますベントナイトシートの詳細なスペック等は本日教えて頂いたのでしょうか。すいません、遅れてきたもので。


東京電力:尾野氏
すみません、まだですのでちょっと確認させてください。


おしどりマコ
わかりました、では以前聞いてました、3月半ばの時点での分析結果などで全βが検出されていたにも関わらづ「漏えいではない」と判断していたその現場の判断部署の名称を教えていただけますでしょうか。


東京電力:尾野氏
これはちょっとお待ちいただければと思います。


おしどりマコ
わかりました、では、、、東京電力が鹿島の技術研究所等で汚染水の止める研究をしていますが、そのグラウトの注入を変えて色々な物を止める事に成功した、という様な事が出ていましたが、今の既存の貯水槽を使う為に何らかの止水材等を入れるという様な検討はされているのでしょうか。


東京電力:尾野氏
現時点でそういう検討はしておりません、まず、原因究明をした上でそれに応じたグラウティングをするならする、対応をすると云う事になりますので、現時点でそういった議論はしてません。


おしどりマコ
わかりました。
ではその、今後の方針を東京電力が決める時に、検討するチームの中に建設業の方や土木関係の方は入っておられますか。


東京電力:尾野氏
現在、対応している所としては主に当社が中心でやらしていただいてますけれども、調査にあたっては土木関係の企業の方の協力も得ながら進めております。


おしどりマコ
わかりました、その検討するチームには土木関係の方は入っておられない、という事ですね。


東京電力:尾野氏
今、対応という事でグラウティングをどうするか、という話ですよね。

IMG_4925.JPG おしどりマコ
というか、少し以前の話になりますが「海洋に汚染水が出ていた時にコンクリートで止めようとしたが勢いが強いため、止めれなかった」という事がありました。
そこで土木関係の方に伺うと「普通流量沢山ある所はまず、大きい石を積んで流量を弱めてからコンクリートを流し込むものだけれども、東京電力の判断部署には土木関係の方はいないのだろうか」という事を伺いました。
ですので、何らかの判断をするチームに居らっしゃるかどうかを知りたかったのです。
グラウト剤だけに関わらづ。

東京電力:尾野氏
もちろん、様々な対応を検討する際には関係する企業さんのお知恵などもいただきながら幅広く検討は進めてます。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。



<2回めの質疑>

おしどりマコ
当初東京電力が仮定として出しておられた、遮水シートの継ぎ目から漏れている、とか漏えい検知孔のビニール付近が伸びて漏えいしている、という仮定は、東京電力の検討で出したものですか、それとも施工業者や土木関係者を交えて出てきた事なのでしょうか。


東京電力:尾野氏
仮定の話で検討してる訳ですが、当社の検討です。


おしどりマコ
施工業者や健築業者は係わっていないけんとうですね。


東京電力:尾野氏
様々なアドバイスはいただいてますけど、状況等々からみて、今のこの№1貯水槽の話は置いときまして、その以前の状況の中でたいかくの値がかわってない、要は片方は出てるが片方は出ていないとか、漏えい検知孔の水位に全く顕著な動きが見えてないという状況の中で起こっていると云う事で、要は遮水シートの水位に近い上の方で起こってる可能性があるのではないかという中から出てきた話ですから。


おしどりマコ
そ、そうなんです。
判断の根拠は分かるのですが、検討するにあたって、東京電力は電力会社ですので、なぜ施工業者と共に検討しないのか、建築関係、土木関係の専門家と地下貯水槽の漏水の原因究明をしないのかという疑問があるのです。


東京電力:尾野氏
これは、関係する企業さんのお知恵や協力も得ております。


おしどりマコ
はい、協力というか、同席して同時に検討してるかたちなんですか。
あの、情報をもらって検討するという形なんですか。

IMG_4899.JPG 東京電力:尾野氏
現地には関係企業の方などもいらっしゃいますし、そこも含めて我々としては確認しておりますけど。
われわれも可能性の一つとして考えてましたが、それで決め打ちをした訳ではない、という事については何度も申し上げてまいりました、その上でそうした可能性が考えられるのであれば、移送作業をしていた時に80%以上でも安全とあげるのはよろしくなかろうと云う事で計画を変更したと云う事ですし、№3のほうもしばらくそのままで置いておこうと思ったけれども、80以下までは下げようとプランを変えたと云う事でご説明もさせて頂いてますし、更によく検討はしますが可能性としてこう云う物も考えられるという様な説明だったと思います。


おしどりマコ
わかりました、この新しく配られた資料で、水はり試験で漏水が無い事とありますが、これは目視でという事ですか。
トレーサーを用いてという事ではなくということですか。


東京電力:尾野氏
そうですね。水位計です。


おしどりマコ
わかりました。
トレーサーを用いた漏えい試験をすれば、わずかな漏えいも漏えい検知孔で目に見えて分かるのではないかと思いますが、トレーサーを用いた探傷試験をしなかったのは、これは前田建設の判断ですか、東京電力の判断ですか。


東京電力:尾野氏
当社の判断と思いますが、現実にトレーサーを使うと云う事でも、方や1万数千トンの水ですからそれに対して有意な濃度で検知できるようなトレーサーを入れると云う事も現実的な事なのか、という事もあります。


おしどりマコ
わかりました、では地下貯水槽№1の水はり実験をしたのが昨年の11月でそして、今年の4月、5ヶ月後に濃縮塩水を入れ始めてますが、前田建設ではない建設会社に伺いますと屋外の地下貯水槽を5カ月ほおっておいたまま直前の、事前の検査をせずに、貯留して行くと云うのは「どう云った判断をされたのだろうか」という事を伺ったのですが、その5カ月ほっておいた物を検査をしないで直ぐに濃縮塩水を入れた、という判断は緊急だと云う事で、これは東京電力の判断という事でしょうか。


東京電力:尾野氏
そう云う事でございます。


おしどりマコ
何らかの、施工業者に支持を仰い打という事は。


東京電力:尾野氏
確認をさせて頂きたいですが、先先日来の状況と云うのは非常に緊急度を要する状況ですから、その中での判断です。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます・

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