4月26日に福島県で行なわれた【第6回福島県県民健康調査検討委員会】の

傍聴&記者会見に行ってきましてん!
                                                                                                     
委員会の事についてはマコちゃんが「脱ってみる?」で書いてくれるでしょう!

という事でここからは、委員会後の記者会見でのマコちゃんの質疑ですねん!

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1問目

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おしどりマコ:

 この(資料1 県民健康管理調査「基本調査」の実施状況についての6項参照)記録の中で最高値は、

23mSvということですが、これは4ヶ月間の積算線量ということで、残りの避難地域の追加被曝の評価

などは後々されるのでしょうか。

 あと被災者生活支援チームが事故直後の内部被曝の評価を始めたようですが、それも加えて

の評価もなされるのでしょうか、どうぞよろしくお願いします。

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安村誠司:福島県立医科大学 医学部 公衆衛生学講座主任(教授)

 あの、現在、質問紙を用いたこの、線量評価に関しては、あの、先程の資料の最後にも付いて

おりますけれども、概ね4ヶ月の外部被曝線量が高い、という事で計算をしております。

で、その後に関してどの様に評価していくか、という事に関しては今後検討する、

という事で回答にさせて頂きます。

    なお、内部被曝に関してのその新チームの事に関しては、私自身はその事についてはよく存じ

上げておりませんので申し訳ありませんけど、回答は差し控えさして頂きたいと思います。

 



2問目

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おしどりマコ:

    この(資料3の平成23年度 甲状腺検査の結果概要の表参照)結果を見ますと、5ミリ以上、

20ミリ以上の人数を足しますと、185でありながら、B判定は186となっておりますが、これは下

の注にあるA2であってもB判定とする方がお一人いらっしゃった、という事でしょうか。


鈴木眞一 :福島県立医科大学 医学部 器官制御外科学講座教授

    えっと、説明、抜けた事はお詫びもうしあげます。

    我々は、A2判定の方、説明しました様な気がしましたけど、えっとA2判定でも、全て学内専門委員会で

再判定をしております。その中でこの、B判定の診断基準には入らない大きさだけれど、えー、専門医から

見てこれは2年半後の次回の検査では間が長過ぎるだろう、その前に経過を見て行った方が良いだろう、

という物をB判定に一例上げた、という事であります。


おしどりマコ:

    わかりました、ありがとうございます。
 

SANY0266.JPG鈴木 氏:

    だからそういう事が、A2判定の方々に「2年半で大丈夫なの」という方を全部もう一度チェックして

「必要な人はB判定にしてますよ」というそういう物は一例ちゃんと入ってるって事でございます。


おしどりマコ:

    ありがとうございます。そして、この5ミリ以下の結節、20ミリ以下の嚢胞という、その5ミリ、20ミリ

と云う基準はどの様に決められたのでしょうか。


鈴木 氏:

    えーとまずあの、嚢胞と云うのは、水がたまる袋だけなんですけど、この中にもしこりを伴う時が有るんですが、

今回は1次検査ですので、簡単に分けられるように、袋の中にしこりを伴っている物も全部、しこりに入れたやつ。

ですから本当の袋の中にしこりを伴うって物は大半が水がたまる袋ですので、かなり大きく評価されちゃうんで

すけれども、それでもそれはしこりとして入れて、後で2次検査で判定をするようにしてます。

    ですから、嚢胞と云うのは完全に水がたまる袋だけです。で、水がたまる袋と云うのは基本的には良性と考えて

宜しいですが、有る程度の大きさになると、圧迫症状が出たりして、悪性とは関係なく水を引いてあげる事で症状が

とれるお云う事で、20ミリを超えた物はそろそろそう云う事をする可能性が有るので2次検査二回そうと。

    悪性を想定して回すんじゃなくて、臨床上そう云う大きい物は、病院に呼んで経過を診なきゃいけないだろう、

という事でございます。


おしどりマコ:

    ありがとうございます。では、その有る程度の大きさを20ミリとした、という事でそれは、検討委員会の中での

議論で決まった数字という事でよろしいでしょうか。


鈴木 氏:

     あの、基本的にこう云うのは海外とか、私ども専門委員会、学外の専門委員会。あと、私どもが作りました

診断基準が入っている超音波テキストBOOKがございますが、そう云う所にそう云う物を記載しております。

    基本的に一般的な専門家の中では有る程度の知られておる、という事であります。

    それに関してはあの、良、悪性とはまた違う鑑別、あの基準です。有る程度の大きさで検査をしよう、と云う事です。


おしどりマコ:

    わかりました、ありがとうございます。


そしてこの日の最後に山下座長からのしめの挨拶ですねん。


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山下俊一:福島県立医科大学副学長 (福島県放射線健康リスク管理アドバイザー)

 それでは最後に私が、第6回の検討会をい今までやって参りまして、福島県民とそれから今やっている県民健康調査の解離、

あるいはギャップというのは非常に痛感しています。ですから県民目線、市民目線どの様に情報を開示するか、という事がとても

大事で、今日こられてる方の後ろには約百人近いスタッフが仕事をしています。

 正に同じ福島県民でありながら、有る意味で遅いあるいは情報の開示が遅れていて迅速性にかけると言われますけれども、

非常にあの、多大な犠牲をはらって県民の為に尽くしておりますので、その辺は是非ご理解いただきたい。

と云うのが第1点でございます。

 第2点目はこの遅れた情報をしっかり出す、それについては先程という事が我々の責務ですので、それについては先程

検討委員会でもおっしゃいましたように、統合戦略室というのも立ち上がりました。

その間で県民見守ると云うホームページがこの3月の末、出来上がりましたので、そこで一元的なプラットフォームとして、

県民健康管理調査の情報も集約して行きたいと思います。

 最後になりますけれども、皆様方が常にメディアと検討会と云う事で、距離が有るような感覚でお話しを常にされますけれども、

本当にここは、最終的な目標は県民の安心、あるいは健康○○というところにゴールが有るわけですから、我々もそうですけども、

メディアもやはり県民を応援をする、あるいは福島の復興再生についてお力を貸して頂きたい、そう云う視点で協力関係を構築

出来ればと、これはお願いという事で終わりたいと思います。



さいごになりましたが、17回マガ9学校にお越しいただきました、皆さま有難うございましてん!
今回はグループミーティングで教室全体がわいわいガヤガヤといい空気になりましてん!

 


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ご贔屓さま方の応援をお待ちしてます!!