会見の冒頭に以前の会見での質問の回答が少しでてきましてん!

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6月21日東京電力記者会見冒頭松本氏の回答
まず福島第一原子力発電所におきまして化学物質 排出把握管理促進法いわゆるPRTR法に

基づく管理をしていた、化学物質に関しまして事故後どのように管理をしているか。
という事につきましてはまず、事故後に設置しております設備に関しましては、
タイベックスの浄化設備で使用しているホウ酸ですとか、ヒドラジンが御座いますけれども、
こちらに関しましては法令にしたがいまして、適切な管理を行なっております。
それから、福島第一が平成21年度まで、それから福島第二に関しましては22年度まで
PRTRの報告を行っておりますけれども、福島第一に関しましては 22年度分に関しまして、
事故の影響で事務所に入れないという状況が続いておりますし、現場も確認はできている
状況ではございませんので、22年度の報告は見送っているという状況でございます。
なお、 23年度の報告に関しましては、前回分22年度分を含めてわかる範囲で調査を進めて
実施したいと思っております。
それから「タービン制御油にリン酸が含まれているか」というご質問でございましたけれども、
「リン酸エステル」が含まれているという状況でございます。私からは以上です。
 
そしてここからが1回目の質疑ですねん。
 
おしどりマコ

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松本さん、ご回答有難う御座いました。 
まず、Xe-135 についてお伺いしたいのですけれども、
再臨界判定基準を超えていないということで、以前の増倍係数をお聞きした時に
「1に限りなく近い」とおっしゃっていたが、
現時点での Xe-135 の増倍係数はどれぐらいでしょうか。

 

東京電力松本氏
あの?、1に近いと申し上げたのは「臨界の状態がどうなっているのか」
という解析をした際にですね、「最悪、こういったケースだと1に極めて
近いケースがありうる」という、なんといいますかモデルケースの一つでございます。
その中でも自己増倍率で1を超えないという事で未臨界も担保されると云う風に、
確認した次第です。
従いまして実際は●●●ですとか不純物の割合から見ても、相当臨海度、
未臨海度は大きいのではないかと推定しています。
それから現時点で未臨海どが幾つかについては、以前話しした評価結果の以上の
物は今のところはありません。
 

 
おしどりマコ
わかりました。あの今回、通常の炉のシャットダウンではないので、
 Xe-135 のリアクターデッドタイムの反応式には当てはまらないと思いますが、
大体どれぐらいで反応はなくなるものなんでしょうか。
予想は付いておられるのでしょうか。

 

東京電力松本氏
反応がなくなると仰るのは? 

 

おしどりマコ
Xe-135 が発生しなくなる‥。

 

東京電力松本氏

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あ、 Xe-135 はですね、あのいわゆる、今回損傷した燃料、溶けた燃料に
存在しております、まだ残っておりますウラン235ですとか、途中でできている
プルトニウム239等の自発核分裂によりますもの、それから精製物であります
キュリウム244、といったものの自発核分裂によります寄与がありますので、
こちらに関しましては一定量出ているものです。こちらに関しましては、
少し半減期が長いので、これがゼロになるというような状況は当面ありません。
従いまして私どもではこのXe-135 が1Bq/?に達していないということであれば、
充分未臨界が確保されている、というふうに判断しています。

 

おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
ヨウ素135の反応と混同してたので、ありがとうございます。
で、あの?、PRTRについての質問を重ねてさせて頂きます。
環境省にお聞きしますと事故後、避難区域内には中々人が入れませんので、
人道的な理由でPRTRの平成22年度分の届けでは
「入れるようになってから」「調査ができ次第で良い」という通知を出した
というお答えだったのですが、具体的にその通知はいつ頃出て、
どのような文章だったのでしょうか。
で後、PRTRの過去の届出を見ますと福島第二原発は一事業所分として
届けら得れておりますが、福島第一原発は「福島第一原発」と「最終処分所」
と2つの事業所分として届出がされておりますが、それはなぜ、
福島第二原発と福島第一原発で違う届出をされているのか。
環境省はそう言う細かいことについては問い合わせていないということでしたので。
お答えできたら宜しくお願いします。この最終処分場の意味も教えて下さい。
宜しくお願いします。
で、冒頭の頂いたご回答の中で、ホウ酸やヒドラジンなどは法令による
既製のものと運用されているということですが、中々その事故後、
運用される法律がなかなか無いもので、具体的に水濁法や大防法、廃掃法、
化審法、漏洩法などの、どの法律の下運用されているのか、
お答えいただけたらと思います。宜しくお願い致します。

 

東京電力松本氏
先ずですね、22年度分の報告が実態を環境省が勘案されて下さって
「出来た所で奉告しなさい」という所についてどういう指示が具体的に
ついてきたかは確認させて下さい。あのまあ、22年度分の出来てないと云う事に
ついては確認しておりますので、環境省の指示の下なのか、あるいは私どもが
お願いさしていただいた上での事だったのかについては確認します。
それから2番目のご質問の福島第一と最終処分場という、最終処分場が何を指し
ているのか解りませんので、こちらの方も確認さして下さい。
もう一点、3番目のご質問ですけれども、いわゆるその今回の福島第一の事故を
想定して何か法律的な枠組み、立て付けが元々在るわけでは御座いませんので、
新しく作っているものにつきましては原稿の法政に従いまして、基本的には対応しています。
ただ、以前問題になりました、サンプリング水、分析水を福島第二に運ぶ際のような、
本来であれば国交省さんの方に「例外規定を認めて欲しい」というような
届出をすべきところでありましたけれども、そういった手続きができていなかった
というようなケースはありましたが、基本的には現行法令に従ってやっているという状況です。

 

おしどりマコ
わかりました。ありがとうございます。
えー、特に現段階で化学物質はどの法律での下、運用されているか、
現行の物だけでと云う事ですね。

 

東京電力松本氏
そうですね。まあ実態上ですね、どうしてもこの今の福島第一の状況から見てですね、
適用すると法令違反になるケースになりましたら、やはり所管官庁さんの方とよく
相談させて頂ければと思っています。

 

おしどりマコ
わかりました。ありがとうございます。
 

 

2回目の質疑
 
おしどりマコ

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タービン制御油にリン酸エステルをお使いだったという事で、
大体総量としてどれぐらいの量を使われていたか、と云うのは把握されているのでしょうか。

 

東京電力松本氏
タービン制御油総量は、多分キロリットルのオーダーで使っております。
いわゆる危険物の届出が必要な量ですので、総量そのものは一寸確認
してみないと分かりませんけれども、各建屋にそれなりの量が御座います。

 

おしどりマコ
わかりました。えー、九州電力ではリン酸トリスを5500kl 、
2006年度一年間で使っていたと云う事ですが、大体同程度ぐらいという事でしょうか。
それぐらい、それなりの量というのは‥。

 

東京電力松本氏
そうですね、いわゆるタービンの出力によって、
多分、量はあの、ある程度比例するのではないかと思っておりますので、
九州電力さんの方のプラントが、まあ多少大きいと思いますが、
そういう意味ではタービンが大きい分だけ、タービン制御油は多いとお思います。

 

おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。


最後はぶら下がりのマコちゃんですねん。

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