2012年7月6日、原子力損害賠償紛争解決センターに行ってきましてん。 

「総括基準」及び「東京電力の対応に問題のある事例の和解契約書及び審理経過」

の公表について という記者会見でしてん、資料の上に福島県政記者クラブ、

会津若松市政記者クラブ、郡山市政記者クラブ、いわき市政記者クラブ、

南相馬市政記者クラブ
へ同時配布とありましてん。

福島県と同時中継でしてん!なるほどですねん!


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和解仲介手続きの実施状況資料:東京電力株式会社の対応に問題のある事例の公表について  
http://www.mext.go.jp/a_menu/anzenkakuho/baisho/1323272.htm


<質疑書き起こし>
おしどりマコ

このホームページを見ますと、和解案件が二百三十何件[申立件数:2,926件 

和解成立数:271件 (うち全部和解:235件、一部和解:27件、仮払和解:9件)]
か、

えーすみませんちょっと確認中で、6月29日現在でのセンターの和解案件なんですけれ

ども、その意図的に東京電力の遅延を感じられるものが二桁程度あったという事で、

それらの共通する項目として例えば、距離的なもの、金額的なものといった要因は

感じられますでしょうか。

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原子力損害紛争和解仲介室町:野山氏
えーっと、距離的、、例えばどういう事でしょうか。

ですから、あんまり私共はどんな種類の事件についても、理由にならない理由を述

べて回答を遅延している。という印象何ですけれども、例えばどういう答えを想定し

ていらっしゃったんですか。

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おしどりマコ
えー、全部和解が271件中235件、既にあるという事で、その二桁程度ある意図的

な遅延が、たとえばこの申立人は10km圏内ですが、例えば原発から近ければ近い

程その遅延がされない、出会ったりとか、金額が高ければ遅延をしてくる。という様

な何か共通項があるのかとおもいまして。


原子力損害紛争和解仲介室町:野山氏
あの、それは無いですね。原発から遠いエリアから、自主的に避難をされた方につ

いてあの、8万円、60万円を超える実費の和解を提案すると、あんまり金額も大き

くないのを提案して、同種の和解がどんどん成立しているのに「いわき市の線量は

後で計ったら低かった」とかですねそういう事を言って回答をまわしてですね、そんな

事案もありますので原発から近い、遠い、金額が大きい小さいは、あまり関係が無

いかな、というのが現在の印象です。


おしどりマコ
分かりました、例えば同じ東京電力の代理人であったりとか、何かしらその、遅延案

件の共通項は見られない、という事ですか。


原子力損害賠償紛争解決センター
そうですね、そういう意味では、どんな種類の事件でも起こっているという事です。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。


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 因みに、記者会見途中ふと気がつくと中継モニター
 から、福島県の記者さんの姿がお一人だけになって
 ましてん。(画面中央に写ってる右腕)
 会見が開始時は3人は座ってましてん。
 なんだかさみしく思いましてん。







 


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