(保安院からのメール、16:47)

 

関係者各位
 
標記の件について、関西電力大飯発電所3、4号機に係る情報がありましたのでお
知らせします。
 
本日(7/25・水)14時43分、大飯発電所4号機の中央制御室で、非常用
ディーゼル発電機に係る警報(4号機安全系CC(コントロールセンター)負荷ト
リップ)が発生した件の続報です。
 
本日、15時30分から非常用ディーゼル発電機(A)の健全性確認試験を実施
し、16時12分、正常に運転できることが確認できました。
従って、4号機の運転を継続しても安全上の問題はありません。
 
ターニング装置については、引き続き、原因調査を行う予定です。
 
(以下、第1報の内容)
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本日14時43分、大飯発電所4号機の中央制御室で、非常用ディーゼル発電機
ターニング装置に係る警報(4号機安全系CC(コントロールセンター)負荷トリッ
プ)が発生しました。
現在、非常用ディーゼル発電機(A)は自動起動できるように復帰済みです。
 
本警報は、7月16日(月)にも発生しています。
警報は、前回と同様、大飯4号機の非常用ディーゼル発電機(A)のターニング作
業※のため、ターニングモータを起動した際、モータの過負荷が生じたことにより発
生したものと推定しています。
 
※非常用DGの停止中において、定期的に主軸を別のモータを用いて回転させる作
業。
 
ターニング作業については、7月16日の警報発生後、18日、20日、23日に
も実施していますが、その際には問題なく作業が行われ、警報は発生していませ
ん。
ターニング装置は、非常用ディーゼル発電機の自動起動の際に使用するものではあ
りませんが、本日夕方を目途に、非常用ディーゼル発電機(A)の機能に問題がな
いか健全性確認を行う予定です。
外部への放射性物質による影響はありません。
現地保安検査官が現場確認を行っています。
 
以上