おしどりマコ
8月6日から東京電力が予定しております、テレビ会議の映像の公開についてお伺いしたいのですが、これは東京電力が3月15日の午前0時までしか公開を予定しておりません、なので菅元総理が東京電力本店に来社された15日の朝の分が入っていないのですが、それにも関わらづ東京電力は報道に提供用素材として、菅元総理来社の映像を東京電力自身が編集して短い物にして提供しようとしています。その事について菅さんはどう思われるかという事と、そしてそれと比較したいですので実際に東京電力本店の緊急時対策本部に、テレビ会議室の部屋に滞在された時間は何分ぐらいだったのか、もし覚えておられたら教えていただきたいです。
で、テレビ会議が3月15日から官邸にもラインが繋がれておりますが、私は4月末、5月までの公開を希望しておりますが、その、どの辺りの映像を公開すべきか、当事者として特に注目すべき時期の映像とかがございましたら、教えて下さい。
宜しくお願い致します。
菅直人議員
まあ、私は他の場面でも申し上げておりますが、東電本店と特に第一サイトの間のテレビ会議というのは、言って見れば飛行機事故においてコックピット、つまりはパイロットがいる所が正に第一サイト、そして、管制塔が有る所がある意味で本店ですから、そのやり取りというのは、直接のヒアリングに勝るとも劣らないですね、最も重要な当時の事実関係を知る上での、何と云いますか主要、証拠だと思っております。ですから私は、当初からそれは全面的に公開すべきだ、もちろん私が出てる場面が有ればですね、それも含めて公開して頂く事は全く私は問題有りませんし、止めた事も一度もありません。
逆にそうすべきだ、という事を色んな機会に言ってまいりました。
今ご指摘が有りましたように、画像だけがあるとか、そこだけの音が無いとかですね、極めて不自然。で、音が無いと言っておきながら一方でですね、その部分の私の喋った事について「こういう事を喋ったから、これはこうだった、ああだった」と、正しい、正しくないは言うつもりはありません。そこまで言うんであればちゃんと全部を公開するのは当然なんでありまして、そう言った意味ではそのー、ここにも関係者がおられるようですけれども、少なくともそういった調査会の中で指摘をする以上はその、根拠になった物も共有の場に出すというのは当然の事で有りますし、まあ今実質上東電は経産省で国が資本注入しましたので、経産大臣もそういった姿勢でおりますので。
私は今でもそれを抵抗してる東電が全く理解できません。で、プライバシー何て言ってですね、飛行機事故が有った時にそりゃパイロットが彼女に電話で何か話しをしてたとしてもですよ、それは当然の事ながらコックピットのやり取りは、それも含めて場合によってはどう影響したかを調べるのであって、それをプライバシーという言葉で抑えるという事自体が私は全く理解できません。
まああえて言えば、国会事故調、関係者もおられるようですから、国会事故調というのは有る意味国政調査権という物を背景にした委員会に基づいて作られてるんですから、国会事故調がもしそこまで言われるのであれば、国会事故調がそういう国政調査権の発動を求めてですね、全てを把握するという行動を取られるという事が、私は有って良かったのでなはいかと。まあ今からでも私は遅くは無いと思います。
ただ、誰かが証拠隠滅をしないようにですね、しっかりと把握してもらいたいと、項思ってます。
おしどりマコ
ありがとうございました。
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