(東京電力からのメール、15:07)

 

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             東京電力からのご連絡
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報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいただ
いた方にお知らせしています。


○ 本日(4月5日)午後0時55分頃に確認された、ほう酸水注入設備タンクAの
  No.2ヒータのケーブルの変色および端子台の焦げ跡について、続報をお知
  らせ致します。

○ 平成25年4月5日午後0時55分頃、ほう酸水注入設備タンクAのNo.2ヒー
  タのケーブルの変色および端子台の焦げ跡を、No.1ヒータ点検を行ってい
  た当社社員が発見しました。

○ ほう酸水タンクAのNo.2ヒータケーブル変色および端子台焦げ跡について、
  同日午後1時45分にNo.1ヒータに切り替え、ほう酸水タンクAのほう酸水
  温度制御を再開しました。No.1ヒータの運転状態に異常はありません。

○ 現在のほう酸水温度は、No.1ヒータの動作確認(通電確認)により、温度
  制御停止前の約15℃から約18℃に上昇しており、運転上の制限値(ほう酸水溶
  解度に対するほう酸水温度)約4℃に対し十分余裕があります。

○ ほう酸水温度の監視強化は、ほう酸水温度が安定していることから、解除して
  おります。

○ 本メールには返信できませんのでご了承ください。


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【お知らせ済み】

○ 平成25年4月5日午後0時55分頃、ほう酸水注入設備(※)タンクAのNo.2
  ヒータのケーブルの変色および端子台の焦げ跡を発見しました。

○ ほう酸水タンクAのほう酸水温度制御は、No.2ヒータで行っていましたが、
  今後、タンクAのNo.1ヒータに切り替えて、当該ヒータ用ケーブルの状態確
  認(絶縁抵抗測定等)を行う予定です。

○ 現在のほう酸水温度は約15℃であり、運転上の制限値(ほう酸水溶解度に対する
  ほう酸水温度)4℃に対し、十分余裕があります。

○ 現在、ほう酸水温度の監視を強化しております。

○ 本件については同日午後1時5分に消防へ連絡しております。

○ 本件について新たな状況が判明次第、お知らせ致します。

○ 本メールには返信できませんのでご了承ください。


※ほう酸水注入設備
 ほう酸は中性子を吸収する能力を持っており、原子炉圧力容器内あるいは原子炉格
 納容器内に存在する燃料デブリが再臨界または再臨界の可能性がある場合に、未臨
 界にする、または再臨界を防止するために注入する設備。溶けているほう酸が析出
 しないようヒータで温めている。
 なお、万が一の場合に備えて待機している設備で、通常原子炉冷却に使用している
 設備ではない。
 ほう酸水注入設備タンクは、高台炉注水ポンプ脇に2基設置している。


                                   以 上