おしどりマコ
沢山ご回答頂き有難うございます。
確認ですが、通常東京電力が分析を依頼しているのは「化研」と「日本分析センター」と
「環境総合テクノス」とあともう一つが聞き取れませんでした、どちらですか。
東京電力:福田氏
東電環境エンジニアリング、我々のグループ会社です。
おしどりマコ
なるほど、分かりました
有難うございます。
では、一昨日頂いた地下水の分析をした第三者機関は化研と環境総合テクノスと仰っておられましたが、今日伺いますと、ほとんどが環境総合テクノスということですか。
化研は一部の値で他の分析で忙しいので、環境総合テクノスにたのんだということです
か。すいません、第三者機関で2つ名前が出ましたがデータの値は一つでしたので、平均
値なのかどういう出し方をしたのかと思いまして。
東京電力:福田氏
場所によって分担をしていただいてるという事です。
おしどりマコ
場所によって分担を。
分かりました。
化研が一部でほぼ環境総合テクノスにたのんだと、仰っておりましたが、割合を教えて頂
けませんか。若しくは何ヶ所ずつ受け持ったのかと。
東京電力:福田氏
今すぐ出て来ないので確認をさしてください。
おしどりマコ
わかりました。
では一昨日ですね「分析会社を選んだ部署だ」と福田さんにご回答頂きましたが、具体的
に部署の名称を教えて頂けますか。
東京電力:福田氏
そこは会社としてそこは会社としてそこを選んだと云う事ですので、実際の分析をしているカ所だと云う事ですが、具体的な部所の名前は公表できません。
おしどりマコ
部署名は公表できないと、、。
はいわかりました。
では先日、ソーシャルコミュニケーション室が出来まして、そこに原子力リーダーや社長に話が出来るリスクコミュニケーターの方がこの4月から配属されたという事でしたが、今回、福島県の漁連の方々や茨城県の漁連の方々に説明する海に放出する地下水の分析を、関西電力の関係グループ、株主の会社に分析させるというのは、このリスクコミュニケーターの方々はそれでOKだと云う事だったのですか。
地元の漁連の方々と話すときの資料が一番このソーシャルコミュニケーション室のコミュニケーターの方々が関わるのかなと思うのですが。それはOKだったでしょうか。
東京電力:福田氏
ソーシャルコミュニケーション室が、今回、あの先日出来たばかりですし、そこにまだ関わっているというものではない。
おしどりマコ
今回は、、、?
東京電力:福田氏
関わっておりません。
おしどりマコ
関わっておられなかった。
漁連の方々に話しをする資料作りにソーシャルコミュニケーターの方々やリスクコミュニケーターの方々は関わらないのでしょうか。
東京電力:福田氏
資料は当然専門家が作りますので、実際に作業している部分の人間が作成をする事になります。
おしどりマコ
そのチェックや説明内容についてリスクコミュニケーターは関わらないということですか。
東京電力:福田氏
ここは、今後どういう形で関わるかと云う事はケースバイケースだと思います。
おしどりマコ
、、、わかりました。
ソーシャルコミュニケーション室のリスクコミュニケーターの方々は、原発事故の後や、これからに関して、地域住民の方々とリスクに関する話し合いをする時に一番その事がメインの仕事だと云う風に発表されましたが、今回は関わっておられなかったんですね。
東京電力:福田氏
はい。
そう云う意味では、リスクコミュニケーター自体は既に色々活動している中にもいますので、そういう意味では、一部の人間は関わっている部分もありますし、そういうあの、えーと今まで実際にそういう事をやった人間も、その時点でリスクコミュニケーターとしてあの、派遣された人間もおりますので、そこはケースバイケースになると云う風に思います。
おしどりマコ
すいません、あのー、普段の分析ではなく、海に放出する水の分析を漁連の方々に説明する試料の分析会社を、関西電力のグループ会社にすると云うのをリスクコミュニケーターの方が是とするならば、あまりリスクコミュニケーターとしてお仕事されていないのではと思うのですが。如何ですか。
その様なチェックは、リスクコミュニケーターの仕事には入ってないのでしょうか。
東京電力:福田氏
そこについてはご意見を承りますけども、そういう意味で今の時点でまだソーシャルコミュニケーション室、リスクコミュニケーターという形でどう関わるかというのは、色々検討する余地あるかと思っています。
おしどりマコ
わかりました、はい。
では、地下水バイパスによる地盤沈下の件ですが、この地下水コンターの図を見ますと、確かに仰る通り、OP10m盤の所では、新第3世紀の泥岩が支配してますが、OP35m盤の所では地下水が2mほど低下することが予想される、という事ですが、サブドレンで汲上げていたのは建屋付近ですよね。
東京電力:福田氏
建屋の側です。
おしどりマコ
OP35m盤のあたりではないんよね。
東京電力:福田氏
建屋の近く、、。
おしどりマコ
わかりました。
では、サブドレンでどれぐらいの水位の低下をコントロールしていたのかという事と、このタンクエリアであるOP35m盤の辺りの地下水が低下しても、地盤沈下はないというこの資料と議事録を見たのですが、すいませんちょっと私が、、OP10m盤の所では、先程の福田さんの説明が当てはまると思いますが、35m盤の所では少し当てはまらないように思うので、もう一度改めてご回答をいただけたらと思います。
宜しくお願いいたします。
東京電力:福田氏
今の当てはまらないというのはどういう主旨でございましょうか。
おしどりマコ
はい、OP10m盤の所には、新第三世紀の富岡層が支配されていますが、OP35m盤になりますと、そこに達するまでにその他の層が沢山ありますので、OP10m盤と同じように地下水を汲上げても地盤沈下がないと評価して良いのかどうか、というのが少し納得しかねる、理解出来ないと云う事です。
東京電力:福田氏
そう云う意味では、この資料を読んだんだと思いますが、水が流れる層が、新第三期層と云う所を流れているというそうでございますので、そこの地盤がしっかりしていると云う評価をしているという事で、そこについてもう既に厚密しているだろうから、ある意味では、その近辺は低いんですけれども、そこは十分安定していると云う評価になっていると云う事です。
おしどりマコ
この段丘堆積層にも影響がないという事ですか。
新第三世紀地層の上の部分です。
東京電力:福田氏
水を今、引いているのがここの層だという事でございます。
おしどりマコ
ん?ですよね、だからそこを抜くとその上は。
東京電力:福田氏
そこの層の水を抜くから、そこの層が弱くなるかどうか、という評価になっておりまして、そこについては大丈夫という評価でございます。
おしどりマコ
わかりました、この新第三世紀の地層の左岸の部分から抜くという事ですね。
東京電力:福田氏
はい。
おしどりマコ
泥岩の上の砂岩の部分から水を抜くという事ですね。
すいません、左岸は厚密されているので大丈夫という事ですね。
東京電力:福田氏
はい。
おしどりマコ
わかった。
すいません、あともう1点。
空気中の放射性物質の核種分析結果ですが、今更なんですが、この告示濃度のヨウ素とセシウム、主要3各種はありますが、改めてすいません。
放射線障害防止法を読み直したところなので、今更ですが、これはトリチウムの告示濃度は3週間限度とかありますが、トリチウムはどれぐらいなのかね。
放射線業務従事者の呼吸する告示濃度です。
東京電力:福田氏
はい。えっと、、、、あの確認をさせて下さい。
ただ、これはダストの話しですので、トリチウムは恐らく対象になっていないと考えますけども。確認させてください。
東京電力:福田氏
すいません。もうちど。
東京電力:福田氏
トリチウムは対象になっていないと思いますが、確認させて下さい。
おしどりマコ
いや、放射線業務従事者の呼吸する空気中の濃度限度は、放射線障害防止法と同じように定められておりますので、恐らくトリチウムが色々様々な形態で存在すると考えられますが。
メタンであったり化合物であったり、それぞれの告示濃度は定められておりますので、どのようになっているかお調べいただけたらと思います。
宜しくおねがいします。
東京電力:福田氏
ちょっと確認させて下さい。
東京電力石橋氏
よろしいですか。
おしどりマコ
あ、すいません。
東京電力の今年の2月の資料だったと思いますが、環境中のトリチウムの河水や河川水や湖水の濃度も東京電力の資料として出ておりますが、その事故前の濃度の値より今回の地下水の濃度は多少高いように思うのですが、これは同程度として捉えて良いのでしょうか。今年の2月28日の環境中のトリチウム、事故前の値という東電の資料です。
東京電力:福田氏
2月28日ですか?今年の?
環境中の、、、、。
おしどりマコ
はい、えー。
「福島第一原子力発電所でのトリチウムについて」という資料で。
平成25年2月28日 に出ております。
東京電力:福田氏
それが事故の前後で多少違っていると、、。
おしどりマコ
はい、事故前の河川の値より、今回の地下水のトリチウム濃度の値が、少し高いように思うのですが。東京電力の発表で近隣の河川と同程度という発表だったのですが。
東京電力:福田氏
はい、、、 えっと、ちょっと確認させて下さい。
質問の主旨がいまいち飲み込めていませんので、、。
おしどりマコ
はい、わかりました。
えー、一昨日出ました、地下水バイパスの計画の揚水井から出たトリチウムの濃度といいますか、その水の汚染の具合が近隣の河川と同じぐらいだ、という資料だったのですが、東京電力の2月の資料を見ますと、事故前の環境中のトリチウムの濃度や、放水口付近の最近の値の濃度より少し高いように思うのですが。
これはどう評価されているのかなと思いまして。
東京電力:福田氏
あのちょっと確認させて下さい。