昨日、いわき市に泊まって、今朝から鮫川村にいましたが、
確かに、ビックリするくらい涼しい、というか寒いくらいでした。
そして、雨が降っていて。
東京電力は臨時会見で
「18日朝5時で格納容器の温度は38度。雨水が温められて湯気として出てきた可能性がある」
でも、このような低い温度のとき、必ず湯気が出ていたか、というとそうでもないんだよね。
何かしら?
(原子力規制庁広報窓口からのメール、19:25)
報道関係者 各位3号機原子炉建屋上部の中央部近傍から湯気らしきものが確認されている件について、東京電力より、追加情報が入りましたのでお知らせします。
○湯気らしきものは、3号機原子炉建屋5階の原子炉ウェル(原子炉格納容器の上部の蓋に相当する場所)から発生。
○湯気発生箇所でのダストサンプリング結果は以下のとおり。この値は、湯気発生箇所から約7m程度離れた地点で定点観測している過去のダストサンプリング結果と比べると、その変動の範囲内。
・ヨウ素131 検出限界値未満
・セシウム134 4×10マイナス5乗ベクレル毎立法センチメートル
・セシウム137 7.1×10マイナス5乗ベクレル毎立法センチメートル○湯気の発生原因は、雨水が原子炉格納容器の上部の蓋の隙間から入り、原子炉格納容器上部で加温されたことによるものと推定。
○原子炉圧力容器、原子炉格納容器の温度、圧力は引き続き大きな変化なし。原子炉格納容器内の放射性物質濃度も検出限界値以下で有意な変化はなし。
○モニタリングポスト及び連続ダストモニタにも有意な変動はない。
現地検査官によると、18時現在も湯気らしきものの発生は継続しています。
上述のとおり、東京電力では湯気らしきものの原因は昨晩から今朝にかけて降った雨水の影響を指摘していますが、原子力規制庁としては引き続き確認してまいります。
追加情報が入り次第、ご連絡いたします。
===(以下、第1報)===
東京電力から、本日8時20分頃、3号機原子炉建屋上部の中央部近傍から湯気らしきものがあることを確認した旨の連絡がありました。(8時31分頃から順次受信)
ただし、原子炉の温度、圧力等の主要なプラントパラメータに有意な変動はなく、また、モニタリングポスト及び連続ダストモニタ値には有意な変動はありません。
本件について、東京電力は報道機関へ一斉メールを配信しています。
○本日8時20分頃、3号機原子炉建屋上部の瓦礫撤去作業前にカメラによる現場確認を行っていたところ、原子炉建屋5階の中央部付近に湯気らしきものが漂っているのを確認。
○原子炉圧力容器、原子炉格納容器の温度、圧力に大きな変化なし。原子炉格納容器内の放射性物質濃度も検出限界値以下で有意な変化はなし。
○昨晩からのモニタリングポスト及び連続ダストモニタにも有意な変動はない。
現地規制事務所の検査官が状況を確認しています。
引き続き、追加情報が入り次第、ご連絡いたします。
(担当)
原子力規制庁