2013年8月12日東電会見
おしどりマコ
ダストモニタ警報発生について伺いたいのですが、この時系列の表の中で、汚染が発見された社員の方々が、どの時点で汚染が発見されて、どのタイミングからこの免震重要棟の前でバスを待機していたのかという事と、その時系列も教えて頂きたいのですが。
東京電力尾野氏
先ず重要免震棟の前でございますが、0時33分に重要免震棟前に設置してあるダストモニターで放射能が高いという警報がでたという事です。
それとは直接は関係なく、ちょうどそのころ、退域しましたバスが、入退域管理施設のところで、退出の準備を、要は通るときに退出モニタで汚染がないか確認して通ることになっていますが、通っている方の中で10名ほどが「表面汚染がある」という事で止められた、という事がございました。
この止められた方々というのが、現場で作業をしてそこを通った人という事であれば、現場作業の中で、という事も考えられますが、皆さん重要免震棟から外に帰るために通っていたという事でしたので、この10人の方は。
従いまして、重要免震棟外の場所で、外にいたというタイミングは、バス待ちをしていたタイミングだけである、という事になります。
従いまして、ちょうどそのダストモニターが上がった頃に、その付近でバス待ちをしていた方に汚染があったという事ですので、その付近で何らか、ダストが上がる様な状況があったのであろうと考えてございます。
おしどりマコ
あ、すいません。
ですので、バス待ちをされていた方々は、それぞれ違うのかも知れませんが、どの時間からどの時間までこの免震重要棟の付近でバス待ちをされていたのか、と云う時系列です。
そして、その入退域管理施設で汚染が発見されたのは何時頃か、という時系列です。
東京電力尾野氏
わかりました、それはちょっと確認させて頂きたいと思います。
そんな様な状況でございましたので、重要免震棟の前で何か特別のことがあったのか、という観点で、整理を始めてみましたところ、ちょうど、その暑さ対策でミスト噴霧ということをしていたので、その関係があるやも知れないという事で、先ずミストの物を確認をしてみたのが、まだ今の中間状況でございます。
で、ミストの元になってる水自身を調べてみましたが、特段の汚染は確認されていないという事でございますので、ミストの元になった水が汚染していて、それが噴霧されたことによって表面汚染をしたか、というと、今の段階では必ずしもそうとは言いきれないなと言う様な状況になっておりまして、もう少しよく状況を確認する必要があると思っています。
おしどりマコ
わかりました。時刻はまた後から出てくるという事ですね。
東京電力尾野氏
改めて現在調査中でございますので。
おしどりマコ
わかりました。
このバスは何人乗っておられて、何人中、10人の汚染が発見されたのでしょうか。
東京電力尾野氏
今現在、そういった細かい情報も入りきっていないので、そうしたことも当然、調査の中で確認していきますので、整理が出来たところで案内したいと思います。
おしどりマコ
わかりました、このミストとか水道などの水源は、大熊町の坂下ダムで良かったでしたっけ。
東京電力尾野氏
そうです。
おしどりマコ
そうです、この資料で、構内配置図サンプリング箇所とあるのですが、この浄水場の水の分析結果というのは、左の文字情報のところに入っていないのですが、これ、浄水場の水もサンプリングされたのでしょうか。
この水の分析結果には、左の浄水場は入っているのでしょうか。
東京電力尾野氏
ちょっと確認をしてみたいと思います。
おしどりマコ
わかりました、ミストの水は汚染は確認していないという事で、、、。
ミストのこの図の発生装置自体の汚染というのは確認されたのでしょうか。
東京電力尾野氏
先ず、水の確認から入ってございますので、現在調査は継続中ですので、全体整理が出来たところで、またしっかりとご案内したいと思います。
おしどりマコ
わかりました。
で、退域をされたという事で、内部取り込みや鼻スミア試料などは取られたのでしょうか。10名の方々は。
東京電力尾野氏
10名の方々について、状況の確認などしているところですが、ホールボディー で全員の確認はしましたが、内部取り込みは確認されていないというような情報が今はいっています。
おしどりマコ
わかりました。
鼻スミア試料は取られましたか。
東京電力尾野氏
ちょっと、個別具体的な所は確認させて下さい。
おしどりマコ
わかりました、この免震重要棟付近のダストモニタは、どれぐらいのレベルで警報が鳴るのですか。
東京電力尾野氏
高高の設定ですけれども、10-4Bq/cm2ということで警報が鳴ります。
おしどりマコ
それで警報が鳴るという事ですね。
わかりました、この10名の方々は、免震重要棟の中の作業という事で、何か共通する作業や、共通の部屋にいたという事はあったのでしょうか。
東京電力尾野氏
これは重要免震塔から出る際に、改めてカバーウォールなど着るから、中でのこととは直接関係ないと思います。
おしどりマコ
なるほど、わかりました。
これはまた後から追加情報が出るということですね。
東京電力
これは現在、調査中の中間状況を報告していますので、調査が進めばそれに応じて改めて整理して話せると思います。
おしどりマコ
わかりました。
東京電力尾野氏
それから、浄水場の方ですけれども、確認しておりまして、汚染がないという事でございました。
おしどりマコ
浄水場も分析はしたという事ですね。
東京電力尾野氏
はい。
おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
で、少し話が変わるのですが、集水ピットから移送している2号機海水配管トレンチの立坑Cが水深が深くなるにつれて塩分濃度が上がることを聞いていたのですが、これは3号機の海水配管トレンチの立坑Aは、水深が深くなればなるほど塩分濃度が下がるといったようになっておりまして、このような差を東京電力はどのように評価されてますか。
東京電力尾野氏
これはですね、今日も委員会のなかでも議論になっていたが、ま、水を置いてある状態で上下方向で濃度が変わってくるような現象、ま、成層化と表現していましたが、そうしたことがどうゆう要素で起こっているのかとか、あるいはそれが、こういったところで起こり得るのかとか、そうしたことが、議論になっていたわけでございますが、明確に今時点で、これこれこういう理由でこうなってるとか、こういうことで関係ございませんとか、と、申し上げれる状況ではありませんので、翌我々なりにも頭の整理をする必要があると思っています。
ただ、先般、議論として出てきたこととして、立坑Cに要は、今汲み上げている水を入れていくという状況ですが、これを行って行く事に関しては、立坑Cとタービン建屋が連通しているということが大前提の条件、という事になってまいりますが、そうしたことは確認した上で対応してございますので、当座の対応としてはそれで宜しいのかな、と思っています。
ただ、更に直接タービン建屋の方に移送するための経路、ルートなども準備してございますので、そうした準備等が整えば、また併せて経路等については最適化していきたいと考えております。
おしどりマコ
わかりました、あと、地下水の観測孔No.1-8の水位が分かり、遮水壁上部を60cm超えているという事で、このNo.1エリアの護岸付近の写真や、映像の公開をして頂けませんでしょうか。
東京電力尾野氏
まあ、別途検討させて頂きたいと思います。
これまでもNo.1エリア付近の作業状況など折に触れて案内してるかと思いますが、まあ、どういった事が出来るか確認させて下さい。
おしどりマコ
わかりました、護岸の海側がどのような状態になっているか、その、作業の様子ではなく、どのような状態で漏洩があるのかという、目視ができるという話しもあるので、公開して頂ければと思います。
で、足指のリングバッチを使用しているかどうかというのはご確認頂けましたでしょうか。
東京電力尾野氏
足の方ですが、足の指のリングバッチは特にしておらない。
おしどりマコ
していない、、、。
していないという事ですね。
東京電力尾野氏
はい。
おしどりマコ
全βで高い地下水の中に、水溜まりの中に足を突っ込む状況があるそうですが、取り敢えず足指にはせずに指のリングバッジのみですか。
東京電力尾野氏
はいそうです。
足には靴を履いてございますので、直接水に触れないような形になっていると、、。
おしどりマコ
いや、それは手も同じですよね。
東京電力尾野氏
ま、手の方はもちろんそうですが、積極的に使っていく場所として手の方を中心に測らせていただいております。
おしどりマコ
足も地下水に触れたりしませんか。
東京電力尾野氏
足は靴のゴムを介してますので、そういう意味から言いましたら、手の守りよりも足の守りの方がずっと厚い状況になります。
おしどりマコ
今日の規制委員会でも議題として上がっていたのですが、No.1エリアの以前から要望しております、小さい配管なども、スクリーン操作室電線管路など、小さい配管や建造物など、この付近のエリアだけでも配管図など公開していただけませんでしょうか。
東京電力尾野氏
この話、何回か伺っておりますが、何れにしてもどういう対応ができるか検討させて頂いているところですので、改めて回答させて下さい。
おしどりマコ
まだ確認中という事ですか、、、公開するかどうかを。
東京電力尾野氏
はい。
おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
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