23時台まで、230mSV/hクラスの汚染水の漏洩の対応にあたって頂く
作業員の方々は、本当にありがたいと思います。

(ていうか、増し締めの点検をなぜしないのか、私しつこく質問してたのにさ...
このタイプのフランジタンクはボルトの緩みで過去何度も漏えいしたのに、点検頻度が低くないか、と聞いてたのに!)

(東京電力からのメール、1;23)

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             東京電力からのご連絡
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報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。

○8月19日に発見した「福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける
水漏れ」に関する続報についてお知らせいたします。

○H5エリア?グループ№5タンクとH5エリア?グループ№6タンクの連結配
 管部からの滴下について、連結配管の保温材及び吸着マットを外して状況を確
 認したところ、各タンクと連結配管を接続している隔離弁(2弁)のうち、No.5
 タンク側の隔離弁と連結配管を繋いでいるフランジ部より約90秒に1滴の滴下
 があることを昨日(8月31日)午後11時10分頃に確認しました。

○その後、当該フランジ部に吸着マットを巻き付け、ビニール養生を施すととも
 に、当該フランジ部の床面にドレン受けを設置しております。

○なお、当該連結配管の隔離弁(2弁)については、No.5側およびNo.6側のどちら
 も閉められていたことを確認しています。

○今後、準備が整い次第、当該フランジ部の増し締めなどの処置を実施します。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

以 上

(以下、お知らせ済み)
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○現在、H4エリアタンク堰のドレン弁から水が出ていたことを受けて、タンクの
 パトロールを強化しておりますが、本日(8月31日)のパトロールにおいて、
 4箇所の高線量当量率箇所(β+γ線(70μm線量当量率*1))を確認しまし
た。
*1:70μm線量当量率=皮膚等の等価線量率

○関連する全てのタンクの水位に低下は見られず、排水弁も閉としているため、
堰外への漏えいはないと評価しております。

 ・H5エリア?グループ№5タンクとH5エリア?グループ№6タンクの連結配
  管部の床面:約230mSv/h(70μm線量当量率)

 ・H3エリアAグループNo.10タンク底部フランジ近傍:約220mSv/h(70μm線量
当量率)
(8月22日にタンクの点検をした際に、約70mSv/hが確認されたところと同箇所*2)

 ・H3エリアBグループNo.4タンク底部フランジ近傍:約1,800mSv/h(70μm線量
  当量率)
 (8月22日にタンクの点検をした際に、約100mSv/hが確認されたところと同箇所*2)

 ・H4エリア?グループNo.6タンク底部:約70mSv/h(70μm線量当量率)

 タンクエリアの位置関係については、8月22日に公表している以下の報道配布資料
をご参照ください。
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2013/images/handouts_130822_06-j.pdf

 *2:8月22日に測定を行っていた箇所について、本日(8月31日)再度測定を
    実施したものです。値が異なっている原因については、調査を実施してまい
    ります。

○H5エリア?グループ№5タンクとH5エリア?グループ№6タンクの連結配管部の
 床面については、パトロールを実施した際に線量が高いこと(100mSv/h(70μm線量
 当量率)以上)が確認されたことから、上部にある配管の保温材を押したところ、床
 面に水滴が1滴垂れました。水が滴下した床面を測定したところ、約230mSv/hである
 ことを確認しました。

○当該の連結配管からの滴下は継続していませんが、当該配管下部の床面に変色箇所
 (乾いた状態)があり、大きさは約20cm×約20cmで、床面の変色箇所から離れたと
 ころでは、高線量当量率箇所は確認されていません。

○当該箇所の応急処置として変色のある床面にドレンパンを設置すると共に、当該連結
配管に吸着マットを巻き付けました。

○今後準備ができ次第、当該連結配管の保温材を外し、汚染水の漏えいの有無について
 確認を行う予定です。

○また、H3エリアおよびH4エリアの当該箇所については、継続した滴下がないことを
 確認しており、これらの箇所についても漏えいの有無も含めて詳細調査を行う予定です。