ERSSのデータ伝送停止の原因は、台風18号による土砂崩れで、伝送回線(光ケーブル)が断線または損傷していることと判明したそうです。
んー、でもERSSって、原子力災害が発生した場合、国が状態判断や進展予測するためのものなんだよね、
http://bousai.jnes.go.jp/system/erss-1.htm
それが、自然災害で先に損傷しちゃうっていうのは、ちょっと役立たずのような気がしない?
(原子力規制庁事故対処室からのメール、22:18)
報道関係者 各位独立行政法人原子力安全基盤機構(JNES)より、日本原子力研究開発機構もんじゅの緊急時対策支援システム(ERSS)のプラント情報表示システムからのデータ伝送が停止していることについて、追加連絡を受けました。
JNES及び日本原子力研究開発機構においてデータ伝送停止の原因を調査した結果、ERSS伝送機器には問題はなく、伝送回線(光ケーブル)が断線または損傷していることが判明しました。断線または損傷している箇所は台風18号の大雨による土砂崩れが発生したもんじゅ構内のトンネル入口付近と推定されます。
ERSS伝送復旧には、伝送回線(光ケーブル)を修理または張り替える必要がありますが、土砂崩れを復旧して、断線または損傷箇所を特定する必要であり、ERSS伝送復旧には時間を要する見込みです。
今後もERSS伝送復旧までは、事業者から定期的に電話、FAX、電子メール等でプラントデータを入手することを継続するとともに、原子力施設でトラブルが発生した場合に、直ちに電話、FAX、電子メール等によりデータ提供をするよう、日本原子力研究開発機構に指示しました。
------(以下、第1報の内容)------本日(16日)、原子力規制庁は、独立行政法人原子力安全基盤機構(JNES)より、日本原子力研究開発機構もんじゅの緊急時対策支援システム(ERSS)のプラント情報表示システムからのデータ伝送が停止している旨の連絡を受けました。(16日2時56分から伝送停止。同日3時46分から順次受信)
JNES及び日本原子力研究開発機構においてデータ伝送停止の原因を調査中ですが、台風18号の大雨による土砂崩れのため、保修担当者がもんじゅ構内に通行不能であり、伝送停止の原因判明には時間を要する模様です。
なお、ERSS伝送装置復旧までの間に原子力施設でトラブルが発生した場合には、電話、FAX、電子メール等の代替手段によりデータを入手でき、データ提供を確実なものとするよう、日本原子力研究開発機構に指示済みです。
ERSS伝送停止の原因調査中ですが、原因判明には時間を要することから、一斉メールを配信することとしました。
伝送停止の原因については、情報を入手し次第、お知らせします。