告示濃度限度をはるかに超えている(全βで17万Bq/L)エリアのたまり水はポンプでくみ上げたそうです。

(作業員の方々、ありがとう存じます!)

でも、告示濃度限度より低い、溜まり水の汚染水は排水する、とのこと。

「他のタンクエリアの堰内溜まり水についても、全ベータ放射能が高い箇所を基本に順次、
仮設ポンプにより当該エリアのタンクへの移送を行います」

とのことですが、
どこのエリアか具体的に書かず、
「全ベータ放射能が高い箇所を基本に順次、移送を行う」ということは、
う?ん、間に合わなければ、告示濃度限度を超えているところも、流れちゃうということかしら...

昨晩、作業員の方と電話していて
「タンクエリアの人員が足りなくて、手配を頼まれているけど、いない!!」
って聞いたところなんですよね...

作業員の方々、本当にありがとう存じます。

(東京電力からのメール12:58)

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             東京電力からのご連絡
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報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。

 福島第一原子力発電所における台風接近に伴う降雨の影響の続報についてお知
らせいたします。

○台風の接近に伴う降雨により、汚染水貯留タンクCエリア(東)およびCエリ
 ア(西)堰内には多量の雨水が溜まり、急激に水位が上昇してきていることか
 ら、このままでは溢水する可能性があります。

○当該エリアの堰内溜まり水の放射能濃度(全ベータ)が以下の通り、ストロン
 チウム90の告示濃度限度(30Bq/L)より低い値となっており、堰内の溜まり水は
 雨水であることから、準備が整い次第、緊急措置として、当該堰内に溜まった
 雨水を堰ドレン弁にて、堰外に排水します。

 ・Cエリア(東):2 Bq/L
 ・Cエリア(西):8 Bq/L

○なお、台風の接近に伴う降雨により、他の汚染水貯留タンクエリア堰内に多量
 の雨水が溜まった際に、堰内溜まり水の放射能濃度(全ベータ)がストロンチ
 ウム90の告示濃度限度(30Bq/L)より低い値であり、雨水と判断できるエリア
 については、溢水を避けるために当該堰内に溜まった雨水を緊急措置として、
 堰ドレン弁より同様に排水いたします。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

<お知らせ済み>
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○汚染水貯留タンクBエリア(南)の堰内溜まり水の溢水に関して、堰内の溜ま
 り水の全ベータ放射能分析結果(簡易測定による※)は、37 Bq/Lでした。
 各タンクエリアの全ベータ放射能分析結果(簡易測定による)については、以
 下のとおりです。

  ・H1エリア   : 200 Bq/L
  ・H2エリア(北): 140 Bq/L
  ・H2エリア(南): 3,700 Bq/L
  ・H3エリア   : 4,600 Bq/L
  ・H4エリア(北):170,000 Bq/L
  ・H4エリア(東): 2,400 Bq/L
  ・H4エリア   : 110 Bq/L
  ・H5エリア   :  430 Bq/L
  ・H6エリア   :  160 Bq/L
  ・H9エリア   :   9 Bq/L
  ・H9エリア(西):   8 Bq/L
  ・Bエリア(北) :   23 Bq/L
  ・Bエリア(南) :   37 Bq/L
  ・Cエリア(東) :   2 Bq/L
  ・Cエリア(西) :   8 Bq/L
  ・Eエリア    :   6 Bq/L
  ・G4エリア(南):   3 Bq/L
  ・G6エリア(北):   8 Bq/L
  ・G6エリア(南):   34 Bq/L

  全ベータ放射能分析結果(簡易測定による)において、高い放射能が確認さ
 れたH4エリア(北)の堰内溜まり水については、昨日(9月15日)午後3時
 20分頃から仮設ポンプによる当該エリアタンクへの移送を実施し、同日午後11
 時20分頃に完了しております。
  なお、他のタンクエリアの堰内溜まり水についても、全ベータ放射能が高い
 箇所を基本に順次、仮設ポンプにより当該エリアのタンクへの移送を行います。

 ※簡易測定:それぞれの堰内において、4箇所から合計500mlの試料を採取。
  採取した試料をしみこませたろ紙を、GMサーベイメータにより測定する。

各タンクエリアのサンプリングの結果については、当社ホームページに掲載し
 ておりますので、ご参照願います。
  URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2013/images/handouts_130916_01-j.pdf

○また、南放水口・排水路の分析を2回実施しております。
 南放水口・排水路のサンプリングにおける1回目と2回目の状況としては、1
 回目は台風接近に伴う降雨の影響前(B排水路採取地点ではB排水路清掃後に
 採取)、2回目は台風接近に伴う降雨の影響後(B排水路の土のう流出後)に
 採取したものです。今後も継続して監視してまいります。

 サンプリングの結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、
 ご参照願います。
 URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/index-j.html

<お知らせ済み>
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○Bエリア南側の堰内の溜まり水の堰からの溢水について、当該エリア南側の堰内
 に溜まった水を、本日(9月15日)午後1時13分から同エリアのタンクへ移送し
 ておりましたが、溜まり水がほとんど無くなったことから、同日午後3時22分に
 移送を停止しました。

○また台風接近に伴う降雨の影響により、汚染水貯留タンクエリアのB排水路(C
 排水路合流点前)に設置していた土のう(H4エリアタンク漏えい水の流出拡大
 防止対策を目的に設置)が、本日(9月15日)午後1時30分頃に流出しているこ
 とを確認しました。そのため、同日午後3時20分、当該箇所の土のうの復旧作業
 を完了しております。
 なお、土のうが流出する前に、台風対策として、本日午前中にB排水路の土のう
 前の残水についてはポンプによって回収しております。

<お知らせ済み>
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○台風の接近に伴い、福島第一原子力発電所の汚染水貯留タンクの堰内に雨水が
 溜まった場合に備えて、Bエリア南側※の堰内の溜まり水の移送準備を行って
 いたところ、本日(9月15日)午後1時8分頃、急激な降雨により、Bエリア
 南側の堰内の溜まり水が堰から溢れていることを確認しました。
※Bエリア南側タンクの保有水は淡水化装置(RO)による処理後の水であり、
RO濃縮水ではありません。

○直ちに準備していた仮設ポンプを使用して、同日午後1時13分に堰内溜まり水
 を同エリアのタンクへ移送開始しました。これにより、当該堰内溜まり水の溢
 水は停止しております。

○現在、Bエリア南側の堰内溜まり水の放射能分析および詳細確認をしており、
 分析結果等は分かり次第お知らせします。

                                 以 上