2013年9月9日東京電力定例会見よりマコちゃんの質疑ですねん!

 

おしどりマコ

すいません、司会の方のお名前を教えていてだけますか。

 

 

東京電力一杉氏

一杉でございますが。

 

 

おしどりマコ

一杉様、わかりました。

すみませんできれば先に手が挙がっている人間から指名して頂ければと思います。

後から手が挙がっている人間をどんどん指名されますのでフェアに指名していただければという要望です。

よろしくお願いします。

 

 

東京電力一杉氏

フェアに指してるつもりではありますが、、。

ご意見として承ります。

 

 

おしどりマコ

あの、何度も目があってるんですが、他の方を、、。

 

 

東京電力一杉氏

他の方にも沢山目が当たってます。

 

 

おしどりマコ

あ、そうですか。

私、一応カウントしてたんで、、、。

一応手も振ってたんですけど。

すいません、一杉さんこれから要望いたします。

こちらの方向で明らかに後から手が挙がった人を先に指名されましたので。

よろしくお願いします。

 

この後質問されたフリージャーナリストのまさのあつこ氏も「自分も指名を外されている、公平に指名してほしい

おしどりさんと同じ要望です」と司会の一杉氏に訴えましてん。

 

おしどりマコ

えーとですね。

水素の発生量について8月28日から質問しているのですが、現在の1号機、2号機、3号機度の程度の水素が発生しているのか、評価が出ていれば、という事を質問していたのですが、これのご回答は頂けませんでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

大変申し訳ありません、今手元にご回答出来るものがございません、確認中でございます。

 

おしどりマコ

わかりました、これはまだ確認に数日かかるという事でしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

まあ、ご質問頂いてますので、なるべく早くお返ししたいとはお思いますが。

ちょっと確認をさしてください。

ああっ、今手元に入ってまいりました。

すいません、えーとですね、これはあのー、えー、水素の発生量としては今、崩壊熱をどういう風に見積もるか、というところも大事なところでこちらは解析コードを用いた評価になると思いますが、、。

宜しいでしょうか、今の最新の評価の結果ということでございます。

例えば、1号機で言いますと、これはあの、先ほど言いましたとおり評価ですので、今幾つ、と云う訳ではないので、今持っている評価の結果ということでお伝えしたいと思いますが。

平成24年の12月7日の時点で 約0.1Nm/h という評価を出しています。

これ1号機ですね。

続けて1号機ですが、平成25年の10月17日という時点で評価したものが、同じく 約0.1Nm/h です。

で、これからは、、ええ、25年もそうですけど、26年は、、この二つはこれからの推定ということになりますが、平成26年の10月17日時点の評価としては 約0.05Nm/h という数字です。

で、2号機ですが、評価した当時24年の12月7日の時点ですが、同じく 0.1 でございます。

で、えー、25年、26年同じ時期でございますが、0.1、0.06 という評価をしてございます。

で、3号機でございますが、こちらは2号機と同じ評価になってございます。

すいません、という事でございます。

 

 

おしどりマコ

ありがとうございます。

これ、解析コードは何をお使いになったのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

えー、オリゲンですね。

 

 

おしどりマコ

オリゲン。

わかりました、ありがとうございます。

で、現在原子炉ウェルと使用済み燃料プールにヒドラジンを防食剤として注入されてるんですが、これ、何ppm位の濃度を保つように注入されてるんでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

これも以前ご質問頂いた件でございますかね。

 

 

おしどりマコ

そうですね、ヒドラジンについて質問していたのですが。

 

 

東京電力今泉氏

そうですね。

すいません、こちらも今、手元にございませんので、ちょっと確認させてください。

 

 

おしどりマコ

わかりました、えーよろしくお願いします。

で、シルトフェンスの開閉作業について冒頭にご回答頂き、ありがとうございます。

作業前後の測定値についてお示し頂いてるそうですが、これは、いつも通りの測定値しかなく、作業前後の9月6日の9時前と、9時45分の後の測定値は何処に掲載されてるのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

すいません、ちょっと手元の方にございませんので確認いたします。

 

 

おしどりマコ

よろしくお願いします。

で、冒頭のご説明で少し確認をしたいのですが、では45分間、開渠内のシルトフェンスが船が入ってる間は、ひもを付けていたと言うことで。

45分間シルトフェンスは空いていたということですか。

 

 

東京電力今泉氏

はい。

 

おしどりマコ

45分間空いていたと。

 

 

東京電力今泉氏

はい。

 

 

おしどりマコ

開渠内が開いていたという事ですね。

 

 

東京電力今泉氏

はい、はい。

 

 

おしどりマコ

わかりました、あの、その測定値の資料をお示し下さい。

よろしくお願いします。

で、冒頭のご回答もう一つありがとうございました。

で、現場の作業員の方に確認しますと、制動放射X線を防護するゴーグルは、業者によって使用しているそうですが、東京電力の現場に立たれる社員の方々にはどのように運用されてるんでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

えーと、まあ今回のパトロールでは特にゴーグルの設置義務と云いますか、そういうことは私ども決めてません。

 

 

おしどりマコ

そうですね、業者によってだそうなんですが、東京電力の社員の方は今回の現場には立たれてない、という事なんですか。

 

 

東京電力今泉氏

あ、えーとタンク関係という事ですか。

パトロール等で行っておりますけれども、そういった、、。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

 

 

東京電力今泉氏

そういった人間には特にゴーグルの着用義務付けというのはしてません。

 

 

おしどりマコ

東京電力としてX線を防護するゴーグルは、、。

あの義務にしていないということはつまり、着用させていない、ということですか。

 

 

東京電力今泉氏

あ、そうですはい。

 

 

おしどりマコ

本人の希望により自由とかではなく、着用はしていない。

 

 

東京電力今泉氏

はい、して、していないということです。

 

 

おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

で、以前H4エリア、Hエリアの汚染水について、「なぜトリチウムをそくていしないのか」とお聞きしましたら、全βをトレーサーにするというご回答を頂いたのですが、これは、他の核種がどれ位、どの程度放出されたのかという評価は出せないと思いますが、トレーサーではなく、No.5の元々タンクの中に入っていた水の貯留水を測定したものを見ても全βしか測定されておられないのですが、これは、タンクの水の詳細な測定というのはされないのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

えーと、いま私の方で全β以外の測定値があるか、というところはお答え出来ませんが、まあ実際にそこにいれているものはROの処理水ですので、実際にはそういう濃度になっていくんだろうと思いますが、すいません、今の時点で全βのみの測定、、、。

 

 

おしどりマコ

そうですね。

あの、環境中に出たものは、トレーサーとして全βがわかりやすいというのは理解できますが、その元々の水にどの位何が有ったかと云うのがきちんと値として出て、外の水のトレーサーとして使えるのかなと思うのですが、元々の水もROの処理水としてのデータで充分だということですかね。

 

 

東京電力今泉氏

ちょっとご質問の趣旨が私まだ、理解出来てなくてお答えが中々旨く出来ませんが、、。

えーとおしどりさんのご質問としてはこの事象の究明にあたってやはり、タンクの中の核種分析をやるべきではないか、という趣旨のご質問という事ですね。

 

 

おしどりマコ

そうです。

 

 

東京電力今泉氏

実際それに関しては、先日お答えした通り、一応その全βを見て、測定して対応しているというのが現状かと思いますが。

 

 

おしどりマコ

そうですね。

前回はトレーサーとして、とお答え頂いたので。

タンク内の水はトレースする必要がありませんので、元々の水の核種をなぜ他のものもはからないのか、という質問です。

 

 

東京電力今泉氏

あっ、あの他のタンクにたいしても、ということですか。

 

 

おしどりマコ

そうです、そうです。

No.5のタンクの水などもトリチウムも測定されておられませんでしたので。

 

 

東京電力今泉氏

えーとそこはちょっと、確認いたします。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

同じくHエリアの漏えいについてですが、本日と昨日のB排水路の清掃が行われてますが、すいません、具体的にどのような清掃をされてるのでしょうか。

もし、既出のご説明があれば、省いて下さって結構です。

 

 

東京電力今泉氏

あの、清掃のやり方というのは、まだ具体的に申し上げてないかと思います。

実際にはここー、排水路についてまず、土嚢で、その3つぐらい置いて区分けをするということ。

それと、底にたまった水を回収していくと、いうこと。

で、それで出た土については土の土壌を回収してあと、水路の底部の除草も行っております。

その後、排水路内面を高圧ジェットで洗浄して、えーーまあ綺麗にして行くと。

まあそんな手順だそうでございます。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

で、すいません一つ、預かってきた質問なんですが、8月27日の資料にすでにB排水路に土嚢を3点設置したという事が書かれているのですが、これは、8月27日に土嚢が設置されてから、B1やB2などのその合間の測定もされているのですが、これは土嚢を設置したあと水はどのようになっていたのですか。

全く流れていなかったのか、毎日測定をされて、値は変わっていますので。

 

 

東京電力今泉氏

大変申し訳ございません。

そこまでの現場の確認をしておりませんので、確認をさせて下さい。

 

 

おしどりマコ

わかりました、おそらく8月27日にの資料に「本日土嚢を設置した」という事が書かれているのですが、そのページには8月22日、23日の試料の測定のページですので、本日というのが、27日を指すのか、22日23日を指すのかちょっとわかりませんので、以前8月中に土嚢を設置した日付も教えて頂ければ。

それも含めよろしくお願いします。

で、このE2のE-2のトリチウムの値が9月8日、とその前が2回ともNDなんですが、検出限界が120で、あの地下水の陽水井はもっと低い検出限界で行っていて、No.8や、No.9の値が検出されていますので、これは漏えいが有ったとされるE-2の部分のトリチウムの検出限界を下げるおつもりはないのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

えーと今のところその、120という数値を下げて行くということは考えておりません。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

これは、時間をかければ検出限界は下げられると思うのですが、まあ恐らく水処理設備の放射能濃度測定結果のROの処理水を見ても全βが数十分の一ぐらいなので、値を見ると、検出限界120ですが、下げればトリチウムが20から30ぐらいで存在すると思われますが、これは地下水の陽水井と違って、そこまで測らないという考え方なんですかね。

 

 

東京電力今泉氏

ええ、おっしゃるようにですね、検出限界というのは、測定時間を長くしていけば、下がって行くと云うのは、もうおしどりさんの仰る通りでございますが。

あのー、実際にタンクの中に入っているその汚染水自身が、非常に高い、4乗とか5乗とかっていう数字ですので、まあそれが漏えいしてくるということになれば、120という検出限界があればそういった検知は可能だろう、という考え方で、その中で結果を出すということも加味して、検出限界というのが結果として120ぐらいということになっているかと思います。

ですので、先程ぶっきら棒に「変える気はない」と申し上げた事は大変申し訳なかったのですが、そういう考え方でですね、一応今の所120の検出限界ということで考えておけばいいだろう、と云うのが今の考え方ということになるかと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

すいません度々ですが、IOCに関しての質問で申し訳ないのですが、今泉さんのご回答での確認をしたいのでよろしくお願いします。

日本近海、先ほどの松井さんの質疑の中で、日本近海及びモニタリング、港湾内にとどまっているということを仰っておられたのですが、これは、「福島県沖を含む検出限界値以下だ」と仰っておられたのですが、これは汚染水に関してだけ、ということですか。

2011年の原発事故後の海洋モニタリングは、そのことに関しては置いておいて今回の汚染水の事例だけで日本近海および、その辺りの福島県沖のモニタリングで検出限界値以下だと仰ったのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

あ、えーと私が申し上げたのは、私どもで海側の測定をさしていただいておりますけれども、そのデータを見るとNDもしくは数値が出たとしても非常に低い値ということで、告示濃度に比べると小さな値であるということを申し上げたかと思います。

即ち今測定している結果を見ても、ということでございます。

 

 

 

おしどりマコ

なるほど。

これ、汚染水に限らず2011年の事故の後全部ふくめて、ということですか。

 

 

東京電力今泉氏

まあ、どこまでの範囲ということがあまり明確ではありませんけれども、これまで取ってきたデータを見ているとそういうことが言えるのではないかということです。

 

 

おしどりマコ

分りました。

まあ、東京電力の測定値で、先週新潟県庁に行く機会がありましたので、新潟県と東京電力が柏崎刈羽のモニタリングをされている資料集を、県庁の資料室でチェックしてきました。

平成23年度の東京電力の資料として、柏崎刈羽の港湾内で福島第一原発事故における、セシウム134 、セシウム137の影響があった。という資料が出てました。

まあそれは汚染水ではなくフォールアウトのかと思われますが、それが、東京電力が出している資料でしたので、、、。

これは、、それもまあ、告示濃度以下だということで、原発事故による影響だという資料を東京電力が出されておられましたので、これはどういったことかなと思いましてちょっとご回答頂きたいのですが。

 

 

東京電力今泉氏

そこはちょっと、今にわかに私も何とも言えないので確認します。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

で、港湾内でブロックされているかどうかで、東京電力と安倍総理が同じ認識であることを確認したとおっしゃっておられたのですが、これあの、港湾外の5号機、6号機の放水口付近のモニタリングで、汚染水の事例があってから、多少値が動いているのですが、これも別に特に汚染水の影響では無いという評価なんでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

あのー、まあ、私どもとして海洋モニタリングの結果を踏まえると、告示濃度より低い、ということで先ほど申し上げた見解を持っているということでした。

 

 

おしどりマコ

あ、告示濃度より低いけれども「まあ影響はある」ということですね。

分りました、ありがとうございます。

 

 

東京電力今泉氏

あ、「影響は少ない」と。

 

 

おしどりマコ

「影響は少ない」。

 

 

東京電力今泉氏

はい、という風に私どもは考えてるという事です。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

あと、もう一つ預かってきた質問なんですが、本日の福島第一原発のモニタリングポストや双葉町や大熊町のモニタリングポストを見ますと、本日8時以降で値が上昇している傾向が見られるのですが、本日の原発構内の作業、がれき撤去の状況など、詳細に教えていただけませんでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

今は、 3号機の瓦礫の、撤去工事というのは、これはストップしてございます。

 

 

おしどりマコ

ストップしているんですね。

今日はやっていないと。

 

 

東京電力今泉氏

あれ以来作業の方は、一旦あのダストを測るということで、 一部ちょっと瓦礫を少し上げたという事は有りましたけれど、 それまで、今日まで、大きな瓦礫撤去の作業は行っていません。

 

 

おしどりマコ

3号機のがれき撤去は今日はしていないということですね。

わかりました。

他の号機の瓦礫撤去というのはされているのですか。

 

 

東京電力今泉氏

えーと、予定ではないと思いますけど。

 

 

おしどりマコ

はい。

わかりました。

えー、1号機のほかに、窒素の封入について、平常以外の動作をしたという事も無いのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

えーと、窒素封入ですか。

 

 

おしどりマコ

はい。

 

 

東京電力今泉氏

以前にも、窒素の装置を切り替えていく、という操作はやったことがありますが。

本日その操作があったかどうか、というのはちょっと私今、お答えする材料は持っていません。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

本日モニタリングポスト、福島第一原発構内のMPも上がっておりますので、そのことに関しては、特に評価はされないのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

申し訳ありません、ちょっと状況が今、私も確認してきてないものですから確認をさせていたきます。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

よろしくお願いします。

 

 


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