20140317_東京電力記者会見よりマコちゃんの質疑部分

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 おしどりマコ

1Fの状況についてなんですが。

1号機FSPの温度上昇についてですが。

水温上昇が約16.5℃とありますが、計算してみると停止時のプール水温に対して最終的に28.5℃になると云う推定ですよね。

 

 

東京電力尾野氏

あの、元の温度に対して16.5℃を上昇分として足しています。

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おしどりマコ

足せばいい。

これは上昇分で最終的な水温は書いてなかった、ということなんですね。

わかりました、ありがとうございます。

で、地下水の護岸エリアNo.1の観測孔について伺いたいのですが。

昨年の11月12月と、私がずっと質問していたのですが。

「No.1の観測孔とNo.1-17 の観測孔が2メートルしか離れていないにも関わらず、水位の挙動が全く違うのは何故か」

と質問し続けていたのですが、それについて現在何か評価はあるのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

それについては、特に我々としては追求ておらないという事でご説明さしていただいてるかとおもいます。

 

 

おしどりマコ

はい。

2メートルしか離れていないにもかかわらず、No.1は水位が潮汐と連動して大きく動いており、No.1-17は動いておらず、核種の組成も違う事について、特に今の所は評価しておられないということですね。

 

 

東京電力尾野氏

あのー、多分20回ぐらい同じ質問を頂いていて、

「20回ぐらい特に考えておりません」と言っております。

 

 

おしどりマコ

はいしました。

 

 

東京電力尾野氏

20回ぐらい「特に考えてない」と、答えております。

 

 

おしどりマコ

そうですね。わかりました。

今年になって規制庁の方に資料を出されていて、それを見ますとNo.1の観測孔の深さが16メートルで、No.1-17の深さが5メートルなんですね。

私は当時、地下水の観測孔の深さが違うのかどうかも質問しておりましたが「同じ深さだ、16メートル程度だ」という回答を頂いていておりました。

これは、深さが違うとすぐに説明がつく事なのですが、当時の資料を見直しても、深さが5メートルの地下水観測孔は、潮汐の影響を全く受けておらず、16メートルの観測孔は、潮汐の影響を水位が受けております。

このことに関して何らかの評価はないのでいょうか。

 

 

東京電力尾野氏

特にございません。

 

 

おしどりマコ

この深さが違うという事は当時把握しておられましたか。

 

 

東京電力尾野氏

あの、まあご意見として承っておきますが、何れにせよ、No.1はもう使用を停止してございますし、ええ、、、。

 

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おしどりマコ

はい。

「水位がおかしいので、水位計を変えてもやはりおかしいので、No.1は水位の測定をやめたと」12月18日に発表しておられましたが、この時既に、No.1と1-17の水位が違うことは把握しておられたのですか。

しておられましたよね。

 

 

東京電力尾野氏

あのー、水位の動きが違うことは勿論承知してございますよ。

水位計を見てますから。

 

 

 

おしどりマコ

深さが違う、という事です。

地下水観測孔の深さが、No.1とNo.1-17で全く違うという事について把握はしておられたのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

ちょっとその時、どうであったかという事まで今この場では分かりませんが、ただ、先程来申し上げてる通り、まあ我々として、、、。

 

 

おしどりマコ

あ、すいません。把握しておられたかどうかを聞いておりましたので。

で、すいません質問が沢山あるので、次に移りたいのですが。

当時、No.1-17の観測孔を掘削したのは、No.1の水位の挙動がおかしいため、という事をこの記者会見場でご説明頂いたのですが、No.1の水位の挙動を調べるために、何故、深さの違う観測孔を掘ったのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

あのー、まあ、色々質問あるようですから、皆さん言って頂ければと思いますが、個別に今この場で一つ一つ答えられるだけの私も用意はございませんから。

どうぞ、整理し仰って下さい。

 

 

おしどりマコ

あ、わかりました。

 

 

東京電力尾野氏

良ければ、こちらで後で伺ってもらっても結構ですので。

 

 

おしどりマコ

そうですね。

また次回の記者会見でご回答を頂ければと思います。

で、規制庁の指示で、深さの違う観測孔を測定しておられますが、明らかに埋め戻し土層よりも中流砂岩槽の方が、トリチウムの濃度が高いと。

深い方が汚染が高いことが分かってきましたので、現在使用しておられる観測孔の殆どが5メートルであるということ。

そして、深さ16メートルの観測孔は殆ど使っておられないということについて、改めてご説明と、そしてNo.1とNo.1-17の何故No.1-17をを掘ったのか。

そして何故深さが違ったのかの説明を宜しくお願いします。

で後1点なんですが。

2013年6月19日のNo.1地下水観測孔のデータでは、一番下に塩素濃度のデータも出されておられていたのですが、それ以降は塩素濃度は測っていないとご回答されていたのですが、それはどうしてでしょうか。

塩素濃度は一番海水に繋がっているかどうかがダイレクトにわかりますので。

なぜ、計るのをやめたのか、というご説明も頂けたら有り難いです。

 

 

東京電力尾野氏

えっと、以上ですか?

 

 

おしどりマコ

地下水観測孔については。

それも今日は回答頂けないということですよね。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

わかりました。では、、、。

 

 

東京電力尾野氏

あの、沢山あるようなんで、特に他に無ければ、、。

 

 

おしどりマコ

あります。もうひとつありますんで。

1,2号機のスタック。

120mの排気筒について、あの25Svが根本にあるところについて伺いたいのですが。

2013年12月の規制庁の面談資料を見ますと。

「排気筒の部材損傷原因については、地震、風、及び水素爆発による加重を用いて評価したが、何れも降伏体力を下回る結果であり、損傷を裏付ける原因を特定出来なかった」

と、それまでにも爆発で地震だけではなく、経年劣化や強風による揺れ。なども検討を行なうと東京電力は説明されてますが、あの排気筒は、これからボルトが落ちないように下の方を養生していくという事が先日発表されましたので、経年劣化や強風による影響、海風による腐蝕をどのように評価されておられますか。

 

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東京電力尾野氏

すいません、あのー、本日の説明として用意をしてない内容で、まあかなり専門的な内容について、、、。

 

 

おしどりマコ 

あ、でも先週の金曜日のご発表だったんで。

 

 

東京電力尾野氏

「この場はこう言ってます」と、言う事をいっているから、ちょっとこの場で聞かれたことに、申し訳ございませんが、すぐに答えられる所ではございませんので。

そういったご質問であれば、後ほど、お答えを確認の上で、、、。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

では次回の記者会見でご回答頂ければ。

あのすいません。突然質問した訳ではなく。

先週金曜日の記者会見で1,2号スタックのことが発表されておられたのですが、その時に質問したら出てきたのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

いえいえ、多分出ないと思います。

 

 

おしどりマコ

あ、わかりました。

 

 

東京電力尾野氏

その時点においては、1、2号スタックの落下対策として、どういう事をしているかという事についてご説明したわけで、「スタック」というキーワードで考えられるあらゆる事について、当然、説明の用意が出来ているわけではありませんから。

そういった事をお聞きになりたいのであれば、確認出来る範囲で確認させていただきたいと思いますので。

 

 

おしどりマコ

宜しくお願いします、次回ご回答いただければ。

その排気筒の落下防止対策で、養生していくという事ですが。

それは、昨年の11月ぐらいから防止対策が始まるような計画だったのですが、それはまあ、実際に実施されておらず、3月まで遅れた、という事なんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

まあ実際に現場での作業、段取り等々を積み上げていった結果として、先般ご案内したようにこのタイミングで行ないます。

という事でお話をさしていただいてるということであります。

 

おしどりマコ

わかりました。

では、その11月の計画という分が今回の分で、特にその間、、、。

すいません私が資料を見落としたのかと思ったのですが。

特に何もされておられなかった、という事ですよね。

 

 

東京電力尾野氏

あの、対応について検討して、具体策を立てたところで対応しているわけでありますから、そう理解して頂ければと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

では、いっぱい質問してしまいましたが回答をお待ちしています。

宜しくお願いします。

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