(東京電力からのメール、16:59)

 

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             東京電力からのご連絡
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報道関係各位
 
 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。
 
○本日(8月14日)午前11時15分頃、福島第一原子力発電所4号機タービン建屋
 1階のパワーセンター室(電源室)において水溜まりがあることを、パトロー
 ルを実施していた当社社員が発見いたしました。
 
○水溜まりの範囲はパワーセンター室内全域に拡がっておりますが、屋外への流
 出はありません。
 
○当該室付近に滞留水を移送する配管があることから、念のため、3号機タービ
 ン建屋地下から雑固体廃棄物減容処理建屋(高温焼却炉建屋)へ滞留水を移送
 しているポンプ2台のうち1台を、午後0時21分に停止いたしました。
 
                         【以上、お知らせ済み】
 
○滞留水を移送しているポンプ1台を停止し、午後0時58分、水の漏えいが停止
 したことを確認いたしました。もう1台のポンプについては、運転を継続して
 おります。
 なお、これにあわせて、午後0時57分、2号機タービン建屋地下から3号機タ
 ービン建屋地下への滞留水の移送を停止いたしました。
 
○パワーセンター室内に流入した水のサンプリングを実施し、放射能濃度を分析
 した結果、
 
  ・セシウム134:3.0×10(4)Bq/cm3
  ・セシウム137:4.7×10(4)Bq/cm3
 
 であり、溜まり水は3号機タービン建屋地下階の滞留水であると推定いたしま
 した。
 
○また、水溜まりの範囲については、その後の確認の結果、4号機タービン建屋
 1階の廊下の北側にも確認されましたが、屋外への漏えいは確認されておりま
 せん。
 
○なお、パワーセンター室内の溜まり水については、今後、4号機タービン建屋
 地下階へ排水する予定としております。
 
○水が漏えいした原因について、引き続き、調査を行う予定です。
 
○本件については、本日(8月14日)午後6時より予定されている臨時のブリー
 フィングにてご説明させていただきます。
 
○本メールには返信できませんのでご了承ください。
 
                                 以 上