(東京電力からのメール、10:39)

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             東京電力からのご連絡
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報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。

 平成24年9月22日に発生した福島第一原子力発電所3号機使用済燃料プールへ
鉄骨が滑り落ちた件について、続報をお知らせいたします。


○本日(9月24日)午前9時55分より、水中カメラ(遠隔操作)を用いて、3号
 機使用済燃料プール内へ滑り落ちた鉄骨の状況(位置)や使用済燃料プール内
 の状態を確認する作業を開始いたしました。

○また、9月22日以降、3号機使用済燃料プール水の核種分析の結果や発電所内
 のモニタリングポストの値に有意な変動は確認されておりません。

 <9月23日採取>
  ・セシウム134:2.5×10(3)Bq/cm3
  ・セシウム137:4.2×10(3)Bq/cm3
  ・ヨウ素131 :検出限界未満(検出限界値:1.6×10(1)Bq/cm3)

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

【以下は、お知らせ済みの内容となります】

○平成24年9月22日午前11時7分頃、福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋上
 部の瓦礫撤去作業を行っていたところ、使用済燃料プール脇にあった鉄骨(約
 300mm×約200mm×約7m、約470kg)をクレーン先端に取り付けた油圧フォーク
 でつかもうとしていた最中に、当該の鉄骨が使用済燃料プール内に滑り落ちま
 した。

○午前11時45分頃、使用済燃料プール代替冷却システムの運転状態およびスキマ
 サージタンクの水位に異常がないことを確認しております。

○また、使用済燃料プール水の核種分析の結果は以下の通りであり、有意な変動
 は確認されておりません。

 <9月22日採取:鉄骨滑落後に採取>
  ・セシウム134:2.2×10(3)Bq/cm3
  ・セシウム137:3.6×10(3)Bq/cm3
  ・ヨウ素131 :検出限界未満(検出限界値 1.4×10(1)Bq/cm3)

 <9月21日採取:鉄骨滑落前の至近の分析結果>
  ・セシウム134:2.4×10(3)Bq/cm3
  ・セシウム137:4.0×10(3)Bq/cm3
  ・ヨウ素131 :検出限界未満(検出限界値 3.4×10(1)Bq/cm3)

○また、遠隔作業用のカメラにより、使用済燃料プールの水位に有意な変動がな
 いことを確認しております。

○発電所内のモニタリングポストの値および使用済燃料プール周辺の雰囲気線量
 率に有意な変動は確認されておりません。

○本事象による作業員の負傷はありません。


以 上