1回めの質疑               

DSC04511.JPG

おしどりマコ

3ページのデータで平成24年12月から5月まで、測定しなかった理由はなんでしょうか。

 

 

東京電力福田氏

先程の確認しましたが、これは12月の時点で一応このところでセシウムの汚染があるかどうかの確認をしております。

それで汚染がないという確認ができておりまして、、、。

今回5月の測定については、港湾内の汚染の低減の検討会ができまして、その中で他の核種も含めてこういうところをしっかり、データを分析して確認していくということで、あらためて確認、採取したもおのでございます。

 

 

おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

では、12月以前のデータもある、と云う事ですね。

 

 

東京電力福田氏

12月以前はありません。

12月辺りでここで初めてボウリングをしたと云う事です。

 

 

おしどりマコ

12月にボウリングをした、では、これが1回目の測定ですか。

 

 

東京電力福田氏

はい、11月から12月にかけてこのNo.1、No.2、No.3とというところのボウリングをして採取したのがこの日付けです。

 

 

おしどりマコ

わかりました、では、セシウムの傾向だけ見てこの時点でのトリチウムの値には問題は無かったと評価をしたという事ですか。

 

DSC04509.JPG

東京電力福田氏

この時点では、セシウムについて注目していたと云う事です。

トリチウムについては、1号機の周辺で高いというご案内の通りで、110,000Bq位い出ておりますので、それと比べて特段に高いものでは無いという認識です。

 

 

おしどりマコ

わかりました、29,000Bq/l はあまり問題が無かったと。

では、トリチウム測定で、簡易の液体シンチは数時間で結果が出ると思いますが「上昇が見られた場合のみ測定頻度を見直す」と書いてますが、これは6月14日に全部上がってきたと云う事で、簡易の液体シンチはされないのですか。

 

 

東京電力福田氏

通常の測定方法でやってまして、概ね1週間ぐらいで測定できる、という形でやってます。

 

 

おしどりマコ

東京電力は1Fに簡易の液体シンチは持ってはおられますか。

 

 

東京電力福田氏

今やってるのは、そういうやり方で1週間に1回というのが、、、。

 

 

おしどりマコ

現在、濃縮塩水などの寄与も考えられますので、トリチウム、β各種がまあ、セシウムがNDですので、ある意味トレーサーの役割をしていると思われますが、数時間で出てくるトリチウムの液体シンチをしなくても現在大丈夫だ、という考え方なんですか。

 

 

東京電力福田氏

こういう地下水の挙動というのは、変化が早いものではない、と云う事で1週間に1回の測定でまずは見て行こう。

ということです。

 

 

おしどりマコ

大丈夫ということですね。

 

 

東京電力福田氏

はい。

 

 

おしどりマコ

はい、わかりました。

では2年前の漏えいが寄与しているなら、トリチウム水が水蒸気となって存在してる可能性がありますが、放射線障害防止法における、作業従事者における、空気中濃度限度については、これは測定されて無かったのでしょうか。

 

 

東京電力福田氏

ちょっとそこは確認をさせて下さい。

 

 

おしどりマコ

わかりました、以前「数字が低いので測定しなくていい」と、回答をいただいたのですが、これは特に規制側から測定しなくていいという事を、そういう指示が有ったという訳ではないですね。

 

 

東京電力福田氏

そういう意味では、◯◯は地下のものですので、図が蒸発してる様な状況ではないというところですが、そこそこの考えについては確認させてください。

 

 

おしどりマコ

わかりました、空気中濃度限度は排水中の濃度限度より2ケタ低いので、水蒸気の管理についてどうなっているか、ご確認よろしくお願いします。

 

 

2回目の質疑                   

DSC04522.JPG

おしどりマコ

少しタイムラグがある様に感じますが、5月30日に500,000Bq/Lを把握し、6月3日に担当部署に上がってきたと云う、4日タイムラグがありますね、で、それで担当部署に上がってきてから6月11日、本店に上がるまで、8日間タイムラグがありますが、この理由は何ですか。

 

 

東京電力福田氏

はい、これは5月31日分も含めて元々本店側からこう云う、、依頼してますのでそのデータが両方まとめて11日に上がってきた物を報告したと、そう云う事です。

 

 

おしどりマコ

5月24日の物を現場で測定したと仰ってましたが、これは東電環境エンジニアリングではなく、東京電力の中の分析のセクションと云う事ですか。

 

 

東京電力福田氏

これは委託先にお願いして、、。

 

 

おしどりマコ

委託先。

わかりました、委託先はどちらですか。

 

 

東京電力福田氏

東電環境エンジニアリングだと思いますが、確認をします。

 

 

おしどりマコ

発電所の担当部署が6月3日に5月24日の500,000Bq/Lを把握して、これはトリチウムの告示濃度をはるかに超えてますが、これを公表せずに「データがおかしいんじゃないか」と測定をし直すと、判断をしたのは現場ですか。

 

 

東京電力福田氏

はいそれは現場の担当部署です。

 

 

おしどりマコ

わかりました、これは告示濃度を超えていても速やかに本店に連絡はしなくてもいいと云う形態になっているのですか。

 

 

東京電力福田氏

そう云う意味では、告示濃度で管理している様な所ではないのでこれで即座にと云う形での行動基準にはなっていないと云う事です。

 

 

おしどりマコ

わかりました、告示濃度を超えていても、本店に直ぐには連絡が来ないと云う事になってるんですね。

 

 

東京電力福田氏

あくまでもこれは、調査の一環としてやっていたと、、、。

 

 

おしどりマコ

調査であれば超えていても連絡は来ないと云う事になっていますね。

 

 

東京電力福田氏

はい、ここでは連絡しなかったと云う事ですね。

 

 

おしどりマコ

すいません、ちょっと確認なんですが、11月、12月にこちらの観測孔を作って12月に測定してますが、この観測孔は作ってから、12月に1回しか利用していなかったと云う事ですか。

5月まで。

 

東京電力福田氏

そうです。

 

 

おしどりマコ

観測孔を作って、、。

「1回測定して、セシウムが検出されなかったので安心した」と仰ってましたが、1回測定してもこれは測定しなくていい物だと、、。

 

東京電力福田氏

その後は測定してません。

 

 

おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

告示濃度を様々な値が超えた場合、どの様な本店への連絡携帯になっているかというのを、一度また教えて頂ければ、調査であれば連絡はしなくていいのか、どう云う場合であれば速やかな連絡が来るのかというのを一度改めて教えて頂ければと思います。

宜しくお願いします。

DSC04526.JPG