以前の質問の回答
以前おしどりさんから「4号機のDSピットにはいっているシュラウドやセパレーター類の重量はどれくらいか」と云うご質問をいただいておりました。
収納されているシュラウドの重量は約12.5トンです。
セパレーター類ですが、蒸気乾燥機或いは汽水分離器とありますが、こちらは合わせて51.5トンということです。
マコちゃんの質疑
おしどりマコ
ALPSのバッジ処理タンクの漏えいについて少しお伺いします。
コールド試験の時に結露などはありましたか。
東京電力尾野氏
季節的なものもあるかもしれませんので、確認させて下さい。
おしどりマコ
わかりました、ではそのコールド試験で結露なのか、漏えいなのかトレーサーなどを用いた浸透探傷実験はされましたでしょうか。
そのこともご確認頂けますでしょうか。
東京電力尾野氏
まずは、コールド試験とホッと試験のこれまでの状況を含めてですけれども、当該のカ所等については漏洩など確認はされてませんので、従って探傷試験なども改めてはしてないと思います。
おしどりマコ
トレーサーなどを用いた探傷実験はコールド試験の時にしなかったという事ですね。
東京電力尾野氏
そうですね。
おしどりマコ
わかりました、ではコールド試験の時に、漏洩を結露として、見逃した可能性はありますか。
東京電力尾野氏
原因調査などをして行った上で最終的に判断する事かと思っておりますが、コールド試験のおり、或いは今回のこの事案その物もそうですが、こうした滴下が確認されたのも今般が初めてですから、それ以前からこうした事が起こってたという状況でもありませんので、当時においてそういう事が確認されてた訳ではないと考えます。
おしどりマコ
わかりました、ではそのろ過水を用いたコールド試験の時に結露はあったのかご確認頂ければと思います。
あと、2号機の上部空間調査について。
この5. の調査概要の計画線量の所で、2名の方がトラブル時のロボット回収として、5.0mSv/人と云う数字があがっておりますが、この2名の方は免震棟での対応者から人を割当てるということで、免震棟では東京電力社員が5名、協力企業社員が2名となっておりますが、これはどちらの方が割当てられるのでしょうか。
東京電力尾野氏
これは確認させて頂ければと思います。
おしどりマコ
わかりました、よろしくお願いします。
で、4号機のDSピットのご回答ありがとうございます。
で、あのー満水かどうかはわかりませんが、水が貯留してあると思いますので、その、DSピット全体の総重量と、点検後のシュラウドやセパレーター類がどのような状態なのか、大体の線量をcpmでもsVでも教えて頂ければと思います。
東京電力尾野氏
まず、線量の方につきましては、現状確認出来ないと云う事です。
全て、水の中で取り扱いを行なってますので、個別の線量としては把握してません。
おしどりマコ
わかりました、個別ではなく、通常の点検時でどの様な状態になるか、現段階でなく、以前の点検時などの資料もないのですか。
東京電力尾野氏
通常の点検時でも水中で取扱って気中に出しませんので、そういった意味では同じです。
おしどりマコ
わかりました、非常に高い線量という事ですね。
東京電力尾野氏
どう申し上げるのがいいか、あれですけれども、炉内で使われてる物ですから、放射化もしますし、クラッド等もついていて、線量もある、と云う事で、通常の定検で考えれば線量が高いと考えていいと思ってるんですが、福島第一と云うのは通常とは違う更に線量の高いものが、有ったり、或いはプール側と云うのは燃料ですから燃料などと比べれば線量の程度は全然違いますから、状況と云えば通常水の中で取り扱う物です、と云う事です。
おしどりマコ
あの、「通常の定検時では高いが」と仰られますが、これは通常の定検時で出たシュラウドと同じものですよね。
東京電力尾野氏
同じものです。
通常の定検ではシュラウドは出しませんよ、セパレーター類は取り外して行ってます。
多分、ご質問の意図と云うのは、使用済み燃料プールとDSピット両方ございまして、我々の感心が使用済み燃料プールの方に重く向いていると、いう所に関してDSピット側は如何か、と云う所からのお発想かと思いますので、比較において使用済み燃料プールの方が重要度が高いという事に変わりありません。
それから、DSピットを含めた全体の総重量はいくらか、という難しいご質問なんですが、DSピットというのは、原子炉のウェル、使用済み燃料プール含めて、建屋と一体になった構造ですので、DSピット側の重量というような事としてはちょっと定義出来ないという風に思っております。
おしどりマコ
ありがとうございます。
DSピットは大体のどの位水が入りますか。
容量を教えて下さい。
東京電力尾野氏
それは確認させて下さい。
おしどりマコ
はい、よろしくお願いします。
で、6月11日に東京電力本店で廣瀬社長も販売員となった「福島復興バザール」が行われましたが、これは社内だけのイベントだったのでしょうか。
東京電力石橋氏
はい、社内のイベントです。
社員向けの物です。
おしどりマコ
社員向けのイベントだったのですね、わかりました、ありがとうございます。
6月13日に海外メディアが福島第一原発の構内を取材しましたが、そこでイタリア人ジャーナリストの方が「新しいベージャーをワタシ見たいです、あれはどこですか。」と普通に質問しますと、案内をされている東京電力の広報の方が「命令です、私の命令が聞けない人は帰って下さい」と怒鳴っている映像が公開されておりました、そして「私は質問してるだけですよ」とそのイタリア人記者の方が仰っているのですが、その記事として、立ち止まることも許さず、レンズの前に手を置いて撮影を制止する。これではまるで北朝鮮の警備兵より酷いです。と書かれておりましたが、この事に関して1F構内の取材等公開としてどの様に考えておられますか。
この様な記事が、海外メディアで発信されると云う事に関してです。
東京電力石橋氏
そういう記事が発信されている、と云う事ですか。
おしどりマコ
そうです、6月13日の海外メディアの取材がこの様な状態であったと云う事、そして動画が公開されていると云う事、記事が発信されていると云う事この3点です。
東京電力石橋氏
すいません、ちょっとその報道自体、承知しておりませんで、その海外メディアの取材にも私自身どうこうしてませんので、当時の状況は把握してませんが、おそらく、ご覧いただける場所はある程度決められていて、取材される方の過剰な被ばくを防ぐと云う意味でも一所に長くとどまれない場所もありますので、それは全体のご案内の中でそう云う誘導をさせてもらったかもしれません。
或いはカメラも核物質防護上撮ってはいけないもございますので、そう云う事もそれぞれの核物質防護の担当者がついてご説明、ご案内していたかと思います。
そう云った中での一部ではなかったのかと思います。
おしどりマコ
わかりました、普通に質問されてるジャーナリストに関して「私の命令です」とかなり怒鳴り返して、オーバーアクションで答えられておりますので、後ほどその動画をお伝えいたしますので、またご回答宜しくお願いいたします。
東京電力尾野氏
先ほど質問がありました、ロボットの救援が必要になった場合の回収者2名ですけど、これは社員でございます。
おしどりマコ
東京電力の、、。
東京電力尾野氏
社員。
おしどりマコ
社員と云う事ですね、この免震棟の5名の内の2名と云う事ですね。
東京電力尾野氏
の予定でございます。
おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
2回目の質疑
おしどりマコ
紙ものの書類の紛失以外の、個人情報の不適切な管理と呼ばれる物、コンピューターウイルスに感染している、ノートパソコンや、メディアの持ち運びなど、誤って郵送、破棄など全ての個人情報の紛失の事例と云うのを改めて出していただけませんでしょうか。
宜しくお願いします。
東京電力石橋氏
確認いたします。
おしどりマコ
宜しくおねがいします。