(原子力規制庁広報窓口からのメール。18:57)

本日(5日)13時22分頃、定期検査中の大飯発電所3号機で低圧タービンから蒸気が漏えいする事象が発生しました(16時頃から順次受信)。

本件による外部への放射性物質の影響、けが人、設備損傷等はありません。


○本日(5日)13時22分、大飯3号機の中央制御室の「タービン発電機消火装置受信」盤にある「3号低圧タービン部火災」警報発信。

○中央制御室の運転員及び現場の運転員がテレビカメラ確認したところ、低圧タービングランド部から蒸気が漏えいしているのを確認。

○直ちにグランド蒸気止め弁を閉止したところ蒸気の漏えいは停止したことを中央制御室の運転員及び現場の運転員が確認。

○本件の影響でけがをしたり被ばくをした現場作業員や運転員はいません。また、設備損傷も確認されておりません。

○原因は、中央制御室の運転員が閉めておくべきグランド蒸気止め弁を誤って開けたため。

○なお、本件の警報発生時に、現場に近づかないよう注意喚起の館内放送を行っている。

本件について、現地の保安検査官が状況確認を行い、プラントへの影響がないことを確認しています。

【本件は、法令報告事象ではありません】

以上