(原子力規制庁広報窓口からのメール18:08)
本日(5日)、東京電力から、3号機原子炉建屋瓦礫撤去用600tクレーンが折れ曲がった状態になった旨の連絡がありました。(15時20分頃受信)
○本日(5日)、3号機原子炉建屋瓦礫撤去に使用している600tクレーン(遠隔操作式)のアーム(ジブ)部が、8時35分頃から徐々に下降し、アーム部先端が下方に折れ曲がった状態になった。○クレーンの主マスト(柱)とアーム部との接合部材が損傷していることを確認。なお、アーム部は主マストから外れて落下してはいない。
○クレーンの先端にある吊りフックは、使用済燃料プール循環冷却設備の二次系冷却塔付近に着床した。しかしながら、吊りフックが着床した付近に設置されている設備について現場確認したところ、損傷は確認されなかった。
○また、プラントパラメータ及びモニタリングポストの指示値に有意な変動は確認されておらず、作業員の負傷もない。今後、詳細調査を行い、原因を究明する。
本件について現地保安検査官が状況を確認しています。
以上