2013年9月13日東京電力定例会見よりマコちゃんの質疑!!
おしどりマコ
タービン建屋東側の資料について伺いたいのですが「地下水及び海水中の放射性濃度の状況等について」ということで、すいません遅れできたのですが既出でしたら申し訳ないのですが、これは地下水の観測孔で、アンチモンやコバルトやマンガンや普段公表していただいてる核種以外の値も公表していただいているのですが、これらの塩分濃度は測定しておられないのでしょうか。
東京電力尾野氏
していなかったのではないか、というふうに思います。
おしどりマコ
えー、あの、これらの塩分濃度はなぜ評価されていないのでしょうか。
このエリアはどのあたりまで海水が入り込んでいるのか潮汐の影響があるのかというのも議論に上がっていたと思うのですが。
東京電力尾野氏
まあそうしたことも含めて議論になっていた事は承知してございますが、多数のポイントを測定していくと云うことの中で、様々な測定についてはある制約の中で処置をしていたかと思います。
塩分濃度についての測定というのは、特にしていなかったのではないかと思いますが。
おしどりマコ
各観測孔で一切しておられないのですか。
東京電力尾野氏
えー、イチゼロで例外がないかというご質問にお答えするのはかなり難しいんですが、基本お示しした通りかと思っています。
おしどりマコ
2号機の立坑Cと3号機の立坑Aで深度と塩分濃度の関係が完全に逆転していたのですが、これは静水で見てどう挙動するかの評価も改めて、塩分濃度についてもされると言う事でしたが、その塩分濃度は静水でどう評価するかなど、地下水や立坑で評価はされておられるのでしょうか。
東京電力尾野氏
現状、どこまでのことをどう整理しているかという事かと思うのですけれども。
すいません、そこはどういうお約束をしたのかもちょっと、今正確に覚えてございませんけれども、、、。
確認させていただきたいと思います。
おしどりマコ
わかりました。
例えば護岸エリアで、どの付近まで海水が入り込んでいる、と東京電力は評価しているのでしょうか。
東京電力尾野氏
これ、ちょっと一概には言えないかと思ってます。
特に今そういう評価はしてございません。
おしどりマコ
わかりました。
塩分濃度の評価は要らない、という東京電力の考え方ですね。
東京電力尾野氏
あのー、いる、いらないという事ではなくて、現状しておらないというファクトを申し上げたのでございます。
おしどりマコ
わかりました。
これ、地下水の観測孔で、例えばヒドラジンの評価などはされてはおられないのでしょうか。
東京電力尾野氏
おっしゃっているのは地下水の観測孔の中にヒドラジンがあるか、ないかということですか。
おしどりマコ
そうです。
今日、規制庁の海洋モニタリングの検討会で、堀口委員がそのことを指摘されておられましたので。
東京電力尾野氏
そうですか。
あのー、してないかと思います。
おしどりマコ
していない。
東京電力尾野氏
はい。
おしどりマコ
えー、以前からヒドラジンの現在運用している濃度を質問していたのですが、ご回答を頂けますでしょうか。
東京電力尾野氏
個別に濃度ということに関しては、明確に整理してないかと思います。
おしどりマコ
何ppmぐらいで、運用しているのか。
東京電力尾野氏
運用においては、濃度で運用しているのではなくて、定期的に一定量、補充すると、いう形で運用していたかと思います。
おしどりマコ
その定期的の間隔と量を教えてくれてませんか。
東京電力尾野氏
ちょっとお待ちください。
1号機の使用済み燃料プールにつきましては、 3ヶ月に1回、1立方メートル。
それから2から4号機については2ヶ月に1回、 1立方メートルを入れていると。
それから、 4号機のウェルですね、こちらの方には2ヶ月に1回、 1立方メートルを入れているという様な対応をとっております。
おしどりマコ
分りました、これ、 1 、 2 、 3号機のウェルのウェルには入れていないんですね。
東京電力尾野氏
1、2、3号機のウェルは入れようがございません。
おしどりマコ
ああ、なるほど。
わかりました。
これPRTR で、ヒドラジンは大気に 0.2kg放出している、という評価を東京電力自身が出されていたと思いますが、これは地下水中にどれ位放出しているかという評価されていないのでしょうか。
東京電力尾野氏
していないのではないかと思いますが、確認させてください。
おしどりマコ
わかりました、これは地下水中にヒドラジンは出ていない. . 。
かどうか、定量ではなく定性的に。
東京電力尾野氏
ちょっと今、何ともお答えしようがありません、確認させてください。
おしどりマコ
分りました、本日の海洋モニタリングの検討会で、 T-2-1、1〜4号の南放水口付近から南に1.3kmの地点でのデータが突然、セシウムが検出されることについて、東京電力の菅井さんが、モニタリングのマリネリ容器の評価の仕方で「それまでバックグラウンドの影響によって値を過小評価していた」とおっしゃっておられたのですが、まぁそれが6月に公表していたということで、 6月の「γ線放出核種分析の評価」という資料だと思うのですが、どの測定地点をそれまで過小評価していたのか、ということが一切出ておりませんので、その6月の段階で、それまでの測定がバックグラウンドの影響との関係で、値を過小評価していた測定点というのを全て教えていただけませんでしょうか。
東京電力尾野氏
ちょっと確認さしてください。
どういったお答えができるかどうかもございますけれども。
まあ、今ほどのお話があるのであれば、確認の上、回答についてはお話しさせていただきたいと思います。
おしどりマコ
わかりました、 えー、わかりましたよろしくおねがいします。
少なくとも本日の海洋モニタリング、海モニで「T-2-1は測定方法により間違っていて過小評価していたと」いうご回答でしたので、他にその部分がどれだけあるのか教えてください。
お願いいたします。
東京電力尾野氏
あの、マリネリ容器の扱い方、にはバックグラウンドの扱い方、それによって、評価を直さなければいけないものがある、という事については以前お話ししたことがあるかと思います。
で、各部分に遡って直すのは、逆算ではできないことですから。
あるタイミング以降で「正しい方法にしました」ということで、修正しているという事かと思いますけど、、、。
おしどりマコ
わかりました。
東京電力尾野氏
あの、ご説明の内容或いは本日の対応の内容も含めて、確認の上回答するのが適切かと思います。
おしどりマコ
わかりました。
今日の検討会では「過去の分の校正はなぜしないのか」という議論もありますたので、過去の分の校正をした方が信頼性があるデータになるのではないか、という議論を専門の医院の方がされておりましたので。
では過小評価していたという測定点の公表をよろしくお願いします。
で、以前質問していたことの回収なのですが、B排水路に8月27日に、土のうを積んでからその後、その辺はどうなっていたのかということを質問していたのですが。
東京電力尾野氏
8月27日に土嚢を3箇所設置しているということでございますけれども、その後の状況ということについては、まだ現在洗浄作業等を行っていたのではないかと思いますが。
おしどりマコ
あ、すいません。
質問を正確にし直します。
土嚢を積んでいてから、その土嚢の間の排水路の水量の状況等です。
東京電力尾野氏
土嚢を積んで以降の排水路の、、、。
おしどりマコ
土嚢で堰き止めている部分は毎日サンプリングをして測定をしておられましたので、どのような水を測定していたのか、という質問です。
そこの水は土嚢を積んでいるはずですので。
東京電力尾野氏
溜まり水になっているのではないかと思いますが。
おしどりマコ
あ、「思います」ではなく、ご確認をお願いしていたのですが。
東京電力尾野氏
あ、そうですか。
わかりました。
おしどりマコ
完全に遮蔽されているのか、どこからか水が常に何かしら共通されているのか、たまり水がどの程度あって、毎日測定しているのかという正確なご回答です。
東京電力尾野氏
はいわかりました、そういう質問だということですね。
分りました。
おしどりマコ
2 、 3回以前に質問しましたのでよろしくお願いします。
で、本日、身体汚染について瓦礫撤去の影響がある、という資料を出していたきましたが、これは、以前より作業員の方々からも伺っていたのですが、がれき撤去の際、ちょっとしたプルームになる位のダストが飛散するという事ですので、その3号機の瓦礫は、撤去をし終わってから「何日から何日まで撤去作業をしました」という情報の発表の仕方でしたので、事前にどの部分のがれきの撤去をするのかと言うのも好評いただけませんでしょうか。これから。
東京電力尾野氏
3号機の話ですね。
おしどりマコ
そうです。
東京電力尾野氏
まず、今後のことということで申し上げますと、瓦礫の撤去作業等々 、を行うにあたっては、飛散防止剤を用いていく、ということで対応していくことと、モニタリングをしていくということでダストサンプリングは連続で行うというような事を、対応として考えていくということであります。
まあ、そのことをご説明しておいた上で、今のをご意見としては承っておきたいと思います。
おしどりマコ
はい、事後報告ではなく、事前にどこの部分の瓦礫の撤去をどのスケジュールでするのか、という情報の公表を要望します。
よろしくお願いします。
で、すいませんたくさんありまして。
で、汚染水対策ワーキンググループの資料なのですが、会見で度々質問したものが規制庁のワーキングで情報が公開されると、しかも「会見で要望のあった物を公開する」というその公開の仕方なのですが、これは、これからもこういう運用なのですかね。
記者会見より規制委員会を先にするという。
東京電力尾野氏
あの、技術的に細かい作業や準備なども伴うご質問も多いことでしょうし、そうしたものはしっかり精査した上で出さしていただいているという状況があるかと思いますが、結果として重なったものかと思います。
おしどりマコ
分りました。
では、それに関してなのですが、Hエリア汚染水貯留タンクの漏洩の20ページのタイプ別のタンクのエリア配置図を公開していただいたのですが、これHエリアという表記の仕方ではなく、H何エリアか、というというのも、公表していただけませんでしょうか。
という要望をしていたのですが。
東京電力尾野氏
あの、12ページ、 13ページをご覧いただければお分かりいただけるのではないかと思いますが。
H-4の北‥そういうのはどっか別のところにあったのではないでしょうか。
おしどりマコ
あ、分りましたありがとございます。
で、あと同じ資料の、護岸エリアの汚染の件の37ページのところで、ここに以前から質問しておりましたNo.1エリアの配管図を公開していただいたのですが、これはあのスクリーン操作室配管管路もpdfの資料で37ページに公開していただいたのですが、この配管管路のたどり着いているのがスクリーン操作室、この構造物がスクリーン操作室という理解でよろしいですか。
東京電力尾野氏
結構かと思います。
おしどりマコ
これはこの配管はここで行き止まりなのか、ということと、このスクリーン操作室配管管路の電源はどこから出て来ているのか、ということもお調べしてご回答頂けたと思います。よろしくお願いします。
東京電力尾野氏
これは行き止まりでございます。
でこの配管管路を通じて、電源ケーブルの行きと戻りがある、ということです。
おしどりマコ
この、取水ピットAから電源が来ていて、ということですか。
東京電力尾野氏
そうですね。
おしどりマコ
そこから電源が来ていてということですか。
東京電力尾野氏
はい。
おしどりマコ
あの、以前取水ピットAの写真が公開されていた時は、そのような配管ではなかったのですが。
東京電力尾野氏
ちょっと、どうだかあれですけれども、いずれにしても、スクリーンポンプ室ですね、こちらの方に動いている配管のラインというのはこの1本でございますから、これは行き止まり、要は建屋で行き止まりになっております。
おしどりマコ
それは、スクリーン操作室で行き止まりになっているということですね。
東京電力尾野氏
はい。
おしどりマコ
わかりました。
その電源がどこから来ているのか、というのも回答頂けたらと思います。
よろしくお願いします。
で、最後にあのこの「汚染水問題に関する当社関連報道について」 ということなのですが、一昨日、相澤副社長に質問させていただいた時も少し疑問だったのですが、東京電力の、港湾内、港湾外という概念に関して少し質問したいのですが、5、6号機放水口北側や、1 、4号機放水口南側というのは港湾の外ですが、それは港湾内という評価なのですか。
東京電力尾野氏
あの、説明の中で、我々が今用いている事ということで言うと。
まず、1から4の取水口の中ということ、それから港湾の中という事、それから港湾と港外の境界領域と、境界点。
おしどりマコ
あ、境界領域という意味ですか。
東京電力尾野氏
ええ。
それから後、港湾の外の沖合、言う言い方をしてたのじゃないかなと思いますが、そーゆーところから言うと、要は取水口というのは、境界点ということですよね。
おしどりマコ
港湾内でもなく、港湾外でもなく、境界点ということですね。
東京電力尾野氏
そうですね。
おしどりマコ
わかりました。
で、まあ、今日開店ということで、今回の汚染水の漏洩では、告示濃度限度以下かもしれませんが、境界である5、6号機北側は、今年度の汚染水の漏洩がありましてから、セシウム濃度など上昇の傾向が見られるのですが、それは別に上昇では無いという判断ですね。
東京電力尾野氏
最終的に、 、 。
おしどりマコ
6月位の値です。
東京電力尾野氏
6月位ですか、今手元にございませんけれども。
おしどりマコ
わかりました。
後ですね、1、4号放水口南側の地点で、去年の4月に同じHエリアから汚染水が漏洩した際に全βでストロンチウムで850ベクレル/Lや、 400ベクレル/リットルLや、告示濃度をはるかに超える漏洩があったのですが、その件はまあ、今回は関係ないということですね。
東京電力尾野氏
おっしゃってるのは1年前の、側溝を通じて外に出してしまったということですか。
おしどりマコ
はいそうです。
東京電力尾野氏
その話と今回の話は直接関係してないかと思います。
おしどりマコ
分りました、あの、冷温停止制限をされてから、、、。
冷温停止状態の宣言をされてから、同じエリアからの汚染水の漏えいで、まあ外洋に、、、境界点ですか、に明らかに告示濃度を超えた漏洩があったと記憶しておりましたので、まぁ今の段階ということですね、わかりましたありがとうございます。
では、5、6号北側放水口が今年度、汚染水の漏洩に合わせて上昇しているという事についての評価をまたご確認をよろしくお願いします。
東京電力尾野氏
いずれにせよ、低いレベルの中での変動というふうな認識でございますけれども、いずれにせよ今、手元に数値がございませんから回答する前に確認させてください。