2013年10月4日東京電力定例会見
1回目の質問
おしどりマコ
「多核種除去設備C系統ホット試験時の「工程異常」の警報発生について」の関連ですが、吸着塔7Cの詰まりと云うのはもう改善されたのでしょうか。
東京電力今泉氏
はい、逆洗をすることによって、今実際に、ここの運転というのはしてませんので、逆洗をすることによって解消されてると思いますが、系等の運転にはりましたところところは確認をしたいと思います。
おしどりマコ
わかりました。
バッチ処理タンク2が薬注後なので満杯だった、と今泉さんのご説明にありましたが、少しききのがしたかもしれませんが、この薬注は鉄供沈のタンクで防腐処理の薬注ですか、それとも鉄供沈のための薬注ですか。
東京電力今泉氏
えーと、鉄供沈のための薬注です。
おしどりマコ
通常の処理ということですね。
東京電力今泉氏
はい、そうです。
おしどりマコ
わかりました。
この資料の1ページに、排水タンクの移送先は、「ハ?ッチ処理タンク2C」を選択していた。とありますが、これは自動で選択してたのですか、人間の選択によるものですか。
東京電力今泉氏
先ほどのご質問がございまして、今、確認をさしていただきますので。
おしどりマコ
あ、すいません、ごめんなさい。
それは、インターロックが働いたというより、この満杯のタンクを排水経路にしたというヒューマンエラーでは無いのですか。
そういう考え方ではなく、、。
東京電力今泉氏
今私ども、ヒューマンエラーとは考えてございませんが、ちょっと今のとこの手動、自動のところを確認さしていただいた上でまたお話をしたいと思います。
おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
で、この電離健診の実施状況について伺いたいのですが。
平成25年春の数値もでてきましたが、以前までは、すくなくとも9月10日の資料、平成24年春と秋では、がん検診と白内障検診の実施状況も数字でお示ししていただいていたのですが、これは今回平成25年春にそれがついていないというのは、何か理由があるのでしょうか。
東京電力今泉氏
こちらは、電離健康診断を期間内にきちんと行っているか、というそこの厚生労働省さんの指示に基づいて、調べたものですのですので、そういった面でのご報告をさせていただいたという、そういう事でございます。
おしどりマコ
あ、わかりました。
ではまた改めて出していただいてるということですね。
いつも通りの発表といいますか。
がん検診と白内障検診の実施状況などのついた、電離健診の実施状況と云うのは。
東京電力今泉氏
えーと、すいません、定例でご報告してないかと思いますが。
おしどりマコ
9月10日の資料にはついています。
ここにもありますが「平成24年度については9月10日に報告済みだが」とありますが、その資料ではついております、定例で。
東京電力今泉氏
ちょっと確認をいたします。
おしどりマコ
はい。
で、その9月10日の資料を見ますと、白内障検査、未受診の70名の理由に「希望しない」という風になっているのですが。
すいません、古い件で。
まあ、今回出て来ましたので。
えー、電離則の56条で白内障の検査を省略していいのは、線源の種類によってか、医師が必要と認めない場合のみでありまして、本人が希望しないからと言って未受信と云うのは、電離放射線障害防止規則で成立しないのですが、その件に関して厚生労働省から何か言及はありましたか。
東京電力今泉氏
私どもとしては、これを受けていただけるようにいろんなご案内をしたりしてございますけども、この件について特に厚生労働省さんの方から私どもの指示というのはございません。
おしどりマコ
わかりました。
で、 1年ほど前から質問しているのですが、電離放射線障害防止規則の白血球の分画において、それぞれの項目で基準値を超えた方々の各項目、人数、パーセンテージを出してほしいと要望しているのですが、以前平成23年度秋の分については、松本純一さんに好酸球、好中球、異型リンパ球などについて各パーセンテージと人数を出していただいておりますのでそれ以降、記者会見の形態が変わりましてから「確認します」のみで、ずっと出ておりませんのでその公表をよろしくお願いします。
東京電力今泉氏
あの、確認させていただきます。
おしどりマコ
はい、宜しくお願いします。
で、原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果についてお伺いしたいのですが、丸の2つ目の「放射性物質か?舞い上か?るような作業か?行われていない状況て?あり、1・2・3号機は大物搬入口か? 閉塞の状態て?測定。」とありますが、この放射性物質が舞い上がるような作業で、どの程度ダストが舞い上がるかについての評価はされていないのでしょうか。
東京電力今泉氏
まあ、今おっしゃってるのは放射性物質が舞い上がるような作業というのは一体そのどのぐらいのダストが新時に、そういった風に認識しているかということですか。
おしどりマコ
そうです。
東京電力今泉氏
あのー、実際に測定をしている中では、これまではそういった状況ではないと思っておりますけれども、この3号機の0.03を算出したときには、それを私どもも認識致しまして評価の中に入れている、こういったケースもございます。
おしどりマコ
これ、8月の分ですね。
東京電力今泉氏
はい。
おしどりマコ
8月12日、19日だと数百メートル離れた免震重要棟前の連続ダストモニタリングの警報を鳴らす位、3号機のオペフロの瓦礫の撤去でダストが舞い上がりましたので、それに限らず、瓦礫の撤去でどの程度のダストが舞い上がって線量を上げるか、という評価は具体的にはされていないのですか。
その、3号機の8月の瓦礫撤去に限らず。
東京電力今泉氏
特にそういった評価というのはしてございませんけれど、 3号機の時には実際にその時の測定データからこれぐらい、測定データを踏まえてそういった、あそこが原因だろうという分には私ども評価しております。
おしどりマコ
ちなみにその部分の瓦礫撤去は7月からされておられますよね。
東京電力今泉氏
はい。
おしどりマコ
7月には加味しておられないのは、、、。
東京電力今泉氏
データとして実際の捉えたデータから7月としてはこういう数値を出さしていただいたということでございます。
おしどりマコ
これは捉えたデータというのは「放射性物質が舞い上がるような作業は行われていない状況での測定」とありますがこれは7月は、瓦礫撤去の際のダストの舞い上がりを捉えておらず、 8月は舞い上がるような作業が行われていての測定と云うのは、少し不可解なんですが。
その辺の整備をお願いします。
東京電力今泉氏
まあ、ご案内の通り、実際のそういった、 3号機の瓦礫の撤去で、ダストが上がっているかどうかの確認をして、そのデータに基づいて評価したのがこの8月ということでございます。
おしどりマコ
7月も同等の作業をしていたが、上がらなかった、ということですね。
東京電力今泉氏
まぁ実際にその7月で採ったデータからの評価としては、こういった評価ということでます。
おしどりマコ
わかりました。
3号機と4号機の間にダスト防止のカバーというのは結局取り付けられたのでしょうか。
東京電力今泉氏
あ、い、だ、ともうしますと、、。
おしどりマコ
えーー。
3号機の瓦礫撤去によるダストの舞い上がりで、 4号機で作業しているチームが「線量の上昇が、かなり線量を食うので、間にカバーを付けて欲しい」という要望があったかと思いますが。
東京電力今泉氏
すいません、今3号機の事象を捕まえて私どもが考えているのは、 3号機の方の瓦礫の撤去作業の時に飛散防止剤を、その作業の前、それと終わった後に撒くと、いう対策を施してるという事は先般も説明されていただいたと思いますが、そういった対策を施してございます。
特にそのカバーをかけるというようなことがまだ実施してございません。
おしどりマコ
わかりました。
以前から要望しておりますがその、線量の高い瓦礫を、撤去した後にご報告されても、少しスケジュール的に予防措置がとれませんので、瓦礫撤去のスケジュールをお示しいただけないかと、要望しているのですが、いかがでしょうか。
東京電力今泉氏
えーと、瓦礫撤去というのは3号機の瓦礫撤去のスケジュールということですか。
おしどりマコ
あ、いえ、3号機に限らずです。
東京電力今泉氏
あの、その3号機については実際に一連の瓦礫をどういう風に、どういう工程で採ったかというところは以前、口頭でかもしれませんけどお伝えしたかと思いますが。
おしどりマコ
事後報告でしたので、事前にお示しいただけないかという要望です。
東京電力今泉氏
まあ、ちょっと確認をいたします。
おしどりマコ
よろしくお願いします。
で、すいません、質問の回収なのですが。
5 、 6号機の改修でどの部分をどの程度改修したのか、という点を出していただきたいと要望しているのですが。
東京電力今泉氏
5、6号機、、、。
おしどりマコ
はい、地震でどの程度の破損があったのか、どの部分の改修をしたのか、をお示しいただきたいという要望です。
東京電力今泉氏
えーと、すいません。
手元にちょっとそれがございませんので確認させていただきます。
おしどりマコ
わかりました。
すいません長くなって。
B排水路、C排水路と云うのは、、、。
タンクエリアの件です。
排水路の起点といいますか、最終的にどこから排水路は出ているのでしょうか。
東京電力今泉氏
えーと、B排水路はふれあい交差点と云う所で。
えーと、何と申しましましょうか、、、。
おしどりマコ
そこから発生しているんですか。
東京電力今泉氏
あ、そこを通って行ってるんですが、その先、、。
おしどりマコ
そうです、そうです。
大元はどこかということです。
東京電力今泉氏
えーと、敷地の中ではありますが、えー、具体的にどう言っていいのかわかりませんけど、更にそのふれあい交差点の所からもう少し東、西か。
西の方にいったところかと思います。
おしどりマコ
西に。
東京電力今泉氏
はい。
おしどりマコ
何か地図で見ますと、北西のほうの何か池のようなものが起点になっているのかと思うのですが、その起点になっているところは具体的にどこか、というのをお示し頂けたらと思います。
東京電力今泉氏
分りました、ちょっと確認した上で、、、。
あ、それだけでいいですか。
正門の方、Cラインの方も、、。
おしどりマコ
そうです、Cの方もそうです。
その、タンクリアの端っこにもかかわらず線量の上限がありますので、起点はどこか、ということを示しください。
よろしくお願いします。
で、すいません、もう少しで終わります。
E-1とE-2の水位が近いにも関わらず少し違うのはどうしてなんでしょうか。
東京電力今泉氏
えーと、ここはちょっと私も今ご説明できるものを持っていませんので確認いたします。
おしどりマコ
わかりました。
で、測定点のE-5のトリチウムがずっと上昇を続けている理由の評価、というのがあれば教えてください。
東京電力今泉氏
まあ、ちょっとこのトリチウムが上がっている状況については、私どもも今ちょっとコメントできるまで評価が進んでございません。
ただ、周辺の更にE-5よりも先のところの観測孔等も今掘ろうとしているところですので、そういったところのデータも含めて評価をして参りたいと思っております。
おしどりマコ
わかりました。
すいません、質問の回収を急いでします。
9月20日に2号機に注水量を非常に増量したのはなぜかということも震度5弱の地震の後増量したことをなぜか、ということをおとつい聞いてたのですが。
東京電力今泉氏
すいません私、ちょっと説明のあとに失念してまして、幾つか以前頂いたご質問のご回答をするのを忘れてございました。
今、ご質問頂いた2号機の注水量については、確認をさせて頂いておりますので、ご説明をさせて頂きたいと思います。
一応私どもは、 9月20日の注水量の増減については、当時いわきで発生した震度5強の地震とこれがほぼ同時刻になっているという風に思っております。
で、その際に流量が1.8から2.0ミリ、、、、。
あ、給水量がですね、1.8 m3/h〜2.0 m3/h に上昇してるという事ですので、はっきりその地震との因果関係というのも、きちんと結びつけたか、と言うと、そうではございませんけれどもまあ、たいもく的にはそういった地震の影響が出ているのではないかと思います。で、そのあと、当日の17時頃には1.8 m3/hぐらいまで戻っておりまして、安定をしてございます。
その間には特に流量調整などの操作をしていない、ということからこの地震がこの流量変動への影響というのを与えているんではないか、というふうに私ども考えております。
おしどりマコ
ありがとございます。
その操作をしていないという事は、地震の影響で自動的に流量が上がる、ようなシステムになっているということですか。
東京電力今泉氏
実際に流量調整弁で流量調整をしてございますが、そこの流れが少し地震によって状況が変わるだとか、一時的にですね。
そういった事象があったのかと… 。
そういった事象がないという訳ではございませんので、そういったものが影響してるのではないかと思っています。
おしどりマコ
例えば自動的に流量が上がるというのは、弁だけではなくその炉内の温度や圧力などを感知して、自動的に入力があるようなシステムにはなってるのでしょうか。
東京電力今泉氏
えーと、実際にあの、そういったいろんな雰囲気の変化によって流量調整をするということは無いかと思います。
設定をして、何立米というのを設定して、それの流量調整をしていると云う事かと思います。
おしどりマコ
わかりました。
すいませんあと1つ質問の回収で。
汚染水対策ワーキンググループで、安原さんが東京電力の方に度々 、地下水の観測孔では深い井戸と浅い井戸を掘って測定するように、 4、5回指示をされているのですが、回答が「検討します」と言って2ヶ月近くたち、いつまでも実施されない理由と云うのは何でしょうか。
東京電力今泉氏
あの、すいません、こちらも確認をして来て御座います。
まあ、まずはこのワーキンググループのコメント、これを受けて、浅い井戸深い井戸、こちらから採取出来るようなボーリングについて、掘削する様に準備をしている所で御座います。
で、一応ですね、No.0-1の周辺、こちらで掘削に向けた準備を今実施してございます。
8月、 9月にこの観測孔の掘削に、深井戸とか浅井戸の反映をできなかったというご質問でございますので、そこについては大変申し訳ございません。
8月、9月ではタービン東側の護岸のですね、観測孔の掘削についても私ども勢力的にやっていたこともございまして、なかなかこの浅井戸、深井戸のところまで掘削の手が回らなかった所がございます。
これは大変申し訳ないと思っておりますが、そういった意味では今般この、0-1の周辺において浅いの、深いのというところに井戸を掘るという事です。
おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
すいません、他にも回答が有れば頂きたいのですが、もうないですか。
東京電力今泉氏
申し訳ありません。
おしどりさんから頂いたのが、、、。
おしどりマコ
あと、H6エリアと受け入れ側のH2エリアに何故人員を2人配置しておらず、東京電力の社員の方一人で移送ポンプを回す作業をしていたのか、と云う事も。
東京電力今泉氏
すいませんそこはちょっと確認中です。
おしどりマコ
わかりました。
他は無い、ということですね。
東京電力今泉氏
あ、ちょっと申し訳ございません。
あの、申し訳ありません。
宿題のですねいくつか、質問があった点であと2つぐらい回答できる所を用意しましたので、ちょっとご質問の所を遮って申し訳ありませんが、いくつか報告を去っていただきたいと思います。
あと2件確認が済んでますのでご説明させていただきます。
1つは、平成24年の3月26日に配管のホースから濃縮塩水が漏洩した件で。
漏えい量を120t中、100tが周辺の地中に浸透したと云う報告書があるという事ですが、その後どう評価しているのか、どうなったか、どう確認しているのかというご質問を以前に頂戴してるかと思います。
で、一応ですね、これはご報告してる通りで私どもとして当時、 100tの汚染水が土壌に浸透したということから、 3月29日から4月2日にかけて、この汚染した土を約400立米除去しております。
それによりまして除去後の地表面での表面線量と云うのが、γ線では0.01〜0.035mSv/h 、β、γの合計では1mSv/h 以下になったという事で、この放射性物質が付着した土壌と云うのは回収できただろうと考えております。
で、その後、どういう事をやってるかという事ですが、今回の漏えいについては、海洋に流出した放射能量は少ないということで、その影響は限定的であるというふうに評価をしてございまして、更に地下水の流動解析の結果では約1日に地下水が10cmの移動という評価をしているという事から、その後特に詳細な調査は実施してございません。
ただ、H4エリアにおける調査孔を幾つか掘ってますが、このFという調査、こちらが当時の汚染水が漏れた水が浸透した場所に近い所でございますので、こちらの方の調査孔を掘削してどういう状況になってるか、今後調査をして行きたいと思います。
これが確認したご回答でございます。
それと9月30日にご質問頂いた件でございますが、堰内の溜まり水対策で堰周辺に設置した小容量のノッチタンク。
これは台風18号の段階で幾つあったのかと事でございますが。
これは、9月15日の台風に伴って計画されたもので、準備が整い次第順次設置を決めていたということでございます。
特にそのいくつあったということではないと言うことでございます。
すいません、皆さんのご質問を遮っていただいたご質問への回答を続けさせて頂きましたが、今、確認さしていただいてるのは以上でございます。
おしどりマコ
ありがとうございます、関連で一つだけ、、。
東京電力中山氏(司会)
長時間なんで、手、いっぱい挙がって、待って、、後ほどで宜しくお願いします。
おしどりマコ
その、質問していた回答を頂いたので、少しだけ、一つだけお願いします。
すいません。
東京電力中山氏(司会)
ちょっと、後ろの方が大勢手が挙がってますので、後ほどで宜しくお願いします。
おしどりマコ
そうですか、わかりました。
2回目の質問
おしどりマコ
ALPSの処理タンクの関連で。
この、バッチ処理タンク2Cを手動に選択したタイミングというのは、これはいつなんですかね。
吸着棟7Cの排水タンクに流す際で手動にしたのか、どのタイミングで手動にされていたのか。
東京電力今泉氏
すいません、ちょっとそのタイミングは私も今わかりませんので確認します。
おしどりマコ
宜しくお願いします。
で、そのバッチ処理タンクの2Cがかくはんした時の水位が、なんというんでしょう見せかけの水位とゆうか、満水かどうかきちんと把握できない水位と云う認識は当初なかったのでしょうか。
東京電力今泉氏
実際にこういったインターロックで、例えば攪拌すればそういった中に水流ができて、こういう凸になると、えー、凹になるという、、、。
それはまあ一般的な現象としてあるということですが、それがこういった工程異常ですか、こういった事象になるまでの程度については今回確認されたということだと思います。
おしどりマコ
それまでわからなかった、ということですね。
その、攪拌すれば、凹になるという、それを感知した水位計というのは、その今回排水タンクの使用にかかわらず同じような事象が起こる可能性はあると思うのですが、この水位計は通常同じ様な運用はされているのでしょうか。
東京電力今泉氏
、ご質問は、 、 。
おしどりマコ
どこの攪拌をする必要があるタンクで、どこも同じような水流が凹になる場合、で見てしまうような水位計を使っているかどうかということです。
東京電力今泉氏
あの、実際の水位計としては同じものを使っています。
おしどりマコ
同じもの。
わかりました。
では、凹になる水域を把握してしまうという事は、きちんとした水位は同じように把握できないということなんですか。
東京電力今泉氏
あの、実際に、なんというんでしょうかね、今付いている水位計というのは今回こういうような事象となってしまったわけでございますので、実際に他のタンクの中で同じ様な現象が起こればそういう信号を発信するんだとは思います。
おしどりマコ
わかりました。
これは、どの他のALPSのバッチ処理タンクA系、B系とも同じ運用と云う事ですよね。
東京電力今泉氏
はい、ですので今回この改善策と言うものも、このC系だけではなくて他のところにも反映さしていくということでございます。
おしどりマコ
はい。
この、恒久対策の「排水タンクの受入先は、受入可能なハ?ッチ処理タンクを自動て?選択する…」というようにしてもその、水位計がかくはんした凹になった部分を感知して大丈夫だ、と認識すれば同じようなエラーが起こるんではないでしょうか。
すいません、不勉強で。
東京電力今泉氏
え、あーと、今仰ってるのは。
例えば今回、C系の、、、。
まあ、ここに書いてある通りですけれどもB系のバッチタンク処理1Bにするという事で、今度はB系の方で同じような状況になったらそうなるではないか、と云う事ですか。
おしどりマコ
いえ違います。
受け入れ先を、手動ではなく、受け入れ可能なバッチ処理タンクを自動で選択する運用にしたとしても、水位計が攪拌した凹の場合を感知するようなものであれば、自動で選択したとしても同じようにインターロックがかかる可能性があるのでは、ということです。
東京電力今泉氏
ただ、これ実際にこういった処理をしている時には、その排水タンクの横から受け入れられる様なインターロックはまた付けますので、そういった多重のインターロックの中で今回の様な事象をそのままおさえていくというような事かと思います。
おしどりマコ
もう一つ別のインターロックがかかるということですか。
東京電力今泉氏
はい、それが2番目の2だとおもいます。
おしどりマコ
なるほど。
その、つまり質問の意図は、かくはんで凹になることを感知する水位計ならば大丈夫だと判断して、同じように移送ラインにしてしまう。
そうするとまた何度もインターロックがかかっていくということですね。
東京電力今泉氏
はい。
おしどりマコ
あ、動かないということですね。
東京電力今泉氏
はい。
おしどりマコ
わかりました。
ありがとうございます。
で、去年の3月のタンクエリアの漏えいに関するご回答ありがとうございます。
で、どのような処置をしたのかと共に、去年はこの排水路下流側という言い方でしたが、同じC2の地点で全βが300,000Bq/L と云う数字を排水路で出しておられましたが、その後、排水路がどのような挙動で放射性物質の線量が変わったのか、というのはそういう調査、評価はされているのでしょうか。
東京電力今泉氏
えーとそういったデータというのはあまり公表してないと思うのですけれども、そういった意味ではそういった評価をしていないと思います。
おしどりマコ
していないということですね。
東京電力今泉氏
はい。
おしどりマコ
去年の漏洩の影響が、現在もどの程度寄与しているのか、といった事がわからないということですか。
排水路などで。
東京電力今泉氏
まあ、実際、あの、、Cのラインですよね。
おしどりマコ
はい、Cのラインです。
暗渠になったらCのラインです。
東京電力今泉氏
あの後、実際にはCのラインと云うのは、掃除、綺麗にして暗渠にして行くという対策をしてますけど、そういった意味でその事象についてのそれ以上の評価という事は当社としてやっておりません。
おしどりマコ
わかりました。
あの、暗渠にしていなおC排水路のC1やC2などの地点で去年全βが300,000Bq/L だったのですが、それがその後どういう風に推移したか、ということを調べておられないということですね。
東京電力今泉氏
すいません。
ちょっと、ちゃんと図面を見て。
すいません、もう一度お話を確認したいと思いますが、、。
おしどりマコ
はい、C1やC2の地点は去年の時点ではその、この番号が付いておらず排水路下流側とかそういう言い方で数値が出ていたのですが。
東京電力今泉氏
えーとC1と仰っているのはこの、例えば今日お配りした、、。
おしどりマコ
あ、すいません、C1じゃないです。
C2でした。
東京電力今泉氏
C2と云うのは35m盤から海へずーっと落ちている。
その出口のところ、出口と云うかそこの所ですよね。
おしどりマコ
はい。
東京電力今泉氏
まあ、それを何というんでしょうか。
これまでH4エリアのタンクが漏えいしたという事から続けて測定をしてございますけども、それ以前にその漏えいをした以降に測定をしていたか、という事ですね。
おしどりマコ
そうです。
去年4月までの値はあるのですが、それ以降の値がありませんのでどのような評価をされていたか、ということです。
東京電力今泉氏
あの、ちょっと確認をしますはい。
申し訳ありません、何か私の側が理解が遅くて申し訳ありませんがちょっと確認をいたします。
おしどりマコ
宜しくお願いします。
前回の質問の回収なのですが、汚染水対策ワーキンググループで東京電力の坂下さんが、タンクエリアのフランジ型タンクの漏洩の件で、水膨張剤15ミリを1ミリに圧縮していたので、それぞれ時間がたつにつれて、ある程度の飛び出しがあって、その過程で水と一緒に出たんじゃないか、汚染水と一緒に水膨張剤が各所で出たのではないか、ということをおっしゃっておられたのですが、東京電力が把握しているそのような部分、箇所はどれくらいあるのか、という質問をしていたのですが。
東京電力今泉氏
えーと、今私の方でそれにお答えする用意ができておりません。
ちょっと確認をいたします。
おしどりマコ
わかりました。
来週に東京電力さんが、各協力企業の方々に人員計画のヒアリングをされると思うのですが、その結果の公表もどうぞよろしくお願いします、という要望です。
で、もう一点。
冒頭で質問が長くなってとても申し訳ないと思うのですが。
あの、過去の質問の回答は冒頭か別のところでしていただければと思います。
質疑の中だと先ほどのように長くなる印象を与えますので。
ということを要望いたします。
東京電力今泉氏
これは大変申し訳ありません。
本来ならば冒頭でお話ししなきゃいけなかったところをちょっと私、失念していたものですから、ああいう機会になりました。
通常ですと説明の後にお答えしていたかと思いますので、そこは注意をしたいと思います。申し訳ありませんでした。
おしどりマコ
宜しくお願いします。
すいません、司会の方も。
、、、すいませんもし宜しければ、不勉強で。
お名前を教えていただければ。
東京電力中山氏(司会)
あ、司会進行中山でございます。
おしどりマコ
中山さん。
宜しくお願いします、ありがとうございます。