2013年10月2日東京電力定例会見より

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  1回目の質問                              

DSC07819.JPGおしどりマコ
熱電対の資料で少し伺いたいのですが、2ページの所、の温度計の信頼性評価結果のところで。
以前から、何度か質問してるのですが、2号機内での熱電対だけ突出して故障が多いのは何故か、という事の評価は出ましたでしょうか。


東京電力尾野氏
これは、相変わらずお答えは変わらないかと思っております。


おしどりマコ
わかりました。
これは、熱電対の系統図などを見て何かしら推測ができるというようなものでもないのでしょうか。


東京電力尾野氏
はい。


おしどりマコ
わからない。


東京電力尾野氏
はい。


おしどりマコ
わかりました。
で、同じくこの資料の、 34ページの2号機のPCV温度トレンドの表で、注水流量が書かれているのですが、9月20日に2号機の注水流量は一時的に上げてあるのはどうしてなのでしょうか。


東京電力尾野氏
9月何、、、。


おしどりマコ
20日です。


東京電力尾野氏
あー、これですね。
そうですね、ちょっと確認させて下さい。
まあ、日常的に切替を行ったり、調整を行ったりはしてますが、そんなに大きな動きでもございません。


おしどりマコ
これは、でも、何と言いますか、データロガーで見て意図的に少し流量を上げたと云う様な範囲内でしょうか。


東京電力尾野氏
その位の範囲かと思います。


おしどりマコ
わかりました。
この9月20日は、楢葉町でも震度5弱の地震が観測された日にちですので、その辺のデータを詳細に出していただければと思いますよろしくお願いします。


東京電力尾野氏
あの、ステップ状に変化してる、理由ですね。
確認させて下さい。


おしどりマコ
で、一昨日に出た情報で少し詳細に、、、。
聞き逃していたら、、私が聞けてないのかもしれませんが。
あの、地下水の観測孔の水位計を、データロガーが落下した件について、落下防止措置はどのようにとっておられたのでしょうか。


東京電力尾野氏
えー、落下防止措置といいますと。


おしどりマコ
はい、現場の作業員の方に伺ったのですが、データロガーは確実にロープで繋がれていて、観測の地点でも、誰がどのような作業をしていても落下しないような措置をとっているはずではないか、ということでしたので。
どのような経緯で落下したのかということです。

DSC07841.JPG東京電力尾野氏
そうですか、確認してみたいと思います。
ちなみに、 、 。
おっしゃる通り、ロープで結ばれているということですが、その引き上げを行った際に、そのロープから外れ落ちてしまったという事のようです。


おしどりマコ
外れて落ちた。


東京電力尾野氏
はい。


おしどりマコ
因みに、その作業をされていたのは協力企業の方ですか。


東京電力尾野氏
恐らくそうかと思います。


おしどりマコ
あ、わかりました。
あの、少し具体的にご確認頂ければと思いますがよろしくお願いたします。
で、5号機、6号機の改修工事や内部のいろいろなものの撤去をされていると思うのですが、具体的にこれは何をされたのか詳細なものを出していただけませんでしょうか。


東京電力尾野氏
まず、大きな工事に付きましては個別にロードマップ等でお示しさしていただいてるかと思いますので、そうした際に進んでるところについてはお話させて頂きたいと思います。


おしどりマコ
わかりました。
大きな工事ではなく、詳細なものを出してほしいという要望です。


東京電力尾野氏
ご要望としてはかかりますけども、まあ、我々として整理できてるところについてお話させていたきたいと思います。


おしどりマコ
わかりました。
これ、地震で何が壊れたかの具体的なデータになりますので、改めて詳細なものの公表を要望いたします。
よしくおねがいします。
で、3号機や2号機などの瓦礫、3号機のオペフロなどの瓦礫も撤去されているのですが、その瓦礫撤去の具体的なスケジュールも出して頂きたいと思います。
終わった後に「何日から何日までこの辺をしました」ではなく、何日に、8月12日に現場のクレーンガーターを撤去した等。
具体的なスケジュールも出していたきたいと要望してるのですがいかがでしょうか。


東京電力尾野氏
あの、ご説明できるようなところについては随時お話をして頂いておりますが、大きなスケジュールの動きということに関しては、やはり月次のロードマップでお話しさせていただいてるところかと思います。
で、個別工事の中で特に大きな動きがあるようなものについては、会見にてお話しさせていただいてるところかと思います。


おしどりマコ
わかりました。
1号機のカバーリングや4号機の使用済み燃料プールなど、大きな施工は公表していただいておりますが、その施行の際にそれぞれの建屋の調査をある程度されてるのですが、その調査の結果もお示しいただけませんでしょうか。


東京電力尾野氏
あの、ご意見として承りたいと思います。


おしどりマコ
わかりました。
では、東京電力さんの方で作業員の人員計画がどの様に回っていくか。
今、様々な協力企業の方々に投げて調査をされていると思いますが、その調査結果の公表を、、。
月半ばに出ると思いますので公表して頂きたいのですが。


東京電力尾野氏
あの、作業員の確保状況という事につけましても、月々ロードマップの取りまとめの中で、ご説明、資料を出させて頂いているかと思っております。


おしどりマコ
わかりました。
改めてそれでは月半ばのヒアリングの結果を公表していただきたいという要望ですよろしくお願いします。
あ、すいませんもう1件忘れました。
おとついの汚染水対策ワーキングで、東京電力の坂下さんが、言及されていた件なのですが、 H4エリアに限らずフランジ型タンクの漏洩の件で水膨張剤が、パッキンが15mを1mに圧縮して、それで時間がたくにつれて、ある程度飛び出しをして、その過程で内部の汚染水が外に出る、ということをおっしゃっておられたのですが、その水膨張の飛び出しとともに汚染水がどの箇所、どの程度出た、という風に評価されているのでしょうか。


東京電力尾野氏
すいません。
話の文脈としてどういう流れになっていたのか、詳細を抑えておりませんので、
具体的にどの様な意図で答えたのか、と言う事は確認の上別途、後日回答させて頂ければありがたく思います。


おしどりマコ
わかりましたよろしくお願いします。



  2回目の質問                              

DSC07845.JPG おしどりマコ
この、ノッチタンクの移水の件で少し確認をしたいのですが、移送ポンプをまわす東京電力の社員の方が1人で作業していたということですよね。


東京電力尾野氏
はい、そうです。


おしどりマコ
えー、H2エリアの受け入れ側に1人も人が居なかった、ということですか。


東京電力尾野氏
これは、当人がポンプをまわして、1人でこの1つの作業をするという形になっておりました。


おしどりマコ
これは、通常最低でもこの2人、ポンプを回す側のH6エリアと、受け入れ側のH2エリアで最低でも2人連絡を取り合って行うのが普通の施工作業ではないのか、と思うのですが、これはこのように東京電力としてこのような作業を1人で行うという運用、マニュアルなのでしょうか。


東京電力尾野氏
あの、全体としての作業としては複数の人間が動いているわけですが、このそれぞれのエリアごとに担当が分かれた格好になりましたので、当該の作業を行っていたものは1名である、ということです。
おっしゃるように、出し側、受け側というものがそれぞれ違う人がいればより確実ということに関してはおっしゃる通りだと思いますけれど、移送量の少ないポンプだったということもありますし、今回についてはこれは1人でやっていたということです。
そのことも含めて、先ほど来申し上げている通り、これはまだ現在調査等々進めている最中でございますので、反省点などを出してしっかり対応をとっていきたいと思います。



おしどりマコ
わかりました、タンクの移送などは出し側、受け入れ側最低でも2人いる作業だという事だそうですが、これ、 1時間12分たつまでポンプの移送側の方が、移水に気づかれなかったわけで、 1人で小さいポンプでもタンクに移送する場合、受け入れ側の確認もするような運用にはなっていない、ということですね。

DSC07860.JPG 東京電力尾野氏
1人で確認ということでございますからラインを通って 、ポンプを起動したところで、途中でカプラが外れて水が漏れていないかだとか、そういう目でラインをトレースしてる様でございますけれども、本人の頭の中の思い込みとして、H2に向かっていると思って、で、複数の同じ様なホースがありますから、そのまますぐ、辿って行ってしまったということの様でございます。
あの、いずれにしましても、細かいところは今、確認中でございますから、その上で回答さして頂きたいと思います。


おしどりマコ
わかりました。
では、ご確認として、1人でタンクの移送をする場合、受け入れ側のタンクの確認はするのか、しないのかどういうマニュアルになっているのか。
と云う事と、今回1時間以上の時間移水に気付かなかったと云う事で、H6エリアから移送を始めて、ポンプを起動し始めて受け入れ側のタンクの確認と云うのはされたのか、されなかったのか。


東京電力尾野氏
わかりました。
ちなみに当該のノッチタンクですね、こちらの確認は当然しておらない、そこに送ってると思っておりませんから。


おしどりマコ
そうですね。
はい、、、。
しかし、Hエリアに行っているかどうか、確認を取っていればどのラインでつないでるかは直ぐ分かる筈ですよね。


東京電力尾野氏
あの、ま、そういったことを含めて確認中だということで、先ほど申し上げたということです。


おしどりマコ
わかりました。
この様に1人で移送をする、と云う事例はあるのでしょうか。
聞きましたところ、通常最低でも2人。
「受け入れ側にも人間が居るのが普通だ」と伺いましたので。


東京電力尾野氏
あの、先ほど申し上げた通り本件調査中であります。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
もう1件、規制委員会の汚染水対策ワーキンググループで一昨日も出たのですが、安原さんが度々「地下水の調査を深い井戸と、浅い井戸と二つ取って傾向を見るように」と云う事を大体私が見る限り4、5回は仰っておられます。
そして、ご回答は「検討します」と云う事ばかりだ、と更田委員も仰っておられたのですが、これは、浅い井戸と、深い井戸を掘って地下水の汚染を調べるというのは、何故行われないのか。
これは、人が足りないのか、お金が足りないのか。
何の余裕がないのか、ご回答頂けますか。


東京電力尾野氏
ちょっと、文脈が分かりませんので、確認させて下さい。


おしどりマコ
わかりました。
汚染水対策ワーキンググループの中で、安原さんが東京電力に度々「地下水の観測孔を深い井戸と、浅い井戸と両方掘って、深さによって地下水の汚染度を調べろ」と云う指示を4、5回されているのですが、一度も計画が行われていないと。
計画の予定もないと、検討中ですと云う回答のみなので、どうなっているのか、と云う事を安原さんと更田さんが一昨日のワーキングでご質問なさったんですね。
で、その8月からずっと同じ事を指示されておられ、もう10月ですので、何故それが実行に移されてないのか、と云う具体的な理由です。
ご回答よろしくお願いします。

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