2013年11月25日の東京電力定例会見より
以前の質問の回答
東京電力今泉氏
平成23年9月6日に発表致しました。
福島第二の震災前後における原子炉水と使用済み燃料水の測定結果
ここで1号機の使用済み燃料プールの水のセシウム137の数値が震災前はNDだったんだけれど、震災後には、数値が出てる。と、これは一体なにか?
というご質問だったかと思います。
で、その後確認をさせていただきましたが、結論から申し上げますと。
福島第一原子力発電所で発生した事故、これに起因する放射性物質が排気系から取り込まれて使用済み燃料プール降下して、一時的に検出された。
というふうに私どもは現在推定してございます。
で、実際にこの検出値2.72× 10の-2乗Bq/?という数値が得られてございますが、この際の検出限界濃度というのは、 2.15 × 10の-2乗Bq/?ということもありまして、検出限界若干超えということもありましてそのようなデーターでございました。
そういったことも含めまして、ホールアウトの影響というふうに現在考えているということでございます。
マコちゃんの質問
おしどりマコ
冒頭に2Fのご回答などありがとうざいました。
以前から伺っております、護岸エリアのNo.1エリアについてなんですが、これはNo.1-17以外にNo. 1の挙動を調べるために他の地下観測孔は特に掘らないんですね。
1か、1-17 どちらかを使うか、という検討はある。
とおっしゃっておられましたが、1が何故、再び潮汐の影響が出現したか、等の検討のためにこのまだ、遮水されていない方向への地下水の観測孔は掘らないということなんですか。
南側なり。
東京電力今泉氏
実際にこのデータをご覧いただきますと、 1-1以外の水位については、それなりに理屈でお話しできる範囲じゃないかと思います。
でただ、 No.1だけやはりその、水位がたかい。
ウェルポイントでひいているにも関わらず水位が高いと。
さらにこれが、上下しているという事で、やはりここは何か、 ここの現象を我々としてどう捕まえなきゃいけないのか、という事はこれは、考えていかなきゃいけないことです。
そのためにこの1-17というのを掘っているということです。
おしどりマコ
これは、遮水の効いていない1-9と潮汐と、この遮水壁の内側であるNo.1は上下がシンクロしておりましてこれは、このシンクロはやはり潮汐の影響と考えていいということですか。
東京電力今泉氏
今おっしゃっているのはNo.1ですか。
おしどりマコ
はい。
赤線の分です。
東京電力今泉氏
ここは何とも今申し上げられません。
おしどりマコ
これが潮汐の影響か、ウエルポイントでひいているものの影響か、というのは区別がついていないということですか。
東京電力今泉氏
もし、仮に1ー1が潮汐の影響で、こう動いてるとすれば、1ー8という、オレンジ色のところですね、これあのー、おー、、、。
おしどりマコ
あ、はい。
以前から質問してるのですが。
1-8も、1-16も、1-11もNo.1以外の遮水壁の中のものは一切潮汐の影響が出ていないようになっている、にもかかわらずなぜNo. 1だけ潮汐の影響と考えられるものが出ているのか、という質問を続けているのですね。
東京電力今泉氏
ですから、そこについては私どもとして、これが潮汐の影響を受けているのかどうか、ということ自体も、今何とも申し上げられないということで。
No. 1-17の観測孔を掘って、そこのデータを蓄積しながらここの No. 1の挙動についてもう少し考察を進めて行きたいと。
それが今の私どもの考えです。
おしどりマコ
わかりました。
すいません、質問の趣旨は、このNo. 1の南側はまだスクリーンでかなり海に近いところで、ここの遮水壁がまだ完成しておりませんので、 No. 1-17ではなく、 No. 1の南側に他の地下水の観測孔を掘るなどの検討はあるのですか。
という質問です。
東京電力今泉氏
それはございません。
おしどりマコ
ないですか。
東京電力今泉氏
はい。
おしどりマコ
これはなぜ北側に掘ったのですか。
東京電力今泉氏
あ、え、何をですか。
おしどりマコ
No.1の挙動を見るための観測孔を北側に掘った理由です。
東京電力今泉氏
ですからこのNo. 1の近傍に堀ったということです。
おしどりマコ
北側1カ所だけですよね。
東京電力今泉氏
そうです。
まぁここで、 No. 1-17の観測孔の観測データを増やして、No.1の考察をするという考えでございます。
おしどりマコ
1より南側のスクリーンの海側に近いところにはもう、観測孔は掘らないんですね。
東京電力今泉氏
今の時点ではこのNo.1-17でそこの挙動を見ていくという事です。
で、もし、仮に何か、必要があればそれはそれはその、適宜このNo.1の挙動も考察するにあたっての必要があれば、それはまた観測孔というものを掘る必要があるかと思いますが今の時点ではNo.1-17。
この挙動をちょっと見ていきたいという風に考えてございます。
おしどりマコ
わかりました。
以前から聞いておりますが。
このNo.1の挙動が、少し以前はこの潮汐による上下の影響がなかったにもかかわらず、大きく出てきたのが9月15日の大型台風18号の後ですが、それに関する何か評価なりというのはお持ちでしょうか。
東京電力今泉氏
おっしゃる通り、この挙動については大雨の後にこの高止まり、といいますか高くなってこう上下しているという。
そういうところは現象論としてそうかと思います。
ただ、今そこは大変申し訳ありませんが、わたくしどもとしてここを説明できるだけの考察が深まっていませんので、これは引き続き観測データの分析をして行きたいと思います。
おしどりマコ
わかりました。
あと、以前から聞いておりまして、もうご回答を戴いてるかも知れませんが、このNo.1の地下水の観測孔の水位計がおかしいかもしれないということで、水位計を新しく入れ直した。
ということを以前ご回答をいただいたのですが、そのNo.1の水位計を入れ直した時期というのは何時なのか。
ということを質問していたのですが、いかがでしょうか。
東京電力今泉氏
えーと、そこはちょっと回答はご用意してません。
おしどりマコ
分りました。またご回答をいただけますでしょうか。
おそらくその大型台風が来た9月15日以降にNo. 1の水位計を入れ直しておられる。
ということでしたので、またご回答よろしこお願いします。
東京電力今泉氏
確認します。
おしどりマコ
はい。
で、本日、規制庁での「第5回東京電力福島第一原子力発電所における事故の分析に係る検討会」
「東京電力福島第一原子力発電所 3 号機使用済 燃料フ?ール内の臨界の可能性及ひ?白煙の発生に 関する検討について」の資料が出てまして、まあそれは「使用済み燃料プールではないのではないか」
というまとめだったのですが。
その中で、3号機のDSPと、ウェルカバーの隣接部近傍で白煙が発生していて、防衛省による温度測定結果でも100°Cを超えるという事で、このDSPとウェルカバーの隣接部近傍の100°Cを超える事象というのは、どういったものと評価されているのでしょうか。
東京電力今泉氏
すいません、本日規制庁の規制委員会のほうにかかった資料というのは、ちょっと私は確認してきてございませんので、そこはちょっと確認さしていただきたいと思います。
おしどりマコ
わかりました、宜しくお願いします。
で、以前から伺っていたのですが、平成25年の7月26日に東京電力が出されました「汚染水の港湾内での流出に関する公表問題の時系列」では、 4月2日から6日までの2号機のスクリーン取水口付近の高濃度汚染水の漏えいのみが記載されているのですが、テレビ会議の動画を調べ直しますと「2011年の3月15日と、4月7日に2号機建屋の大物搬入口付近から高濃度の汚染水が漏えいした」という会話がなされているのですが、報道への発表資料としての情報としては一切出ておりませんので、それがどの程度のもので、具体的にどの場所に水跡が有ったのか。
というのをお示ししていただけないか、と以前から要望していたのですがいかがでしょうか。
東京電力今泉氏
えーとすいません、今お答えできませんが、3月、、の、もう一度日付を確認さしていただけますか。
おしどりマコ
はい、宜しくお願いします。
この日はマコちゃん、ぶら下がったり、ぶら下がられたり売れっ子でしてん!