2013年12月16日東京電力記者会見よりマコちゃんの質疑
1回目の質問
おしどりマコ
護岸エリアの薬注について伺いたいのですが。
以前から質問していまして、その回答がもし出ていました回収をしたいのでよろしくお願いいたします。
この護岸エリアの薬注の円の印ですが大きい円と、小さい円がありまして、大きい円が半径70センチ、小さい円が半径50センチということを以前ご回答いただいたのですが、なぜこの大小違う半径で薬注をしているのかというご回答頂ければと思います。
以前から質問しておりました分です、よろしくおねがいします。
東京電力尾野氏
大きい円につきましては直径約120センチですね。
おしどりマコ
140センチですね。
東京電力尾野氏
いや、140センチ。
小さい方が120センチということでございます。
それで、現場の障害物等々の状況に応じましてピッチは最適化しているということでありました。
おしどりマコ
一旦行きたいとこ海外では小さいほうの件は半径50 という事でいただいたのですが、これは直径120センチという事で半径60センチになるのですか。
以前のご回答と違うのですが。
東京電力尾野氏
、、、、。
すいません。
100と140です。
おしどりマコ
100と140ですね。
半径70と50ですね、わかりました。
で、他の護岸エリアでも大小違う半径になっているところは、その様な理由だと云う事で。
その場所に合わせて半径を変えるという、、。
どのような場所で半径を小さく、そして大きくする、という根拠があれば教えてください。
東京電力尾野氏
現場の状況に応じて選択しているという事かと思っております。
いずれにしましても以前ご説明しましたが、大体半径80センチ位薬注の範囲というのがございますから、その中で位置を適切に選んでいるということかと思っております。
おしどりマコ
例えば、構造物がある所では小さく、もしくは大きく、など何らかの理由を教えていただければ良いのですが。
東京電力尾野氏
そうですね、下部の構造物など、そうしたものの影響も踏まえて現場の状況に合わせてピッチを選んでいるという事かと思います。
おしどりマコ
深さは以前いただいていたもので、この大きいものも小さいものも変わりはないということでよろしいでしょうか。
東京電力尾野氏
結構かと思います。
おしどりマコ
わかりました。
で、先週の13日の金曜日に、「福島原子力事故における未確認未解明事項の調査検討結果第一進捗報告」と言うプレスリリースが出ましたが、このプレスリリースを規制庁の部屋にて記者レクを行った明確な理由を教えてください。
お願いします。
東京電力広報上妻氏
皆様ご承知の通りですね、本件につきましては3月29日に公表させていただいております。
「福島原子力事故総括及び原子力安全改革プラン」に置いてですね、未解明事項をですね、今後解明していきますと言うご説明をしております。
それで、先だってもですね12月1日に改革監視委員会が開かれておりますけれども、この場等々でですね、ご公表してるという状況です。
それに先立ちまして、 11月の1日にですね、四半期ごとにその改革プランの当社の進捗状況。
こちらを説明すべく、プログレスレポートというのをの公表させていただいておりますが。
こちらは、11月1日に同じく規制庁さんの方でご説明をさせていただいていると言う状況でございます。
今回もその、プログレスレポートの一環と云う事で、タスクホースの関係と云う事でして、日々行っている、この様な定例の会見、日々の福島の状況をお示しする様な会見とは位置付けが違うでしょう、ということで今回は分けてご説明をさせて頂いております。
おしどりマコ
おっしゃる通り11月1日の「 2013年第2四半期原子力安全改革プラン進捗報告」も同じように原子力規制庁で記者レクを行われているのですが、 7月26日に行われた「第1四半期の原子力安全改革プラン」はここの記者会見場で13時から行われております。
なぜ第1四半期と第二四半期でこのような差が出たか、という事について明確な理由をお願いします。
東京電力上妻氏
当社の住み分けとしまして、やはりですねこちらの場所と言うよりは原子力規制庁さんの方で会見者を変えてですね、ご説明をさせていただいた方が良でしょう、という事で当社の方で判断をさせていただいたものでございます。
おしどりマコ
7月26日の会見は、この定例会見と位置づけが違い、会見者も変わりましたが。
東京電力上妻氏
今後もそのような形でですね、場所を分けてご説明をしましょう。
と言うことで当社として判断をしておりますのでまあそれはご了解いただければと思います。
おしどりマコ
規制庁広聴広報課に確認しましたが、この「福島原子力事故における未確認未解明事項の調査検討結果第一進捗報告」というのは規制庁のほうに資料としては上がっていない、という事でした。
そして、ご存知の通り原子力規制庁は六本木にありまして、まぁ大変家賃の高いエリアでして。
「記者クラブではなく記者に対して部屋を貸している、そして賃料、光熱費などは取っていない」ということでした。
金曜日(12月13日)の記者会見で東京電力の車さんに対しての質問で石橋さんは「クラブで説明した」とお砂糖られましたかそのクラブというのはここの規制庁の記者の部屋のことを指す。
ということで、そういう理解で宜しいでしょうか。
東京電力上妻氏
改変申し訳ございません。
「クラブ」という表現を使ったのであればそれはこの場で渡串から精製させて抱きます。
ご承知の通り規制庁にはですね、記者クラブというものはないという風に認識しておりまして、規制庁にお在りになるのは記者の皆様の控え室ということで認識しておりまして。
その隣のですねレク室をお借りした、というのが正式な表現かと思われます。
もしその辺でですね、 「クラブ」という表現を使ったのであれば誤解を与えましたので私の方で訂正させていたきます。
おしどりマコ
わかりました。
では13日の金曜日六本木の規制庁にて記者レクを行った件で。
なぜ、こちらの定例記者会見室が空いているにもかかわらず、規制庁の部屋を使ったのかという明確な理由を教えてください。
よろしくお願いします。
東京電力上妻氏
先ほどお話しした通りですね、当社として規制庁さんでご説明をするのが適切だ、というふうに判断したためでございます。
おしどりマコ
すいません、無料で部屋を借りたということですか。
それが適切だったということですね。
東京電力上妻氏
えーと、その場でやるということが適切だ、ということでございます。
おしどりマコ
その場というのは六本木の規制庁という事ですか。
東京電力上妻氏
左様でございます。
おしどりマコ
すいません、なぜ適切だったのかというのが。
会見者を代える云々に関しては、会見者を代えてもここの定例会見室で記者会見を7月26日13時から定例会見とは別に行ってこられた件を、急に規制庁での記者室にてレクを行う理由という。
すいません、明確な理由を仰っておられませんので。
もう一度お願い致します。
東京電力上妻氏
えーと、当社と致しまして、こちらのですね弊社のこの会場でですね、ご説明する内容というのは、福島第一の現場の状況、日々のですね、動きを中心にご説明をさせていただいているというふうに認識しておりまして、今回、、、。
おしどりマコ
すいません、申し訳ないです。
7月26日の13時からここの場で行われた記者会見は、日々の福島第一原発の状況では無い記者会見で、全く同じ性質の記者会見を第一四半期はここで行い、第二四半期は規制庁で行った理由です。
会見者も違いますし、内容もこの定例会見とは違うにも関わらず何故、7月26日に第一四半期から第二四半期が規制庁に移ったか、という理由です。
では、何故第一四半期は定例会見と内容も異なり会見者も違うのに、なぜここで行ったかという理由です。
東京電力上妻氏
私のほうもですね日々どのような形で、どのようなご説明の仕方で皆様にご説明するのが1番よろしいかと言うことを私たちなりにですね、考えておりまして、その中で至ったということでございます。
おしどりマコ
今後もでは、規制庁の記者の部屋を使い、東京電力、一事業者単体での記者レクを行う可能性があるということですか。
東京電力上妻氏
必ずということは言えませんけど、そのような可能性はある、とご理解いただいて結構でございます。
おしどりマコ
ちなみに、その記者レクを行う場合、どこに告知をされたのでしょうか。
東京電力上妻氏
今回の場合はTwitterで、事前にですね投稿させていただいております。
おしどりマコ
東京電力のアカウントの分ですよね。
東京電力上妻氏
はい。
おしどりマコ
そのアカウント上にあった、ということで私も再三チェックをしたのですが。
これは現在もありますか。
削除されていませんか。
東京電力上妻氏
存じ上げませんが、 13日の13時10分いいですね、投稿させていただいております。
現在どうなっているのかは承知いたしておりませんので、申し訳ございません。
おしどりマコ
現在では11日の分が最新になってるのですが、これは削除されたということですか。
東京電力上妻氏
承知しておりません。
おしどりマコ
わかりました、確認をよろしくお願いします。
2回目の質問
おしどりマコ
前回の質問の回収を1つ忘れていたのですが、No.1護岸エリアの雨水排水路と高濃度汚染水が入っている、電源ケーブル管路の交差している部分の立体構造がどのようになってるのか。
電源ケーブル管路と雨水排水路のヒューム管はどちらが上か。
というのを質問していたのですがご確認いただけますでしょうか。
東京電力尾野氏
確認中でございますからまた改めて。
おしどりマコ
まだ出てこないということですね。
東京電力尾野氏
はい。
おしどりマコ
わかりました。
で、No.1護岸エリアの地下水観測孔No.1 と1-17が2メートルしか離れていないにもかかわらず、このような水位がかなり違うという件はまだ評価が出ていないのでしょうか。
東京電力尾野氏
以前から申し上げている通り、それについては今現在特に調査はしているという事ではありません。
おしどりマコ
あ、え、ええ、何も評価はしない、え、評価しないということですか。
東京電力尾野氏
はい、そうです。
これについては1-17を見て、No.1を撤去しようという風に考えております。
おしどりマコ
No.1が別に水位計の異常がない、にも関わらず、かなり水位が高く、潮汐の挙動が出ている、という件は、特にもうこれから評価しない、という事なんですね。
東京電力尾野氏
あの、何度もお答え、、。
おしどりマコ
いや、すいません。
初めて聞きます。
「検討中です。」というご回答しか頂いてません。
東京電力尾野氏
あの、私は何回かこれについては、もうこれでおしまいです、ということを申し上げております。
おしどりさんにも申し上げている筈ですので。
おしどりマコ
No.1の地下水の観測孔。
では、この上下の変動は何か、潮汐か若しくは何らかの影響かということも評価しない。
東京電力尾野氏
はい。
おしどりマコ
水位が高い理由についても評価しないという事ですね。
東京電力尾野氏
はい。
おしどりマコ
わかりました。
これ、地下水観測孔の付近に何らかの地下水脈若しくは海に繋がっている管路があるのか、どうかという事についても、もう評価しないという事ですね。
東京電力尾野氏
特に考えておりません。
おしどりマコ
わかりました。
ありがとうございます。
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