2014年1月22日東京電力 汚染水対策本部会見より
おしどりマコ
現場の方々に質疑の機会を頂いて、どうもありがとうございます。
小野所長か、若くは石崎さんに答えて頂ければと思います。宜しくお願いします。
MSIV室の漏洩について伺いたいのですが。
この5ページで成分が出ておりますが Co-60(コバルト60)の記載がございません。
以前のプレスリリースを見ますと、地下滞留水ではCo-60はNDで、MSIV室からの漏洩は確か25,000Bq/Lだったと思うのですが、このCo-60が高濃度ということで、鉄クラッドによる腐蝕の配管からの漏洩について一番疑われると思いますが、そのCo-60が高濃度であることと、配管の関係、若くは何らかの評価をされているのか、ということが1点。
カーボン材の素材に一番 Co-60 が出ると思うのですが、このMSIV室の配管の中にカーボン素材の配管があるのかどうかということ。
で後、MISV室は主蒸気系以外の様々な配管があると思いますが、計装配管など。
他にどのような配管が中にあるのか教えて頂ければと思います。
あと、貫通部のベロー部についてですが、これはラバーブーツカバーは確かついていたと思うのですが、ついているのでしょうか。
よろしくお願いします。
東京電力小野氏
Co-60の件ですけども、一応、格納容器の中に水が入るとですね当然ながらCo-60なんかは入ってございますので、検出される可能性は多分にございます。
それから、今、ちょっと話しがあった配管が破れているのではないか、という件ですが。
あの、我々としてはですね。もし、エレベーション、あの、高さを考えると配管がもし何かあるとすればですね。主蒸気系の配管という事になります。
ただ、この配管実はあのここに水が入るかというと、7ページでわかるかな、 あの、7ページを見て頂くとですね。
現場の方々に質疑の機会を頂いて、どうもありがとうございます。
小野所長か、若くは石崎さんに答えて頂ければと思います。宜しくお願いします。
MSIV室の漏洩について伺いたいのですが。
この5ページで成分が出ておりますが Co-60(コバルト60)の記載がございません。
以前のプレスリリースを見ますと、地下滞留水ではCo-60はNDで、MSIV室からの漏洩は確か25,000Bq/Lだったと思うのですが、このCo-60が高濃度ということで、鉄クラッドによる腐蝕の配管からの漏洩について一番疑われると思いますが、そのCo-60が高濃度であることと、配管の関係、若くは何らかの評価をされているのか、ということが1点。
カーボン材の素材に一番 Co-60 が出ると思うのですが、このMSIV室の配管の中にカーボン素材の配管があるのかどうかということ。
で後、MISV室は主蒸気系以外の様々な配管があると思いますが、計装配管など。
他にどのような配管が中にあるのか教えて頂ければと思います。
あと、貫通部のベロー部についてですが、これはラバーブーツカバーは確かついていたと思うのですが、ついているのでしょうか。
よろしくお願いします。
東京電力小野氏
Co-60の件ですけども、一応、格納容器の中に水が入るとですね当然ながらCo-60なんかは入ってございますので、検出される可能性は多分にございます。
それから、今、ちょっと話しがあった配管が破れているのではないか、という件ですが。
あの、我々としてはですね。もし、エレベーション、あの、高さを考えると配管がもし何かあるとすればですね。主蒸気系の配管という事になります。
ただ、この配管実はあのここに水が入るかというと、7ページでわかるかな、 あの、7ページを見て頂くとですね。
あの、実はこれ主蒸気をタービンに送る配管でございますのでかなり、蒸気を取り出す圧力容器側の入り口から行くと上の方になります。
で、それに対して現在、我々はある水位というのは、かなり下の所だという風に思ってますのでえ、この配管の中に水が溜り込むという事は、そんなにないです。
まあ、あるとしたら残水がありますけれども、あの、何日も続けて流れるような程の量ではないだろうと思っていますので、この、主蒸気系配管から溢れると、溢れてきたということは、多分ないだろう、と思っています。
それからもうひとつ。
例えば、この主蒸気系配管ってのは、当然原子炉の、圧力に絶えなきゃいけませんので、70気圧ぐらいの、あのレベルに耐えられるようにできています。
で、実際に、今回、事故の後ですね、かなり圧力が上がっていますが、そういった意味で、先ずですね圧力がやられるとすれば、 格納容器自体はですね、大体3気圧とか、4気圧とか、そういうオーダーでの設計になってございますので、その、格納容器の貫通部のところですね、やられるとすればですね先ず、そこのところが一番弱いところ、ということになりますので、そっちから、もれるというのが、考え方としては妥当ではないかと思っております。
ただ、あの、いきなりですね、事故の時に圧力が上がったからそこが破れたのか、それとも、場合によると、その後これ、海水を入れてございますので、さっき、ベローズという話しございましたが、このベローズ自体は実はステンレスでできています。
ですから、場合によったら海水が入った事による海水による腐蝕、そういう事も最終的には影響しているかと思っています。
ただ、これはですね実際、想像の世界をまだ出ていませんので、今後、きっちり調べる必要があるか、と思っています。
それから、最後にラバーブーツの話しなんですけど、当然これ、ラバーブーツを最終的にかぶっているところはありますけれども、ラバーブーツで圧力を保って、あの、格納容器の中の遮蔽、あの、遮蔽じゃなくて、あのえんをを切っているわけではなくて、9ページにあるベローズ というところ。
これ、ちょっと絵が正確ではないと思われます、要は点線で囲われている所が、実はこういう形をしているわけではなくて、波板みたいになっています。波板みたいになっていて、その波板で、あの、温度による膨張、収縮を吸収する構造になってますので、実際にはこの点先部の所には波板が入っていると思って頂いてよいかと思います。
ま、こういうベローズの所で、最終的には圧力を担保するという風な構造になっている。
説明は宜しいでしょうか。
おしどりマコ
ありがとうございます。
あの、MSIV室に主蒸気系の他にどの様な配管があるのか、問う質問もしたのですが。
東京電力小野氏
それはですね。
8ページを見て頂くと、ここにあるのが、主立った物でございますけども、その他に給水系配管、あの、この配管を通してですね実際に水を入れています。
我々は、この配管からひょっとしたら入れている水が漏れたのか、とちょっと心配したんですけど、先程申したとおり、組成とかですね温度を考えると多分そうではない、という風に判断をしております。
それから、その他には主蒸気系のドレンを排出するための配管もございます。
まあ、こういうところが主だった配管、という事になります。
おしどりマコ
ありがとうございます。
その主立った物以外に計装配管とか、何か小さい物は、、、。
東京電力小野氏
そういうのは当然あります。はい、ここに、計装配管は非常に小さな物でございますんで。ちょっと描き切れてはいませんが、MSIV室には計装配管はなかった、、。
何本かあったんですかね。
何本かあったかと思います。
ちょっと描き切れてはおりません。
おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
東京電力かみじま氏
はい、よろしいでしょうか。
おしどりマコ
最後に1点だけ。
1月20日に顔面汚染があった方について伺いたいのですが。
この方は電離則第44条3項に抵触する可能性があるのですが、もう労基署に報告はされましたでしょうか。
現場に伺ったのですが、この方はアトックス所属の方で良かったのでしょうか。
確認したいのですが、宜しくお願いします。
東京電力小野氏
労基署の方にはこの話は伝えてございます。
それからまあ、アトックスさんという名前が出てしまったんですけど、あの、一応ですね。
所属は、東芝さんの作業でございますので、東芝さんの下での作業員さんになるかと思います。
おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
で、それに対して現在、我々はある水位というのは、かなり下の所だという風に思ってますのでえ、この配管の中に水が溜り込むという事は、そんなにないです。
まあ、あるとしたら残水がありますけれども、あの、何日も続けて流れるような程の量ではないだろうと思っていますので、この、主蒸気系配管から溢れると、溢れてきたということは、多分ないだろう、と思っています。
それからもうひとつ。
例えば、この主蒸気系配管ってのは、当然原子炉の、圧力に絶えなきゃいけませんので、70気圧ぐらいの、あのレベルに耐えられるようにできています。
で、実際に、今回、事故の後ですね、かなり圧力が上がっていますが、そういった意味で、先ずですね圧力がやられるとすれば、 格納容器自体はですね、大体3気圧とか、4気圧とか、そういうオーダーでの設計になってございますので、その、格納容器の貫通部のところですね、やられるとすればですね先ず、そこのところが一番弱いところ、ということになりますので、そっちから、もれるというのが、考え方としては妥当ではないかと思っております。
ただ、あの、いきなりですね、事故の時に圧力が上がったからそこが破れたのか、それとも、場合によると、その後これ、海水を入れてございますので、さっき、ベローズという話しございましたが、このベローズ自体は実はステンレスでできています。
ですから、場合によったら海水が入った事による海水による腐蝕、そういう事も最終的には影響しているかと思っています。
ただ、これはですね実際、想像の世界をまだ出ていませんので、今後、きっちり調べる必要があるか、と思っています。
それから、最後にラバーブーツの話しなんですけど、当然これ、ラバーブーツを最終的にかぶっているところはありますけれども、ラバーブーツで圧力を保って、あの、格納容器の中の遮蔽、あの、遮蔽じゃなくて、あのえんをを切っているわけではなくて、9ページにあるベローズ というところ。
これ、ちょっと絵が正確ではないと思われます、要は点線で囲われている所が、実はこういう形をしているわけではなくて、波板みたいになっています。波板みたいになっていて、その波板で、あの、温度による膨張、収縮を吸収する構造になってますので、実際にはこの点先部の所には波板が入っていると思って頂いてよいかと思います。
ま、こういうベローズの所で、最終的には圧力を担保するという風な構造になっている。
説明は宜しいでしょうか。
おしどりマコ
ありがとうございます。
あの、MSIV室に主蒸気系の他にどの様な配管があるのか、問う質問もしたのですが。
東京電力小野氏
それはですね。
8ページを見て頂くと、ここにあるのが、主立った物でございますけども、その他に給水系配管、あの、この配管を通してですね実際に水を入れています。
我々は、この配管からひょっとしたら入れている水が漏れたのか、とちょっと心配したんですけど、先程申したとおり、組成とかですね温度を考えると多分そうではない、という風に判断をしております。
それから、その他には主蒸気系のドレンを排出するための配管もございます。
まあ、こういうところが主だった配管、という事になります。
おしどりマコ
ありがとうございます。
その主立った物以外に計装配管とか、何か小さい物は、、、。
東京電力小野氏
そういうのは当然あります。はい、ここに、計装配管は非常に小さな物でございますんで。ちょっと描き切れてはいませんが、MSIV室には計装配管はなかった、、。
何本かあったんですかね。
何本かあったかと思います。
ちょっと描き切れてはおりません。
おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
東京電力かみじま氏
はい、よろしいでしょうか。
おしどりマコ
最後に1点だけ。
1月20日に顔面汚染があった方について伺いたいのですが。
この方は電離則第44条3項に抵触する可能性があるのですが、もう労基署に報告はされましたでしょうか。
現場に伺ったのですが、この方はアトックス所属の方で良かったのでしょうか。
確認したいのですが、宜しくお願いします。
東京電力小野氏
労基署の方にはこの話は伝えてございます。
それからまあ、アトックスさんという名前が出てしまったんですけど、あの、一応ですね。
所属は、東芝さんの作業でございますので、東芝さんの下での作業員さんになるかと思います。
おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
ご贔屓さま方の応援をお待ちしてます!!