毎週水曜更新の『マガジン9条』です。
今週は、更新項目が少なめです。が、
各執筆者、ものすごく沈んだり、
ものすごく怒ったりしています。
私たちの国の憲法が示している世界を、
私は、いいなあと思ってます。
だから、そこから遠ざかる事態には、
やっぱり「みんなももっと怒ろうよ!」と。
いつもは、温厚かつお気楽な水島ミーハーさつきも
今日は、はちまき的なものを締めて
ブログを書きましたよ。
さて、今週の「マガジン9条」は、
「雨宮処凜がゆく!」は、「愛国心」を語る、の巻。
愛国心」をテーマにしたトークベントに出演していた雨宮さん。
かつて右翼団体に所属していた自分にとっての
「愛国心」を、改めて振り返ります。
雨宮さんは書きます。
いつでも使い捨て可能な労働力と
して働かされていた「自分」。
中国や韓国人ら外国人労働者と、
労働力の価格競争させられていた「自分」。
そんな「自分」がなぜ「日本」に
寄りかかろうとしていたのか?
「デスク日誌」は、先週に引き続き、
この1週間ほどに起こったニュースを考えます。
その一つ、岩国市長選についても。
再編交付金のカラクリを知ると、
そこに住む人々の苦渋の選択が想像できます。
それにしても、「民意」を金で買う政治、国家。
市庁舎という市のシンボル的存在の工事費用を
取り上げ、中断させ、困り果てた市民の前に
札束を目の前に積んで、
「言う事を聞いたら、これをやろう」という国家権力。
いったい、何時代のどこの国の話だという気がしますが、
2008年、この国で起こっている現実の出来事です。
「マガ9レビュー」は、
スタンリー・キューブリック監督がベトナム戦争を描いた
「フルメタル・ジャケット」を。
公開から20年あまり経ていますが、
この映画には、当時からいっこうに変わらないと思えることが、
描かれています。
それは、「軍隊」や「戦争」、
そして軍人となった人の心情、精神状態。
沖縄でまた、米兵による少女暴行事件が起きました。
なぜ、繰り返されてるのか。
それは、前線と直結した基地がそこに限り、当然とも
思われることなのです。
その他、「みんなのこえ」「お知らせメモ」も更新しています。
それでは、今週もじっくりとお読みください。
みなさんの怒りの「声」もお待ちしています!
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