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責任と報酬

「日本の会社や組織のトップは報酬が少ないと思う。"たくさん上げるから、その代わり経営の責任はとりなさい"というようにしないと、いつまでも日本は無責任体制が続いてしまうんじゃないか」と言ったのは外資系メーカーの日本人社員でした。5〜6年前のことです。

そのとき私は「なるほど、経営者の責任はそういうものか」と納得したのですが、その後、リーマンブラザーズのCEOが年間30億円以上の報酬を得ていたとか、ビッグスリーの経営者が公的資金の注入をお願いするのにワシントンへ自家用ジェット機で出向いたとか聞くと、

そうでもないんじゃないか。

「明日、会社があるかもわからないし、その日の朝に解雇を告げられたら、数時間内に荷物をまとめて出て行かなくてはいけないんですよ」と言ったのは外資系金融機関の日本人社員でした。世界的な金融危機発生後の去年末のことです。

派遣切りと(やってること)同じじゃないか。

しかし、そんな処遇に社員が従わざるをえないのも、相当額の報酬を受けているからとか。

そんな企業風土をもつ会社が世界をしっちゃかめっちゃかにしたんだ、たぶん。

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