(保安院からのメール、22:24)
報道関係者各位福島第一原子力発電所1、2、3号機の原子炉への注水量が低下した旨の連絡があ
りました件で、東京電力から追加情報がありましたのでお知らせいたします。○原子炉への注水量を増やし、微調整を行った後、20:00の時点で1、2、3号機の
原子炉への注水流量が低下し、再度保安規定に定める原子炉の冷却に必要注水量を
確保できていないことを確認。
21:00時点における注水量は以下のとおり。
・1号機:3.9立方メートル毎時に低下(必要注水量:同4.3)
・2号機:5.8立方メートル毎時に低下(必要注水量:同6.1)
・3号機:5.1立方メートル毎時に低下(必要注水量:同6.1)○21:00時点の原子炉圧力容器の温度に変化はみられず安定(1号機:約37度、2号
機:約55度、3号機:約56度)○今後注水量を増やす操作を実施する予定。
○注水用ポンプ(2台運転中)に異常の可能性もあることから、予備のポンプ1台を
起動して、運転中のポンプを1台ずつ停止して点検の予定。
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(第3報でお知らせした内容)○原子炉への注水系統について現場確認を行ったところ、冷却水の漏えいはないこと
を確認。○原子炉への注水量は必要量が確保されているが、引き続き注水量の微調整を行って
いるところ。なお、注水量低下の原因は継続調査中です。
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(第2報でお知らせした内容)○その後、注水量を増やす作業を行い、16:30現在、1,2,3号機の原子炉への注
水量は以下のとおり。
・1号機:5.0立方メートル毎時に増加(必要注水量:同4.3)
・2号機:7.0立方メートル毎時に増加(必要注水量:同6.1)
・3号機:6.6立方メートル毎時に増加(必要注水量:同6.1)○現在注水量を安定させるよう調整中。注水量低下の原因は調査中。
○これまでのところ冷却水の漏えいは確認されていない。
○16:00時点で原子炉圧力容器の温度に変化はみられていない(1号機:約37度、2号
機:約55度、3号機:約56度)。引き続き、現地保安検査官が現場確認を行っています。
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(第1報でお知らせした内容)本日(8月30日(木))、東京電力から、福島第一原子力発電所1、2、3号機の原
子炉への注水量が低下し、保安規定に定める必要最低流量を確保できていないこと
が確認され、保安規定に定める運転上の制限(LCO)からの逸脱した旨の連絡が
ありましたのでお知らせします。○本日(30日)15時頃、1号機から3号機の原子炉への注水量が低下し、保安規定に定
める原子炉の冷却に必要注水量を確保できていないことを確認。
・1号機:5.0から 4.0立方メートル毎時に低下(必要注水量:同4.3)
・2号機:7.0から5.5立方メートル毎時に低下(必要注水量:同6.1)
・3号機:7.0から5.6立方メートル毎時に低下(必要注水量:同6.1)○現在、現場確認を実施しているところであり、今後流量を増やす操作を行う予定。
○モニタリングポストの指示値に変動はない。
現在、現地保安検査官が現場確認を行っています。
また、15:40時点において原子炉圧力容器の温度に変化はみられていない(1号
機:約37度、2号機:約55度、3号機:約56度)ことを確認しています。引き続き情報が入り次第、ご連絡します。
以上