※流量低下の原因は、弁にゴミがつまっているかも、ということで、
フラッシング(前後の弁を調節しながら、1つずつ弁を全開にして、ゴミを流す操作)をして様子を見る、とのこと。

(東京電力からのメール、22:15)

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             東京電力からのご連絡
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報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。

○昨日(8/30)発生した1号機、2号機、3号機の原子炉注水量の低下(運転上
 の制限からの逸脱)について、その後の状況についてお知らせします。

○注水量の低下の原因として、流量調整弁に何らかのゴミや異物等が付着してい
 る可能性が考えられるため、午後6時より順次フラッシング作業を実施しまし
 た。

○フラッシング実績とその後の注水量は以下の通りです。
 ・1号機:19:00?19:30 炉心スプレイ系:2.0m3/h、給水系:3.0m3/h
・2号機:20:14?20:27 炉心スプレイ系:5.0m3/h、給水系:2.0m3/h
・3号機:18:00?18:25 炉心スプレイ系:4.5m3/h、給水系:2.5m3/h

○午後9時における各号機の原子炉圧力容器下部の温度は以下の通りで、変化は
 見られておりません。また、他のプラントパラメータにも有意な変動は確認さ
 れておりません。

(8月31日午後9時時点)
・1号機:37.4℃
・2号機:53.5℃
・3号機:55.8℃

○引き続き、原子炉注水量を監視し、必要に応じて注水量の調整を行ってまいります。

○今後の状況につきましては、改めてお知らせいたします。