(保安院からのメール、17:22)



関係者各位

標記の件について、関西電力大飯発電所3、4号機に係る情報がありましたのでお
知らせします。

本日(7日)14時57分頃、大飯発電所3,4号側の電動消火ポンプのモーター
単体の試運転を実施していたところ、1,2号側のディーゼル消火ポンプが作動し
たことを示す警報(「12ディーゼル消火ポンプ作動」警報)が発生しました。

14時56分、電動消火ポンプのモーター単体試運転を開始。
14時57分、ディーゼル消火ポンプ作動警報が発生。
15時00分、ディーゼル消火ポンプを停止し、当該警報をリセット。

今回の警報は、電動消火ポンプのモーターを単体で起動したことでポンプ出口の水
圧が確認されなかったことから、1、2号側のディーゼル消火ポンプが自動起動し
たことにより発生したものであり、正常な動作として発生したものです。
こうした試験は過去にも実施しており、同様の警報が発生しています。

今回の警報発生は、電動消火ポンプのモーター単体試験に伴うものであり、火災等
の発生によるものではありません。

大飯3、4号機の運転状態に異常はありません。
また、外部への放射性物質による影響はありません。
現地保安検査官が現場確認を行っています。

今回の警報は、「発信が予想される警報」に該当しますので、今後、そのように取
り扱いたいと考えております。

以上。