マガ9editor's room 2007-2009

旧「マガ9ブログ」アーカイブです

読売ジャイアンツはオフの補強でヤクルト・スワローズから、去年、リーグ最多安打を放ったラミレス外野手と最多勝のグライシンガー投手を、横浜ベイスターズからは日本で最速の球を投げる抑えのクルーン投手を獲得しました。

毎週水曜更新の『マガジン9条』です。
今週末には、自民党の提出した
「給油新法」が再可決、されるんだって!
昨年末、民主党の対案が出されたのに、
国会で議論、審議をすることもなく、
(メディアで話題になることもなく)
自衛隊をまたもや派兵?
そしてやっぱり出てきた「恒久法」
なんのこっちゃ・・・

正月は香川県の実家に帰っていました。
新年おめでとうございます。

とりあえず、私には穏やかな年明けです。
みなさんは、いかがですか?

穏やかじゃない人たちもいます。
選挙準備で大忙し。
しかし、日本では、総選挙はかなり先送りされそうです。

でも、ブッシュ氏が消えるアメリカでは、
すでに大統領選挙が始まりました。

まず、トップを切って、アイオワ州での党員集会。
民主党では、オバマ候補が本命のヒラリー候補に圧勝したようです。
ヒラリーさん、エドワーズ候補にも破れ、3位に終わったとか。
全米での世論調査ではまだ、ヒラリー優勢とのことですから、
これからどうなるかは、予断を許しませんが。

それにしても、オバマ氏は黒人。
ヒラリー・クリントン氏は女性。
いずれが当選しても、アメリカ大統領としては初めて。
「女も黒人もイヤ」という層が、共和党に流れる、
という観測もあるようですが、それ以上に「変革」を求める声が
強いようです。

なにしろ、あのブッシュ大統領がメチャクチャにしたアメリカ。
いま建て直さなければ、国際社会での孤立は間違いない。

女性でも黒人でも、とにかくアメリカを変えて欲しい。
もはや、保守的な白人男性では、この国はもたない。
そんな雰囲気が強いようです。

当然それに対する反動も強い。
パキスタンでの例もあります。
ブット元首相の暗殺、のようなことが起こらないことを祈ります。
「女も黒人も許せない」と考える超保守派右翼の動きに、
警備当局は厳戒態勢だといいます。
まるでハリウッド映画のようなことが、
陰で進行しているのかもしれません。
なにしろ、ケネディ暗殺の国ですから。

さて、我が日本はどうなるのでしょうか。
選挙は、かなり遠のいたようです。
自民絶対不利の状況の中では、福田首相は解散に踏み切れない。
そういう観測が、政界・メディアに広がっています。
「変革」を求める国民の声は、空虚に漂うばかり。

いいんでしょうか、こんなんで......。
早く総選挙やろうぜぃ集会でもやりますかね。

それにしても難しいですよ。
いまの日本の選挙の仕組み。

小選挙区と比例代表制の組み合わせ。
先の参院選とも仕組みが違うのです。
惜敗率だの、10%条項だの、比例順位だの...。
あなたはちゃんと理解していますか?
私は、何度聞いてもよく飲み込めません。
しっかり説明できる人は、どのくらいいるんだろう。

多数党が自分たちに都合のいいように制度をいじくりまわしたお陰で、政治のプロさえ誤解するほどの複雑さです。

選挙制度を、もっと単純化して分かりやすくする。
まず、そこから始めなくてはダメなような気がします。

それはともかく、今年が皆さんにとっていい年でありますように...。

今年も各界から訃報が届きました。小田実さんと稲尾和久さんについてはマガ9でも触れましたが、作家の城山三郎さん、歌手の坂井泉水さんにも、もっと書いて、もっと歌ってほしかった。

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