2013年5月アーカイブ

INESの評価尺度で表すとどれくらいでしょうね、
レベル3かレベル4というところでしょうか。
「放射性物質の少量の外部放出」か
「放射性物質の極めて少量の外部放出」か
どちらなのか、今のところ判断できる情報はありませんので、わかりません。

(原子力規制庁事故対処室からのメール。19:29)



報道関係者各位

原子力科学研究所(茨城県東海村)で、管理区域外への放射性物質の漏えいが発生した件に関して、JAEAから追加情報がありましたのでお知らせします。
(本件は、RI法に基づく法令報告事象です。)

○23日の漏えい発生時に管理区域に立ち入った55名のうち、本日(26日)29名の研究者等の内部被ばく測定を実施。

○そのうち、24名について内部被ばくを確認。その内容は以下の通り。

 0.1ミリシーベルト  7名
 0.2ミリシーベルト  4名
 0.3ミリシーベルト  2名
 0.4ミリシーベルト  3名
 0.6ミリシーベルト  2名
 0.7ミリシーベルト  1名
 0.9ミリシーベルト  2名
 1.0ミリシーベルト  1名
 1.5ミリシーベルト  1名
 1.7ミリシーベルト  1名

○これで、今日までに49名の内部被ばく測定を実施し、合計30名に内部被ばくを確認。

○測定未実施の6名については、明日、測定を実施する予定。

引き続き情報が入り次第お知らせします。


(第3報でお知らせした内容)
----------------------------
○23日の漏えい発生時に管理区域に立ち入った55名のうち、既に内部被ばくが認められた4名以外に、本日(25日)40名の研究者等の内部被ばく測定を実施。

○その結果、14名については有意な値は検出されなかったが、2名について内部被ばくを確認。

○その2名の被ばく線量はそれぞれ1.0ミリシーベルト及び1.4ミリシーベルト。

○今後、測定未実施の11名を含め、残りの研究者等について引き続き内部被ばくの測定を実施する予定。

引き続き情報が入り次第お知らせします。


(第2報でお知らせした内容)
----------------------------
○当日管理区域で装置付近に立ち入った人数は55名であり、そのうち4名の被ばく線量を評価したところ、それぞれ1.6、1.1、0.7、0.6ミリシーベルトであった。この4名以外の研究者については今後調査予定。

○原子力科学研究所周辺に設置されているモニタリングポストについては通常の変動範囲内であった(第一報で報告済み)が、当該研究所の南側に隣接する別のJAEAの研究所の複数のモニタリングポスト等では通常70から130ナノグレイ(1時間当たり)でフラットに推移しているところ、23日夕方に10ナノグレイ(1時間当たり)程度の一時的な上昇が確認された。

○このため、環境への放出量は調査中。


(第1報でお知らせした内容)
----------------------------
23日11時55分頃、原子力科学研究所(茨城県東海村)内にある原子核素粒子実験施設(ハドロン施設)で、管理区域外への放射性物質の漏えいが発生した旨連絡がありました。(24日21時19分頃から順次受信)

漏えいは既に停止しており、拡大のおそれはありません。

○23日、ハドロン施設で金の標的に陽子ビームを照射し素粒子を発生させる実験中に、放射化した金が装置の誤作動により高温になり、その一部が蒸発し、管理区域外へ漏えいした。

○敷地境界のモニタリングポストの値に特段の変化は確認されておらず、外部への放射性物質による影響はない。

○同装置の周辺で作業していた研究者が内部被ばくした可能性があるため、現在、漏えい量と被ばくの状況について調査中。

○現在施設は停止しており、事象の進展はなく、また、放射性物質の追加放出もない。

○建屋内の汚染の程度は最大で約40ベクレル(1平方センチメートル当たり)。現在、建屋内を閉鎖し立入禁止としている。

本件について、現地の保安検査官が現場確認を行っています。

以上



 


この件に関するJAEAの資料はこちら↓↓記者会見はやらないのかな?

http://j-parc.jp/researcher/ja/safety/HDtrouble20130525.pdf

(原子力規制庁事故対処?室からのメール、21:42)

報道関係者各位

原子力科学研究所(茨城県東海村)で、管理区域外への放射性物質の漏えいが発生した件に関して、JAEAから追加情報がありましたのでお知らせします。
(本件は、RI法に基づく法令報告事象です。)

○23日の漏えい発生時に管理区域に立ち入った55名のうち、既に内部被ばくが認められた4名以外に、本日(25日)40名の研究者等の内部被ばく測定を実施。

○その結果、14名については有意な値は検出されなかったが、2名について内部被ばくを確認。

○その2名の被ばく線量はそれぞれ1.0ミリシーベルト及び1.4ミリシーベルト。

○今後、測定未実施の11名を含め、残りの研究者等について引き続き内部被ばくの測定を実施する予定。

引き続き情報が入り次第お知らせします。

(第2報でお知らせした内容)
----------------------------
○当日管理区域で装置付近に立ち入った人数は55名であり、そのうち4名の被ばく線量を評価したところ、それぞれ1.6、1.1、0.7、0.6ミリシーベルトであった。この4名以外の研究者については今後調査予定。

○原子力科学研究所周辺に設置されているモニタリングポストについては通常の変動範囲内であった(第一報で報告済み)が、当該研究所の南側に隣接する別のJAEAの研究所の複数のモニタリングポスト等では通常70から130ナノグレイ(1時間当たり)でフラットに推移しているところ、23日夕方に10ナノグレイ(1時間当たり)程度の一時的な上昇が確認された。

○このため、環境への放出量は調査中。

(第1報でお知らせした内容)
----------------------------
23日11時55分頃、原子力科学研究所(茨城県東海村)内にある原子核素粒子実験施設(ハドロン施設)で、管理区域外への放射性物質の漏えいが発生した旨連絡がありました。(24日21時19分頃から順次受信)

漏えいは既に停止しており、拡大のおそれはありません。

○23日、ハドロン施設で金の標的に陽子ビームを照射し素粒子を発生させる実験中に、放射化した金が装置の誤作動により高温になり、その一部が蒸発し、管理区域外へ漏えいした。

○敷地境界のモニタリングポストの値に特段の変化は確認されておらず、外部への放射性物質による影響はない。

○同装置の周辺で作業していた研究者が内部被ばくした可能性があるため、現在、漏えい量と被ばくの状況について調査中。

○現在施設は停止しており、事象の進展はなく、また、放射性物質の追加放出もない。

○建屋内の汚染の程度は最大で約40ベクレル(1平方センチメートル当たり)。現在、建屋内を閉鎖し立入禁止としている。

本件について、現地の保安検査官が現場確認を行っています。

以上



 


23日のMPの上昇の報告を、25日では遅いと思います。

(原子力規制庁事故対処?室からのメール、3:29)

 

報道関係者各位

原子力科学研究所(茨城県東海村)で、管理区域外への放射性物質の漏えいが発生した件に関して、JAEAから追加情報がありましたのでお知らせします。
(本件は、RI法に基づく法令報告事象です。)

○当日管理区域で装置付近に立ち入った人数は55名であり、そのうち4名の被ばく線量を評価したところ、それぞれ1.7、1.1、0.7、0.6ミリシーベルトであった。この4名以外の研究者については今後調査予定。

○原子力科学研究所周辺に設置されているモニタリングポストについては通常の変動範囲内であった(第一報で報告済み)が、当該研究所の南側に隣接する別のJAEAの研究所の複数のモニタリングポスト等では通常70から130ナノグレイ(1時間当たり)でフラットに推移しているところ、23日夕方に10ナノグレイ(1時間当たり)程度の一時的な上昇が確認された。

○このため、環境への放出量は調査中。

(第1報でお知らせした内容)
----------------------------
23日11時55分頃、(独)日本原子力研究開発機構の原子力科学研究所(茨城県東海村)内にある原子核素粒子実験施設(ハドロン施設)で、管理区域外への放射性物質の漏えいが発生した旨連絡がありました。(24日21時19分頃から順次受信)

漏えいは既に停止しており、拡大のおそれはありません。

本件は、放射線障害防止法に基づく法令報告事象です。

○23日、ハドロン施設で金の標的に陽子ビームを照射し素粒子を発生させる実験中に、放射化した金が装置の誤作動により高温になり、その一部が蒸発し、管理区域外へ漏えいした。

○敷地境界のモニタリングポストの値に特段の変化は確認されておらず、外部への放射性物質による影響はない。

○同装置の周辺で作業していた研究者が内部被ばくした可能性があるため、現在、漏えい量と被ばくの状況について調査中。

○現在施設は停止しており、事象の進展はなく、また、放射性物質の追加放出もない。

○建屋内の汚染の程度は最大で約40ベクレル(1平方センチメートル当たり)。現在、建屋内を閉鎖し立入禁止としている。

本件について、現地の保安検査官が現場確認を行っています。

以上



 


茨城県の東海村にて、実験中に装置が誤作動とのこと。

(原子力規制庁事故対処室からのメール。0:29)

【プレス各社へご連絡】JAEAの加速器(実験施設)で管理区域外への漏えい(既に停止)

報道関係者各位

23日11時55分頃、(独)日本原子力研究開発機構の原子力科学研究所(茨城県東海村)内にある原子核素粒子実験施設(ハドロン施設)で、管理区域外への放射性物質の漏えいが発生した旨連絡がありました。(24日21時19分頃から順次受信)

漏えいは既に停止しており、拡大のおそれはありません。

本件は、放射線障害防止法に基づく法令報告事象です。

○23日、ハドロン施設で金の標的に陽子ビームを照射し素粒子を発生させる実験中に、放射化した金が装置の誤作動により高温になり、その一部が蒸発し、管理区域外へ漏えいした。

○敷地境界のモニタリングポストの値に特段の変化は確認されておらず、外部への放射性物質による影響はない。

○同装置の周辺で作業していた研究者が内部被ばくした可能性があるため、現在、漏えい量と被ばくの状況について調査中。

○現在施設は停止しており、事象の進展はなく、また、放射性物質の追加放出もない。

○建屋内の汚染の程度は最大で約40ベクレル(1平方センチメートル当たり)。現在、建屋内を閉鎖し立入禁止としている。

本件について、現地の保安検査官が現場確認を行っています。

以上

DSC04111.JPG
1回目の質疑                   
おしどりマコ
地下バイパスについてですが、ボーリングなどの調査地点の深度や標高は公表されないの
ですか。
 
東京電力:福田氏
地下水バイパスのですか、地下貯水槽のですか。
 
おしどりマコ
すいません、地下水バイパスの件です。
 
東京電力:福田氏
ボーリング深度と云いますのは。
 
おしどりマコ
水に対する深さです。
上澄みはとったのか、水の層の中でどの程度の水をチェックしたのかということです。
すいません、ボーリングではなく、地下バイパスの揚水井の件です。
 
東京電力:福田氏
揚水井のところについては、そこからポンプで引き上げてますのでそういう意味で地下水
位の所まで掘った上で、引き上げてるということですけれども、、。
 
おしどりマコ
その、地下水の表面の部分から引き上げたのか、一番底の部分の水なのかというその地下
水の中の深度です。
 
東京電力:福田氏
地下水の中の深度ですか。
 
おしどりマコ
そうです、トリチウムしか評価されてなかったので、表面ならば、HTO(トリチウム水)し
か出ないかなとおもいまして、放射性物質がどの様な状態にあるかによって深度が関係し
てくると思うのですが。
 
東京電力:福田氏
揚水井の一番深い所からポンプアップしております。
 
おしどりマコ
一番深い所ですね。
その地点の標高は海抜何メートルぐらいですか。
 
東京電力:福田氏
それぞれの揚水井でも若干違うと思いますが、そこはちょっと、今すぐ手元にはありませ
んので確認させて下さい。
 
おしどりマコ
わかりました。
地下水のチェックですが、潮位の変化によって海水が流入するかどうかを知りたいので、
この図で見ますと揚水井の位置が海抜からどの様な関係になるかというのがかなり深いと
思いますので、標高どのくらいでのチェックだったのか教えて頂けたらと思います。
 
東京電力:福田氏
はい、揚水井自体は標高35mのところにありまして、実際深さについては今確認しました
ところ、深さ20m〜30mの揚水井ということですので、そういう意味では海からはそれな
りの上になっているという事です。
 
おしどりマコ
チェックをした時点では、海抜5m〜15mという事ですね。
、、、様々ですが。
DSC04109.JPG
東京電力:福田氏
そうですね。
、、、、、、、、、、はい、深さ自体は正確ではありませんが、大体20m〜30mというと
ころで中長期のところで報告を致しております。
 
おしどりマコ
わかりました、出来れば全て海抜どれ位かというのを教えていただければと思いますの
で、ご確認をよろしくお願いいたします。
であの、本日午前中に国際環境NGOグリーンピース・ジャパンと一般社団法人サーフ
ライダーファウンデーションから、東京電力社長と内閣総理大臣宛に要請状 が出ておりますが、その中で「放射性物質の含有等について、グリーンピースをはじめとする NGO・市民団体や専門家に随時検 証させ結果を公開するなどして、放出する水が環境および生態系に無害であることを立証すること。」などとありますが、現在の段階でいうと、事故を起こした企業と原発推進の国策を率いてきた国のみのチェックとなっておりますので、その第三者、非政府組織、非営利団体のチェック検証を受けるという事で透明性や説得力が増して説明がし易いと思いますが、そこの所は広報としてどうお考えですか。
 
東京電力:福田氏
地下水バイパスについては、弊社でモニタリングしている物と、もう一つ第三者機関に水
を送りましてチェックをして頂いてるという事を以前の資料でご説明をしてます。
 
おしどりマコ
あっ、第三者機関をもし良ければ、、、。
 
東京電力:福田氏
えー、今手元にはありませんけれども、後ほどご説明したいとおもいます。
 
おしどりマコ
わかりました、ではその揚水井の深さや深度、どの部分の水をチェックするかなども結果
に大きく関わってきますのでそこの時点でも、山側だとそんなに収束作業影響する地域で
はありませんので、そこのチェックも含め第三者機関を検証に参加させるという事はどう
お考えですか。
 
東京電力:福田氏
すいません、ちょっと今、要請の中身の詳細はまだ確認はしてませんので、じっさいにあ
の、、、。
 
おしどりマコ
要請自体ではなく私の質問です。
要請書関係なく。
 
東京電力:福田氏
はい、すいません、、、えーちょっと先ほどの質問ですが、第三者機関は「株式会社化
研」及び「株式会社環境総合テクノス」というところで分析をしていただいております。
そういう意味では我々はこういう第三者のところで確認をして頂いておりますし、地下水
バイパス等の作業内容についてもIAEAのレビューですとか色んな形で外のレビューも受
けていると考えてございます。
 
おしどりマコ
あ、すいません、質問の回答が無かったので繰返しになりますが。
その、地下水のチェックだけでなく、採取作業も海抜どれぐらいか、もしくは水の深度が
どれくらいなのかによって結果が大きく変わりますので、採水の時点でも第三者機関の検
証若しくは参加をする事によって透明性と説明の説得力をつける事についての広報として
のお考えです。
 
東京電力:福田氏
現状は我々、国の委員会等にも説明してますので、そういうことで更に第三者という事は
考えてませんけれども、、。
 
おしどりマコ
考えていないという事ですね。
 
東京電力:福田氏
はい。
 
おしどりマコ
はい、わかりました。
あと、リングバッジの参考資料の訂正版 についてですが、訂正前と訂正後で数字が2倍ほ
ど違っているのですが、これはどういう理由だったのですか。
 
東京電力:福田氏
大変申し訳ありませんが、我々報告書から広報用の資料を移す時の記載の誤記でございま
す。
 
おしどりマコ
わかりました、すいませんあの、既出の資料なので説明済みだったら恐縮ですが、この皮
膚の等価線量はγβAPからの結果ですか。
それともリングバッジからの結果でしょうか。
 
東京電力:福田氏
ここはですね、リングバッジの再評価、、、要は付けていなかった方がいらっしゃいます
ので同様の作業をした方等の作業内容に応じて再度評価をしたというものです。
 
おしどりマコ
えー、リングバッジは1ヶ月毎に提出して測定という事で中々結果が出なかったのです
が、この数字自体がリングバッジから出したのか、γβAPDから出したのか、両方使って出
したのかという事を聞いてるのです。
 
東京電力:福田氏
はい、えー、ちょっと具体的な出し方については確認をさしてください。
 
おしどりマコ
わかりました、リングバッジの会社は東京電力は千代田テクノルなのか、長瀬ランダウア
なのかもし教えて頂ければ。
 
東京電力:福田氏
ちょっとあの、個別のメーカーについての回答は差し控えさせていただきます。
 
おしどりマコ
わかりました、ではリングバッジは1ヶ月毎の測定となってますが、地下地貯水槽の漏洩
の作業のリングバッジの1ヶ月毎の測定日、提出日は何時だったのか、何時からいつ迄の
1ヶ月で提出したのかということもご確認して教えて頂ければとおもいます。
 
東京電力:福田氏
そこについてどういう状況か確認をさせていただきたいとおもいます。
 
おしどりマコ
わかりましたよろしくお願いいたします。
 
2回目の質疑                   
DSC04128.JPG
おしどりマコ
この地下水の揚水井の件ですが、この分析の第三者機関という所に先程「化研」ともう一
つ「環境総合テクノス」とおっしゃいましたがそれでよろしかったですか。
 
東京電力:福田氏
はいそうです。
 
おしどりマコ
第三者機関として環境総合テクノスですね。
 
東京電力:福田氏
はい。
 
おしどりマコ
環境総合テクノスは関西電力グループの一員で株主が関西電力ですが、環境総合テクノス
は今回、第三者機関として成立するという東京電力のご判断だったのですか。
 
東京電力:福田氏
はい、そのように判断しております。
 
おしどりマコ
環境総合テクノスは第三者機関だと、いう事ですね。
 
東京電力:福田氏
はい。
 
おしどりマコ
わかりました、ではこの分析に関して、私は同じ電力グループとしてあまり第三者機関と
して成立しない、と思いますので、営利目的でない会社や研究者、非政府組織、非営利団
体などに分析させたり、採取に立ち合わせる、参加させる、検証させるということは説得
材料として有効だと思いますが、それは何故必要ないとお考えなんですか。
 
東京電力:福田氏
我々は外の会社でそういう事を専門に担っている会社に第三者としてちゃんと分析をして
頂いたという事で考えてございます。
 
おしどりマコ
採取に関してはいかがですか。
 
東京電力:福田氏
採取については、我々の方でしっかり採取したものを送っている、ということでございま
す。
 
おしどりマコ
これは位置的に余り収束作業に影響のない位置だと思うのですが、これを透明性を担保す
るという意味で東京電力の収束作業の信頼性の回復にもなると思うのですが、それも必要
ないとお考えなんですか。
 
東京電力:福田氏
そういう意味では、現地の保安検査官等も見て頂いてますので、特に今の所は考えてませ
ん。
 
おしどりマコ
わかりました、保安検査官ではなく、非政府組織、非営利団体、研究者という意味です。
あのー、先だって出た高線量瓦礫の解析をしたいという大学の研究室などは幾つかあった
のですが、そのような研究者や非政府組織、非営利団体の解析は必要ない、というお考え
ですね。
DSC04114.JPG
東京電力:福田氏
高線量瓦礫ですか、そういう意味ではまずは、高線量瓦礫は近づく事は非常に難しい物で
すから、遠隔なトラックで処理をして、、、。
 
おしどりマコ
あ、ああ、存じております。
もちろん専門家が解析をしたいとと云う事ですので、、、。
研究室、研究機関などが。
その様な要望があった場合は検討するという事ですか。
 
東京電力:福田氏
この作業自体は廃炉推進対策会議の方でやってまして、その中に色んな専門家も含めてや
ってますので、そこでそういうご異論が有れば全体を適切に対応して行きたいとおもいま
す。
 
おしどりマコ
要望が有れば対応するということですね。
かくにんしますが。
 
東京電力:福田氏
はい、そういう会議の場で必要性、要望等が有れば、我々としては対応して行きたいとお
もいます。
 
おしどりマコ
廃炉推進対策会議などで要望が有ればという事ですね。
わかりました、ではこの、地下水の揚水井の分析採取に関して第三者機関は立ち会わせな
いという事は、、、それは東京電力の判断ですね。
廃炉推進対策会議ではなく。
 
東京電力:福田氏
はい、あのそういう手順で進めて行くという事になってます。
 
おしどりマコ
こちらは東京電力の判断ということで。
では同じように廃炉推進対策会議などで「第三者機関も入れるべきだ」という要請があ
った場合は、検討するという事ですか。
 
東京電力:福田氏
はい、これについても国の方にこういう手順については確認をして頂きながらやって行く
ということになってございます。
 
おしどりマコ
わかりました、別件ですが、リングバッジは千代田テクノルか長瀬ランダウアのどちら
か、という事については回答出来ないということですが、どういう理由でですか。
 
東京電力:福田氏
はい、契約に関わることですので回答は差し控えさせていただきます。
 
おしどりマコ
化研や環境総合テクノスなどは公表は出来るということなんですか、これは契約されてる
と思いますが。
 
東京電力:福田氏
はい、ここについては確認が取れてございます。
 
おしどりマコ
公表していい、と。
 
東京電力:福田氏
はい。
 
おしどりマコ
千代田テクノルや長瀬ランダウアは「公表しないでくれ」という要望若しくはそういう契
約なんですか。
 
東京電力:福田氏
そういう意味では先程ありましたように地下水バイパスの第三者機関というのはそういう
位置付けで、第三者性という事で確認をして頂いてますので、そういう事を出して説明し
ているということです。
 
おしどりマコ
わかりました。
不思議なんですが、千代田テクノルや長瀬ランダウアは各自治体や各除染事業をやってる
会社などのガラスバッジ、クイクセルバッジもリングバッジもやっておりますが、何処の
病院、会社、自治体でもどちらを使っているかというのは回答しておりますので、その様
な「公表しない」という契約は千代田テクノルや長瀬ランダウアとは結んでいないという
事だったのですが、千代田テクノルや長瀬ランダウアは東京電力とはそういう契約を結ん
でいるという事ですか。
通常別に公表はされてますので。
企業や病院でも。
 
東京電力:福田氏
はい、そういう意味では確認をさしてください。
契約関係の一般論としては我々はそういう契約を結んでると確認してると考えてございま
す。
 
おしどりマコ
すいません、確認して、、「確認します」ではなく、今私が言わなければ福田さんは違う
ことをおっしゃいました。
「契約でお答え出来ない」とおっしゃりましたが、その様な契約が本当に有ったかどう
か、確認をされずに回答されたということですか。
 
東京電力:福田氏
そこは一般論の契約でございます。
 
おしどりマコ
あの、一般論の契約としてリングバッジの測定会社は別に何処の企業何処の病院何処の自
治体でも公表しておりますので、私は一般論の契約ではこれは公表するものだ、と思って
おりました。
 
東京電力:福田氏
そういう意味では当社と協力企業、メーカーとの契約という意味での一般的にはそういう
扱いをしております、という事です。
 
おしどりマコ
わかりました、では確認して回答を頂きたいと思います。
今の段階でこれが契約で回答出来ないとおっしゃったのは、福田さんのその、お考えにな
っていた一般論だったということですね。
福田さんの中での一般論だったということですね。
 
東京電力:福田氏
はい、当社のそういう契約の扱いとしての一般論です。
 
おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
 
3回目の質疑                   
DSC04148.JPG
おしどりマコ
信頼ができる、経験がある第三者機関ということで環境総合テクノスを選ばれたという事
ですが、元々環境総合テクノスは環境と土木と建築が専門で、放射性物質の測定は主な事
業内容として特化はしていないのですが、何故環境総合テクノスを選んだのか、という理
由を教えて頂ければと思います。
放射性物質の測定に実績が有ったという事ではありませんので、理由を教えて頂ければと
思います。
 
東京電力:福田氏
我々としては技術的にちゃんとした会社だと云う事でその中から選んでいるということです。
 
おしどりマコ
えー、どの様な話し合いで、、、。
あの、環境総合テクノスは先ほども言いましたが、環境と土木、建築が専門で、放射性物
質の測定はメインでやっている事業ではなく、事業内容としても出てこないのですが、ど
の様な理由で信頼ができる、放射性物質の分析の測定を信頼ができるとお考えになったの
か。
第三者機関として選ぶ時にです。
 
東京電力:福田氏
はい。
我々のそういう部署が技術的な評価をして、それで「分析の専門でできる会社だ」という
事でそのうちの一つとして選んだということです。
 
おしどりマコ
それは東京電力が環境総合テクノスを選んだ部署というのは、どちらなんですか。
 
東京電力:福田氏
分析をするセクション。
 
おしどりマコ
それが元々環境総合テクノスを知っていて依頼した、という事ですね。
 
東京電力:福田氏
そうだと思います。
 
おしどりマコ
わかりました、えー、環境総合テクノスが放射性物質の測定に実績が有ったと評価をして
依頼した、という事ですね。
 
東京電力:福田氏
はい、色んな評価をして、、。
 
おしどりマコ
あの、色んな評価ではなく、環境総合テクノスが放射性物質の測定の実績があると評価を
して依頼をした、という事ですね。
 
東京電力:福田氏
そうだと思います。
 
おしどりマコ
そうだと思いますですか、、、。
そうです。
 
東京電力:福田氏
はい、そうです。
 
おしどりマコ
はい、わかりました。
先程東京電力は一般論として契約企業を公開しないとおっしゃっておりましたが、それは
今まで契約書にそういう一文が無いにも関わらず一般論として公開はして来なかったとい
う事なんでしょうか。
すいません、あの千代田テクノルと長瀬ランダウアの件ですが、勿論ご確認のうえご回答
をいただくことになりますが、今まで契約企業を公開しないという事は、一般論としてお
っしゃっておられた、という事なんですか。
 
東京電力:福田氏
はい。
それは契約ですのでケースバイケースという事はありますが、一般論として我々として
は、、、。
 
おしどりマコ
わかりました、特に契約書に一文がない場合でも一般論として契約企業は公開してこなか
った、という事ですね。
 
東京電力:福田氏
そういうケースもあろうかと思います。
 
おしどりマコ
わかりました。
あと、質問を漏らしていたのですが、地下水バイパスの件で。
放射性物質の測定などではなく、地盤沈下などについてはどの様な評価をされてますか。
 
東京電力:福田氏
地下水をバイパスするということによる地盤沈下という事なんでしょうか。
 
おしどりマコ
はい。
 
東京電力:福田氏
地下水が流れてる中の一部をそこでバイパスするということで、そこによる地盤沈下の影
響は少ない、と評価をしてます。
 
おしどりマコ
影響は少ない。
あの、どの様な構造計算なりをされたのか、あの地下地貯水槽の満水実験の時に満水時の
地盤沈下量の測定をされておられませんだしたので、地盤沈下に関しては、東京電力はど
のように評価をし、どの様な計算をしているのかしりたいのですが。
 
東京電力:福田氏
そこは確認をさしてください。
 
おしどりマコ

最近のコメント