その他会見

2012年7月6日、原子力損害賠償紛争解決センターに行ってきましてん。 

「総括基準」及び「東京電力の対応に問題のある事例の和解契約書及び審理経過」

の公表について という記者会見でしてん、資料の上に福島県政記者クラブ、

会津若松市政記者クラブ、郡山市政記者クラブ、いわき市政記者クラブ、

南相馬市政記者クラブ
へ同時配布とありましてん。

福島県と同時中継でしてん!なるほどですねん!


SANY25.jpg

















和解仲介手続きの実施状況資料:東京電力株式会社の対応に問題のある事例の公表について  
http://www.mext.go.jp/a_menu/anzenkakuho/baisho/1323272.htm


<質疑書き起こし>
おしどりマコ

このホームページを見ますと、和解案件が二百三十何件[申立件数:2,926件 

和解成立数:271件 (うち全部和解:235件、一部和解:27件、仮払和解:9件)]
か、

えーすみませんちょっと確認中で、6月29日現在でのセンターの和解案件なんですけれ

ども、その意図的に東京電力の遅延を感じられるものが二桁程度あったという事で、

それらの共通する項目として例えば、距離的なもの、金額的なものといった要因は

感じられますでしょうか。

SANY0030.JPG

















原子力損害紛争和解仲介室町:野山氏
えーっと、距離的、、例えばどういう事でしょうか。

ですから、あんまり私共はどんな種類の事件についても、理由にならない理由を述

べて回答を遅延している。という印象何ですけれども、例えばどういう答えを想定し

ていらっしゃったんですか。

SANY0022.JPG

















おしどりマコ
えー、全部和解が271件中235件、既にあるという事で、その二桁程度ある意図的

な遅延が、たとえばこの申立人は10km圏内ですが、例えば原発から近ければ近い

程その遅延がされない、出会ったりとか、金額が高ければ遅延をしてくる。という様

な何か共通項があるのかとおもいまして。


原子力損害紛争和解仲介室町:野山氏
あの、それは無いですね。原発から遠いエリアから、自主的に避難をされた方につ

いてあの、8万円、60万円を超える実費の和解を提案すると、あんまり金額も大き

くないのを提案して、同種の和解がどんどん成立しているのに「いわき市の線量は

後で計ったら低かった」とかですねそういう事を言って回答をまわしてですね、そんな

事案もありますので原発から近い、遠い、金額が大きい小さいは、あまり関係が無

いかな、というのが現在の印象です。


おしどりマコ
分かりました、例えば同じ東京電力の代理人であったりとか、何かしらその、遅延案

件の共通項は見られない、という事ですか。


原子力損害賠償紛争解決センター
そうですね、そういう意味では、どんな種類の事件でも起こっているという事です。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。


SANY0028.JPG
 因みに、記者会見途中ふと気がつくと中継モニター
 から、福島県の記者さんの姿がお一人だけになって
 ましてん。(画面中央に写ってる右腕)
 会見が開始時は3人は座ってましてん。
 なんだかさみしく思いましてん。







 


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IMG_0603.JPG (2).JPG
●7月5日参議院議員会館で行なわれた

 「国会 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会」の

 報告書提出に関するブリーフィングと記者会見に参加しましてん。

 その記者会見でのマコちゃんの質問は以下の通りですねん!



<おしどりマコ質問>
何故この記者ブリーフィングが録画・録音しては行けないのか。

報告書自体、10時にインターネット上でオープンになってるのに
何故オフレコなのか。


<何故オフレコなのか、についての回答>
このブリーフィングに委員の方々が出席できなかったため。

今回は任意の委員会なので、事務局としては説明はするが、内容については委員の

オーソライゼーションがないため、まま報道されたりすると困るので。

報告書がとても分厚い物なので、大変だという事でこのセッションを設けた。

19時からの記者会見ではカメラも入りオープンになっている。



<おしどりマコ質問>
黒川委員長にお答えいただいた方がいいかもしれないが。

本文・第4部の「被害の状況と被害拡大の要因」について。

第17回の
傍聴に行った時、福島県知事が参考人で、「昨年3月に福島県民に対して

何ミリシーベルトの線量限度を県知事が考えていたか、なぜ追求しなかったのか。」の

問いに対し、
黒川委員長は「報告書に盛り込む」という回答だったが、報告書の中には

見当たらない。第17回でこの問題が出てきたにも関わらず、なぜ盛り込まれていないのか。



<事務局からの回答>
17回委員会の中で福島県知事の参考人徴収の時に、一部シーベルトの問題について

ご指摘がございまして、これを「こちらの方から回答する」とあるいは「報告書に盛り込む」

という風な回答に対して、そういった記載が見当たらないといった回答については今、別途

事務局の方で確認中でございますが、後ほど回答させていただきます。よろしいでしょうか。


<おしどりマコ>
はい、黒川委員長が「報告書に盛り込む」という回答だったのですけれども。

、、、、。わかりました。


上のマコちゃんの質問の元になる質疑がこの、

 「第17回国会事故調後の会見」でのものですねん。

 という訳で、少し日にちがさかのぼりますが、ご覧くださいねん。

 
2012年5月29日「第17回国会事故調査委員会」後の会見より
おしどりマコ
県民健康管理調査について少しお聞きしたいのですけれども、少々追及が甘いように思い

ましたが、どの程度まで資料をお集めになられていたのか、例えば密室の 議論でありまし

た第三回までの県民検討委員会の資料を情報開示請求しますと、線量評価委員会となる

全く表に出てこない委員会などがあるようなのですが、そ の資料はお持ちなのでしょうか。

 
SANY0598編集.jpg見えにくいですがマコちゃんは右下ですねん!

 
黒川委員長

その、 20 mmとか5 mmとか1 mmの話ですか。


おしどりマコ
いや、それも関連してです。

 
黒川委員長
それもですね。

公的なやりとりをしている文章は、私どもは、できるだけ報告書には推測だけではなくて、フ

ァクツベースのものをできるだけしたいと思っております。

ですから、質問一応はある程度その、そうゆう、証拠と言ってはおかしいですけど、

「誰かに聞いたからそうでした。」という書き方はなるべくしたくないな、と思ってる訳です。
SANY0608.JPG
 
おしどりマコ
分 かりました、例えば、知事(佐藤雄平 福島県)の話でもありましたが3月中に、専門家を招い

て各自治体で説明会をしたと、例えば高村昇教授が飯舘村で3月の末に説明会をしたときに

「毎時10 マイクシーベルトまで外で子供が遊べる」と説明会をされてまして、それを住民が動

画に撮って、NHKのETVでも全国に放送されてるんですけれども、そ の、毎時10マイクロと云

うのは1年で50ミリシーベルトにあたるんですね。その、高村先生はそのまま4月(4/26)にあり

ました第6回の検討委員会 (第6回福島県県民健康管理調査検討委員会)でアドバイザリーグ


ループにそのまま入ってます。そう云うお話などの整合性が取れてませんので、3月に一体、

県知事が住民に対してどの位の被曝量まで許容しようとしていたのか、などのお話が今日は

あまり追求されていなかった様に思うのですが。
 
 
黒川委員長
まあ、それについては、調査中の所も有りますけれども、その、最終報告書にはその様な問題

点はですね、今言った様に出来るだけその、ファクツベースで書きたいと、思っています。
 
 
おしどりマコ
分かりました、すみません最後にもう一問だけ。

あ の、黒川委員長が県知事に対して、県としてホールボディーカウンターではなく、

甲状腺エコーのセカンドオピニオンだと思ったのですが

(黒川委員長が委員会 中に甲状腺エコーホールボディーカウンターを勘違いされていたため確認した)、の

「セカンドオピニオンをとらないように」圧力をかけていないと云うご質問をされ ておりましたが、

それは一体どういう意図でされたのでしょうか。
 
 
黒川委員長
いや、それは色々な報道でそう云う事が言われてるので、何処からかその、福島県の方からプ

レッシャーが、と云う事が、まあ色んな所で書かれていたので、「それは知事は承知しているのか」

と云う事を聞いたつもりなんですけども。
 
 
おしどりマコ
ありがとうございます、では福島県立医科大学の山下学長、検討委員会の座長ですけれども。が「甲状腺医学会の皆様へ」と云う文章を出されたのは、事故調査委員会としてはご存知なのでしょうか。
 
 
黒川委員長
はい、それが良いか悪いかはまた別の話ですが。
 
 
おしどりマコ
分かりましたありがとうございます。



IMG_0599.JPG (2).JPG
写真は7月5日の会見で最後まで当ててもらえなかったマコちゃんですねん!!


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2012.7.5 @参議院議員会館

報告書のダウンロードはこちらから。
www.naiic.jp/blog/2012/07/05/


黒字は報告書についてや、記者ブリーフィングの実況中継のツィート。
赤字はツィート以外の状況の解説。
青字は感想ややりとりのツィート。

【国会事故調の報告書】参考資料P110「(甲状腺の)調査を受けた住民へのヒアリングによれば
『のう胞や結節がありましたが二次検査の必要はありません』という用紙が送られてきただけで、
のう胞なのか結節なのかも不明であるという。(続

2)「問い合わせても『心配するうちに入らない』と言われた」
「再検査したいと思っても医師の所見もなく診断画像ももらえない」
「検診前から『個別の診断はしません』と言われた」などの声が聴かれた。(国会事故調、最終報告書、参考資料より)


【国会事故調最終報告書】(ダイジェスト版より抜粋)放射線の急性障害はしきい値があるとされているが
低線量被曝による晩発障害はしきい値が無くリスクは 線量に比例して増えることが国際的に合意されている。
年齢、個人の放射線感受性、放射線量によってその影響は変わる。また未解明の部分も残る(続

2)一方、政府は一方的に線量の数字を基準として出すのみで、どの程度が長期的な健康という観点からして大丈夫なのか、
人によって影響はどう違うのか、今 後、どのように自己管理をしていかなければならないのかといった判断をするために、
住民が必要とする情報を示していない。


【国会事故調最終報告書】(ダイジェスト版より抜粋)本事故の根源的要因は「人災」であるが、
この「人災」を特定個人の過ちとして処理してしまう限り、問題の本質の解決策とはならず、略。
当委員会は、事故原因を個々人の資質、能力の問題に帰結させるのではなく、(続

2)規制される側とする側の「逆転関係」を形成した真因である「組織的、制度的問題」がこのような「人災」を引き起こしたと考える。
この根本原因の解決なくして、単に人を入れ替え、あるいは組織の名称を変えるだけでは、再発防止は不可能である。

→ここまで、記者ブリーフィングが始まるまで、資料を見ながらツィート。


国会事故調の報告書説明はICレコーダー、動画撮影、禁止、とのこと。と言われると、ツィッターで実況中継したくなるよね!!!

→記者ブリーフィングが始まると、録音録画禁止、とのこと。
報告書はブリーフィングに合わせて14時でネット上でもオープンになっているのに?


→というわけで、実況中継をはじめました。

参考資料、報告書に入りきらないもの、住民の方々へのアンケート。パワポの資料などはいれなかった。
会議録。20回目の委員会を今日の昼間に。
それぞれの議事録がすべてここに。議事終わりの委員長のコメントなどもここ。

10分しか時間がないとき、必要最低限のものはダイジェスト版。
要約版は言いたいこと、メッセージ、1時間くらい時間があるとき。
2?3時間あるときはじっくり報告書を。

まず最初に委員会がどんな調査をしたのか。我々の提言自体が原子力関連の規制強化につながるものになろうかというのが根底。委員は10名。ワーキンググループを作ってときどき報告。WGは4つにわけて議論。

WGは縦割りではなく共通の議論をすすめてきた。
委員会の特徴として、事務局の役割を説明。執筆、調査の主導は各委員がやってきた。
この委員会は事務局主導のものではなく、サポート。黒子。事務局主導で報告書も書くというような類のものではない。

当委員会に期待されたこと。原発推進か否かではなく、徹底的な原因究明を、ということ。
最適なやりかたはどういうやり方か考えながら。

世界的視野にたって、人間の安全重視を、地震大国・津波大国ということも踏まえながら。
三権分立で国会の果たす役割どころは何かということを考えながら。

そう、ICレコーダーはちゃんと止めましたからね☆ @katsu1661(katsu(小西克昌)) 禁止と言われていないのでいいのでは?
RT 国会事故調の報告書説明はICレコーダー、動画撮影、禁止、とのこと。と言われると、ツィッターで実況中継したくなるよね!!!


12条請求ということについて。調査協力してもらえないところはこれを使う。基本的には協力して頂いたが、
若干、そうでないところもあり、12条請求は13件した。

被災地のヒアリング、各委員が被災地の訪問をした。いろいろな意見を伺った。タウンミーティング、計3回。
全て公開している。国会事故調という名前が理解されていなくて、政府側のミーティングなのか、というわけで、最初は険悪な雰囲気だった

私も「お前は霞が関か」と聞かれたが「いえ民間人です」。と答えた。
しかし、だんだん理解して頂き、適切に行えた。

従業員のアンケート調査もした2400人。孫請けなどにもヒアリングした。
査読、レビュー原稿を参与、客員調査員、各3名にお願いした。

ちょっと私が質問しました。(調査に協力しなかった)12条請求の13件はどこにしたのか?
回答:東京電力、文科省、電事連、原子力安全委員会。とのことでした。
一番にあてて頂いちゃいましたよ!!

録音録画がダメなんですよー @b_aya_chainsaw(Aya Blaine(Bあや)核絶元年!) ぜひカセットテープへの録音と、速記者(もしくはタイプできる人)を!!!@makomelo(おしどり♀マコリーヌ) 国会事故調の報告書説明はICレコーダー、動画撮影、禁止、とのこと。と言われると、ツィッターで実況中継したくなるよね!!!

ちょっと私が質問しました。(調査に協力しなかった)12条請求の13件はどこにしたのか?回答:東京電力、文科省、電事連、原子力安全委員会。とのことでした。一番にあてて頂いちゃいましたよ!!

結論と提言。まず、認識の共有化。本編の10p。事故がまだ終わってない。
環境汚染の防止はできるのか。みな危機感、関心を持っていた。
住民アンケでは健康被害に対する不安も消えていない。

委員の共通認識。この報告書が出されて、ピリオドが打たれないように。
まだまだ事故は終わっていない。

廃炉への道すじなど、国会が目を光らせておいたほうがいいものがいろいろとある。

地震、津波にも耐えられるという保障も十分になく、取るべき対策がとられていなかった、
という観点から、人災であるという認識。
特に誰が悪い、という意味ではない。

平成18年の耐震基準について。バックチェック。
結局のところ、遅れに遅れて、平成28年1月へと先送りされていた。
東電、保安院は耐震補強工事が必要と明確に認識していながら、していなかった。

5号炉の黙示をして、1?3号炉も問題はなかったとはいえない。
だからといって、委員会では地震が原因と言っているわけではないが。

規制を導入するさい。電事連の資料を入念に調べた。
事業者側に作文をさせていた、ということがわかった。

電事連を通じて、両者が合意したりしていた。
すべて報告書の中に、当時の文書を運用した形であらわしてある。

シビアアクシデント対策、放射能が大量に放出された場合の住民への対策などは議論せずにすすんでいたことがわかった。
地震とか津波、外部事象については考えなくてよい、ということも書かれていた。

津波、地震についても、過去に何回か対策を持つ機会があった。
が、意図的な先送りがあったことを確認した。
安全対策がとられないまま、3.11をむかえた。

東電の側、どういうロジックがあったのか?分析は第5部。
まずひとつは、既存の炉の稼働率を下げない、ということ。
規制する側も東電も同じ考え方。
もう一つは訴訟に対して負けない、それも回避したい。訴訟に対して不利にならないように。

電事連をとおして、規制当局に働きかけた。
本来、国民の安全を守る立場の規制当局が対応指導、対策指導がとれなかった、これは大きな問題と考えている。

保安院は原子力推進官庁である、経産省の部署であった、ということも要因と考えられる。

規制当局をからめとっていく、という構造がよく見えた。
否定する意見や知見は回避して落としどころを探る、という構造。
どうしても、規制側に知識がなく、事業側に知識が蓄積されてしまう。

保安院がいくら規制しようと思っても、知識もなければ、立場的にも弱い。
規制当局が事業者のトリコとなっている。

規制側が劣勢に追い込まれていた状況で、誰がチェックしていたのか?
規制者は存在していなかったとも考えられる。

当委員会が「人災である」というのは、総理が行ったから、とかそういう問題ではない。
何度も対策がとれる場面があったのに、とっていなかったから。

あら?実況中継したのがバレたかしら…?

→事務局がスタッフにネットを見せ、一人が私の後ろに回り込んできたため。画面見てらしたけど何も言われなかったっす。

現場の実証をやりたい、と試みたが、難しかった。
わからないものに対して、東電の中間報告書「地震で損傷をうけたものはみられない」
実証なくして、津波に限定しようとするのはなぜなのか、という疑問がある。

推測でしかないが、施設論に対する影響を少なくしたい、想定外のことにしたい、という思惑があるのかもしれない。
津波のリスクにしようとしたのか。推測だが。
しかし津波のリスクもわかっていたので、想定外ではない。

2部の2というところに詳しく。小規模の濾過。スクラムをしたから、地震は大丈夫だった、という論理はとおらない。
1号機のSR弁、我々の検証では作動しなかった、ということはどこで漏れたのか。
目撃証言。水が漏れるのを見た、という方。

運転上の問題に評価。ICの操作について。運転員の責任について。
当時のICがどのような状況か、準備、訓練はどうか。
結論は運転員のミスとはとてもいえない。東京電力の組織的な問題。

ベントラインの構成。かなり時間がかかった、官邸がそれについていらついた。
現場の状況を確認。やむをえないことと判断。意図的な遅延はなかった。

シビアアクシデントに対する準備がなかった、現場で相当な混乱。
これは東京電力の組織的な問題。 

緊急時対応の問題。事故が発生したあと。
東電の本店は的確な情報を官邸に伝えなかった、テレビ会議の映像は全て検討した。

15p3・14、東電が全面撤退を考えているのではないか、という面で相互不信。
東電の清水社長が官邸の意向を探るように、あいまいな連絡に終始した。
事実確認とコミュニケーションは分けて考えるが。

寺坂保安院長に確認すると、全面撤退の相談ではなかった、とヒアリング。
総理によって、全面撤退を阻止されたと認識することはできない。

重要なのは。管総理の個人の能力によって、被害を阻止できたのかどうかを確認するのではなく、
組織的な仕組みはどうだったのかを解明することが重要。

被害拡大の要因。避難計画は正しく指示がされたのか。
屋内退避指示が長く、それから自主避難になった、とか市町村ごとに異なった被害をこうむった、とみている。
いちがいな議論ではない。

最初から20kmにしておけばよかったか、10kmにしておけばの議論についての検証も。
これまでの規制当局、防災対策への怠慢も指摘。

炉の安全ということは言われてきたが、住民の安全は議論されてきたのか、など。

全部になると電話帳くらいになるので、抜粋して参考資料の中に。

(このブリーフィングが始まる前に呟いた低線量被曝の話。そっちのほうが正確なのでさかのぼってチェックして!)

先の見えない避難所生活など、被災者が大変困難な環境を強いられていることは委員全員が認識。
受け手の状況を考えない情報公開のしかた。

組織であり、制度であり、ここのところが大きな問題。
マインドセット、思い込み、勝手な常識、そこの部分を変えないと根本的な改善にならない。

住民の健康に影響を与えるとリスクである、という考え方ではなく、
シビアアクシデントというものは原子炉の経営上のリスク、そういうマネジメントに問題があったのではないか。

東京電力が過剰介入、犠牲者になったというものではなく、被害を招いた張本人である、という見方を当委員会はしている。

提言4.このような事業者に対してどのような監視をしていくか。
提言5、規制当局のありかた。

今回の提言は国会に対して。原子力の監視に対しての国会の監視。
国会に原子力の問題に関しての規制の部署を設ける。推進と規制を分けただけでは問題は解決しない。
三権分立に対して国会はどのような役割を果たすのか。

あ、隣の隣に七尾さんがいらした☆隣はドイツTVのフユコさんで、後ろの後ろにロシアの怪人、NHK石川解説委員がいます☆☆☆

住民の選択肢を増やして早めの解決を。電気事業者の監視。
民間事業者をどうやってチェックする提言をすればいいのか。

朝も会見だったkらだいぶ集中力切れてきたけどがんばるなう。

→この「kら」という部分に集中力の途切れを感じます。

ロビーイングではなく、原子力規制を。情報開示。
リスクガバメント。政府の規制庁で促すように。
以上の施策を実行するために、立ち入り調査権をともなう国会委員会を構築できないか。
現場のチェックより経営の問題が大きいので。

新しい規制組織。独立性の担保。
それに対する提言も。委員の選定に対するプロセスも明らかに。

原子力規制法の見直し。国民の健康と安全を第一義に。事故発生時の役割分担を明確に。
バックフィット。既設の原子炉にも新しい法を適応を。バックフィット。
こうすると新しい法に対する圧力など本末転倒な話も出てくる。

使用済みの核燃料に対する問題。第三者委員会を設置して、調査する。三権分立。
1時間バージョンは終わり、残りは質疑。しかし質疑は19時からの記者会見で答える。

ブリーフィングは録音録画が禁止でしたので、ツィッターで実況中継しました。
これは禁止されてないものね!さかのぼって、ご覧あれ!

パソコンの電源が落ちたなう。夜の記者会見どうしようー!

なぜ録音録画禁止かも聞きたいんだけど当たらない!
@nuts_n(hakomori) おしどりマコさんの国会事故調Tweetは明瞭。東電事故調が最悪だっただけにまともな印象。
なのになんでブリーフィングここまで規制入るのかな。彼女まで東電会見出禁になったら、こわい?


ブリーフィングには委員が出席できず、事務局側の説明しかできないから。委員のオーサライズがないので。あまりにも分厚い資料なので、19時からの質疑をより深めるための説明なので。とのこと。 RT なぜ録音録画禁止かも聞きたいんだけど当たらない

ほんとにそうですよね、ま、録画録音禁止だけれど、ツィッター実況中継は禁止って言われてないからしましたけど!悪しからず!
@ggbb_2011(ggbb) 事務局側の説明だとことわればいいだけの話なのに。公開の大切さを分かってません。


→パソコンの充電、補助電源の充電も切れたため、19時からの記者会見は実況中継していません。

→以下は、記者ブリーフィング、記者会見後の感想ツィート。


正直、国会事故調はガッカリ。
被曝評価に関して一見アグレッシブだけど国際的合意や歴史的背景についてがメイン。
現況の調査が十分なされていない。県民健 康管理調査についての記載もあったけどそもそも県外の汚染地域の健康調査はいらないの?
既存のもののチェックだけで抜け落ちてるものの評価はなし

住民の正確な被曝評価が事故の被害の評価の重要なトピックなのに。
報告書に「事故直後の内部被曝評価が不十分」とあるけど、エネ庁の告示を放医研が落としたから、
放医研のみが外部被曝と内部被曝を評価していくよ?
そこに監視や独立調査はいらないの?

独立調査委員会が必要なのは原子炉関連だけじゃないよ、被曝を扱う事業者も監視しないと!!
だいたい、国会事故調に、被曝を扱う委員が1人というとこから、こりゃダメかも、と思ってたんだよー!!!

あと、質疑で被曝関連の質問を、いつも私以外しないというのも、もうやだ!!
プラント状況や政治的状況も気になるけど、被曝に関する記述も報告書にいっぱいいっぱいあるじゃん!!!

黒川委員長が「明日からこの報告書を見た国会議員がどう動くか」
被曝問題は既存の調査をなぞるのみで、国会事故調独自の調査は歴史的背景のみ!
現況を独自調査してっつの!!!じゃないと議員さん動かないじゃん。

粘っても粘っても指名されなかったうえ、どの記者さんも被曝に関する質問をしてくださらなかったんで本当に本当にガッカリ。
もう、ガチで本気出すしかないなー。


黒川委員長がTV出演(報ステ)のために、最後の国会事故調の質疑を切り上げたとしたら、
いつかの細野大臣とおんなじですね。
疑問には答えてほしかったっす。疑問だらけで、最後の報告書って言われてもなー。

まぁそれは同感ですけれど。(続
@uesugitakashi(上杉隆 / Takashi Uesugi) あの三月の自分たちの報道を顧みない朝日新聞記者に呆れてみる国会事故調の中の私。

報告書本文に被曝に関する記述がP349?466まであるにも関わらず、あの内容では追及が足りないと言わざるをえません。
@uesugitakashi(上杉隆 / Takashi Uesugi) 「追及が足りない」と委員会に文句たれる記者クラブの気持ちがまったくわからない国会事故調の中の私。

統合会見はもちろん県民健康管理調査検討委員会や小児甲状腺サーベイ住民説明会、
安全委員会被曝医療分科会や飯舘村村議会まで傍聴に行った私には全然追及してないように思えます。
政府の判断の不備や評価の甘さに少し言及しているだけに、これで終わり?感でいっぱい


→原子力の規制や監視の不備について言及する場面が多かった国会事故調。
「リスクとは、原子炉の運営上のリスクではなく、住民への影響をリスクととらえるべし」と言うくらいなら、
なぜ、被曝を評価する機関への、監視、独立調査委員会についてはスルーなんでしょう?

被曝評価について、「ICRP2007年勧告の規制取り込みに対する抵抗、電事連のロビイング」などを調査して頂いたのは嬉しいけど、
過去の背景とともに、現況の調査もしてほしかったんだよね!今、どんなロビイングがあるか。

放射線防護の先生方を張っていると、いろいろ伺いますわよ!!!

しょうがない、やるしかないっす。


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おしどりマコ
野田室長にお聞きします。2ページの75m?浴びた方々の話ですが、配置転換されていない約108名の方は辞められたのでしょうか。そのままなのでしょうか。
gaiyo 1.jpg


野田室長
えっとー、残りの方はですねまだ、そのままいらっしゃると思います。


おしどりマコ
わかりました、では次に27ページ28ページの地下水を解析して、それで放水する、という事ですが、放水していいレベルというのは何か決まっているのでしょうか。
地下水水質.jpg

野田室長
あのー、一応告示濃度以下であればですね、放水をしてもいいという事にはなってございまして、そのレベルがはるかに低い状況です。

IMG_0447.JPG
おしどりマコ
わかりました。
トリチウムの告示濃度は60,000Bq/Lですが、時系列で見てトリチウムは濃縮されていってますが、増えてるのでしょうか濃度として。


野田室長
えっと、トリチウム。
IMG_0449.JPG

おしどりマコ
はい。


野田室長
の濃度ですか。


おしどりマコ
はい。


野田室長
えーっと、あのーこのB地点のですね、トリチウムで見ますと前回測定した値よりはちょっと、あ、多く上がっております。


おしどりマコ
それはあの、濃縮されているようなことなのでしょうか。それともたまたま多くなったのか、そういう評価はまだなのでしょうか。


野田室長
ええ、このトリチウムはいったいどこから来ているのかについては現在評価中でございます。
因みにあの、濃縮っていうのはあまり言葉としてあれかもしれなくて、濃度がまあちょっと高くなってるという事だとおもいます。


おしどりマコ
分かりました、ありがとうございます。
すいません、あの船木企画官に、えー49ページ(pdf参照)の大学関係と連携してスペシャリストを養成するとの事ですが、ちょっと事故処理の件とははずれてしまうのですが、福島県立医科大学を中心に東北の大学、3つの大学で「東北がんプロフェッショナル」を育成していくというプロジェクトが今年度から始まりますが、それは政府から予算が下りているという事ですが、具体的にどこの予算から下りているのかこの、中長期対策会議で関連しているのか、というのはご回答いただけますでしょうか。


船木企画官
どちらの方の、、、省庁の方からの関係だと思いますが、その、政府・東京電力中長期対策会議とはまた別の動きだと思います。
IMG_0454.JPGおしどりマコ
わかりました。ありがとうございます。

 


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4月26日に福島県で行なわれた【第6回福島県県民健康調査検討委員会】の

傍聴&記者会見に行ってきましてん!
                                                                                                     
委員会の事についてはマコちゃんが「脱ってみる?」で書いてくれるでしょう!

という事でここからは、委員会後の記者会見でのマコちゃんの質疑ですねん!

SANY0205.JPG



1問目

SANY0261.JPG
おしどりマコ:

 この(資料1 県民健康管理調査「基本調査」の実施状況についての6項参照)記録の中で最高値は、

23mSvということですが、これは4ヶ月間の積算線量ということで、残りの避難地域の追加被曝の評価

などは後々されるのでしょうか。

 あと被災者生活支援チームが事故直後の内部被曝の評価を始めたようですが、それも加えて

の評価もなされるのでしょうか、どうぞよろしくお願いします。

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安村誠司:福島県立医科大学 医学部 公衆衛生学講座主任(教授)

 あの、現在、質問紙を用いたこの、線量評価に関しては、あの、先程の資料の最後にも付いて

おりますけれども、概ね4ヶ月の外部被曝線量が高い、という事で計算をしております。

で、その後に関してどの様に評価していくか、という事に関しては今後検討する、

という事で回答にさせて頂きます。

    なお、内部被曝に関してのその新チームの事に関しては、私自身はその事についてはよく存じ

上げておりませんので申し訳ありませんけど、回答は差し控えさして頂きたいと思います。

 



2問目

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おしどりマコ:

    この(資料3の平成23年度 甲状腺検査の結果概要の表参照)結果を見ますと、5ミリ以上、

20ミリ以上の人数を足しますと、185でありながら、B判定は186となっておりますが、これは下

の注にあるA2であってもB判定とする方がお一人いらっしゃった、という事でしょうか。


鈴木眞一 :福島県立医科大学 医学部 器官制御外科学講座教授

    えっと、説明、抜けた事はお詫びもうしあげます。

    我々は、A2判定の方、説明しました様な気がしましたけど、えっとA2判定でも、全て学内専門委員会で

再判定をしております。その中でこの、B判定の診断基準には入らない大きさだけれど、えー、専門医から

見てこれは2年半後の次回の検査では間が長過ぎるだろう、その前に経過を見て行った方が良いだろう、

という物をB判定に一例上げた、という事であります。


おしどりマコ:

    わかりました、ありがとうございます。
 

SANY0266.JPG鈴木 氏:

    だからそういう事が、A2判定の方々に「2年半で大丈夫なの」という方を全部もう一度チェックして

「必要な人はB判定にしてますよ」というそういう物は一例ちゃんと入ってるって事でございます。


おしどりマコ:

    ありがとうございます。そして、この5ミリ以下の結節、20ミリ以下の嚢胞という、その5ミリ、20ミリ

と云う基準はどの様に決められたのでしょうか。


鈴木 氏:

    えーとまずあの、嚢胞と云うのは、水がたまる袋だけなんですけど、この中にもしこりを伴う時が有るんですが、

今回は1次検査ですので、簡単に分けられるように、袋の中にしこりを伴っている物も全部、しこりに入れたやつ。

ですから本当の袋の中にしこりを伴うって物は大半が水がたまる袋ですので、かなり大きく評価されちゃうんで

すけれども、それでもそれはしこりとして入れて、後で2次検査で判定をするようにしてます。

    ですから、嚢胞と云うのは完全に水がたまる袋だけです。で、水がたまる袋と云うのは基本的には良性と考えて

宜しいですが、有る程度の大きさになると、圧迫症状が出たりして、悪性とは関係なく水を引いてあげる事で症状が

とれるお云う事で、20ミリを超えた物はそろそろそう云う事をする可能性が有るので2次検査二回そうと。

    悪性を想定して回すんじゃなくて、臨床上そう云う大きい物は、病院に呼んで経過を診なきゃいけないだろう、

という事でございます。


おしどりマコ:

    ありがとうございます。では、その有る程度の大きさを20ミリとした、という事でそれは、検討委員会の中での

議論で決まった数字という事でよろしいでしょうか。


鈴木 氏:

     あの、基本的にこう云うのは海外とか、私ども専門委員会、学外の専門委員会。あと、私どもが作りました

診断基準が入っている超音波テキストBOOKがございますが、そう云う所にそう云う物を記載しております。

    基本的に一般的な専門家の中では有る程度の知られておる、という事であります。

    それに関してはあの、良、悪性とはまた違う鑑別、あの基準です。有る程度の大きさで検査をしよう、と云う事です。


おしどりマコ:

    わかりました、ありがとうございます。


そしてこの日の最後に山下座長からのしめの挨拶ですねん。


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山下俊一:福島県立医科大学副学長 (福島県放射線健康リスク管理アドバイザー)

 それでは最後に私が、第6回の検討会をい今までやって参りまして、福島県民とそれから今やっている県民健康調査の解離、

あるいはギャップというのは非常に痛感しています。ですから県民目線、市民目線どの様に情報を開示するか、という事がとても

大事で、今日こられてる方の後ろには約百人近いスタッフが仕事をしています。

 正に同じ福島県民でありながら、有る意味で遅いあるいは情報の開示が遅れていて迅速性にかけると言われますけれども、

非常にあの、多大な犠牲をはらって県民の為に尽くしておりますので、その辺は是非ご理解いただきたい。

と云うのが第1点でございます。

 第2点目はこの遅れた情報をしっかり出す、それについては先程という事が我々の責務ですので、それについては先程

検討委員会でもおっしゃいましたように、統合戦略室というのも立ち上がりました。

その間で県民見守ると云うホームページがこの3月の末、出来上がりましたので、そこで一元的なプラットフォームとして、

県民健康管理調査の情報も集約して行きたいと思います。

 最後になりますけれども、皆様方が常にメディアと検討会と云う事で、距離が有るような感覚でお話しを常にされますけれども、

本当にここは、最終的な目標は県民の安心、あるいは健康○○というところにゴールが有るわけですから、我々もそうですけども、

メディアもやはり県民を応援をする、あるいは福島の復興再生についてお力を貸して頂きたい、そう云う視点で協力関係を構築

出来ればと、これはお願いという事で終わりたいと思います。



さいごになりましたが、17回マガ9学校にお越しいただきました、皆さま有難うございましてん!
今回はグループミーティングで教室全体がわいわいガヤガヤといい空気になりましてん!

 


おしどりの2人への「ご祝儀口座」はこちらから!

ご贔屓さま方の応援をお待ちしてます!!




 

 

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