以前の質問の回答:東京電力尾野氏
「IAEAの12月15日から17日の閣僚会合のイベントで当社のブースに配布されていた、報告書関係和文の物英文の物とございましたが、こちらの英訳及び資料の印刷等はどこが行ったのか」というようなご質問を頂いておりました。
当該の資料は当社の事故報告書の日本語とそれを英訳した物でございますけれども、英訳につきましては当社で行っております。
それぞれ、私どものブースで説明する関係の資料として用意いたしましたので、印刷等は私共でやっております。
費用につきましては、社内でやった事ですので特に申し上げる所でない、と思っております。
おしどりマコ
回答有難う御座いました。
このIAEAの閣僚会議で置かれていた報告書の件ですが、英訳したものと日本語のものと、150冊程度ずつあるというのは数えられたのですが、合計、何冊ご用意されたかと云うのを、まだダンボールに沢山つまれていたようなので、トータルの冊数を教えて頂ければと思いますが、宜しくお願いいたします。
そして今日、お配り頂いたこのパワーポイントの資料の組織図が書かれている方なんですが、以前聞きました、敷地内で火災が起きた場合、消防署に連絡するかどうか、判断する所管グループの当直班長というのは、この図に関してはどこの位置になるのでしょうか。この当直と書いてあるところですが。
東京電力:尾野氏
先ず、連絡は随時いる者という事になりますから、この当直と云う所に連絡が入ってきます。
で、今現在は24時間体制で防災安全関係、それから復旧班というものが稼働してございますので、これは復旧班というのは個別の組織ではなくて、組織の中から緊急時対応要員として抜き出されている者なので、そちらで現状対応している、という事になります。
おしどりマコ
わかりました、では消防署に連絡するかどうか判断するのは、この組織図の中では具体的にどこだという訳ではない、という事ですね。
東京電力:尾野氏
そうですね、この組織図の各部から緊急事態対応要因が出来ていて、で、緊急時の班が今出来ているので、そこが現状やっている。
但し、安定した組織対応という事が出来てくれば、これは当直長が確認して判断して動いていくと。勤務時間内の連絡であれば通常、防災安全部の方から連絡を、具体的には電話をかける、ということになろうかと思います。
おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
10日に1Fの楢葉町、楢葉工業団地の方で指を切断する事故があった件ですが、汚染がないという事で、この楢葉町は除染電離則の除染特別地域になって除染電離則の範囲内だとは思うのですが、この辺りの怪我をされた方の表面汚染なり、空気中の汚染度なりと云うのは測定はされているのでしょうか。
出来れば、B区域とか、C区域とかどの区域にあたるか、と云うのを教えて頂けたらと思うのですが。
東京電力:尾野氏
具体的には確認してみないといけないと思いますので、まあ元々当該場所を作業場所と云う風にしていた理由が、機材、資材の準備の作業でございますから、わざわざ線量や汚染がある所でやる必要がない、という事で、企業はそちらで準備されていたと云う事ですので、楢葉町と私どもは直接測定はしてございませんけども、通常、普通に人が住める領域になっている所でございますので、ある意味、汚染との問題のない所で作業していたと云う風に理解してございます。
おしどりマコ
わかりましたありがとうございます。
楢葉におられる方に聞くと、わりとその、場所によってはD区域のような、40 Bq/m2以上のところもあるので、どれぐらいの線量かなと思いましたのでどうぞよろしくお願いいたします。
で、あとこの国際アドバイザリーチームについてですが、このアドバイザリーメンバーの選定は、IAEAやOECS NEA と共にアドバイザーを選ぶという事ですか。
アドバイザーの選択権、どなたをアドバイザーとするかと云うのは、どこの段階での議論があるのか、若しくは選択権を、IAEA、OECD NEA が持っているのか、という事をお伺いしたいのですが。
東京電力:尾野氏
この説明図から見ると、IAEAやOECD NEA とか出てきますので、若干誤解しがちな絵なのかも知れませんけど、IAEA とか OECD NEA ということは、エネルギーであったり原子力であったり、いうことに関して、国際的な知見を持った、そもそもこういうアドバイスをしたり、レビューをしたり、ということを生業としているオーソリティーでございますので、ま、ここの知見や、あるいはレビューなどと云うのは、常に役に立つだろうという意味の矢印でございます。
それから国際アドバイザリーチームということに関しては、こちらに関しては、様々な関係する機関、国の中にも研究機関、組織等があるし、それから企業の関係もございます。
それから政府等の関係性もございますので、そういった所の中で最終的に確定していく事かと思っておりますので、まあのーそのような性質のものでございます。
おしどりマコ
ありがとうございます。
その国際アドバイザーを選択する時のその相談される、選択の議論をされる、日本の企業や、国際的な国の関係機関や、政府の所轄場所を伺いたいのですが。
東京電力:尾野氏
現状、準備段階というような所でございますので、今時点で具体的にどうこうというような動きにはなっていませんが、ここの中では準備のための作業が始まった段階と云うような所でございますので、具体的には4月頃という事になってくると思います。
おしどりマコ
4月頃に議論する場ができるという事ですか、4月頃に決まるという事ですか。
東京電力:尾野氏
4月頃に、4月以降に、こういったチームが立ち上がるように準備を進めていくという計画でございますけれども、現段階では具体的な所ではございません。
おしどりマコ
わかりました、4月頃にチームが立ち上がるというのは、この国際アドバイザリーチームが立ち上がるという事で、そのアドバイザーを選択する議論は以前に在ると云う事ですよね。
東京電力:尾野氏
そう言う議論の準備を今始めていると云う事です。
おしどりマコ
わかりました。
では、それが決られましたら、どこで議論するかまた教えて頂けたらと思います。
よろしくお願いします。
あ、因みに第二回目の打ち合わせは何時ですか。
東京電力:尾野氏
具体的な予定は特に今ございません。
おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
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