2013年11月11日東京電力定例会見より
おしどりマコ
先程の護岸No.1エリアの地下水観測孔についてなのですが。
何故、上流と下流1-16、1-8より水位が高いのかという点と、遮水壁の外側であるNo.1ー9と遮水壁のかなり内側であるNo.1の水位の上下がシンクロしていて、つまりNo. 1の潮汐が復活していることについて、先週の水曜日にも同じ質問をしていたのですが、これは観測孔No. 1の信頼性を評価するということでしたが、それはまだ出ていないという事なんですか。
東京電力尾野氏
先週の金曜日にご説明さしていただいてるかと思うのですけれども、若干説明の情報に古いところがあったかもしれません。
No.1の推計ですね、こちらの方新しいものに取り替え済み、ということですので、機械そのものの信頼性ということに関してはよろしいのではないか、というふうに思っております。
で、今ほどありました細かい動き、これの解明というところに関しては、まぁそこまでの整理ができていないということで申し上げた通りであります。
おしどりマコ
わかりました、金曜日に取り替え済みで、ではこの間10月16日の豪雨以降の挙動についての評価はまだされていないという事ですね。
東京電力尾野氏
ええと、金曜に取り替えたということではございませんで、それ以前取り替えがなされていたということであります。
おしどりマコ
因みにそれは何日なんでしょうか。
東京電力尾野氏
ちょっと今正確に私も日付まで覚えておりませんけれども、いずれにしましてもNo.1の推計の信頼性の問題かというような議論が確かにございましたが、それは取り替えても挙動全体の動きとして継続してございますから、こういった動きそのものは実際の観測挙動というふうにお考えいただいていいかと思います。
おしどりマコ
わかりました。
信頼性があるということですね。
先ほど尾野さんはご回答の中で、刑時的に見てというふうにおっしゃってましたが。
あの、過去の刑時的に見て潮汐が復活してきているんですね。
過去のものと見比べていて。
で、 No.1-9よりもNo. 1の方が潮汐の変動が大きく出ているということについて、どう評価されているのでしょうか。
東京電力尾野氏
、、、、。
こちらのほうはなかなか難しいところがあるかと思っておりますけれども、いずれにしましてもちょっと細かい動き、潮汐の圧力脈動の伝わり方、動き方と云う事がなんらか影響しているのだろうと思います。
ただ、実際にこういう動きの差となって現れているということですから、1-9というのは護岸にすぐ近いところということではありますけれども、いわゆる薬注等との関係で、周辺の状況などが変わってるところもございますので、そうしたことも含めて、結果としてこういう値が出ているのであろうと云うふうに思っておりますが、それがどれか、という事まで分析的に提起するところまで行ってございません。
おしどりマコ
わかりました。
このNo.1は取水ピットに一番近いところで、1-16と1-11と1-8が、同じように潮汐の変動はもう、影響が無く、かなりなだらかな同じような挙動ですので。
なぜNo. 1が同じ挙動では無いのか、というのはおそらく10月16日以降から同じような疑問が存在しているのですが。
10月16日以降からこういう傾向がありますが、東京電力として特に今まで評価はしていないということですね。
東京電力尾野氏
はい。
おしどりマコ
わかりました。
これ、1-2の水位というのは、遮水壁の影響でもう測定はされておられない、信頼性がない、ということなんでしょうか。
東京電力尾野氏
ちょっと今、個別にどれがどれかというところまで覚えておりませんが、たくさんの場所で測っておりますけれども、地盤改良の薬注の関係でピット自身の信頼性が無くなっているところがございまして、測定を止めている所がございますので、まあ、そうした事かと思います。
おしどりマコ
わかりました。
では、「タンクエリアの高線量率箇所の確認」 について伺いたいのですが、H2(南)エリアで、高線量率が24.5mSv/hと、29.5mSv/hとおっしゃっておられましたが、これは丸の部分は1カ所なんですが、具体的にどのあたりとどのあたりということなのでしょうか。
東京電力尾野氏
はい、そうですね、ちょっとご説明の仕方に正確性を欠いてたかもしれません。
申し上げました、ミリシーベルトパーアワーというのは表面から5cmに近つけた状態でございますので、大体丸で示した真ん中辺が当該カ所でございますのでそこの表面5cmの測定結果です。
おしどりマコ
わかりました。
あの、H2(南)エリアで24.5の値や29.5の値と、二つの値を仰っておられたのですが。
こにお二ヶ所はどちらなんでしょうか。
これ、H5の29.8という事で、H2(南)エリアは24.5で、H5が29.8ということですか。
東京電力尾野氏
ええと、H2の所に印が二つ付いておりますね。
1ページ目の表、2ポツで「高い線量が確認されて、、、」という、この二つの事を言っております。
おしどりマコ
わかりました。
で、写真は2ヶ所の内のどちらなんでしょうか。
東京電力尾野氏
両方を示しております。
おしどりマコ
ん?はい?
両方、、?
これは、でも拡大図は同じものだと思うのですが、このTの青いテープの感じからいって。
東京電力尾野氏
んー、、そうですね。
失礼しました、そうですね。
写真はNo.2のものです。
おしどりマコ
No.2のもの。
東京電力尾野氏
はい。
状況は同じ様な場所です。
おしどりマコ
No.2は24.5の方ですか。
東京電力尾野氏
24.5の方です。
おしどりマコ
でこの、29.5の方が、そのとなりのものと云う事ですね。
東京電力尾野氏
そうです。
おしどりマコ
すいません、不勉強で。
今、タンクの番号が直ぐに分かりませんので。
No.何になるのでしょうか。
東京電力尾野氏
ええとそうですね、2ポツのH2エリアと書いてあるほうの、左側、 2つタンクが写っておりますが左側の方が24.5の方で右側の方が29.5の方です。
おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
で、すいません、C排水路の出口についての確認ですが。
これは、図の見方で開渠内に出口がある訳では無いのですよね。
えー、71ページ http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images/l131111_05-j.pdf のものです。
これは開渠を通り越した港湾内に排水口を持って来るということなんですね。
すいません、確認なんですが。
東京電力尾野氏
ちょっとお待ちください。
こちらの方は、そうですね。
この図面では開渠を通り越して、波除堤のところまで行ってますので、そのように見えますが。
具体的な設置箇所については、まだ現地状況等踏まえて詳細設計はこれからと言うことであります。
おしどりマコ
わかりました。
では、A排水路の出口は5 、 6号排水口北側で港湾外ですが、A排水路の出口もこのように港湾内に移動させる、という案はないのでしょうか。
東京電力尾野氏
最終的には、具体的にどのようにしていくか、というのは今後の検討かと思っています。
おしどりマコ
わかりました。
A排水路は、B、Cの様にどの程度の線量の物が流れているか、サンプリングでの測定はされてるんでしょうか。
東京電力尾野氏
そちらにつきましては、測定を行って評価をする、ということで準備しているところです。
おしどりマコ
あ、わかりました。
、、まだされていない。
ということですね。
東京電力尾野氏
あの、結果として整理が出来たらご紹介出来るかと思います。
おしどりマコ
あ「現在されているか」「されていないか」という事をきいてるんですが。
東京電力尾野氏
あの、現在どのタイミングかというところは今私は正確には承知してませんが。
A排水路についても確認をして、評価をするという考えで現地の方で作業を進めております。
おしどりマコ
わかりました。
過去、A排水路の何かしらサンプリング資料で発表されてるものが有りましたら、、。
すいません、探したのですが、分かりませんでしたのでお示し頂けると有難いのですが。
東京電力尾野氏
それは、無いかと思います。
おしどりマコ
無いですか。
わかりました、ありがとうございます。
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