3月27日東京電力記者会見 マコちゃんの質疑ですねん!

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DSC03290.JPG おしどりマコ
魚介類調査について少しお伺いしたいのですが、この採取点毎の測定結果 その2の所で、赤字の魚が幾つかりますが、この赤字の意味を教えて頂けたらと思います。


東京電力:尾野氏
今、お手元にある資料で、、、えっと、青字と黒字が入っている中で、赤字が出ている、その赤字の意味かですか。
これはですね、前回の測定以降、今回新たに測定した魚で、それの値が過去の幅の中で、最大値を取っていた物を赤で示している、という事です。


おしどりマコ
わかりました。これは特にご説明の表記は無いのですか。


DSC03294.JPG 東京電力:尾野氏
そうですね、特には書いておりませんが。


おしどりマコ
わかりました。
同じこの魚介類の調査で、7ページの「港湾内の魚類捕獲状況」というところで、3番目の所で港湾内底刺し網漁平成25年3月15日のBの捕獲場所の所が「魚劣化のため、測定用試料なし」となっておりますが、この魚劣化というのはどのような状況なんでしょうか。



東京電力:尾野氏
これはですね、あのー、Bの場所というのは、網を入れて長いこと置いおきましたので魚が傷んでしまった、という事です。
要は魚自身は取れてはいますが、魚が傷んでいるので、試料サンプルとして使用に適さない状況であったという事でございます。
ま、駆除の目的は果たしてるけれども、試料のサンプルとしては使えないという事です。


おしどりマコ
わかりました、このBの辺りが、1番、何と言いますか福島第一原発の排水溝ではないですけども、近い付近ですので、かなり線量が高いかと思われるのですが、大体どれぐらいの期間、網をずっと放置していたと云う事なのでしょうか。


東京電力:尾野氏
これは、3月のはじめの頃に入れた網だったと思います。


おしどりマコ
3月の始め。


東京電力:尾野氏
はい。


おしどりマコ
3月の始めに入れて、、、。


東京電力:尾野氏
3月のはじめか、2月の末か、確かそれぐらいの頃だったと思いますけれど。


おしどりマコ
2週間ほどと云う事ですね。


東京電力:尾野氏
恐らくそのぐらいだと思います。


おしどりマコ
3月15日に捕獲しておりますので、2週間放置していって劣化したという事ですね。


東京電力:尾野氏
そうですね。


おしどりマコ
その他の時点では、同じような日付けで網を入れた訳ではないのでしょうか。


東京電力:尾野氏
順次入れて、順次出している所もありますので、そういう意味ではぁ、ここが少し長かったという事かと思います。


おしどりマコ
 Bの地点だけ長かった。
2週間だったという事ですか。


東京電力:尾野氏
はい。


おしどりマコ
それ以降は、例えば、Gや B、Dの地点等は16日や22日に捕獲していますが、それはもしご存知であればどの程度、網を放置していたのでしょうか。

DSC03307.JPG 東京電力:尾野氏
これはちょっと今、手元にありませんので分りませんが、網自身が沢山ある訳ではありませんから、順次移動しながら作業をしております。
ですからぐるぐる回りながらやっているので、えー、そんなに長いこと入れている訳ではなくて、ある場所で取ったらそこで上げて、次の場所に行くみたいな、そういう事をしております。
Bの場所につきましては、えー、複数あった網の一つを長めに置いてた場所だという事です。
因みに、裏のページをご覧いただきますと、Bの場所を囲むように、常設の移動防止網の設置を既に終えましたので、この内側の魚というのは、ある意味、移動制限措置がとられた状況になっております。


おしどりマコ
わかりました、あと、堰におくブロックフェンスについてお伺いしたいのですが、これは底から1.5mの高さとなっておりますが、底魚が1.5メートル以上の高さには行かないという設定の設置だと思うのですが、それを判断されたのが、先ほど仰っていた水産研究所の指導だった、という事ですか。
この1.5メートルまでの高さまでのブロックフェンスの設置で、底魚が移動しないという計画をされたのが。


東京電力:尾野氏
えっと、まぁ、今、現在捕られている魚種もそうでございますが、底魚の系統は基本、底に近い所を移動しているそうでございます。
で、そうしたことも踏まえて、底刺網という方法が有効であるという事で、そういうやり方を捕っております。底刺網も大体2メートルぐらいの高さでございますので、大体このぐらいの所というのがまあ、私も専門ではありませんからよく分りませんが、ま、あまり違和感のないつくり、というようなとこでございますが、何れにしても、港口でございますから、大型の船舶なども通りますので、そうした船と干渉して危険を及ぼさないと云う事も併せて配慮する事もございますので、そうした形状をとっております。


おしどりマコ
ありがとうございます、その1.5メートルの高さで底魚の移動を制限できると判断をした研究所、もしくはその専門の機関などを知りたいのですが。


東京電力:尾野氏
これは、研究所とか専門機関というよりも、底魚を捕るための、底刺網は大体、1.数メートル程度という事ですが、それが、ある意味、普通の事と云う風に理解しております。


おしどりマコ
それは先程お伺いしたのですが、これは東京電力の判断で1.5メートルの高さでという事になってるのですね。

東京電力:尾野氏
これはこういう造りをさせていただいてますが、そうした事も含めて、水産庁などのご意見なども伺っておりますし、本日、漁業組合さんの方にも「こんな形は如何か」ということでお示しさしていただいててるという事でございます。

DSC03312.JPG おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
あと、仮設3、4号メタクラの件で少し伺いたい事があるのですが、施設信頼性向上計画を見ますと、負荷が、タービン建屋内炉注ポンプにも負荷も掛かっているように、、、掛っていると書いてあるが、恐らくこれは主用負荷ではないので、バックアップのシステムだと伺いましたが、現在タービン建屋内炉注水ポンプの瞬時電圧低下、瞬停対策でのバックアップは、仮設メタクラで取られていたバックアップは、今現在、どのようになっていますか。


東京電力:尾野氏
これはですね。計画を出してからかなり日が経っておりますので、えーその間に信頼性対策工事など、順次進めております。ですので、負荷が現時点で相当移動しているという事でございますから、ま、そういう事も含めて、えー今整理さしていただいてる所です。
で、結論から申し上げますと、炉注に関しては、今回の事は影響を受けてませんし、それから3、4号の仮設メタクラの下に、炉注用のポンプをぶら下げているという様な状況でもないという事でございます。


おしどりマコ
ありがとうございます。
その、バックアップだったので異境を受けていないのは分るのですが、瞬時電圧低下の時の瞬時に切り替わる対策は、今、どこが担っているのですか、どのメタクラが。


東京電力:尾野氏
えー、瞬時に切り替わるというのはあれでございますけれど、個別に瞬停対策などもやっていただいておりますが、あのー、瞬停によって止まってしまう設備、あるいは瞬停があった場合に切り替える設備、対応についてはまあ様々あろうかと思います。
で、注水設備に関しては、ある意味、あの、モーターを、、直接廻しているような単純な設備で、修正が入った時に、電源を落とした状態で固定する、というような制御はしておりませんので。
えー、ま、そういう意味ではそれぞれ瞬停対策をしていただいてるところです。
個別の整理につきましては、原因調査や波及の整理ということで、整理をしているところでございますので、併せて整理が出来たところで説明させてください。


おしどりマコ
わかりました。
では、今現在、この3、4号の仮設メタクラに掛かっていたバックアップが無くなっている状況では、一概に言えないという事ですね。


東京電力:尾野氏
えっと、そうです。
あのー、今3、4の仮設メタクラにぶら下がっている重要負荷は現在ございっませんので。
そういう意味では支障ありません。


おしどりマコ
わかりました。去年11月に出来た原子炉注水ラインのバックアップのシステムでは、この仮設3、4号メタクラは寄与していなかったという事でしょうか。
ちょっとその、配電図が出てこなかったので。

東京電力:尾野氏
その時点のことは今、手元で資料がございませんから、現時点ではそういう形ではございません。


おしどりマコ
では、先週からお聞きしておりました、こういった緊急時の場合の、作業計画や計画被ばく線量はどのような運用になっているのでしょうか。


東京電力:尾野氏
併せて確認中でございますので、今しばらくお待ちください。


おしどりマコ
わかりました。
その仮設3、4号メタクラをバイパスをしてケーブルを繋いだ方の作業計画を出していたかどうか、というのも今現時点では分らない、という事ですか。


東京電力:尾野氏
そうですね。
今、私どももあのー、広報サイドとしての整理という事で、今、整理・確認中でございますので、まとまった所でご案内させて頂きたいと思います。


おしどりマコ
わかりました。ありがとうございます。


DSC03324.JPG

















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