【東京電力からのご連絡】福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報12)?

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え?

貯水槽3からも漏えい?

北東側と南西側の検知孔からの検出ということは、
隣接している貯水槽2の影響だけでは無さそう。

貯水槽3も、貯水槽2と同じ、濃縮塩水を貯水しています。
つまり、高濃度のストロンチウムを含んでいます。

貯水槽3の容量は11000m3。
100%貯留していて、貯水量も11000m3。

貯水槽3も貯水槽2と同じように、遮水シートの継ぎ目から漏れ出していた場合、
この大容量の汚染水はどこに移送するんでしょう...

そして、移送した貯水槽1も、漏れ出した2と3と同じ作りだから、
いずれ(数か月後くらいに)漏えいするのではないかしら...?

現在、漏えいしている貯水槽2(13000m3)から
貯水槽1へ11500m3(容量11500m3)
貯水槽6へ3000m3(容量10300m3)

移送しています。

これで、貯水槽3も漏えいして、移送が必要になったら、どこへ持っていくのかしら?

空いている貯水槽はあと2つ。

貯水槽5(容量2000m3)
貯水槽7(容量4000m3)

これらは容量が小さいのです。

貯水槽2の汚染水を移送している貯水槽6はあと、容量が7000m3ほど残っているから、
フルに使えば、何とかまかなえるかもしれません。

でも、再三書いているとおり、漏えいの原因ははっきりわからず、
対策も評価もしていないので、
同じ作りの貯水槽に移送しても、また同じ原因で漏えいするかもしれないのです。

そうなると、もう、移送する地下貯水槽は無くなります。

もともとの、RO後濃縮塩水受タンクは、
容量255700m3中、243790m3貯留していて、もう95%使用しているので...

3月26日時点の滞留水の貯蔵状況の表を見直しているけれど、
地下貯水槽の作りが悪くて、結局使用できなかった場合、
貯水槽2と3の濃縮塩水、計24000m3の移送先はどこになるのかしら...と不安です。

(東京電力からのメール、3:21)



 



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              東京電力からのご連絡
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報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいただ
いた方にお知らせしています。

○4月5日以降お知らせしております、地下貯水槽の状況についての続報です。

○地下貯水槽NO.2の東に隣接する地下貯水槽NO.3の漏えい検知孔水について、追加
 でサンプリングを行い、その結果について一部お伝えしておりますが、全ベータ
 核種の濃度についても判明いたしましたので、あわせてお知らせいたします。

 ・地下貯水槽N0.3漏えい検知孔水(北東側)
  4月6日午後9時50分サンプリング実施
   塩素濃度:1ppm以下
   ヨウ素131:検出限界値未満(2.7×10^-2Bq/cm3)
   セシウム134:検出限界値未満(5.2×10^-2Bq/cm3)
   セシウム137:検出限界値未満(6.7×10^-2Bq/cm3)
   全ベータ:1.8×10^-1Bq/cm3(検出限界値:3.1×10^-2Bq/cm3)

 ・地下貯水槽N0.3漏えい検知孔水(南西側)
  4月6日午後10時20分サンプリング実施
   塩素濃度:350ppm
   ヨウ素131:検出限界値未満(6.6×10^-2Bq/cm3)
   セシウム134:検出限界値未満(6.5×10^-2Bq/cm3)
   セシウム137:検出限界値未満(7.9×10^-2Bq/cm3)
   全ベータ:1.8×10^3Bq/cm3(検出限界値:3.1×10^0Bq/cm3)

○地下貯水槽NO.3漏えい検知孔(北東側)および地下貯水槽NO.3漏えい検知孔
(南西側)において全ベータ核種が検出されました。当該貯水槽の水位低下はな
 いものの、一番外側のシート(ベントナイトシート)から外部へわずかな漏え
 いの可能性があるものと考えております。

○当該貯水槽の水位について監視強化を行うとともに、漏えい箇所の調査のため、
 以下の箇所についてサンプリングを行います。

  ・地下貯水槽NO.3漏えい検知孔水(南西側)
  ・地下貯水槽NO.3ドレン孔水(南西側)

○分析結果については、判明し次第お知らせいたします。

<臨時会見開催のご案内>
○4月7日午前10時から、当社本店、福島側で臨時会見を開催し、福島第一原子
 力発電所における地下貯水槽NO.3の状況についてご説明させていただく予定で
 す。詳細については別途ご連絡させていただきます。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

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【お知らせ済み】

○地下貯水槽NO.2の東に隣接する地下貯水槽NO.3の漏えい検知孔水について、追加
 でサンプリングを行い、その結果が一部判明いたしましたのでお知らせいたしま
 す。


 ・地下貯水槽N0.3漏えい検知孔水(北東側)
  4月6日午後9時50分サンプリング実施
   塩素濃度:1ppm以下
   ヨウ素131:検出限界値未満(2.7×10^-2Bq/cm3)
   セシウム134:検出限界値未満(5.2×10^-2Bq/cm3)
   セシウム137:検出限界値未満(6.7×10^-2Bq/cm3)

 ・地下貯水槽N0.3漏えい検知孔水(南西側)
  4月6日午後10時20分サンプリング実施
   塩素濃度:350ppm
   ヨウ素131:検出限界値未満(6.6×10^-2Bq/cm3)
   セシウム134:検出限界値未満(6.5×10^-2Bq/cm3)
   セシウム137:検出限界値未満(7.9×10^-2Bq/cm3)

○全ベータの分析結果については、判明し次第お知らせいたします。

○なお、4月7日0時現在の当該貯水槽の水位は95.1%であり、水位の低下は確認
 されておりません。

<臨時会見開催のご案内>
○4月7日午前10時から、当社本店、福島側で臨時会見を開催し、福島第一原子
 力発電所における地下貯水槽NO.3の状況についてご説明させていただく予定で
 す。詳細については別途ご連絡させていただきます。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

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【お知らせ済み】

○本日(4月6日)地下貯水槽において、サンプリングを実施しており、その結果
 がまとまりましたのでお知らせいたします。

[地下貯水槽NO.1:ドレン孔水(4月6日午前9時15分採取)]
[分析結果]
 ・全ベータ:6.9×10^-2Bq/cm3(検出限界値:3.3×10^-2Bq/cm3)
 ・塩素濃度:13ppm

[地下貯水槽NO.2:漏えい検知孔水 北東側(4月6日午後1時56分採取)]
[分析結果]
 ・全ベータ:6.9×10^3Bq/cm3(検出限界値:3.1×10^0Bq/cm3)
 ・塩素濃度:500ppm

[地下貯水槽NO.2:漏えい検知孔水 南西側(4月6日午後2時17分)]
 ※分析に必要となる試料量を採取できなかったため、欠測となっております。

[地下貯水槽NO.2:ドレン孔水 南西側(4月6日午前9時20分採取)]
[分析結果]
 ・全ベータ:4.8×10^-2Bq/cm3(検出限界値:3.3×10^-2Bq/cm3)
 ・塩素濃度:8ppm

[地下貯水槽NO.2:ドレン孔水 北東側(4月6日午前9時25分採取)]
[分析結果]
 ・全ベータ:4.3×10^1Bq/cm3(検出限界値:3.3×10^-2Bq/cm3)
 ・塩素濃度:14ppm

[地下貯水槽NO.3:ドレン孔水 (4月6日午前9時30分採取)]
[分析結果]
 ・全ベータ:1.1×10^-1Bq/cm3(検出限界値:3.3×10^-2Bq/cm3)
 ・塩素濃度:10ppm

[地下貯水槽NO.4:ドレン孔水 (4月6日午前9時45分採取)]
[分析結果]
 ・全ベータ:検出限界未満(検出限界値:3.3×10^-2Bq/cm3)
 ・塩素濃度:9ppm

○今後、地下貯水槽NO.3漏えい検知孔水について、地下貯水槽NO.3の漏えいの有無
 を確認するため、追加でサンプリングを行います。

○なお、当社ホームページに、ヨウ素、セシウムの核種分析結果を含めた資料につ
 いて掲載しておりますので、ご参照願います。
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2013/images/handouts_130406_06-j.pdf

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

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【お知らせ済み】

○地下貯水槽No.2に貯水してある水について、本設設備による移送先を地下貯水槽
 No.1から地下貯水槽No.6へ切り替えるため、一時停止しておりましたが、午後4
 時10分、地下貯水槽No.2から地下貯水槽No.6への移送を開始しました。

○移送状況については、午後4時30分にパトロールを行い、漏えいなどの異常がな
 いことを確認しました。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

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【お知らせ済み】

○昨日(4月5日)お知らせいたしました、地下貯水槽No.2における漏えいについ
 ての続報です。

○地下貯水槽No.2に貯水してある水を、本設ポンプ1台、仮設ポンプ4台にて地下
 貯水槽No.1へ移送していますが、本設設備による移送を地下貯水槽No.6へ切り替
 えるため、午後3時33分に地下貯水槽No.1への移送を停止しました。なお、仮設
 ポンプによる地下貯水槽No.1への移送は継続しております。

○移送停止後の状況については、パトロールを行い、漏えいなどの異常がないこと
 を確認しました。

○準備が整い次第、地下貯水槽No.6への移送を開始します。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

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【お知らせ済み】

○地下貯水槽No.2に貯水してある水を、本設ポンプ1台、仮設ポンプ4台にて地下
 貯水槽No.1へ移送していますが、本設設備による移送を地下貯水槽No.6へ切り替
 えるため、本設設備による移送を一時停止いたします。なお、仮設ポンプによる
 地下貯水槽No.1への移送は継続いたします。

○また、地下貯水槽No.2から地下貯水槽No.1への移送については、仮設ポンプ4台
 (それぞれ約30m3/h×2台、約48m3/h、約60m3/h)で約10,000m3の移送を行うこ
 ととしており、移送日数は約2.5日を予定しております。

○1台ある本設ポンプ(約40m3/h)による移送については、地下貯水槽No.2から地
下貯水槽No.6へ約3,000m3の移送を行うこととしており、移送日数は約3.1日を予
定しております。

○移送については並行して行うことから、移送日数は約3.1日を予定しております。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

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【お知らせ済み】

○地下貯水槽No.2に貯水してある水について、仮設ポンプ1台(約30m3/h)を追加
 するため、本設ポンプ1台を除く仮設ポンプ3台の運転を一時停止しましたが、
 その後、追加したポンプの仮設移送配管に異常がないことから、午後0時52分に
 地下貯水槽No.2から地下貯水槽No.1への移送を開始しました。

○移送状況については、午後0時55分にパトロールを行い、漏えいなどの異常がな
 いことを確認しました。

○また、先に停止した仮設ポンプ3台については、午後0時57分に地下貯水槽No.2
 から地下貯水槽No.1への移送を開始し、移送状況については午後0時58分にパト
 ロールを行い、漏えいなどの異常がないことを確認しました。

○なお、仮設ポンプ3台のポンプ流量について、誤りがございましたので、お詫び
 して訂正させていただきます。

(誤)追加した仮設ポンプ3台のポンプ流量:約20.8m3/h
(正)追加した仮設ポンプ3台のポンプ流量:約30m3/h、約60m3/h、約48m3/h

○移送日数については、現在検討しております。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

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【お知らせ済み】

○本日(4月6日)午前9時38分から、地下貯水槽No.2に貯水してある水について、
 仮設ポンプ3台を追加し、地下貯水槽No.1への移送を行っておりましたが、さら
 に、仮設ポンプ1台を追加するため、現在移送を行っている本設ポンプ1台を除
 く仮設ポンプ3台の運転を、午後0時27分、一時停止いたしました。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

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【お知らせ済み】

○本日(4月6日)午前5時43分から、地下貯水槽No.2に貯水してある水について、
 地下貯水槽No.1への移送を開始しましたが、さらに、仮設ポンプ3台を追加し、
 仮設移送ラインに異常がないことから、午前9時38分、地下貯水槽No.2から地下
 貯水槽No.1への移送を開始しました。

○なお、移送状況については、午前9時41分にパトロールを行い、漏えいなどの異
 常がないことを確認しました。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

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【お知らせ済み】

○4月6日午前5時43分、地下貯水槽No.2に貯水してある水について、地下貯水槽
 No.1への移送を開始しましたが、さらに、仮設ポンプ3台を追加し、準備が整い
 次第、地下貯水槽No.2から地下貯水槽No.1に移送を開始する予定としております。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

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【お知らせ済み】

○4月6日午前5時43分、地下貯水槽No.2に貯水してある水について、地下貯水槽
 No.1への移送を開始しました。

○移送ラインについては、午前5時43分に現場確認を実施し、漏えい等の異常がな
 いことを確認しております。

○また、本件については、漏えい量が約120m3、全γ放射能濃度が約1.5×10^0Bq/cm3、
 全β放射能濃度が約5.9×10^3Bq/cm3であったことから、漏えいしたγ線放射能量
 が約1.8×10^8Bq、β線放射能量が約7.1×10^11Bqと推定しておりますが、詳細に
 ついては調査を行っております。

○そのため、管理対象区域で発生しておりますが、4月6日午前5時10分に実用発
 電用原子炉の設置、運転等に関する規則第19条の17の十号である「原子炉施設の
 故障その他不測の事態が生じたことにより、核燃料物質等が管理区域内で漏えい
 したとき。」を準用できると判断いたしました。

○よって、本件については、福島第一原子力発電所原子炉施設保安規定第168条(報告)
 に基づき報告を行うものです。

<臨時会見開催のご案内>
○4月6日午前10時から、本店本館3階大会議室にて臨時会見を開催し、4月5日
 に発生した福島第一原子力発電所における地下貯水槽No.2からの水漏れについて、
 現状をご説明させていただきます。

○福島広報部においても、同日午前10時から臨時会見を開催し、ご説明させていた
 だきます。

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 ・開催日時:平成25年4月6日午前10時?
 ・開催場所:本店3階大会議室(受付は午前9時30分から)
       福島では福島県庁本庁舎2階福島県政記者クラブ内会見場
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○本メールには返信できませんのでご了承ください。

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【お知らせ済み】

○地下貯水槽No.2に貯水してある水を、準備ができ次第地下貯水槽No.1に移送する
 ことを計画しております。

○現在、地下貯水槽No.2(容量:約14,000m3)に、約13,000m3(運用上の上限値)
 は貯水しており、まずは、空の状態である地下貯水槽No.1(容量:約13,000m3)
 に約11,500m3(運用上の上限値)移送します。

○なお、付近に排水溝がないことから、海への流出の可能性はないと考えておりま
 す。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

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【お知らせ済み】

○4月3日に発電所構内に設置した地下貯水槽No.2において、貯水槽の内側に設置
 された防水シート(地下貯水槽は3重シート構造となっている)の貯水槽の一番
 外側のシート(ベントナイトシート)と地盤の間にたまっていた水を分析した結
 果、10^1Bq/cm3オーダーの放射能が検出されました。

○そのため、4月5日、一番外側のシート(ベントナイトシート)と内側のシート
 (2重遮水シート)の間にたまっている水の分析を行ったところ、放射能が検出
 され、検出された放射能濃度は、約6.0×10^3Bq/cm3です。

○4月6日、再度当該箇所の水の分析を行います。

○現在、詳細調査中です。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

以 上 



 


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