【東京電力からのご連絡】福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報15)?

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貯水槽3の状況。
 
漏えい検知孔からは、
相変わらず2.1×10^3Bq/cm3程度のβ核種が。
 
1ccに2100Bqのβ核種(ほぼストロンチウム)は
やっぱり高濃度だよね。
 
ま、貯水槽2は1ccあたり6000Bqだったけどね…
あ、まだそっちはまだダダ漏れ中だった…
 
貯水槽3も、ベントナイトシートや
間にはさんでいる不織布(フェルトみたいなもの)の吸水限界がきたら
外部に漏れ出すことでしょう。

(東京電力からのメール。15:45)

 
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              東京電力からのご連絡
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報道関係各位
 
 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいただ
いた方にお知らせしています。
 
○4月5日以降お知らせしております、地下貯水槽の状況についての続報です。
 
○地下貯水槽NO.2の東に隣接する地下貯水槽NO.3の漏えい検知孔水(南西側:バキ
 ューム方式)およびドレン孔水(北東側)のサンプリングを行い、その結果が判
 明いたしましたのでお知らせいたします。
 
○地下貯水槽NO.3漏えい検知孔水(南西側)は、前回の分析結果と同程度の塩素お
 よび全ベータ核種が検出されました。
 
○なお、監視強化を行っている地下貯水槽NO.3の水位については、引き続き監視強
 化を行うとともに、今後の対応について検討してまいります。
 
 ・地下貯水槽NO.3のドレン孔水(北東側)
  4月7日午前3時20分サンプリング実施
   塩素濃度:10ppm
   ヨウ素131:検出限界値未満(2.8×10^-2 Bq/cm3)
   セシウム134:検出限界値未満(5.4×10^-2 Bq/cm3)
   セシウム137:検出限界値未満(6.7×10^-2 Bq/cm3)
   全ベータ:検出限界値未満(3.2×10^-2 Bq/cm3)
 
 ・地下貯水槽NO.3の漏えい検知孔水(南西側:バキューム方式※により実施)
  4月7日午前4時15分サンプリング実施
   塩素濃度:380ppm
   ヨウ素131:検出限界値未満(6.0×10^-2 Bq/cm3)
   セシウム134:検出限界値未満(6.8×10^-2 Bq/cm3)
   セシウム137:検出限界値未満(7.6×10^-2 Bq/cm3)
   全ベータ:2.1×10^3 Bq/cm3(3.2×10^0 Bq/cm3)
 
※バキューム方式:吸引機を使用し、ホースを垂らして吸引する方法。
 
○本メールには返信できませんのでご了承ください。
(平成25年4月7日午前9時1分お知らせ内容)
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○地下貯水槽NO.2の東に隣接する地下貯水槽NO.3の漏えい検知孔水(南西側)およ
 びドレン孔水(南西側)のサンプリングを行い、その結果が判明いたしましたの
 でお知らせいたします。
 
○前回の分析結果と同程度の塩素および全ベータ核種が検出されました。
 
○なお、監視強化を行っている地下貯水槽NO.3の水位低下はありません。引き続き、
 監視強化を行うとともに、今後の対応について検討してまいります。
 
 
 ・地下貯水槽NO.3のドレン孔水(南西側)
  4月7日午前3時15分サンプリング実施
   塩素濃度:1ppm
   ヨウ素131:検出限界値未満(2.6×10^-2 Bq/cm3)
   セシウム134:検出限界値未満(5.8×10^-2 Bq/cm3)
   セシウム137:検出限界値未満(6.9×10^-2 Bq/cm3)
   全ベータ:4.5×10^-2 Bq/cm3(検出限界値:3.2×10^-2 Bq/cm3)
 
 ・地下貯水槽NO.3の漏えい検知孔水(南西側)
  4月7日午前3時45分サンプリング実施
   塩素濃度:380ppm
   ヨウ素131:検出限界値未満(5.1×10^-2 Bq/cm3)
   セシウム134:検出限界値未満(6.2×10^-2 Bq/cm3)
   セシウム137:検出限界値未満(8.0×10^-2 Bq/cm3)
   全ベータ:2.2×10^3 Bq/cm3(検出限界値:3.2×10^0 Bq/cm3)
 
 
(平成25年4月7日午前3時14分お知らせ内容)
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○地下貯水槽NO.2の東に隣接する地下貯水槽NO.3の漏えい検知孔水について、追加
 でサンプリングを行い、その結果について一部お伝えしておりますが、全ベータ
 核種の濃度についても判明いたしましたので、あわせてお知らせいたします。
 
 ・地下貯水槽N0.3漏えい検知孔水(北東側)
  4月6日午後9時50分サンプリング実施
   塩素濃度:1ppm以下
   ヨウ素131:検出限界値未満(2.7×10^-2Bq/cm3)
   セシウム134:検出限界値未満(5.2×10^-2Bq/cm3)
   セシウム137:検出限界値未満(6.7×10^-2Bq/cm3)
   全ベータ:1.8×10^-1Bq/cm3(検出限界値:3.1×10^-2Bq/cm3)
 
 ・地下貯水槽N0.3漏えい検知孔水(南西側)
  4月6日午後10時20分サンプリング実施
   塩素濃度:350ppm
   ヨウ素131:検出限界値未満(6.6×10^-2Bq/cm3)
   セシウム134:検出限界値未満(6.5×10^-2Bq/cm3)
   セシウム137:検出限界値未満(7.9×10^-2Bq/cm3)
   全ベータ:1.8×10^3Bq/cm3(検出限界値:3.1×10^0Bq/cm3)
 
○地下貯水槽NO.3漏えい検知孔(北東側)および地下貯水槽NO.3漏えい検知孔
(南西側)において全ベータ核種が検出されました。当該貯水槽の水位低下はな
 いものの、一番外側のシート(ベントナイトシート)から外部へわずかな漏え
 いの可能性があるものと考えております。
 
○本メールには返信できませんのでご了承ください。
 
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以 上
 

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