【お知らせ】地下貯水槽で漏水(第九報)

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規制庁さん...

「漏えいした汚染水が海洋などの敷地外へ流出しないよう万全を期すことを指示」

って、
委員長が指示しただけで、漏えいが止まるんであれば、
そんなラクなことはないよ!

そうなる前にきっちり規制して!

そして、いったん漏えいしたら
規制庁の現地の保安検査官をもっと活用して!!

現段階でも、規制側として、指示だけでなく
できることはあるでしょう!!

(原子力規制庁事故対処室からのメール14:09)

報道関係者各位

昨日よりお知らせしております地下貯水槽の漏水に関し、本日13時40分に原子力規制委員長指示として以下を東京電力に対し指示しましたのでおしらせします。

<原子力規制委員長指示>
地下貯水槽及び同貯水槽から漏えいした汚染水のモニタリングをしっかりと行うとともに、漏えいした汚染水が海洋などの敷地外へ流出しないように万全を期すこと。

引き続き、事態に進展があり次第、ご連絡します。

===(以下、第八報)====

○少量の汚染水の漏えいのおそれのある地下貯水槽(No.3)最外周シートの内側と外側の水を本日(7日)早朝に再度分析したところ、内側において2.2×10の3乗ベクレル毎立法センチメートルの放射能濃度が検出された。

○外側においては、4.5×10のマイナス2乗ベクレル毎立法センチメートルの放射能濃度が検出された。

○以上のことから、地下貯水槽(No.3)の状態としては、第七報に送信した時と変わらず、汚染水が少量漏えいしている可能性があると考えられます。

===(以下、第七報)====

○漏えいのあった地下貯水槽(No.2)の東側(海側)に隣接する地下貯水槽(No.3)(汚染水の移送先である西側(山側)に隣接するものとは別の貯槽)の外側の水を6日に分析したところ、10のマイナス1乗ベクレル毎立法センチメートルの放射能濃度が検出された。

○この貯水槽にも汚染水が保管されていることから、漏えいの可能性を確認するため、最外周のシートの内側の水を分析したところ、10の3乗ベクレル毎立法センチメートルの放射能濃度が検出された。

○ただし、この貯水槽は、漏えいが確認された貯水槽のような水位低下は認められていない。

以上のことから、地下貯水槽(No.3)でも汚染水が少量漏えいしている可能性があります。

===(以下、第六報)====

○3台の仮設ポンプを一旦停止して4台目の仮設ポンプ(約30立方メートル毎時)を追加設置。12時57分から4台の仮設ポンプで移送。

○また、3台の仮設ポンプの移送速度はそれぞれ約20立方メートル毎時としていたが、これは誤りで、正しくは約30立方メートル毎時、約60立方メートル毎時、約48立方メートル毎時。これにより、移送速度は合計約168立方メートル毎時となった。

○隣接の地下貯水槽には、同水槽がほぼ満杯になる約10000立方メートル移送し、残り約3000立方メートルは遠方にある別の地下貯水槽へ移送の予定。

○移送に要する期間は3日程度。

===(以下、第五報)====

○既設の移送ラインのほかに、仮設のポンプ(移送速度:約20立方メートル毎時)3台を追加し、9時38分、隣接の貯水槽に移送を開始。これにより、移送速度は合計約100立方メートル毎時となった。

===(以下、第四報)====

○地下貯水槽からの漏えい量は、最大で約120立方メートルと推定。

地下貯水槽は海から800メートル程度離れており、漏えいした汚染水は土に染み込んでいると考えられることから、海への流出の可能性は低いと考えられます。

===(以下、第三報)====

○ 5:43に既設の移送ライン(移送速度:40立方メートル毎時)を用いて、隣接の貯水槽への移送を開始。

===(以下、第二報)====

○現在、当該地下貯水槽には約13,000立方メートルの汚染水が貯蔵されている。

○既設の移送ライン(移送速度:40立方メートル毎時)を用いて、隣接の貯水槽への移送の準備作業中。

○また、早期に移送するため、移送ラインの追設についても検討中。

===(以下、第一報)====

東京電力から、本日(5日)22時40分頃、福島第一構内の地下貯水槽※において、汚染水の漏えいのおそれがある旨の連絡がありました。(本日23時03分頃から順次受信)

※建屋内の滞留水を処理した後の汚染水(ベータ核種を含む)を貯留するために地面を掘り込み、3重のシートを敷いた構造の貯水槽。

○地下貯水槽の3重シートの外側の水を4月3日に分析したところ、10の1乗ベクレル毎立法センチメートル程度の結果であった。

○4月4日に同箇所の水について分析したところ、同じく10の1乗ベクレル毎立法センチメートル程度の結果であった。

○本日、最外周のシートの内側の水の分析を実施したところ、約6.0×10の3乗ベクレル毎立法センチメートルであり、漏水の可能性があると判断。

本件について、現地の保安検査官が確認をしています。また、23:30に地下貯水槽内の水を早期に他の貯水槽に移送するよう指示しました。

追加情報が入り次第、御連絡いたします。

以上



 


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