プレス各社へご連絡【ERSS伝送不具合】日本原子力研究開発機構もんじゅのERSSの伝送不具合について(第1報)?

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あ、こんなメールもきていました。

もんじゅのプラント情報システムからのデータ転送が停止していて、
(16日2時56分からって、ずいぶん前よね? 3時46分から復活したみたいだけど)

でも伝送停止の原因究明には時間がかかるそうです。

土砂崩れのため、もんじゅ構内に通行不能なんですって。

ERSSのプラント情報って重要なんだけどなー

ちなみにERSSとは! http://bousai.jnes.go.jp/system/erss-1.htm

原子力災害が発生した場合には、住民の安全を確保するために、迅速かつ的確な原子力 災害応急対策が必要になってきます。この応急対策を行う上で、原子力発電所の原子炉の状態 を迅速かつ的確に把握して、その後の事故の進展を予測することが重要となります。
 事故が発生した場合、第一義的には電気事業者が施設の状態判断や事故の進展予測等を行いますが、 国が原子力災害応急対策を実施するに当たり、必要となる事故進展予測を支援するために、電気事業者 から送られてくる情報に基づき、事故の状態を監視し、専門的な知識データベースに基づいて事故の 状態を判断し、その後の事故進展をコンピュータにより解析・予測するシステムとして開発したものが、 緊急時対策支援システム(ERSS:Emergency Response Support System)です。

ERSSで送られてくるプラント情報とは! http://bousai.jnes.go.jp/system/erss-5.htm

原子力発電所などから、常時送られてくる運転情報に関連するパラメータ(伝送パラメータ)を、画面表示 するのが「プラント情報表示システム」です。事故が発生した場合には、事故状態を容易に確認できる形に処理し て画面表示します。


早く原因がわかりますように!

ていうか、台風のときにデータ伝送が止まるようなネットワークって、役立たずのような気がする!


(規制庁事故対処室からのメール、10:16)

報道関係者 各位

本日(16日)、原子力規制庁は、独立行政法人原子力安全基盤機構(JNES)より、日本原子力研究開発機構もんじゅの緊急時対策支援システム(ERSS)のプラント情報表示システムからのデータ伝送が停止している旨の連絡を受けました。(16日2時56分から伝送停止。同日3時46分から順次受信)

JNES及び日本原子力研究開発機構においてデータ伝送停止の原因を調査中ですが、台風18号の大雨による土砂崩れのため、保修担当者がもんじゅ構内に通行不能であり、伝送停止の原因判明には時間を要する模様です。

なお、ERSS伝送装置復旧までの間に原子力施設でトラブルが発生した場合には、電話、FAX、電子メール等の代替手段によりデータを入手でき、データ提供を確実なものとするよう、日本原子力研究開発機構に指示済みです。

ERSS伝送停止の原因調査中ですが、原因判明には時間を要することから、一斉メールを配信することとしました。

伝送停止の原因については、情報を入手し次第、お知らせします。



 


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