2013年7月24日東京電力定例会見 マコちゃんの質疑!

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おしどりマコ

3号機の建屋の湯気についてお伺いしたいのですが、このシールドプラグ周辺の雰囲気線量の測定を見ますと、中央とこの線量の位置から2シーベルト/アワーの高い値を示すところが、中央と中央北寄りの方に集中してるように思うのですが、これはどのように評価されているのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

これはまだそこまでの評価をしているようなものではなくて「測ったらこうだった」というような段階かと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

多分既にあった質問だと思うのですが、以前は同じような気象条件が重なったときに、このような湯気というのは確認されていたのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

以前の時ということで言うと、充分わからない状況でございますからそこまでは分かっておりません。

ただ、今回ということでいますと先に出たのが15日でしたっけ。

 

 

おしどりマコ

18でしたね。

 

 

東京電力尾野氏

18日ですねそうですね、 7月18日だったと思うんですけれども、その時と今回の気象条件というのは似てございます。

前回で言いますと、 7月の18日は21.4mm、それで、湿度が95%。

 

 

おしどりマコ

そうですね、ありがとうございます。

すいません、質問の意図は7月18日以降ではなく、去年や、もっとそれ以前に同じ様な事があったかということです。

 

 

東京電力尾野氏

それは前回お答えさせていただいてますが、 24年の7月の15日に、それに、今回のことから振り返ると同じような現象というのが見えていたと、極めて一時的だったので、というようなことがあったと。

 

 

おしどりマコ

それはその一度だけだったのですか。

 

 

東京電力尾野氏

それ以外には、わからないというのが正しいということです。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

で、ダストサンプリングは主要三核種しかされておられないのですが、その他の核種については調査はされないのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね、ちょっと確認させてください。

ゲルマで測っていれば、他の核種であっても特異的に出てるものであれば引っかかってまいりますのでちょっとそこは確認させて戴きたいと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

あと、要望なのですが、連続ダストモニタや圧力容器、格納容器の温度やドライウェル圧力や希ガスモニタなど「優位な変化なし」という表記になっているのですが、もし可能ならば普段どれどれくらいの値で、湯気が出てる時はどのくらいの値だ、というふうな表記も付け加えていただけませんでしょうか。

 

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東京電力尾野氏

今評価等しておりますので整理できるかと思っております。

なお、前回ですね7月の18日でしたっけ、の時にそうした値について至近の値と今回の値という事で、比較さしていただいておりますので大体、 1週間程度の差ですからこの同じと見ていただいていいと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

では、冒頭にご回答いただいた枝トレンチの閉塞については前回私がした質問の回答だったのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

分りました。それはスクリーン操作室電線管路についても同じということですか。

わかりました。

前回ぶら下がりで伺ったのですが、立のものはコンクリートで閉塞できるが、横に伸びているものはコンクリートで閉塞できないと伺ったのですが、これは横に伸びているスクリーン操作室電線管路もうめいて、、、。

 

 

東京電力尾野氏

要所要所の、ボックスがございますのでそこで埋めているということです。

 

 

おしどりマコ

そこで埋めているということで。

すべて埋めているというわけではないという事ですね。

 

 

東京電力尾野氏

はい、要所要所のボックスで埋めてございます。

ここに付きましては、発災当時もそうですが高さの関係でいいますと地表付近ということでございますので、水が入ってるような状況ではないということでございます。

 

 

おしどりマコ

いえ、当時の写真を見ますと、現在問題になっている電源ケーブルトレンチと同等の高さでケーブル管がピットAの穴に見えておりましたので、すいませんではそのPOなど、配管図も出していただけませんでしょうか。

で、各種トレンチや埋設物管理図などの図面は一部の図面は発電所本館の図書室にのみ保管していて、本店では見られないので、関係者や作業員のヒアリングによって補われた図面があるあるのですが、その図面も公表していただけませんでしょうか。

取り急ぎNo.1エリアだけでいいですので。

 

 

東京電力尾野氏

ご意見として承りたいと思いますが、 1番最初のお話から申し上げますと、スクリーン操作室の電線管が入っているトレンチというのは、大体その底面が、分岐のすぐ直上でつながっている、分岐トレンチの底面に対して80センチほど上にございますのでそうした関係がございますので、こちらの方については水位高さの関係から、水が流れ込んでいると言うような状況ではないと考えられます。

で、その上で要所要所で中の様子が見れる蓋が付いてる場所ですね、そうしたところからコンクリを流し込んで、止めてございますので、こちらにつきましては処置済みというふうに考えてございます。

 

 

おしどりマコ

わかりました、 6月までに処置済みであっても2011年の12月にはスクリーン操作室電線管路が乗った地図が公表されていたのですが、すいません、そのスクリーン操作室電線管路が、最終的にどこに繋がっているのか、という図面は一切出ておりませんので、よければ埋設物管理図、この辺のものを出して頂ければと思います。

 

 

東京電力尾野氏

いずれにしましてもこれは、 6月の2日の資料をご覧になっているのではないかと思いますが、そうしたところで現状、図面等をお見せできる所についてはご覧いただいてるかと思いますので、参考となさって戴きたいと思います。

 

 

おしどりマコ

2011年の12月の26日の資料には、クラックとスクリーン操作室電線管路がついている地図、図面がまだ公表されているのですが。

「埋め立てた」とおっしゃる後にでもです。

なので、この辺は今回の漏洩にかなり寄与している付近ですので、この辺の埋設物の配管図を公表していただけませんでしょうか。

すくなくともスクリーン操作室電線管路が最終的にどこに繋がっているか教えていただけませんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね、ちょっと繋がりについては私確認してみたいと思いますが、いずれにしても今回お示ししてないのは、こちらに付きましては処置済のところですので、今後対応をとって行くべきところという所中心にご説明させていただいたということでございますのでご理解いただきたいと思います。

 

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おしどりマコ

わかりました。

「処置済み」であっても公表していた時期が有りましたのでどうぞよろしくお願いいたします。

で、福島第1港湾内の放水口付近護岸の詳細分析結果についてですが、地下水観測後のNo.1とNo. 1-3を比べますと、全βが1-3が、常にかなり高いのですが、これは3号機建屋の汚染がやはり寄与している、と考えておられるのでしょうか。

その、距離的に1-3の方が遠いにもかかわらず1より全βが100倍ほど高いのはどう評価しておられるのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

これは、1-2が非常に高くてそれで、突出して1-2が高いんですけれども。

その大体1割かた位が1-3で出ていて、その他のところに比べると大きな差があるという状況においては、今まで見られている状況ということに関してはおっしゃる通りかと思っています。

で、そうした状況というのは解釈として2つほどの解釈があるというふうに思っております。

1つは、先ほど申し上げましたが、この1-3というのは1ー2からトレンチで回ってきた付近にございますので、トレンチの下の砕石層などを通じて、近くまで来たものが、回り込んできたという可能性が一つございます。

この場合は、発災直後の漏洩の残水の回り込みという事での可能性です。

これは、そうした経路がない場所にしみながら繋がって行く、届いて行くということに比べると動き易いということになりますので、これが一つの可能性として考えられます。

もう一つの可能性の考え方ですが、その直近というのは、トレンチの構造と繋がりとしては、複雑な繋がりをした枝トレンチが、多数ある場所ですから、そうした枝トレンチの側から枝トレンチに埋め殺しになっいる様な物が、回り込んできた物と、要は枝トレンチに埋め殺しにされていた汚染水が漏れて来ていると、いうような可能性が考えられます。

あた、リスクと云う事で考えますと、大元の本体のトレンチですね、こちら側から枝トレンチを通じて回り込んでくるというリスクも考慮しなければならないと思ってございますが、前回も申し上げましたが、要は本体のトレンチの方から継続的に大量に供給されてる状況であるとすれば、かつて1回出たと、いう1-2という事との対象からするともっと大きくても良いのかな、という風に思ってますので、この辺りは調査をして行くななでその可能性がどちらに振れているかということを見極めて行くんだろうと思っております。

 

 

おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

今、尾野さんからもご説明がありましたが、1-3で全βが1より高い理由として、1-2からトレンチを通じて回つてきた可能性や、埋め殺してある枝トレンチを伝ってきた可能性がある、という事で、やはりこの辺りの埋設物の管理図、配管図、埋め殺したトレンチの全ての配管図を、とりあえずNo.1のエリアの公表を要望致します。よろしくお願いします。

あの、可能性が有ると、尾野さんが仰っておられましたので。

あと、以前からしている質問ですが、わたし、月曜日に言い間違えてしまいまして、PRTRではなく、水濁法、大気汚染防止法の当該物質を環境中に事故で放出した際の県知事への連絡、その事故で放出した際の評価がどうなっているか、というのを以前から質問しておりますので、そのご回答をまたよろしくお願いします。

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