サンプリングデータ発表の際は通常、東京電力で採取日と時刻が常に付いているのに、15日の溜まり水の採取時刻が付いてなかったのはどうして?

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2013年9月27日東京電力定例会見よりマコちゃんの質疑ですねん
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質問の回答
東京電力今泉氏
 
●15日の堰内の溜まり水の採取時刻についてご質問がありましたがそれぞれのタンクエリアの時刻というのはちょっと細かくて読み上げませんが、実際には9月15日の15時45分から21時25分の間までに、それぞれのタンクのエリアの採取をしてございます。
 
●タンク調査者の被ばく線量でございますが、作業員、当社社員合わせて、約10名で実施してございますけれど、γ線で約0.1mSv / h、β線で約0.4mSv / hという数字です。
ちょっとこの数値のステイタス、被ばく線量はこれはmaxの値です。
 
●ヒドラジンの注入実績ですが、2011年の発災以降のヒドラジンの使用量について、号機毎、年度毎に教えて欲しいという、ご質問かと思います。
2011年度でございますが、1号機については注入はございませんでした。
2号機は約37m3、3号機が約39m3、4号機が約37m3ということでございます。
2012年度でございますが、1号機が約3m3、2号機が約22m3、3号機が約23m3、4号機約25m3何れもこれは使用済み燃料プールの物ですが、4号機は原子炉ウェルの方に2012年度にも注入しているようでして、これが約14m3でございます。
で、2013年9月の時点という事ですが、1号機については約1m3、2号機、3号機、4号機とも約2m3、4号機について原子炉ウェルの方に約2m3注入をしてございます
 
 

おしどりマコ
たくさんのご回答とありがとうございます、その頂いた回答の中から関連で質問したいのですが。

台風18号の際にタンクエリアの溜まり水を排水したものの、排水時刻が15時45分から21時25分だったと云う事なんですが。
15日の浪江町の気象データを見ますと、13時代に1時間に41ミリ近い豪雨があります、それで、台風の豪雨で希釈されてから測定をした、という事ことになりますが、その点の評価はいかがでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、まあ実際にあの、時間的にはそーゆー時間で測定をさしていただいてます。
で、雨で、雨が降ってきてそこに水が溜まっているという事に関しては、希釈された状態とゆうかその、雨水が増えた状態で測定をしているということになりますけれど。
まぁ、測定については適切に行って確認しているかと思います。
 
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おしどりマコ
あの、すいません度々質問しておりますが、なぜ天気予報で大型台風が近づいている、そして堰内に溜まり水がくるぶし程度たまっている、という事がわかっていながら、希釈される前の測定をされなかったのはどうしてなのでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、まあ実際にあの、この台風が来ると云うことで様々な準備をしていた中で、 15時45分からの測定ということになったかと思います。
 
 
おしどりマコ
なぜ、採取時刻の発表が直ぐになかったのか、通常、東京電力でこのサンプリングデータの発表をしていただく際は採取日と採取時刻が常に付いている形でお示ししていただいているのですが、 15日の溜まり水の採取時刻が付いてなかったのはどうしてなのでしょうか。
 
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東京電力今泉氏
えーと、これは特に理由というものはございませんけれど、大変申し訳ありません。
そういった測定データについてはおっしゃるように、採取時間とかといったところはつけなきゃいけないかと思います。
今後ちょっと注意したいかと思います。
 
 
おしどりマコ
あの、豪雨のあとの溜まり水で、全βが24Bq / L という、ストロンチウムの告示濃度限度ギリギリで、まあ告示濃度限度は、30Bq / L ですので、わりと近いものを排水しておられますが、これ豪雨で希釈されておらなければ告示濃度限度を超えていた可能性もあると思うのですが。
 
 
東京電力今泉氏
あの、今、後疑問の所をご質問を受けておりますけれども。
特にあの、まあその、豪雨の前、後っていう、、、。
前にやらなかったか、と云うのは特に理由がございません。
色々な準備等々の中で、先程申しました通り15時45分になってしまったという事でございまして、希釈を待って測定を、、あのサンプリングを開始したという事は、あの、ございません。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
あの、まあ浪江町で13時代に1時間に41ミリ、という豪雨でしたが。
これは同じように福島第一原発でも豪雨があったという認識でよろしでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
結構です。
まあ実際にあの、こんな事言ったら大変申し訳ありませんけれど、定例のサンプリングですと事前にしっかり準備した上で、そう云った出て行くんですが、こういった中であのー、まああのー、確かに一部、何て言うんでしょうか、出て行ってサンプリングするという所、遅れた、遅れてしまったというと、まあ、色んな装備もして行かなきゃいけませんので、
そう云った所が有るかと思います。
これは大変申し訳ないと思っておりますが、あの繰り返しになりますけれども、特にそういった何か意図的なところがあったと云う事ではございません。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
あの、台風の後の排水に関する会見で、16日に緊急で排水をしたと、。
16日の昼頃に1時間に50ミリ近い豪雨があり、急にたまり水が溢れそうになったので排水の判断をしたという事でしたが、この15日の豪雨に関して言及がなかったのはどうしてなのでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、特に私共、あの、意図して切った訳ではございませんが。
結果として、確かに15日の13時頃に降雨量が上がっていると云うのは、これはおっしゃる通りでございまして、まぁ、ここをご説明しなかったという意図は特にございません。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
では少し確認なんですが、冒頭でお示しいただいたタンクの調査者の被ばく線量の件なのですが、これはH4エリアの漏えいしたタンクの内部調査をされた方々の被曝線量ですね。
最大値をお示しいただいたのは。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、No.5タンクの調査ですね。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
で、これはAPDによる測定の値ですか。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、APDです。
 
 
おしどりマコ
これはリングバッジの値は含まれてないということですね。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、これだけで直ぐデータが出て来ますので、APDのものですので、そういったガラスバッチ、線量バッチの数値は入ってないと思います。
 
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おしどりマコ
わかりました、あの質問の際にAPDと、あのまあ、1ヶ月後になってしまうかもしれませんが、リングバッチでの、皮膚の線量の値もお示ししてほしいと要望していましたので、またリングバッチの値もよろしくお願いいたします。
あと、冒頭でヒドラジンの使用総量のご回答もありがとうございました。
で、1号機と2から4で大きく違うのはどうしてなのでしょうか。
2011年度は防食剤では無く、まあ水素爆発抑制の目的だったので、こんなに大きく違うのかなと思いますが、2012年度の仕様が防食剤なら、量がこの様に違いすぎる理由を教えていただけますでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、私もこれ、そこまで確認をしておりませんので、確認をさせて下さい。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
で、破断が見つかった廃棄筒について少し伺いたいのですが、25日の規制委員会で現場の半径28mは立ち入り禁止、半径120mを作業禁止、で、まあ120mのエリアは解除されたと云う事ですが。
まずこの情報が、18日の段階で発表がなかったというのはどうしてなんでしょうか
 
 
東京電力今泉氏
えーと、実際色んなタイミングがあるかとおもいますけど、えー、確かあれ、その時は私も免震棟にちょっと居たのですが、あの、それを決定した時が夕方と云うか、そこらぐらいだったと思います。
特にそれを言わなかったという、大意は無いんですが、あのー、大変申し訳ありませんでした。
そこの部分について申し上げるべき事だったとは思います。
あの、大変申し訳ありませんでした。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
で、その28mと、120mまあ、高さが120mなので、それかなとは思うのですが、この数字の根拠は、というのを知りたいのですが。
 
 
東京電力今泉氏
あ、すいませんもう一回お願いします。
 
 
おしどりマコ
はい、半径28mを立ち入り禁止、半径120mを作業禁止、されたことの、この数字の根拠です。
 
 
東京電力今泉氏
あのー、実際あのー、損傷があったときに、どれくらいの範囲で影響が出てくるだろうということで、最初120mという所で設定しています。
で、その後、実際に簡易な評価ですが、実際に、そこが脱落したり、折れたりしたことがないということも確認をさせていただいて。
そうは言いましても、やはり上からボルトがおっこってくるとかですね、そういったことも想定されますので、全部を禁止区域から外すのではなくて、ちょうど真下の所の28m半径の所には、やはりそういったものが落ちてくる事を想定されるということで、そこはまだ残した、ということでございます。
 
 
おしどりマコ
あっはい、その28の数字の根拠というのは特には、、、。
なんというんでしょう、 30でもなく、 25でもなく28だったという数字の根拠を知りたいのですが。
 
 
東京電力今泉氏
はい、えーと、なんか落下物に対する、、、。
何というんでしょうか、スタック、廃棄筒が何かこう壊れて落ちてくるとかそういうことではなくて、中の上の方についているボルトとかそういったものが落下して、それが下にいる作業員の安全を阻害すると云うことを1番心配したわけでございますが。
どうもその、算定をするに当たって、建設工事公衆災害防止対策要綱土木工事編 という所にそういった場合の、作業禁止区域を算定するどうも根拠があるようでして、それを使いまして28mの設定をしたということでございます。
 
 
おしどりマコ
ありがとうございます。
シミュレーションですね。
で、あのこの立入禁止はまだ解除されていないということで、搬入口から建屋内に入れないという状況で、 1号機カバーリングの付帯調査等に遅れが出て作業に支障をきたしているということを現場の方々に伺ったのですが。
これは立入禁止の解除というのはどのようなスケジューリングで想定されているのでしょうか。
解除はされるのか、されないのか。
 
 
東京電力今泉氏
今、実際にはこのスタックの健全性については、簡易評価で今こういう状態になっていますが、現在もう少し詳細な評価を実施してございます。
で、その結果を踏まえて、判断をしていきたいと思っておりまして、これを今、急いでいるところでございます。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
で、 25日の資料に3次元解析の結果をある程度出しておられますが、破断がある部分は地震動の最大応力の発生位置ですので、東京電力はあの破断があるスタックは、どの程度の地震まで耐え得ると推測されているのでしょうか。
 
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東京電力今泉氏
えーと、まあ、実際にあそこがですね、破断した状態で、いわゆる限界解析というか、限界評価というところまでは実施してございません、正直申し上げて。
ただ、その時に使っている地震動というのは現在私どもが設計に使うSSの地震動でございます。
で、設計上考慮すべき地震動については、現在満足しているというふうに考えているところでございます。
 
 
おしどりマコ
わかりました、ありがとございます。
あと、シルトフェンス切断の際の、この5 、 6号機放水口北側の数値について伺いたいのですが。
これ、過去6ヶ月の変動範囲内だということで、過去6ヶ月のプロットした物を見直したのですが、 max 7.5Bq / L というのは、No.1の護岸エリアの汚染水の漏洩が見つかってから少し上昇が見られた際の値だと思うのですが、それは変動範囲内、汚染水の漏えいの影響がない値として見ておられるということですね。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、まあ過去にあった変動の一つとして考えているということです。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
これ、Cs137、Cs134とかは少し、通常の5、6号機放水口北側はほぼNDの場合が多いですので、このような値が最近になって出るというのは、少し高いのではないかと思うのですが。
これ、変動内?
 
 
東京電力今泉氏
一応今、私ども変動内と考えておりますけども、定例的にこれはサンプリングして参りますので、そういった結果を踏まえて状況についての認識をしっかり持っていきたいと思っています。
 
 
おしどりマコ
わかりました、すいませんたくさんあって。
あの、クレーンが伏せるように折れた際の油圧のチェックというのはもう終わったのでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
あ、えーと、その伏せる際に油圧のチェックをしたかということ. . 。
 
 
おしどりマコ
あ、いえ。
その伏せた当該のクレーンの、評価、点検結果などです。
 
 
東京電力今泉氏
実際にクレーン、その時に油圧のチェックをしているかどうか、というのは私も今、確認をして来ていませんので確認をさせていただきたいと思います
 
 
おしどりマコ
分りました。
ちょっと以前から質問しておりましたので。
 
 
東京電力今泉氏
申し訳ありません。
 
 
おしどりマコ
少し古い件の質問になってしまうのですが。
先月、 8月12日に免震重要棟の前で10名の方々が身体汚染が見つかった件で、東京電力の方で3号機の瓦礫撤去の際のダストによる影響ではないか、ということをお示ししていただいたのですが、17名ほど並んで居られてなぜ飛び飛びで10名の方々が汚染されていたのか、という件に関しての推測なり、評価なりというのはあるのでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
あのー、1つはやはり、風に乗ってこちらにその瓦礫の撤去場所から吹いてきたものがあるので、まあ、一律にそれぞれの身体にまんべんなく付着したかというとそこは、まあ、いくつかのばらつきがあってもおかしくは無いのかなあと思っています。
ただ、 4ベクレル以下という結果でございますが、その下で幾つかデータが、ちょっとこれは確認できないのですが、例えば4ベクレルでも4ベクレルにかなり近いデータであるとか、そういったばらつきもあるのではないか、とは思っておりますけれども、そういった意味で3号機からの距離も結構ありますので、そこでの濃度の濃淡と云うのがまたのではないかなと云うふうには思っております。
 
 
おしどりマコ
分りました。
あの、過去のことで少しご確認していただくのが心苦しいのですが、その汚染された方々が東京電力の社員の方がたで、汚染のなかった方がたが協力企業の方々だったのですが、その協力企業の方々はサージカルマスクだったのか、全面マスクだったのかを確認していただくきたいのですが。
 
 
東京電力今泉氏
そこの、バス待ちで待っていたかと思いますので、 、ああ、そういうことですね。
 
 
おしどりマコ
ノーマスクエリアで全面マスクを着けていたかどうかです。
 
 
東京電力今泉氏
アナが出た直前でございますので、その時点ではサージカルマスクじゃないかと思いますがちょっと確認いたします。
 
 
おしどりマコ

わかりました、よろしくお願いします。
 
 


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