【東京電力からのご連絡】多核種除去設備(ALPS)C系統におけるスラリー移送ポンプの停止について(続報3)?

| トラックバック(0)

ALPSの流量低下は、梯子を固定していたゴムパッドが剥がれて、詰まった、とのこと。

けど、下記の文章、


『回収した異物を「ゴムパット」とお知らせしておりましたが、正しくは「ゴムパッド」です。お詫びして訂正いたします。』

そんな些細なことをお詫びして訂正せずに、
もっと大きなことを謝罪して訂正してください。

情報開示とか!安全対策とか!

(東京電力からのメール15:23)

────────────────────────────────────
             東京電力からのご連絡
────────────────────────────────────

報道関係各位


 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。

 多核種除去設備(ALPS)C系統におけるスラリー*移送ポンプの停止につ
いての続報です。

○バッチ処理タンク2C内部調査の結果をお知らせします。

○バッチ処理タンク内部には、タンク内部を昇降する仮設梯子固定用のゴムパッド
 (以下、「梯子用ゴムパッド」という)が2箇所、仮設足場設置用のゴムパッド
 (以下、「足場用ゴムパッド」という)が4箇所あり、合計6箇所のゴムパッド
 があり、梯子用ゴムパッドはテープで取り付けられており、その内1箇所が剥が
 れドレン孔を塞いだため、流量が低下したものと判断しました。

○そのため、残り1箇所の梯子用ゴムパッドについても回収いたしました。

○なお、足場用ゴムパッドについては、接着剤で固定されていることおよび取り
 付けた状態に異常のないこと、さらに、バッチ処理タンク2C内にその他の異
 物が無いことを確認いたしました。

○また、バッチ処理タンク1Cについても、同様の調査を進めております。

○なお、前回お送りした続報2において、回収した異物を「ゴムパット」とお知ら
 せしておりましたが、正しくは「ゴムパッド」です。お詫びして訂正いたします。

○多核種除去設備の系統図および点検結果の資料については、当社ホームページに
 掲載しておりますので、ご参照願います。
  URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2013/images/handouts_130929_03-j.pdf

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

*α核種等を取り除く目的で、処理水に塩化第二鉄、苛性ソーダ、ポリマーを添
 加することにより形成される沈殿物を含む液体。

(以下、お知らせ済み)
-------------------------------------------------------------------------
○バッチ処理タンク2Cの水抜きを行い、カメラによる内部確認を実施したとこ
 ろ、内部に異物らしきものを発見し、回収いたしました。

○回収した異物については、タンク内部を昇降する仮設の梯子を固定するために
 使用した、ゴムパッドと判断いたしました。

○引き続き、バッチ処理タンク2C内部の調査を継続してまいります。

○また、バッチ処理タンク1Cについても、今後準備が整い次第水抜きを行い、
 同様の調査を行います。

○なお、昨日お送りした続報において、多核種除去設備C系統の循環待機運転の
 解除日時を「9月27日午後4時04分」とお知らせしておりましたが、正しくは
 「9月28日午後4時04分」です。お詫びして訂正いたします。

(以下、お知らせ済み)
-------------------------------------------------------------------------
○移送ポンプの停止後、多核種除去設備C系統は循環待機運転に移行し、設備の
 確認を行っておりましたが、スラリー移送ポンプおよび移送配管(バッチ処理
 タンク1C,2Cの排出ライン合流部から循環タンク)に異常がないこと、ま
 た、バッチ処理タンクおよび移送配管からの漏えいがないことを確認いたしま
 した。

○今後、バッチ処理タンク2Cの水抜きを行い、カメラによるバッチ処理タンク
 2Cの内部確認を行うため、9月28日午後4時04分に、多核種除去設備C系統
 の循環待機運転を解除しております。

(以下、お知らせ済み)
-------------------------------------------------------------------------
○多核種除去設備C系統は9月27日午前0時04分からホット試験(水処理設備で
 処理した廃液を用いた試験運転)を開始していましたが、同日午後10時37分に
 前処理設備のバッチ処理タンクからスラリーを排出するラインにおいて流量が
 十分出ていないことが確認されたため、スラリー移送ポンプを停止し、スラリ
 ーの排出ラインについては循環待機運転に移行しました。

○原因については現在、調査中です。

○ホット試験については継続しています。

                                 以 上 



 


トラックバック(0)

トラックバックURL: http://daily.magazine9.jp/mt/mt-tb.cgi/1256