2014年12月アーカイブ

201412 4日 東京電力定例会見 よりおしどりマコちゃんの質疑部分文字起こし
 

毎週木曜日は Jビレッジ、福島広報部、本店本館会見場の 3カ所を中継しての会見。
毎週木曜日は Jビレッジ、福島広報部、本店本館会見場の 3カ所を中継しての会見。


おしどりマコ

確認ですが本日も Jビレッジの会見場では記者は0(ゼロ名)ですか。 


東京電力ヤマト氏
冒頭に申し上げた通りです。 


おしどりマコ 
すいません、冒頭におりませんでして。 
毎回要望しますが、現地からの記者会見、情報発信という意味では、 
本店の白井さんが現地に行かれ。
そして 7月から来られた、私は個人的に好きなんですが「自称情報音痴」の川村さんが現地で記者会見をされている意味が分かりませんので、現地の情報に詳しい方が Jビレッジに出席されての記者会見を要望します。 
現在の記者会見の形式のご検討をおもう一度要望します。
よろしく願いします。
質問ですが、サブドレン No.17を閉塞してから、閉塞効果確認ということで。
11 20日以降、水位測定をしているはずですが、どれぐらいのスパンで何回ほど測定しているのでしょうか。
 
 
東京電力川村氏
実施していて、評価中なので手元に数字がありませんので確認をします。
 
 
おしどりマコ
分かりました。
それはご確認されて、回答を今日中にいただけるという事ですか。
 
 
東京電力川村氏
えっとね、それで、あの、ひょ評価中ですから、当然その評価が終わった時点で、そんな遠くない将来お知らせできると思います。
今日は、ですからお知らせはできまっせん。
 
 
おしどりマコ
分かりました。
具体的な数字ではなく、どれくらいのスパンで今まで何回測定したか、
というのもわからないという事ですか。
 
 
東京電力川村氏
はい。すいません。
ちょっと今ありません。
 
 
おしどりマコ
分かりました。
では、閉塞効果確認のもう一つは。
サブドレン No.18No.19 の濃度測定で、これは 27日に採取してからその後、測定値の発表がないのですが。
No.18,19も、どれぐらいのスパンで計測されるのでしょうか。
 
 
東京電力川村氏
あの、いまの質問と同じになるかもしれんが。
それ、 17、あ、ごめんな、あの、答えと、同じなるかもしれませんが。
17の効果っていうのを全部ちょっと纏めてますんで。
その時にお示ししたいとおもいます。
 
 
おしどりマコ
あ、 No.17の効果というか、サブドレン No.1819 の測定結果は今までに、何度も何度もでていますが。
その、測定のスパンを教えて頂きたいのですね。
今まで、定期的にはないので。
20141204会見04
 
東京電力川村氏
週に 1回です。
週に 1回ということになっています。
 
 
おしどりマコ
週に 1回。
過去、 3日後とか4 日後というスパンでの測定もあったが、
それはイレギュラーという事ですか。
 
 
東京電力川村氏
多分その、線量が上がったとき?上がった時は頻度を増やしますが、それはイレギュラーなことだと思います。
今仰っているのは。
 
 
おしどりマコ
いえ、上がった時ではなく、先月末でも 3日おきなど。
先々月にあがりましたが、先月でも割と頻度、間隔を短くして測定しておられるんですね。
現在は週 1ということですか。
 
 
東京電力川村氏
じゃあすいません。
先月の末時点という事ですね。
ちょちょっと確認します。
 
 
おしどりマコ
分かりました。
では、労働環境アンケートの第 5回の結果が出ていますが。
 4回まではこの定例会見でも結果を公表しておられましたが、
何故、第 5回ではこの定例会見で結果を公表されておられないのでしょうか。
 
20141204会見02
記者の参加人数が少ない本店本館会見場
東京電力川村氏
あの、先週の同じ木曜日に配って説明しています。
 
 
おしどりマコ
あ、すいません。
それは失礼いたしました。
木曜日に来ておりませんでしたもので。
では、それに関する質問をしたいのですが。
あ、それは今しない方がいいですか、、?
でもします。
エコー委員会についてうかがいます。
その労働環境アンケートの中で、各評価の「知らない」というのを除いた割合の評価で。
エコー委員会について「良い」若しくは「まあ良い」という回答が 9割を超えていますが。
「知らない」と回答が最も多く。
それを入れると、エコー委員会について「知っている」と回答した方々は
6割を切る5 割ちょっとですが。
このエコー委員会の認知度についてうかがいたいのですが。
このエコー委員会の認知度は、この様な「知らない」という答えの割合を除いた評価でいいのでしょうか。
すいません、1 Fでエコー委員会。
 Fでパートナーシップ委員会という現場の方々からの意見を受け取るための、、、。
 
 
東京電力ヤマト氏
すいません、質問の主旨がよく分らないのですが。
何を確認されたいのでしょうか。
 
 
おしどりマコ
その労働環境影響アンケート 1ページ部分。
エコー委員会について「良い」または「まあ良い」と答えているのが 9割という評価になっているのですが。
それは「知らない」という答えを除いた割合の評価という事にになっているので。
事故前からエコー委員会はありましたが、認知が低い事は、認知度を高めるための活動をしていたのに、なぜ「知らない」という割合を除いて「 9割達成している」という評価にされているのか。
という質問です。
 
 
東京電力川村氏
、、、、。
 
 
おしどりマコ
すいません。資料をお持ちでなかったんですね。
申し訳無いです。
 
 
東京電力川村氏
これはエコー委員会だけではなくて、ただ単に結果をまとめただけなので。
同じ考え方で纏めています。
「知らない」という人が多いのは仰る通りなんですが。
最後の方を見ていただくと、アンケートを採った時点で、比較的1 Fに来てから新しい方が多いんですね。
そういった事もその「知らない」ということに繋がった要因ではないかと思っています。
当然ながらこういう活動をやっていますから「ありますよ」という事は皆さんに知っていただき、活用してもらえるのは良いとは思います。
 
 
おしどりマコ
分かりました、ありがとうございます。
すいません、第 4回でもエコー委員会の認知度はかなり低かったのですが。
この資料の一番最後に「 3回、4 回、 5回での全体的な評価は上がってきた」。
となっていますが、エコー委員会に関しては連続の評価をされておられない。
認知度がずっと低いにもかかわらず、連続の評価をしていないのはどうしてですか。
という事と、以前は、原発事故前は、エコー委員会に寄せられた意見に対する説明会の取材がありましたが、事故後はその様な説明会の取材等はないのでしょうか。
オープンにはなってないのでしょうか。
 
 
東京電力広報小林氏
おしどりさん、あの、取りあえず今日の資料のご質問を先にさせていただいて、それから、、。
質問を後にするよう促す広報小林氏
質問を後にするよう促す広報小林氏
 
おしどりマコ
わかりました。じゃあ一番最後に、そうします。
最後によろしくお願いします。
 
 
 
東京電力広報小林氏
最後にご回答出来ることなら回答しますし、別途時間を取らせていただきます。
 
 
 

2回目の質問

 
おしどりマコ
エコー委員会についての質問ですが。
エコー委員会は事故前と同じように 発電所運営全般に関する空き全提案の窓口 で。
そして 業務改善提案BOXと よろず相談窓口からのものを話し合う部所。
事故以前と変わらないという内容の確認ですが、それで宜しいですか。
平成 25年、、、、。
 
 
東京電力川村氏
私の知ってる限りでは前と同じですが。
復活したばかりなので、まだあまり出ていないと思いますが。
 
 
おしどりマコ
平成 254 月にエコー委員会は再開されたと思いますが。
去年の 4月ですよね。
再開されたばかりではなく。
 
 
東京電力川村氏
すいません。
平成 254 月からの再開はその通りです。
私が実績を把握してないので調べさせてください。
 
 
おしどりマコ
分かりました。
これがきちんと機能していれば、年に 1回しかない労働環境アンケート だけではなく、
労働環境は改善されると思うのですが。
前回に引き続き、これの認知度が引くにもかかわらず、第 4回、第5 回の「知らない」という回答が多かったにもかかわらず、対策を取られていない、盛り込まれていないのは何故でしょうか。
 
 
東京電力川村氏
えっと、対策を取っていないというか、再周知ですとか、ポスターみたいな物をちょっと目立つ物に変更するとかですね。
ご意見箱の設置場所も目立つ場所に移すとかそういった様な対策は実施しをしていますけれども。
 
 
おしどりマコ
分かりました。
ではお調べしてご回答して頂きたいのですが。
事故前はエコー委員会は毎週木曜日。
パートナーシップ委員会は毎月第 2、第4 火曜日の開催でしたが。
昨年 4月に再開されてからどのような開催頻度になっているのかという事が 1点。
2点目は、事故前はエコー委員会に寄せられた意見の内容や数などを公表されておられましたが。
事故後はされないのでしょうか。
これをご確認の上、回答をよろしくお願いいたします。
 
会見後に回答をお持ち下さる川本氏
会見後に回答をお持ち下さる川本氏
 
 
  

2014年12月1日東京電力定例会見より
おしどりマコちゃんの質疑部分文字起こし


1201kaiken01
おしどりマコ
サブドレンのNo.20の全βの値が最高値のなっていますが。
サブドレンの汲み上げにおいて、横管でつながっているのはNo.15?No.19なのに、
なぜNo.20 の全βが最高値の様に上昇傾向なのかという事に対して何か評価はされてるのでしょうか。


東京電力小林氏
今ご指摘の通り、No.20は確か独立したサブドレンの色になっているかと思います。
場所的には大体、・・の隣という事で近いエリアにはあったかと思います。
こちらがどのような流れを示しているかについては。
特別何か決まった物があるかというと、今のところ調査を継続しているという事ではっきりとしたことはわかっていないです。
ただ、過去から線量が上がることに対してはやはり、雨が降った際の影響が非常に大きい様ですので、そう云う所も含め現在調査中です。
尚、先月末あたりから少しまとまった雨が降っている様でして、その頃から少し線量も上がってきてる部分が見られている様です。


おしどりマコ
わかりました。
No.18、No.19 の放射性物質の濃度の上昇をNo.15、No.16 、No.17から横管で繋がってる為だという事は原子力施設監視評価検討会でもご説明されてましたが。
その際、委員から「横管からではなく、何か汚染源、漏えい源があるのではないか」という指摘を10月からされてますが、その調査の中にNo.15、No.16 、No.17以外の漏えい源や汚染源の調査というのは含まれているのでしょうか。


東京電力小林氏
今、どういう形で調査が実施されてるかについては申し訳ありませんが、私が把握できてません。
元々、このNo.15、No.16 、No.17、No.18 、No.19という様なこのサブドレンの場所の一部はがれきの撤去が出来ないような状況にあり、その下の状況の詳細が確認できていない部分。
それから、排気筒の付け根のところにあります配管で10sVという様な値が出ているんで、その近辺での作業は現在実施していないと云う所もありますので、詳細なところについて、どういった形でその周りを見てるかは今、はっきり決まってないのではないかという風に思います。
いずれにしてもそう云う所を含めて雨が降った際に、そういう物が流れ込む可能性も含めて原因があるであろうと、云う所からそのサブドレンが繋がってる所を遮断するという事で、No.17のサブドレン、これを充填して詰めていくという様な作業が今進められている所です。
それによって下流側の影響を下げようという状況です。


おしどりマコ
すいません、それは存じてるんですが。
No.17を閉塞しているにも関わらず、繋がっていないNo.20がなぜ上がっているか。
という質問だったんですね。
特に漏えい源、汚染源の調査は横管で繋がってる所以外にはされていない、という事ですね。


東京電力小林氏
それは先程申し上げた通り、私が今把握できていないので。


おしどりマコ
分かりました。
ありがとうございます。
では、被ばく線量の評価状況について伺います。
発表が遅れた誤り、とは具体的に何なんでしょうか。


東京電力小林氏
まず、分布表の作成ツールというのを使ってまして、その中にデータを入力して、修正をしていくわけですが、その修正の部分に誤りがあった、という事だそうです。
それから、このツール自体がシステムから複数のデータを抽出して取り込んでいるという事があり、抽出する日がずれていたという事が確認されています。
それでデータの整合が取れていなかったのでそこを改めて確認させていただいたという事です。
根本的な間違えが有ったというよりは、システム上の入力に少し誤りが発生した関係で出来上がったデータが間違ったものになってしまったという状況だったようです。


おしどりマコ
分かりました、ありがとうございます。
平成26年9月の単月の「被ばく線量の分布」の被ばく線量を見ますと、先月出ました速報値と比べて、10m超え20m以下の方が20人増加されています。
確認ですが、速報値がAPDによる値で、その後ガラスバッジなどの積算線量計の値を加算して増加させる。
といった理解でよろしかったでしょうか。
1201situmon01

東京電力小林氏
そうですね、基本的にガラスバッジの現像というのは時間がかかりますので、まず暫定値という形で分かっているものが一つ上げられるかと思います。
それからホールボディー等に含めて評価があるかと思いますので、そういう物と含め最終的な評価結果が出て来たところで最終の確定値を載せさせていただきますので、場合により数か月ぐらいずれる場合があるかと思います。
必ず前月分がフィックスしてるという事ではなくて報告のタイミングによって集計の時期に間に合うかどうかと云う所があるかと思います。
いずれにしても、この報告書を作った段階では最新のデータをいただいてそれを織り込んだ形での評価をしているものです。


おしどりマコ
分かりました。
毎回、暫定値と確定値を比較してますが、1か月で20人も増えたというのはここ一年で見ましても、急な増加なのですが、この増加をした方々というのは、どういう理由で若しくは、どういう作業の方々なのでしょうか。
例えば、サブドレンの作業などで、指のリングバッジを付けていた為、リングバッジの評価が入った為線量増加の評価が多かったなど。
何らか特定の事象があれば教えていただきたいです。


東京電力小林氏
実際どのような作業をしていたかについては。
まず、サブドレン関係の設置工事ですとか、関連のじゅきゃく工事、これらを管理していた方。
それから、汚染水の対策関係ですね、この対策をやっている方。
それから、除染作業など1から4号機の周辺の除染対策の工事などをやっている方。
このあたりの所が対象になっている様です。
こう云う所でやはり比較的線量の高いエリアの作業をされている方が10mから20mの間に入ってきているそういう様な状況です。


おしどりマコ
分かりました。
具体的に、20人の暫定値から増加された方々はガラスバッジなのか、リングバッジなのかホールボディーなのかも教えていただけますか。


東京電力小林氏
対象が何で管理されてるか、という事でしょうか。
実際には、各企業さんの中で評価の方法というのはどの数字をとるのかも含めて基準があるかと思います。
その中で、APDを「正」になれるところ、ガラスバッジを「正」にされるところ等あるかと思います。
その中で各企業さんから報告を受けたものに対してその評価を載せているという事になりますので。詳細に何を以て判断したかについては、今私は把握できてません。
1201kaiken03
原子力・立地本部長代理 小林照明氏

おしどりマコ
わかりました、お調べしてご回答いただけたらと思います。
といいますのは、サブドレンや汚染水の作業をされている方々の中で。
仰る通り、協力企業の形態によってガラスバッジやリングバッジを使用されていない方々もおられますので、その場合外部被ばく線量の評価がきちんとなされてるかどうか、というのも疑問ですので、お調べしてご回答いただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。
被ばく線量の評価についてですが、今年の4月から10月までの評価の中で20mから50m以下の方々が協力企業の中で82人増えてますが、これも10月に82人増えた方々の具体的な作業を教えていただけますか。


東京電力小林氏
一概に言えるところではないですが、たとえば10から20超えの方々。
これが累積で上がってきているという方も中には含まれてきますので、すべてが一度に上がったという事ではないかと思います。
ですので色々な作業も含めてという事になるかと思いますし、特に線量の大きい方という事であれば先程お話しした様な汚染水の対策管理、サブドレン関係それkら除染関係。
こういう方々が中心になってるのではないかと思います。


おしどりマコ
分かりました、毎回の高線量被曝が予想される作業に関して、計画線量や作業後の被ばく線量等を公表してほしいと要望していますが、
「毎月月末の取りまとめで、それは賄えている」というご回答ですので、この取りまとめの時にもう少し詳細な情報も同時に教えてください。
よろしくお願いします。
あの、質問しても欲しい情報がいただけないという事ですので。
情報公開を宜しくお願いいたします。
 で、先程のご質問の関連で。
2号機のSFPの冷却ポンプの停止、で現在調査中という事で。
これは何時ぐらいに取りまとめが行われるのでしょうか。
今のままずっと原因不明ですと、何故空気作動弁が「閉」だったかという事が不明のままですと、1号機、2号機、3号機も共通要因での同様の現象が考えられますので。
これは、いつごろ取りまとめをされるのでしょうか。


東京電力_小林氏
それ程時間はかからないとは思いますが、現在コンプレッサー関係でパトロールとしては月1回のパトロールという事で、前回は11月の13日ごろですかね、こちらの点検をしています。
その際には問題が無かった事は確認済みでして、その13日から27日までの間にどのような作業があったかのか、また何かコンプレッサーのスイッチを触るような何か点検があったのかという所について再度確認をしている所です。
とりあえず現在は作業関係について確認をしている所でして、その確認ができてきまして、それに該当するような作業があれば、そう云う所が原因になるんでしょうし、なければ何かもっと違ったところを見ていかなければならないという事になるかと思っています。
何れにしましても、このスイッチ自体が・・スイッチという事で人が操作をするスイッチになっています。
容易に何かがぶつかったりして切れないようにアクリル製のカバーが付けられていた、というものですので何かがあった際に操作をした可能性はあるかと思います。
そう云う所を含めて今調査をしております。
まあそれ程時間をかけずにその辺の調査は終了できるのではないかと思います。


おしどりマコ
分かりました。
今のところ機械的な故障ではなく人為的なものがかかわっている可能性が高いという事ですね。


東京電力小林氏
はい、そのように考えています


おしどりマコ
わかりました。
すいません、最後に要望なのですが。
先程のタスクフォースの姉川常務の会見で、姉川常務ご自身が
「2011年3月の柏崎刈羽原発でのテレビ会議動画を見ていた方のメモの存在を知っているし、自分でも読んだ」という事を仰っておられました。
で、それが公開されていないものであれば、公開するように準備をする。
と仰っておられましたので、先程3月15日と申しましたが、柏崎刈羽で2011年3月、4月テレビ会議動画でメモを取っておられた物の公開を改めて要望いたします。
柏崎刈羽に限らずテレビ会議動画で2Fや他の場所でメモを取っておられた物があればその存在を姉川常務ご自身が読んだと仰っておられましたので、公表を改めて要望いたします。
よろしくお願いします。

1201kaikengo02
会見後に本音が聞けることもありますねん
会見後のマコちゃんはぶら下がったりぶら下がられたり
会見後のマコちゃんはぶら下がったりぶら下がられたり


 


 

2014年12月1日 原子力改革特別タスクフォース 記者会見
おしどりマコちゃんの質疑部分の文字起こしです。
image.jpg

おしどりマコ
昨年8月の東工大のシンポジウム、先月の国会での答弁での姉川さんのご発言を聞き、現在この位置に居られるということを個人的に大変ありがたく思っております。
タスクフォースのもくてきのひとつ。
「情報公開、リスクコミュニケーションなどを見直し、事故から得た教訓を反映させた改革を実行する」
と云う目的を踏まえた上で率直に伺います。
原子力改革監視委員会に、2011年の3月15日の議事録や、メモが一切ないと云うことは説明しておられるのでしょうか。


姉川原子力改革特別タスクフォース長代理兼同事務局長
2011年3月15日のメモという、今のご質問自体が私充分理解出来ないでおりますが、もう少し詳しくご質問をご説明いただけませんか。

image.jpg
おしどりマコ
わかりました。
各部署をテレビ会議で結んでいる、テレビ会議動画で、3月15日の物だけ音源も映像も一切ないんですね。
2011年3月14日の23時50何分まで、そして次が3月16日の朝からとなっており。
3月15日の映像、音源が一切欠けております。
そしてその欠けている間に関してのメモや議事録は一切無いのか。
と云うことを2012年から記者会見でも質問していますが。
「メモや議事録も一切無い」と云う回答をいただいております。
そして、今年話題になりました故吉田所長の「吉田調書」に関する文言も3月15日の物がトピックとなっております。
ですので、2011年3月15日に一体何があったのか。
テレビ会議動画で各部署を結んでおりますので何かしらのメモや議事録があれば少しでも手がかりになるのですが、それが一切出てきません。
そして、柏崎刈羽原発でメモをしておられた方の「柏崎刈羽メモ」と云うのがありまして。
それを私も入手致しましたが、それに関してこの記者会見で東京電力の方に伺いますと。
先月広報の方は「柏崎刈羽メモについて今後も調査をしない、東京電力としてそれは調査もしないし把握もしない。」と云うご回答でした。
ですので、「事故から得た教訓を反映させた改革を、、、」と云うことに少し齟齬(そご)があるのではないかとおもいまして。
この2011年3月15日に一切メモや議事録がないと云うことを原子力改革監視委員会の方にもご説明されているのかどうか、と云う質問です。


姉川原子力改革特別タスクフォース長代理兼同事務局長
お答えします。
監視委員会の方への回答は直接していません。
それは、それ自体が議論として質問されたとか、こちらの方から議題として上げたと云うことが無いからでございます。
ただ、それだと今のご質問への回答にはならないと思いますので、付け加えさせていただきますと。
テレビ会議の記録については、12日の夜より前、それと15日付近に空白が有ります。
で、これは私自身もその、11日の事故が起こって以降の記録で有りますとか、15日、色々当社も指摘されましたので、その事実関係を知りたいと思って探しましたけど、私の手元にも来ませんので特に、、。
まあ、努力した結果でしたので。
何処かにあってですね、それを誰かが表に出さないと云う状態では無いと云う風に私はみております。
ただ、非公式のメモ、個人のメモそう云う物も一切無いかどうかと云うことは中々、その確認もしていないのでお答えし難いのですが。
おそらく従前の皆様へのご回答は公式の議事録、そういった物が無いということで。
それはテレビ会議が記録されている12日、13日、14日の間でも公式といっていい様な議事録がございませんので、結局あれはテレビ会議を文字起こしした様な状態で事実関係をお話ししてますから、そう云う意味では私自身は15日のなんか正式な議事録が無いのはやむ負えないのかなと云う風には思ってます。


おしどりマコ
ありがとうございます。
この通称「柏崎刈羽メモ」についてもやはり今後は把握はされない、と云う考え方なのでしょうか。
個人なメモについても調べられないと云う事なんでしょうか。

姉川原子力改革特別タスクフォース長代理兼同事務局長
柏崎刈羽に限らず、1F、2F、柏崎についてはですね、事故の関連の時どの様に推移したか。
と云うのは当社が1012年の6月にその、事故調査報告書、国会事故調、政府事故調が出る前後の会社としての報告書だったと思います。
その時に後半に、何か記憶にある方、若しくは何かメモを持っている方そう云う方を訪ねて調査してまとめ上げたのがあのレポートになっておりますので。
こういう調査ですから完璧にと云うことは中々申し上げられませんけれど、あれは相当な手を尽くして、事故の当時を再現してまとめたレポートだと云う風に私自身も思っております。


おしどりマコ
ありがとうございます。
真摯なご回答ありがとうございます。
東工大でのシンポジウムでは、姉川常務はこの社内事故調に関してもかなり批判的なコメントをされておられましたが。
この事故当時のメモについても、まあこれに関しては充分であったと云う誤認識なのでしょうか。
姉川原子力改革特別タスクフォース長代理兼同事務局長
はい。
原子力安全改革を開始した背景でも述べました様にですね。
あの報告書は事故の顛末については一定の精度。
中々難しいのですが、事故が起こった時その当時も混乱してますから。
それを掘り起こして書いてますので、その点については評価出来ますが、事故を防げなかった背景としての組織的に我々の技量の問題、安全意識の問題。
そう云うところに踏み込んでいないのが問題である。
と云う風に私自身も思っておりますし、それが故に福島事故の総括及び原子力安全改革プランと云う物を翌年の3月にまとめて、これも会社として出した物で有りますが。
足りなかった部分を補完したと云う形になっているかと思います。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
最後に確認なんですが。
この通称「柏崎刈羽メモ」については、やはり東京電力として今後も調査をされないと云うご回答で宜しいでしょうか。


姉川原子力改革特別タスクフォース長代理兼同事務局長
柏崎刈羽において、テレビ会議を見ながら文字起こしをしている記録があるのは私も承知をしておりますし、私自身も読んでおりますし、それについてクローズされていることは無いと思ってるんですけれども、その範囲のことを仰ってるかどうか、今その確認する術が有りませんので。
おしどりさんがご質問の範囲がそうであったか、今までの会見の事も担当してる者に確認した上で出すべき物が出ているのかを見た上で、そしてまだ存在する物が有るんであれば、追加の調査をしますし、充分今まで自分たちが把握してる物が出てるんであれば以上で持ってるものです。
と云うような答えになると思います。
それはちょっと確認させて下さい。

おしどりマコ
ありがとうございます。
よろしくお願いいたします。
2011年3月15日のメモについてです。
宜しくお願い致します。

・おしどりの2人への「ご祝儀口座」はこちらから!

ご贔屓さま方の応援をお待ちしてます!!


1

最近のコメント