緊急メール

(東京電力からのメール。18:42)


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             東京電力からのご連絡
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報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいただ
いた方にお知らせしています。

 福島第一原子力発電所 淡水化装置(逆浸透膜式)からの水漏れについて、その
後確認された情報についてお知らせします。

○水たまりの表面線量率を測定したところβ線が1.33mSv/h、γ線が0.07mSv/hであ
 り、また、漏れた水の放射能濃度を分析した結果は以下のとおりです。

 ヨウ素131:ND(検出限界値(2.0×10の-1乗 Bq/cm3)未満)
 セシウム134:1.0 Bq/cm3
 セシウム137:2.1 Bq/cm3
 全β:2.7×10の4乗 Bq/cm3

○その後の調査で、漏えい箇所は、淡水化装置(逆浸透膜式)No3の高圧ポンプ
 出口配管の接続部分であることを確認しました。

○原因については、今後調査する予定です。

○なお、淡水化装置(逆浸透膜式)No3の別の系統による淡水化処理を開始しま
 したが、同じ箇所から1滴/10秒程度の漏えいを確認したことから、ビニール養
 生により漏えいの拡大防止を図っています。

○当該漏えい箇所は弁により隔離しておりますが、淡水化装置同士は配管でつなが
 っており、念のため、現在、淡水化装置(逆浸透膜式)No3については、午後
 4時に全て停止しております。

○淡水化処理した水は十分にあること、また淡水化装置No2など別の淡水化装置
 は運転可能な状態であることから、原子炉注水への影響はありません。

○本件については、9月18日(火)に予定している定例会見でご説明させていただ
 きます。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

【以下お知らせ済】

○本日(9月15日)午前9時42分頃、福島第一原子力発電所 淡水化装置(逆浸透
 膜式)No3の高圧ポンプ出口付近より、水が漏れていることをパトロール中の
 当社社員が発見しました。

○水の漏えいを停止するために同時刻に当該淡水化装置を停止し漏えいは滴下程度
 となり、午前11時15分に漏えいが停止したことを確認しております。

○漏れた水の量は7m×7m×深いところで約5mmの範囲で、同装置の堰内にと
 どまっており、建屋(ジャバラハウス)外への流出はありません。

                                  以 上



 


(東京電力からのメール、11:50)

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             東京電力からのご連絡
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報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいただ
いた方にお知らせしています。

○本日(9月15日)午前9時42分頃、福島第一原子力発電所 淡水化装置(逆浸透
 膜式)No3(高圧ポンプ出口付近)より、水が漏れていることをパトロール中
 の当社社員が発見しました。

○水の漏えいを停止するために同時刻に当該淡水化装置を停止し漏えいは滴下程度
 となり、午前11時15分に漏えいが停止したことを確認しております。

○漏れた水の量は7m×7m×深いところで約5mmの範囲で、同装置の堰内にと
 どまっており、建屋(ジャバラハウス)外への流出はありません。

○漏れた水は、淡水化処理前の水で、淡水化装置(逆浸透膜式)入口の水の放射能
 濃度は、至近の測定結果では以下のとおりです。

 ヨウ素131:ND(検出限界値未満)
 セシウム134:2.5 Bq/cm3
 セシウム137:3.5 Bq/cm3
 全β:7.1×10の4乗 Bq/cm3
 (平成24年8月21日採取)

○今後、漏れた水の放射能濃度を分析する予定です。

○なお、淡水化処理した水は十分にあること、また他の淡水化装置の運転は可能な
 状態であることから、原子炉注水への影響はありません。

○本件については、引き続きメールにて情報発信いたします。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。



 


(東京電力からのメール、17:32)

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             東京電力からのご連絡
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報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。

○本日(9月9日)午後3時3分頃、福島第一原子力発電所2号機タービン建屋
 1階にある2号機原子炉格納容器ガス管理システムの配管(ダクト)から音が
 していることを当社社員が確認しました。

○現場を調査したところ、当該配管1箇所に小さな穴が見つかったことから、応
 急処置としてテープによる補修を行い、午後3時28分に気体音が止まったこと
 を確認しました。

○また、プラントパラメータの値に変化はなく、原子炉格納容器ガス管理システ
 ムは運転を継続しております。

○なお、発電所内のモニタリングポストには有意な変動は確認されておりません。

○原因については、今後調査を行ってまいります。

○本件については、明日(9月10日)予定されている定例の記者会見で概要をご
 説明させていただきます。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。


以 上



 


※流量の低下は小さくなったため、頻繁な調整は必要なくなったようです。
相変わらず原因は不明だけど、会見では、ゴミの可能性が高い、とのこと。
異物を取り除く作業をするたび、流量の低下が小さくなるような感じなので、ということでした。

(東京電力からのメール、11:01)

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             東京電力からのご連絡
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報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。

○8月30日に発生した1号機、2号機、3号機の原子炉注水量の低下(運転上の
 制限からの逸脱)について、その後の状況についてお知らせします。

○前回のお知らせ以降、流量に大きな低下が見られていないため、注水量の調整
 は行っておりません。

○本日(9月9日)午前10時における各号機の注水量の状況は以下のとおりです。

(9月9日午前10時時点)
 ・1号機:4.9m3/h(必要注水量3.8m3/h)
 ・2号機:7.0m3/h(必要注水量5.4m3/h)
 ・3号機:7.0m3/h(必要注水量5.4m3/h)

○午前10時における各号機の原子炉圧力容器下部の温度は以下の通りで、有意な
 変化は見られておりません。また、他のプラントパラメータにも有意な変動は
 確認されておりません。

(9月9日午前10時時点)
・1号機:35.7℃
・2号機:48.8℃
・3号機:52.3℃

○また、本日(9月9日)午前9時00分より、水中ポンプを用いたバッファータ
 ンク内の浮遊物等の浄化作業を再開いたしました。

○引き続き、原子炉注水量を監視し、必要に応じて注水量の調整を行ってまいり
 ます。

○注水量が低下する原因については、引き続き調査を行ってまいります。

○今後の状況につきましては、改めてお知らせいたします。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。


以 上


 


(保安院からのメール、17:22)



関係者各位

標記の件について、関西電力大飯発電所3、4号機に係る情報がありましたのでお
知らせします。

本日(7日)14時57分頃、大飯発電所3,4号側の電動消火ポンプのモーター
単体の試運転を実施していたところ、1,2号側のディーゼル消火ポンプが作動し
たことを示す警報(「12ディーゼル消火ポンプ作動」警報)が発生しました。

14時56分、電動消火ポンプのモーター単体試運転を開始。
14時57分、ディーゼル消火ポンプ作動警報が発生。
15時00分、ディーゼル消火ポンプを停止し、当該警報をリセット。

今回の警報は、電動消火ポンプのモーターを単体で起動したことでポンプ出口の水
圧が確認されなかったことから、1、2号側のディーゼル消火ポンプが自動起動し
たことにより発生したものであり、正常な動作として発生したものです。
こうした試験は過去にも実施しており、同様の警報が発生しています。

今回の警報発生は、電動消火ポンプのモーター単体試験に伴うものであり、火災等
の発生によるものではありません。

大飯3、4号機の運転状態に異常はありません。
また、外部への放射性物質による影響はありません。
現地保安検査官が現場確認を行っています。

今回の警報は、「発信が予想される警報」に該当しますので、今後、そのように取
り扱いたいと考えております。

以上。



 


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