5月22日東京電力記者会見マコちゃんの質疑

マコちゃんの質疑の書き起こしですねん!

SANY0338.JPG おしどりマコ:3号炉のTIP室の調査に関連してですけれども。2号機のTIP室のアクセスルートより、大分距離的に短いのですが、388mSv/h という高い雰囲気線量率の付近を通りますが、大体作業時間はどれ位で被ばく線量はどれ位と、計画されているのか教えて下さい。 続きまして、放射性物質ではなく化学物質についてですが。福島第一原発の事故により、どれぐらいの量の化学物質を環境中に放出したか、東京電力では把握されているのでしょうか。 そして、 PRTR法、化学物質排出把握管理促進法では、平成23年度の環境中の化学物質の排出量を事業者が平成24年度の4月から6月末までに提出、提出、届け出をする事になっておりますが、何かその用意はされているのでしょうか。よろしくお願い致します。 最期に4号炉の使用済燃料プールについてですが、作業員何人かに取材しました所、11月からカバーリングをし、来年5月に完成をして、それから使用済み燃料棒を取り出すというふうになっているそうですが、今そのカバーリングの土台作りをしているという事ですが、これは事実でしょうか。 そして使用済み燃料棒を取り出すという目処、何かやり方はついているのでしょうか。 どうぞよろしくお願いします。

東京電力松本氏:先ず、今回の3号機のTIP室の調査でございますけれども、あの、被ばく線量という事では計画線量で約最大最大6mSv を一人あたり、考えております。 これはこのTIP室の扉を開けに行く人が該当するのではないかという事で考えておりますけれども、実際にはこの南側の二重扉の所まで社員がクインス2を運んだ後は、クインスは自走して扉の手前まで参ります。で、扉の手前で空間線量を計って100mSv/h程度であれば、短時間、人が行って鍵を開けて扉を開けっ放しに出来ると思いますので、そこまで走っていって扉を開けて帰ってくる。という所で6mSvという風に見ています。 で、その後、クインス2は遠隔操作でTIP室の中、それから南の二重扉まで帰って来ますので、社員の被ばく線量は、特にそれ以外の部分では多くないという風に思っています。 それから、化学物質の放出量に関しましては、現在、福島第一の事故の状況でどういった法律が適用されるかについては確認さして下さい。 いわゆる通常の事故でない場合の手続きが基本的に想定されている上で、法律手続きも決まっていると思いますので、今回のような事故が起こっている場合に、どういった法律が適用されている状況なのかについてはちょっと確認します。

おしどりマコ:ありがとうございます。 ではPRTR法ではなく、環境中に放出した化学物質の量は把握されているのか。

SANY0344.JPG 東京電力松本氏:えっと、基本的には評価しておりませんが、いわゆる環境に影響がある程度の物質は、事故の対応にあたっては使っておりません。あの以前、ヒドラジンが問題になりましたけれども、ヒドラジンもいわゆる化学物質の規制のかかる濃度以下の状況で使っておりますので、当然それほど濃いものを使っているわけではございません。 それから、あと水処理設備関係で化学薬品を使っておりますけども、それもあの、手続きとしてはやっているところです。 ただ、質問の趣旨にあったような、元々発電所の中にあった様な化学物質が、今回の事故で管理ができてない状況になっておりますので、それがまあ、今の時点でどういうふうな法律上の適用がされるかについてはちょっと確認させて下さい。

おしどりマコ:ありがとうございます。例えばアスベストやタービン制御油などにりん酸トリスなどは使用されていたのでしょうか。

東京電力松本氏:アスベストは発電所の中では使っています。ただ、今まで建物の解体等で問題になっている吹付け型のアスベストではありません。 いわゆる保温材のなんと言いますか、整形加工をした物の中に金属容器の中に入れる形で使ったり、弁ですとかポンプのフランジの所にパッキンという形でつかっておりますので、今回は建屋の爆発がありましたけれども、こういった吹付け型のアスベストが飛散したものはなかったと思っております。 それから4号機の使用済燃料プールのカバーの建設工事でいいですか。

おしどりマコ:いやあの、ではタービン制御油のりん酸トリスの件は。

東京電力松本氏:添加物についてはちょっと確認します。 こちらはいわゆるあの、石油会社さんからタービン潤滑油という形で購入したものをそのまま使っておりますので、その成分を確認させて下さい。 それから、4号機の資料済み燃料プールに関しましては、使用済燃料の取り出しを来年12月に開始する事で現在、全体の工程を進めています。 であの、ご質問に有りました通り、現在カバーを取り付けるための土台の、地盤改良工事をやっておりまして、4号機の南側、それから西側のエリアが作業エリアという形になっています。建物そのものはいわゆる鉄骨建方には入っていませんけれども、来年の夏から秋にかけては鉄骨建方等が終わる予定です。

おしどりマコ:ありがとうございます。 あっ、冒頭の菊池先生の回答もありがとうございました。 その使用済燃料棒をそれ以降取り出す見込みは、まだ具体的なやり方などは決まっていないという事でしょうか。

東京電力松本氏:はい、具体的なやり方そのものは特に特殊なやり方を考えている訳ではございません。 来年の12月に取り出しを開始しますけども、それまでの間にまあ、外側といたしましては先ほど申し上げた、建物のカバーを取り付ける工事がひとつあります。 もう一つは、内側の問題としては、いわゆる爆発の際に瓦礫等がプールの中に落ちておりますので、その取り出しの工程にあわせて使用済燃料プールの燃料集合体の上にかぶさっている鉄板ですとか、細かい砂というか泥といった物が溜まっておりますが、それを水中掃除機のようなもので吸い取って綺麗にしておく、ということが必要になります。 で、それが出来た後はですね、通常のやり方と同様に、先ず移送用のキャスクをプールの中に沈めて、その水中の中に使用済み燃料を30体程度入れて、蓋を閉めてその、キャスクを釣り上げて、建物の外に下ろすという、ある意味普通のやり方で取り出す予定です。

おしどりマコ:わかりました。ありがとうございます。


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