3号機の格納容器から気体から漏れていることはマコちゃんが引き出しましてん

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7月25日には、月に1回の「中長期ロードマップの進捗状況について」の臨時会見がありましてん!

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おしどりマコ

たくさん質問がありますので回答は端的にお願いします。

まず、3号機のオペフロ周辺の湯気についてなんですが、これは、13ページ14ページのところですが、 14ページの湯気発生源の推定であるようにPCVのリークや、PCVから放出された放射性物質による発熱だとどれくらいの線量になると予想されてるのでしょうか。BGが高い状況で、判断はつくのですか。

 

 

東京電力尾野氏

今非常にバックグラウンドは高いですから、直接の雰囲気線量で、見ているということでは判断がつかないというふうに思っております。

これは昨日申し上げた通りです。

 

 

おしどりマコ

ダストサンプリングで。

 

 

東京電力尾野氏

ですからダストサンプリングが重要かと思っております。

 

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おしどりマコ

これは、ダストサンプリングは主要3核種以外はどうしているかというご回答を頂けますでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね、現場の方確認させていただいているところですが、これも昨日申し上げた通りですが、ゲルマニウム検出器で測っていれば、他のものでも特徴的なものがあればわかると思います。

これは確認ができたところで海外させていただきます。

 

 

おしどりマコ

ですよね、わかりました。

では13ページの上の図についてですが、このオペフロのシールドプラグの周辺の雰囲気線量で、シールドプラグが3つの部分に分かれているということで、この6~15のラインは継ぎ目の一つですか。

 

 

東京電力尾野氏

そうです。

 

おしどりマコ

では、クレーンガーターと重なっていますが7~14のラインも継ぎ目の一つですか。

 

 

東京電力尾野氏

ここは、厳密に言うとちょっとずれてるのではないかと思いますが、近いところと思っていただいて良いかと思います。

 

 

おしどりマコ

なるほど、ではですねこの、毎時1sV以上の線量が高いところは、このシールドプラグの継ぎ目のラインにちょうど重なっているということはどう評価されますか。

 

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東京電力尾野氏

この測定で、様々なところで高い線量が出てますので、これがどうのというふうにダイレクトに因果関係を申し上げるのはちょっと難しいかと思いますが、発災直後の状況など、私どもそう考えておりますけども、格納容器の中で非常に圧力が高まった、で蒸気や水素がたくさん溜まったと、いう時に、それがどういう経路で建屋側に出てきたのであろうかということの1つの経路として、格納容器の方のフランジ面というところは、可能性の高い場所の1つという風に申し上げていました。

それから、格納容器の中で、たくさん蒸気が発生してるような爆発があった直後のような時ございますけれども、こうしたシールドプラグの付近から蒸気が出てる、ということも映像的にみてございますので、ですからこうした隙間というのが、かつて蒸気の通り道であったということは想像にかたくないというふうに思ってございます。

ですから、その関係で継ぎ目の部分というのは、通ったあとでしょうから、その当時よごれがついたという事は、あっておかしくないことというふうに思います。

ただ、この辺全体が瓦礫に埋まった中で、蒸気が出たり汚れたりしておりますから、それが最終的にどういうつけ方になっているのかというところまで、判断していくというのはちょっと難しいかなと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

すいません、確認ですが、爆発直後はこの3号機のシールドプラグの継ぎ目の付近から蒸気が出ていたということなんですね。

 

 

東京電力尾野氏

そーゆーようなことが映像的に見えております。

 

 

おしどりマコ

分りました、その頃非常に高い線量だったと思いますが、何かロボットなどでこの辺の線量を測ったというデータは無いのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

特にございません。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

で、事故以前はこのシールドプラグの継ぎ目の付近だけ線量が高くなるような事はあったのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

事故以前というのは、この場所はよくお客様のご案内をしていた場所でございますので、ですから、お客様のご案内の関係で、ようは「ここの場所の線量はいくつです」というような表示器と測定器を常時置いていて、ご覧いただいたりして、私もご案内によく行きましたけどあまり高くない場所です。

 

 

おしどりマコ

高くない場所。

ありあとございます、高くない場所ということで、その付近と継ぎ目で線量の差はないということですか。

確認ですが。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね、スミア試験といってこすりながら汚れを探すというような定期検査が終わった後除染をしてそういうことしますけれども、特にここだけ高いということはございません。

 

 

おしどりマコ

なるほど、スミアでも継ぎ目が汚れていることはないということですね。

 

 

東京電力尾野氏

格納容器につきましても、要は、密閉性の確認試験などもしてございますし、通常の事故前の格納容器というのは、常時風圧寄りになるようにしてますから、そういう意味でもう特に継ぎ目だからということはございません。

 

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おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

では、2号機建屋付近の地下水観測孔の汚染についてですが、85ページ、86ページの辺りで、昨日ご回答頂きましたが、すみません2011年6月2日の詳細図も見ましたが、これはスクリーン操作室の電線管路とは全く別のものなのですね。

昨日ご回答いただいたのですが「スクリーンポンプ室」ではなく「スクリーン操作室」への配管です。

で、この立坑ピット閉塞状況の行程表も全て見ましたが、1、2号の間のスクリーン操作室配管管路の閉塞は行われていないのです。

3、4号内では行われておりました。

この85と86ページを見ていただくと分かると思うのですが、初収録ページのさんの上のところは、スクリーンとスクリーンの間にペケ印がありますが、 85ページのところはスクリードスクリーンの間にはペケ印はありません。

この、1、2号の間の配管についてどうなっているのかというのを質問しているのですね。

で、昨日も今日も尾野さんが仰った通り、この付近のトレンチや配管が地下水観測孔1-3や1の汚染に寄与しているかもしれませんので、配管図やきちんとOPも記入したものなどを公表していたけないでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

ご質問は85ページの2号関係、そちらの方で、護岸よりによっている、 、 。

 

 

おしどりマコ

そうです。

海と平行して走っている配管です。

ピットAから下に伸びている配管です、スクリーン捜査室まで。

 

 

東京電力尾野氏

昨日ご説明した通りだとは思うのですが、そうしたお話であれば確認いたします。

 

 

おしどりマコ

はい、昨日のご説明ではスクリーンポンプ室のピットの閉塞と、 2011年6月2日に載っている配管図はスクリーン操作室の配管では位置的に違いますので、この辺りの配管図を公表してほしいという要望です。

OPも含めた。

 

東京電力尾野氏

今ご覧になっているスクリーン操作室の配管というのはどの資料でしょうか。

 

 

おしどりマコ

2011年に出ている2号機関連の資料にはすべてピットAから北に延びているものがついているのですね、上から見た図、横から見た図などについております。

あとで、ご紹介しますが、保安院の地図や東京電力の地図にもついておりますので。

よろしくお願いします。

 

東京電力尾野氏

ちょっと、確認をさせていただきたいと思います。

 

 

おしどりマコ

はい。

 

東京電力尾野氏

あの、昨日発表させていただいた通りと思いますが、確認させて頂きだと思います。

 

 

おしどりマコ

はい、配管図とOPの公表お願いします。

で、70ページに戻るのですが、下の部分の専門家からの主な意見というところで、地下水中の核種の挙動の把握のためにフィルター径を変えてろ過し、流系、イオン、コロイド粒子を確認するということで、これは、やはり0.45のメンブレンフィルターでは細かい、ということで大きい径のものでもろ過いていく、ということですか。

 

東京電力尾野氏

具体的にどういう事を考えてるか、という事に関しては検討の中で決まって行くのではないかと思いますが、小さい側をみるということに意味があるのではないかというような意見も有りますのでここは最終的にどうなるか議論の結果かと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

では、東京電力のホームページに載っている、地下水バイパスについてのQ&A7月22日に掲載の分(http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/info/13072201-j.html)なんですが、ここの回答に「海への到達は約200年‥」という数字がでてますが、これは以前東京電力から、電中研が出した評価として、10から10の2乗年という事が出ていましたが、200年という評価は、どのようにして出されたのでしょうか。

 

東京電力尾野氏

今手元に資料がございませんから、確認してから回答させていただいてもよろしいですか。

 

おしどりマコ

わかりました、もう一つのQ&Aで「汲み上げる地下水に含まれる放射性物質は東京電力ではなく、第三者機関で測定し、適切に公表していくべきではないか」という質問に、「第三者機関においても測定を実施していただいております。」という回答ですが、この第三者機関の名前は公表されないのですか、毎回。

何処に依頼してるのか、など。

環境総合テクノスなど。

 

 

東京電力尾野氏

以来先につきましては、個別にこれまでご質問いただ折などにご案内いたしております。

 

おしどりマコ

あの、漁連などへの説明会の資料に第三者機関としてしか掲載されず、その機関名、分析センター名が載っていないという事についてです。

まぁ、質問をしましたらご回答をいただけるのですが。

 

 

東京電力尾野氏

これは、第三者機関ということで、多くくりな表現かもしれませんけれどもわかりやすく書いているのではないかと思います。

 

 

おしどりマコ

これは、住民の方々への説明会の資料には分析センター名は載せないのでしょうか。

「第三者機関」という表記しか見たことがありませんが。

 

東京電力尾野氏

そうですか。

 

 

おしどりマコ

はい。

 

 

東京電力尾野氏

まぁ、ご説明の資料ということでございますれば、ある一定程度の、分量やあるいはわかりやすさやシンプルさというのも必要かと思いますので、コンセンサスした形で資料は作っているのではないかと理解してます。

 

おしどりマコ

わかりました。

えー、では71ページの、今後の検証の進め方、で「海水濃度の変動について」なんですが「港湾内の濃度変動について収支バランスを下に評価」これが8月めどで、港湾内の流動解析の実施の検討が9月めど、ということになっているのですが、これは、 2年前に超高濃度の汚染水を海洋に、港湾内に漏えいした時から、この港湾内の流動解析というのはやっておられなかったのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

港湾内の流動解析と云うのは、なかなか難しい仕事だそうでございまして、そうしたことも含めて検討しているところでございます。

 

 

おしどりマコ

それは2年ずっとやってきて9月に出るということなのか、指示を受けて数ヶ月出てるということなのかどちらなんでしょうか。

 

東京電力尾野氏

今回の出来事の評価のための解析というふうに聞いております。

 

 

おしどりマコ

そうですね。

では、2年前の漏洩に関しての評価は特に取り込まれなかったのか、難しいからやらなかったのか、少し評価をしていたのかどちらですか。

 

 

東京電力尾野氏

ちょっと確認をさせていただきたいと思います。

 

おしどりマコ

わかりました、よろしくお願いします。

 

 

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