2013年4月アーカイブ

 

DSC03408.JPG1回目の質疑           
おしどりマコ
時系列を見ますと、水位の低下が3月2日と4月7日を比べると、95%?94.5%になっていますが、これは、満水の時のこの程度減ったと云う事で1万4千トンの0.005と云う事で、70トン減った、と考えていいのでしょうか。


東京電力:尾野氏
これはですね、水位計の%表示が、この桁まで綿密な意味で精度があるか、と云うような所では若干、をこれだけで判断するのは難しいかなと云う風に思ってる所でございます。


おしどりマコ
わかりました、でも蓋がされているのであまり蒸発の程度は考えなくていいかと思うのですが。ではこの、0.5%減ったと云うのはどのようにお考えなのでしょうか。
誤差の範囲内ですか。

東京電力:尾野氏
これは、測定系の誤差の可能性もありますし、或いは何らかの体積減少があったと云う事かもしれませんが、この数字を診ただけでそれだけ現実に体積減少してると云う風に判断するには、この計器は粗いと思っております。


おしどりマコ
わかりました、ベントナイト遮水シートは各会社の物によって違いますが、1グラムで10~14?吸水したり、自重の400倍吸水したりと云う事になっておりますが、大体ここで使っておりますベントナイト遮水シートはどの程度吸水するか概算は出ているのでしょうか。


東京電力:尾野氏
ベントナイトシートのスペックの詳細は確認させて頂ければと思います。

DSC03414.JPG おしどりマコ
わかりました、ではこの貯水槽1番2番の造りは同じなのでしょうか。


東京電力:尾野氏
基本、貯水槽の造りは同じでございます。


おしどりマコ
全く同じ、同じ問題が出てくると云う可能性もある、と云う事ですね。


東京電力:尾野氏
それはあの、完全に無いと云う事を否定する事というのは出来ないと思っております。


おしどりマコ
わかりました、去年の9月の地下貯水槽の強度評価、耐震性評価を見ますと地震力が作用した場合の止水シートの発生歪み量等を調べておられますが、シートの継ぎ目の地震力が発生した場合の強度などは調べておられたのでしょうか。


東京電力:尾野氏
シートその物に対する発生応力と云うような事で評価をしてるのかと思いますが、これは継ぎ目部分と云う所に特化しての評価にはなってないかと思います。
代表としてシートの通常部分について評価していると云う事だとおもいます。


おしどりマコ
わかりました、シートの評価はもう十分強かったのですが、シートの継ぎ目は評価はしていなかった、と云う事ですね。


東京電力:尾野氏
シートの継ぎ目に関しては継ぎ目の次ぎ方、それから継いだ場所と云うのが、十分しっかりと付いているかと云う事の確認はしてございますが、結果として今漏洩をしているであろうと云う風に考えてますので、何らかの漏洩経路があろうと云う風に思っております。
そう云う事からいいまして可能性の一つとしてシートの継ぎ目と云うのはあり得るだろうと意味で申し上げました次第です。


おしどりマコ
わかりました、シートの継ぎ方はしっかりしてあったと云う事で。
すいません、確認ですが、この去年9月の耐震性評価を出した時にシートの継ぎ方による耐震性評価は出してなかったと云う事ですね。

DSC03421.JPG 東京電力:尾野氏
確認はさせて頂きますが、そのような出し方はしてなかったという風に記憶してございます。


おしどりマコ
わかりました、ここの水の放射能濃度が、放射能濃度測定結果の8番に近いと云う事で、では、同程度アンチモンやトリチウムも含まれている可能性はあると云う事でしょうか。


東京電力:尾野氏
これはあの、中身は詳細な分析はしておりませんので具体的にどうであるかと、云う事は、厳密な意味では今申し上げる事はできませんが、単純に同じ様な割合で出てると云う風に考えればおおよその見方としては、比率で診て頂ければと思います。


おしどりマコ
わかりました、この漏洩検知孔の機能の所ですが、現在はまだ水が漏洩して布を駆け上がっている状況ではないということですね。


東京電力:尾野氏
そこは何とも言えないかとおもっております。


おしどりマコ
駆け上がってる、上まで同じ様にひたひたになってると云う事ですか。


東京電力:尾野氏
それも可能性としてはあると思います。
というのは内外の水圧が同じになる所までバランスしますから、そこまでは上がっていくと云う事もあろうかと思います。

DSC03424.JPG おしどりマコ
わかりました。
では、この貯水槽が現段階で地震や天候などの影響を受ける可能性はありますか。


東京電力:尾野氏
これは、地震や天候というのでま、どういうモードを考えるかと云う事にもよろうかと思いますけれども、今の時点において特に地震や他の天候要因があったとしてもこれまでの状況と変わると云う事ではないと思います。


おしどりマコ
わかりました、週末に来る爆弾低気圧や地震などのスロッシングの影響を受けるかと云う事です。


東京電力:尾野氏
スロッシング等の影響と云う事で言うと、シートの状態と云うよりは貯水されてる水全体の動きの話でございますので、これは今回の事象とかかわらず影響は変わらないと云う風に思ってございます。
それから、今週末、雨が異常に降るという予報でございますけれども、雨水の流入と云う事に関してはそう云った事が無いように元々の作りで対応してますのでそちらについては今回の事は直接の影響はないと思っております。


おしどりマコ
ベントナイトの吸水量と、、吸水量によってその漏洩が、貯水槽1に移すまで間に合うかどうかだと思いますので、できればベントナイト遮水シートの吸水量をお調べして教えて頂けたらと思います、宜しくお願いいたします。

東京電力:尾野氏
ベントナイトのスペックについては、改めて確認させていただきたいと思います。
それから、ベントナイト層のの遮水効果で内部の水が保持されると云う事で、水をキープをしていくと、バリアをしていくということでございます。
ベントナイト層に吸収させる事をもって内部容量全てを漏洩させないと云う機能ではありませんのでまあそう云う意味では、いずれにしても早く移送を完遂するという所ががポイントかと思いますが、まずはある意味で支障が生じている貯水槽の2からできるだけスピーディーに隣の貯水槽の方に移したいと云う事でまずはそちらを急ぎたいと思っております。



おしどりマコ
わかりました、今の所、移送するスケジュールというのはまだ決まってはないのでしょうか。


東京電力:尾野氏
あの、準備を進めてる所でございますので、整い次第移送は開始したいと思います。
それから現状、ポンプの移送量と云うのは先ほど申しましたが、毎時40トン位ですが、追設などをする事でより早く移送が完了すると云う事ができないかと云う事も合わせても検討しています。

おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。


2回目の質疑                
おしどりマコ
遮水シートとベントナイトシートの接合部はどのように継いであるのでしょうか。遮水テープですか、熱融着でしょうか。


東京電力:尾野氏
まず、ベントナイトシートの継ぎ目があるかないかと云う事をご質問頂いてたかと思います。順を追ってご説明、ご回答したいと思います。まず、継ぎ目はございます。
その継ぎ目部分は重ねて接着すると云うタイプをとっております。シートの端と端を重ねて接着すると云う事です。


おしどりマコ
すいません、その接着はテープなのか、熱融着なのか、と云う事です。

DSC03435.JPG 東京電力:尾野氏
接着の方法に関するご質問ですか。これは確認させていただきたいと思います。
それから、継ぎ目自身は接着した状態でも、継ぎ目がない場所と同等の遮水性があるような接着方法と云う事でございます。それから、ベントナイトシートとポリエチレンシートを使った3層構造についての理由と云う事でございますが、ポリエチレンシートは主に中からの外に向かっての漏洩と云う物を防止すると云う意味でそちらを主眼とした意味をもっております。、
ベントナイトシートは外の地下水が内側へ向かって進む、というような事をに対するバリアと云う事を主眼としてつくっていると云う事ですので、いずれにしても水を遮水すると云うバリアの機能を果たしているのですがまあ主に一番外側に付けてるベントナイトシートは外から内への移送を止める、と云う事を念頭にしておりまして、ポリエチレンシートの方は内側から外への移送と云う事を防止していると云う様な狙いでございます。
それから、水位計もご説明でありましたが、5日時点では水位が97.3と云う様な事だそうです。これが95から0.7の差と云う事になる訳でございますけれども、先ほど申し上げた通りこの水位計自身の精度と云う事でこれをもってして、これが漏洩と断定するには荒い物であろうと思ってございますが、仮にこの0.7%が1300トンに対して、比率と云う事で考えると、ざっくり100トン程度と云う様な数字にはなろうかとおもいます。
地下貯槽の下の土と云う事ですけれども、万一と云う事ではないんですけれども、地下貯槽の下の地面というのは土壌改良しておりまして、水の透湿性と云う様なものが、通りにくくなるような土壌改良を行っていると云う様な事です。
したがいましてベントナイト層の外側に出た物が、直ちに地下水に混水していくかというと通常の土壌よりは流れにくい造りになっていると云う事でございます。
幾つか頂いている質問の回答も含めてご説明させていただきました。


おしどりマコ
あのー、ポリエチレンシートの接合部はどのようになっているのでしょうか。


東京電力:尾野氏
接合部分の状況につきましては、細かいご質問かと思いますので確認さしていただいた上でお答えさして頂ければと思います。

DSC03419.JPG おしどりマコ
わかりました、この接合部の検査は去年の9月の資料を見ますと「廃棄物最終処分場の管理容量に基づいて加圧検査」のみをされてるのですが、同時にこの時他の部分の検査は全部耐震BクラスSクラスの検査が行われており、このシートの接合部の部分だけ「廃棄物最終処分場の管理容量に基づく検査」だけになっているのですが、何故接合部に通常の原子炉設備の耐震設計の検査がされていなかったのかというのも教えて頂きたいのですが。


東京電力:尾野氏
先ほどご質問に在った事と関連してるのかと思うのですが、シート自身はそもそもそれ自身が強度部材と云う事で強度を持たせて構造を保ってると、云う様なものではございません。
地盤の方を層の形に作りこんだ上にひいていると云う物ですので、そう云った物ですから、耐震強度で評価している、と云う事はございません。


おしどりマコ
わかりました、非遮水地に傾斜があると、継ぎ目にシートのずれが生じやすくなるのは良くある事ですが、放射性物質を含んだ水の遮水壁でも「耐震の検査をしなくていい」と云う判断をされていたのでしょうか。


東京電力:尾野氏
そのような考えでございました。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。

DSC03444.JPG













午前4時にも関わらづ取材は続きましてん!!
 

急いで移送は進んでいるようです、これ以上漏れ出さないうちに...
そして貯水槽?だけでなく、貯水槽?も使うのね!


(東京電力からのメール、16:11)

 

─────────────────────────────────────
              東京電力からのご連絡
─────────────────────────────────────

報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいただ
いた方にお知らせしています。

○昨日(4月5日)お知らせいたしました、地下貯水槽No.2における漏えいについ
 ての続報です。

○地下貯水槽No.2に貯水してある水を、本設ポンプ1台、仮設ポンプ4台にて地下
 貯水槽No.1へ移送していますが、本設設備による移送を地下貯水槽No.6へ切り替
 えるため、午後3時33分に地下貯水槽No.1への移送を停止しました。なお、仮設
 ポンプによる地下貯水槽No.1への移送は継続しております。

○移送停止後の状況については、パトロールを行い、漏えいなどの異常がないこと
 を確認しました。

○準備が整い次第、地下貯水槽No.6への移送を開始します。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

------------------------------------------------------------------------
【お知らせ済み】

○地下貯水槽No.2に貯水してある水を、本設ポンプ1台、仮設ポンプ4台にて地下
 貯水槽No.1へ移送していますが、本設設備による移送を地下貯水槽No.6へ切り替
 えるため、本設設備による移送を一時停止いたします。なお、仮設ポンプによる
 地下貯水槽No.1への移送は継続いたします。

○また、地下貯水槽No.2から地下貯水槽No.1への移送については、仮設ポンプ4台
 (それぞれ約30m3/h×2台、約48m3/h、約60m3/h)で約10,000m3の移送を行うこ
 ととしており、移送日数は約2.5日を予定しております。

○1台ある本設ポンプ(約40m3/h)による移送については、地下貯水槽No.2から地
下貯水槽No.6へ約3,000m3の移送を行うこととしており、移送日数は約3.1日を予
定しております。

○移送については並行して行うことから、移送日数は約3.1日を予定しております。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

------------------------------------------------------------------------
【お知らせ済み】

○地下貯水槽No.2に貯水してある水について、仮設ポンプ1台(約30m3/h)を追加
 するため、本設ポンプ1台を除く仮設ポンプ3台の運転を一時停止しましたが、
 その後、追加したポンプの仮設移送配管に異常がないことから、午後0時52分に
 地下貯水槽No.2から地下貯水槽No.1への移送を開始しました。

○移送状況については、午後0時55分にパトロールを行い、漏えいなどの異常がな
 いことを確認しました。

○また、先に停止した仮設ポンプ3台については、午後0時57分に地下貯水槽No.2
 から地下貯水槽No.1への移送を開始し、移送状況については午後0時58分にパト
 ロールを行い、漏えいなどの異常がないことを確認しました。

○なお、仮設ポンプ3台のポンプ流量について、誤りがございましたので、お詫び
 して訂正させていただきます。

(誤)追加した仮設ポンプ3台のポンプ流量:約20.8m3/h
(正)追加した仮設ポンプ3台のポンプ流量:約30m3/h、約60m3/h、約48m3/h

○移送日数については、現在検討しております。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

------------------------------------------------------------------------
【お知らせ済み】

○本日(4月6日)午前9時38分から、地下貯水槽No.2に貯水してある水について、
 仮設ポンプ3台を追加し、地下貯水槽No.1への移送を行っておりましたが、さら
 に、仮設ポンプ1台を追加するため、現在移送を行っている本設ポンプ1台を除
 く仮設ポンプ3台の運転を、午後0時27分、一時停止いたしました。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

------------------------------------------------------------------------
【お知らせ済み】

○本日(4月6日)午前5時43分から、地下貯水槽No.2に貯水してある水について、
 地下貯水槽No.1への移送を開始しましたが、さらに、仮設ポンプ3台を追加し、
 仮設移送ラインに異常がないことから、午前9時38分、地下貯水槽No.2から地下
 貯水槽No.1への移送を開始しました。

○なお、移送状況については、午前9時41分にパトロールを行い、漏えいなどの異
 常がないことを確認しました。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

------------------------------------------------------------------------
【お知らせ済み】

○4月6日午前5時43分、地下貯水槽No.2に貯水してある水について、地下貯水槽
 No.1への移送を開始しましたが、さらに、仮設ポンプ3台を追加し、準備が整い
 次第、地下貯水槽No.2から地下貯水槽No.1に移送を開始する予定としております。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

------------------------------------------------------------------------
【お知らせ済み】

○4月6日午前5時43分、地下貯水槽No.2に貯水してある水について、地下貯水槽
 No.1への移送を開始しました。

○移送ラインについては、午前5時43分に現場確認を実施し、漏えい等の異常がな
 いことを確認しております。

○また、本件については、漏えい量が約120m3、全γ放射能濃度が約1.5×10^0Bq/cm3、
 全β放射能濃度が約5.9×10^3Bq/cm3であったことから、漏えいしたγ線放射能量
 が約1.8×10^8Bq、β線放射能量が約7.1×10^11Bqと推定しておりますが、詳細に
 ついては調査を行っております。

○そのため、管理対象区域で発生しておりますが、4月6日午前5時10分に実用発
 電用原子炉の設置、運転等に関する規則第19条の17の十号である「原子炉施設の
 故障その他不測の事態が生じたことにより、核燃料物質等が管理区域内で漏えい
 したとき。」を準用できると判断いたしました。

○よって、本件については、福島第一原子力発電所原子炉施設保安規定第168条(報告)
 に基づき報告を行うものです。

<臨時会見開催のご案内>
○4月6日午前10時から、本店本館3階大会議室にて臨時会見を開催し、4月5日
 に発生した福島第一原子力発電所における地下貯水槽No.2からの水漏れについて、
 現状をご説明させていただきます。

○福島広報部においても、同日午前10時から臨時会見を開催し、ご説明させていた
 だきます。

----------------------------------------------------------------------
 ・開催日時:平成25年4月6日午前10時?
 ・開催場所:本店3階大会議室(受付は午前9時30分から)
       福島では福島県庁本庁舎2階福島県政記者クラブ内会見場
----------------------------------------------------------------------

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

------------------------------------------------------------------------
【お知らせ済み】

○地下貯水槽No.2に貯水してある水を、準備ができ次第地下貯水槽No.1に移送する
 ことを計画しております。

○現在、地下貯水槽No.2(容量:約14,000m3)に、約13,000m3(運用上の上限値)
 は貯水しており、まずは、空の状態である地下貯水槽No.1(容量:約13,000m3)
 に約11,500m3(運用上の上限値)移送します。

○なお、付近に排水溝がないことから、海への流出の可能性はないと考えておりま
 す。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

------------------------------------------------------------------------
【お知らせ済み】

○4月3日に発電所構内に設置した地下貯水槽No.2において、貯水槽の内側に設置
 された防水シート(地下貯水槽は3重シート構造となっている)の貯水槽の一番
 外側のシート(ベントナイトシート)と地盤の間にたまっていた水を分析した結
 果、10^1Bq/cm3オーダーの放射能が検出されました。

○そのため、4月5日、一番外側のシート(ベントナイトシート)と内側のシート
 (2重遮水シート)の間にたまっている水の分析を行ったところ、放射能が検出
 され、検出された放射能濃度は、約6.0×10^3Bq/cm3です。

○4月6日、再度当該箇所の水の分析を行います。

○現在、詳細調査中です。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

以 上



 


マガジン9に記事を送ったので、更新されたらご覧になってね!
編集さま、いつも突然でごめんなさい!

(東電からのメール、6:26)

─────────────────────────────────────
              東京電力からのご連絡
─────────────────────────────────────

報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいただ
いた方にお知らせしています。

○昨日(4月5日)お知らせいたしました、地下貯水槽No.2における漏えいについ
 ての続報です。

○4月6日午前5時43分、地下貯水槽No.2に貯水してある水について、地下貯水槽
 No.1への移送を開始しました。

○移送ラインについては、午前5時43分に現場確認を実施し、漏えい等の異常がな
 いことを確認しております。

○また、本件については、漏えい量が約120m3、放射能濃度が約1.5×10^0Bq/cm3で
 あったことから、漏えいした全放射能量は約1.8×10^8Bqと判断しました。

○そのため、4月6日午前5時10分に実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規
 則第19条の17の十号である「原子炉施設の故障その他不測の事態が生じたことに
 より、核燃料物質等が管理区域内で漏えいしたとき。」にあたると判断いたしま
 した。

○なお、本件については、福島第一原子力発電所原子炉施設保安規定第168条(報告)
 に基づき報告を行うものです。


<臨時会見開催のご案内>
○4月6日午前10時から、本店本館3階大会議室にて臨時会見を開催し、4月5日
 に発生した福島第一原子力発電所における地下貯水槽No.2からの水漏れについて、
 現状をご説明させていただきます。

○福島広報部においても、同日午前10時から臨時会見を開催し、ご説明させていた
 だきます。

----------------------------------------------------------------------
 ・開催日時:平成25年4月6日午前10時?
 ・開催場所:本店3階大会議室(受付は午前9時30分から)
       福島では福島県庁本庁舎2階福島県政記者クラブ内会見場
----------------------------------------------------------------------

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

------------------------------------------------------------------------
【お知らせ済み】

○地下貯水槽No.2に貯水してある水を、準備ができ次第地下貯水槽No.1に移送する
 ことを計画しております。

○現在、地下貯水槽No.2(容量:約14,000m3)に、約13,000m3(運用上の上限値)
 は貯水しており、まずは、空の状態である地下貯水槽No.1(容量:約13,000m3)
 に約11,500m3(運用上の上限値)移送します。

○なお、付近に排水溝がないことから、海への流出の可能性はないと考えておりま
 す。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

------------------------------------------------------------------------
【お知らせ済み】

○4月3日に発電所構内に設置した地下貯水槽No.2において、貯水槽の内側に設置
 された防水シート(地下貯水槽は3重シート構造となっている)の貯水槽の一番
 外側のシート(ベントナイトシート)と地盤の間にたまっていた水を分析した結
 果、10^1Bq/cm3オーダーの放射能が検出されました。

○そのため、4月5日、一番外側のシート(ベントナイトシート)と内側のシート
 (2重遮水シート)の間にたまっている水の分析を行ったところ、放射能が検出
 され、検出された放射能濃度は、約6.0×10^3Bq/cm3です。

○4月6日、再度当該箇所の水の分析を行います。

○現在、詳細調査中です。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

以 上



 


午前1時半から臨時会見のため、ただいま東京電力で待機中。

(東京電力からのメール23:55)

─────────────────────────────────────
              東京電力からのご連絡
─────────────────────────────────────

報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいただ
いた方にお知らせしています。


○4月3日に発電所構内に設置した地下貯水槽No.2において、貯水槽の内側に設置
 された防水シート(地下貯水槽は3重シート構造となっている)の貯水槽の一番
 外側のシート(ベントナイトシート)と地盤の間にたまっていた水を分析した結
 果、10^1Bq/cm3オーダーの放射能が検出されました。

○そのため、本日(4月5日)、一番外側のシート(ベントナイトシート)と内側
 のシート(2重遮水シート)の間にたまっている水の分析を行ったところ、放射
 能が検出され、検出された放射能濃度は、約6.0×10^3Bq/cm3です。

○明日(4月6日)、再度当該箇所の水の分析を行います。

○現在、詳細調査中です。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。


以 上



 


(東京電力からのメール、16:46)

 

────────────────────────────────────
             東京電力からのご連絡
────────────────────────────────────

報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。

○本日(4月5日)お知らせいたしました福島第一原子力発電所3号機使用済
 燃料プール代替冷却システムの停止に関して、続報がありましたので、
 お知らせいたします。

○原因については、当該動力盤の小動物侵入防止対策工事(侵入防止網の設置)
 を行っていたことから、工事中に地絡を起こした可能性が高いと思われます。
 詳細については、引き続き、調査してまいります。

○本日午後3時50分から午後4時にかけて、影響を受けた電源設備の絶縁抵抗
 測定を実施し、異常のないことを確認したことから、午後4時16分に運転再開に
 向けた操作を開始いたしました。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。


------------------------------------------------------------------------
【お知らせ済み】

○本日お知らせいたしました福島第一原子力発電所3号機使用済燃料プール
 代替冷却システムの停止に関して、訂正および続報がありましたので、
 お知らせいたします。

○停止している3号機使用済燃料プール代替冷却システムについては、
 本日(4月5日)中に、復旧する見込みです。

○現場において、代替冷却システムの停止状態を確認したところ、
 漏えい等の異常は確認されませんでした。

○原因については、現在確認中です。

○なお、本日(4月5日)午後2時時点の3号機使用済燃料プールの
 水温は15.1℃であり、使用済燃料プール水の温度が保安規定上の
 管理温度の上限である65℃に達するまで、約2週間と予測しています。

○また、先ほどお知らせいたしましたプール水の温度上昇率の値に
 誤りがありましたので、以下の通り、訂正いたします。

(正)温度上昇率は、4月5日時点で約0.145℃/h(参考値)と評価。
(誤)温度上昇率は、4月4日時点で約0.144℃/h(参考値)と評価。


?????????????????????????????????????
【お知らせ済み】

○本日4月5日午後2時27分頃、電源関係の動力盤故障警報が発生し、3号機使
 用済燃料プール代替冷却システムが停止していることを確認しました。

○現在、現場の状況を確認しているところです。

○本日(4月5日)午後2時時点の3号機使用済燃料プールの水温は15.1℃です。
 ※温度上昇率は、4月4日時点で約0.144℃/h(参考値)と評価。

○現時点で、モニタリングポストの値に変動はございません。

○本件について新たな状況が判明次第、お知らせ致します。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

                                 以 上 

 

前の5件 1  2  3  4  5

最近のコメント